平成 29 年度 砺波市当初予算の骨子 国は、「経済・財政再生計画」の2年目として、一億総活躍社会を実現し、成長と分配 の好循環を強化する「経済再生」と、一般歳出の伸びの抑制や国債発行額の縮減による 「財政健全化」の両立の実現に向けた予算を編成した。 このような中で、本市は、新年度が 10 年先を見据えた「第 2 次砺波市総合計画」の スタートの年であることから、本市の将来像である「~庄川と散居が織りなす花と緑のまち~ もっと元気 ほっと安心 ずっと幸せ “やっぱり砺波”」の実現を目指し、その将来に向けての 第 1 歩となる諸施策を確実に実行するため、合併後の一般会計当初予算としては、今年 度に次ぐ 2 番目の規模となる 214 億 5 千万円の予算案を編成したところである。 特に、将来像の実現に向けて今後 5 年間で重点的に実施すべき人口減少対策、防災 対策、情報発信強化をはじめとする「10WAVE プロジェクト」については、88 事業を予算 化し、その波及効果も期待しながら事業の着実な進捗を図り、「選ばれるまち砺波」を目指 すものである。 なお、これまで「芽出し事業」として取り組んできた砺波市健康福祉施設「ゆずの郷 やま ぶき」と出町・南部の 2 つの認定こども園の大型建設事業が今年度でほぼ完了し、4月か ら新たに健康・福祉・交流拠点と更に充実した子育て環境を市民に提供するほか、新年 度に予定していた新砺波体育センター整備事業を国の平成 28 年度第 2 次補正予算に 基づき、今年度に前倒しして予算計上したこと等により、一般会計予算総額は今年度に 比べて減額となったものである。 新年度予算は、「第 2 次砺波市総合計画」の基本方針である ・基本方針1 ともに輝き支えあう ・基本方針2 なごやかな暮らしを育む 安心づくり ・基本方針3 みらいに活力をつなげる まちづくり ・共通方針 協働と持続可能な自治体経営 の確実な実施に向けて として編成したものである。 人づくり 第 2 次砺波市総合計画の 3 つの基本方針及び共通方針に則し、本市の将来像 の確実な実現を目指すものである。 WAVE 1 子育て応援プロジェクト WAVE 2 学びの充実と健康寿命延伸プロジェクト WAVE 3 三世代同居推進プロジェクト WAVE 4 魅力情報発信強化プロジェクト WAVE 5 地域包括ケア充実プロジェクト WAVE 6 防災力強化プロジェクト WAVE 7 公共施設等長寿命化・最適化プロジェクト WAVE 8 地域公共交通推進プロジェクト WAVE 9 チューリップ産業振興プロジェクト WAVE10 地域資源活用・農商工連携推進プロジェクト 出産・子育て支援 防災対策 三世代同居推進 地域包括ケア推進 観光推進 商工業振興 農業振興 (1)砺波型こども園改修事業(北部・太田こども園改修工事実施設計) (2)新砺波図書館整備事業(実施設計等) (3)デジタル MCA 防災行政無線の地区配備 (4)雨水幹線整備事業 (5)砺波駅前広場イメージアップ事業 (6)砺波チューリップ公園再整備事業(チューリップタワー基本設計) (7)デマンドタクシー導入実証運行調査事業 (8)チューリップ球根ネット栽培体系確立事業 (9)とやま呉西圏域連携事業 (1)砺波市健康福祉施設「ゆずの郷 やまぶき」のオープン(4 月) (2)(仮称)出町認定こども園・(仮称)南部地区認定こども園及び社会福祉法 人となみ中央福祉会が運営する(仮称)あぶらでん保育園の開園(4 月) (3)新砺波体育センター建設事業(国の第 2 次補正予算により 12 月補正予算対応) (4)庄南・庄東小学校グラウンド改修事業(国の第 2 次補正予算により 12 月補正予算対応)
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