CHEMOTHERAPY VOL.17NO.2 109 最 近 分 離 し た 各 種 病 原 細 菌 のDoxycyclineお よ び 他 のTetracycline剤 に対 す る感 受 性 につ い て 小酒井 望 猪狩 淳 順天堂 大学医学部臨床病理学教室 小 栗 豊 子 順天堂大学 医学部 附属順天堂医院 中央臨床検査室 1967年 後 半 か ら1968年3月 分 離 さ れ た 各 種 病 原 細 菌 類,す ンサ 球 菌,腸 大 腸 菌,ク 球 菌,黄 までに各種臨床材料か ら を用 い,液 体 培 地(Brainheartinfusion)を な わ ち 肺 炎 球 菌,溶 て,pHを6。5∼7.7の 色 ブ ド ウ 球 菌,ヘ レ ブ シ エ ラ.緑 膿 菌,各 血 レ モ ブ イ ー ル ス, 接 種 菌 量 を種 々 に変 え た場 合 につ い て,DOTCお TCの 種 嫌 気 性 菌 のDoxy- よび 最 小 発 育 阻 止 濃 度 が どの よ う に影 響 され るか を し らべ た 。 この 場 合 小 試 験 管 に種 々の 濃 度 に薬 剤 を含 ん だ cyciine(DOTC),Tetracycline(TC),Demethyl・ chlortetracycline(DMCT)な 使用 し 範 囲 で 種 々変 え た 場 合,お よ び 生物 培 地 を3mlず 質 に対 す る感 受性 を 測 定 した 。 ま た黄 色 ブ ドウ球 菌 を 用 infusion24時 間 培養 を 生 理 食 塩液 で 種 々 に稀 釈 した も い て,DOTCお の を0。1miず つ 加 え,37。C24時 のpHあ ら び に 他 の2,3抗 よ びTCの 最 小 発 育 阻 止 濃 度 が,培 地 つ 入 れ,そ 2実 1.実 験 材 料 お よ び 方法 各 種 臨床 材 料 か ら分 離 され た肺 炎 球 菌50株,溶 レンサ 球 菌84株,腸 球 菌27株,黄 ヘ モ フ ィー ル ス27株,大 株,緑 膿 菌35株,嫌 ッ クス5株,ペ 気 性 菌30株(ペ ェル シ ュ菌2株,無 血 イデ ス6株)のDOTC,TC,DMCT,そ a)肺 炎球 菌 最 も小 さ く,DMCTが な お2株 のTC剤 b)溶 クテ ロ 準 拠 し, 抗 生 物 質 の 濃 度 段 階 は100mcg 受 性,64株 球 菌 で は5%羊 剤 灌⊥ 2 - 1ゐ 1二llj 2 天 表2溶 %羊 脱 線 維 素 血 液 加Liverveal 寒 天 を 用 い,黄 燐 燃 焼 法 で 嫌 気 MIC 数 ≦0.1dO.20b。39b。7811.56i3.1316。25・12,525150;100>100 -li 9臼 1占 2 2 りδ ウ臼 ウ臼 ウ臼 0 ◎ 2 璽⊥ 9臼 ρ0 -占 7 2 嘩⊥ 1 26 6 9 TC 剤 4画 4 4 Ωり R ) 君U 間 後 に 行 なDOTC に黄 色 ブ ドウ球 菌1株 血 レ ンサ 球 菌 の 感 受 性 株 薬 的 に培 養 し,結 果 の判 定 は 好 気 {2}次 2gl・ ・56i3・ ・316・25【 ・2・5i2515・}…1>… 4 の 他 の 好 気DMCT を 用 い た。 ま た嫌 気 性菌 で は5 牲 菌 と異 な り48時 つた 。DMCT 斗78i・ 2 15 押◎ Qり ヨコ レー ト寒 天,そ 性 菌 で はHeartinfusion寒 ≦卿2・;・ ハU F◎ イ ール スで は上 記 を 加 熱 した チTC 順 で あ る。 MIC Qり () 5 天 ・ ヘ モ フDOTC 肺 炎球 菌 の場 合 と同 じ 炎球菌の感受性 株 数 脱線維素血 液加 Heartinfusion寒 受性 耐 性 と考 え られ る菌 株 が 多 数 認 め られ る。 表1肺 薬 のDMCT感 最 も小 さ く,DMCT,TCの ノmlか ら2倍 稀 釈 と した。 な お 肺 炎 球 菌,溶 血 レン サ球 菌,腸 これ につ い で い る。 ご と くで あ る。MICは くDOTCが TC剤 受性 血 レンサ 球 菌 は表2の 抗 生 物 質 に対 す る感 受性 を 測 定 した。 のDMCT感 耐 性 菌 と考 え られ る菌 が 検 出 され た。 84株 のDOTC,TC感 の他2,3 感 受 性 測 定 法 は 日本 化学 療 法 学 会 標 準 法1)に 受 性,35株 ごと くで あ る。 最 小 発 育 阻止 濃 度(MIC)は DOTCが イ ヨネ ラ5株,ウ 胞 子 グ ラ ム陽 性 球 菌4株,バ 種 病 原 細菌 の感 受 性 は表1の レブ シエ ラ32 プ トス トレ プ トコ プ トコ ック ス5株,ベ 験 結果 1)各 50株 のDOTC,TC感 色 ブ ドウ球 菌52株' 腸 菌57株,ク 間 後 に結 果 を 判 定 し た。 る い は接 種 菌 量 に よつ て ど の よ うに影 響 さ れ る か を実 験 した。 ω れ に被 検 菌 のBrainheart Ii 3051 4j112071 1211521 CHEMO了H罠RAPY 110 図1溶 血 レ ンサ 球 菌84株 に お け る DOTCとTC MAR.1969 図2黄 感受性 の相関 色 ブ ドウ球 菌52株 感 受 性 の相 関 肌c2ノ耀 1iI .- TC25i」 f 4 1 2 感1251] 椎313q[L L5e]2] 口 〉ゆ。! lllH 7 ii ll 口 { 一一 .編 鳳団 1き1 5i± 受粧 己 口 1 i {_1_ u i 〔コ1 口 i 17 1 馳 1 1 li 1 ≦OIO5αIDQ20Q39Q781.563136251252550100>100 DOTC感 な おDOTCとTC感 株 数 2515・{…>1・ ・ 騰 ・・2sl・2・5 ごと く 轟 蹴TCの1/2 7・ 2 4c)腸 3 り0 7・ ウ宮 球 菌1910 20327株 1 2 受性 の 相 関 を み る と,図1の MIC }27 7nc3/"t2 受 性 球菌 の感受性 ≦ ・・3gl・・7S1・ ・5613・ ・3 DMCT 1 [コ 「 1:量i 拠騨 表3腸 TC 1 1 [コ 1 含ll 臼H ≦0、05 口 i 1 口 DOTC徳 DOTC 口 ∫ 匪 融 ≦O.IOG20G39G78L563」36251252550100)IOO 剤 [コ G〔1 ≦・1・ 口1 薬 1 口 25μ 脇 ト3 G7811U5…[コ c2。1團 4 21 8 } 〔 コ 1 f 2[鎖 [ o 口 受a25[串 『タノ〃巫 {〔コ }〔「 3 17 11 2 … … 丁c 感 受 在 5011iL 1 ! i 一□ _LL 鷲 に お け るDOTCとTC のDOTC,TC,DMCT1 6297感 受 性 は表3に 示 す ご と くで , 上 記 の 菌 と 同 じ く,MICは 表4黄 色 ブ ドウ球 菌 の 感受 性 株 MIC 数 薬 剤 100>100 ≦ ・…1・ ・2・1・ ・3gl・ ・7Sll・5613・ ・316・2Sl・2・S 5 9θ 鱈0 TC 最iもノJ、 さ く,TC, DMCTの 順 で あ る。 な お 腸 球 菌 の90%近 22652株 そ れ にPC 婁 ウμ 9θ 9θ 5 震︾ 5 PC-G コ9 9θ 1ゐ CER 1128 ・ ・1 ーム 2 EM 4 223128受 8・31 ,TC,DMCT -G,EM,CER感 性 は 表4に 示 す ご と く で, 27DOTC 31 耐性 と のDOTC 2224 2i くはTC剤 考 え られ る。 色 ブ ドウ 球 菌 14211d)黄 1{1 12 2 n∠ 5 DMCT 1 21 17 1 20 2 摺0 DOTC 12・ls・ DOTCが ,TC,DMCTのMIC は上 記 球 菌 類 の 場 合 と同 様 で あ る。 な おDOTCとTC'感 表5ヘ 受 モ フ イー ル ス の 感 受性 性 の 相 関 をみ る と,図2の MIC 株 薬 剤 数 ・…1・ ・2・1・ ・39 1 TC27 DMCT・271 271 12711 27{ 416 1 3 131 127株 157 5・1…T2 )の鷺 のDOTC ごと すべ て 灘 ,TC,DMCT そ れ にAB-PC,EM,LCM感 3 Qり LCM 1 1・ ・7Si・ ・56i3・・316・25:・2・Si2S ﹂4 EM 1 12 5 23 DOTci271 AB-PC く,DOTCのMICは 11 14DOTC 受 性 は表5の ご と くで あ る。 上 記 グ ラ ム陽 性 球 菌 類 と相 違 して , 、TC・DMCTのMIC1617111 は ・DMCTが 最 も小 さ く,つ CHEMOTHERAPY VOL.17NO.2 ・表6大 腸 菌の感受性 剤 数 ≦ ・・2・1・・3gl・ ・7S岡3・ り白 5 09 雫⊥ 12i13 と して み る と,MICはDOTC 6125 が 最 も小 さ く,DMCT,TCの 4 1 9臼 111s8 n∠ DMCT 噸よ 7 7 ζり 7 0 TC 嫌 気性 菌 各 種,合 計30株 ・316・2Sl・2・Sl251S・ 1148 気性菌 の DOTC,TC,DMCT感 受性 は ミ 100{>100表9に 示 す ご と くで あ る 。全体 9臼 ーム 7 F O DOTC h)嫌 M工C 株 薬 111 10…21 上 i・7i2 順 で あ る と考 え られ る。 もち ろ ん 嫌 気 性 菌 の 中 で も菌 種 に よ る 表7ク レブ シエ ラの 感 受 性 株 薬 剤 数1≦0・20io・391・ り◎ -▲ 1 1 53 110 n∠ 大腸 菌57株 DMCTが 最 も小 さ く,DOTC,TCが ご と くで あ る。MICは 受性の相 関 ご と くで,DOTCのMICがTCの 表8緑 剤 順 で あ る。 腸菌 と ク レ ブ シ エ ラに お け るDOTCとTC TC!35 DMCTI3S1 図4嫌 気 性菌30株 02 ●1 >ioe Q78乳56 o君● 1 國 口 Ol [ 口 02 91 國 に お け るDOTCとTC感 團 lOl ●2 π 『9ノク'£ 62っ1 TC 受性の 078 受性 o 一 □} i!3 [1 { 3「 口1 5題 { 團 1「 i 】 」 き ≦020α390781,563j3625125)オ25 DOTC感 ] 「 li4囹 1.56 z〈020 DOTC感 di 313 O.3S 3J3a251252550100>100 5 「レレ llll 釧 ●1 02● 6 1 FFり >12`5 感 受 姓 ●1 ●1 囲 07 α3● ●5 2 o 犬腸 菌 ● クレブシエラ 祀感 受 性 ◎2 1.56 03 ●2 「 Ol 50 05 ・・1>… i岬 轡 π4 ハ乙 tOO 3.i3 い 相関 oncg/破 625 膿菌の感受性 6・2Sli2・51255・ D・Tci3sl 感受性の相関 125 ご と くで,TC,DOTC MIC 数 膿菌 ごと く もつ と低 く 小 さ くな る と考 え ら 次 に 同 じ く黄 色 ブ ドウ球菌 を用 い て,接 種 菌 量 とMIC 薬 最 も小 さ く,TC,DOTCの もpH 差 は な い 。pHを 株 の1/2以 下 の菌 株 もみ られ る。 25 示 す ご と くで,TC,DOTCと の 関 係 を しらべ た 結 果 は 表11の 受 性 は表8の あ る。 種 菌量 と れ るが,こ の 点 につ い て は検 討 して い な い 。 グ ラム 陽性 球 菌 の 場 合 と相 違 してTCのMICがDOTC 35株 のDOTC,TC,・DMCT感 こ の関係 そ れ の1/2ま た は そ れ 以 下 の もの が 比 較 的 多 い 。 しか し で,MICはDMCTが 地 のpH,接 す る と,抗 菌 力が 増 大 し,MICが これ につ い で い る。 な お 両 菌 種 につ いてDOTCとTC感 を み る と,図3の Q78 2)培 6・5∼7。7の間 で はMICに と ク レブ シエ ラ32株 のDOTC,TC, 受 性 は表6,7の 図3大 1/2以 下 の もの が50%で 28 の 関 係 は表10に DMCT感 を み る と,図4の 黄 色 ブ ドウ球 菌 を 用 い た実 験 で は,培 地 のpHとMIC 腸 菌 と ク レブ シェ ラ 9)緑 の鞭 ・ と く,DOTCのMICがTCの 順 で あ る。 な お ヘ モ フ ィー ル ス で 耐 性 と考 え られ る菌 は見 られ な か つ た。 f)大 難 1▲ 2 い でDOTC,TCの 0 1 1 り御 321 - 32 DMCT で あ る。 な おDOTCとTC感 501'OOi>100 l1・56i3・13i6・25i12・5i25 ウ臼 TC 078 10 5 3 321 査 株 数 が 少 な い か ら詳 細 は不 明 iilil 6 12 5 DOTC TC剤 相 違 が あ るか も しれ な い が,検 MIC 受性 CHEMOTHERAPY 112 表9嫌 {1}DOTC MAR.1969 と も接 種 菌 量 を少 な く す る と 気性菌 の感受性 MICが 小 さ くなつ た 。 MIC 菌 種 株数 ≦ ・・2・i・ ・39 りθ 5 ド0 Peptostrepto・ 3.考 12.5 3・1316・25 >i2.5 病 原 細 菌 のDOTC,そ 4 最 近 で はSTEIGBIGELら2)の 2 2 告 が あ るが,そ Cl.welchii 4 1 3 ◎ゾ 性 桿 菌 Bactereides 7 1 もの もの と ほ ぼ 同 様 で あ る。 MIC 株数 種 を比 較 す る と,グ ラ ム陽 性 球 菌 類 で はDOTCが 最 も小 さ く, DMCT,TCの ≦0.200.39 ・・78・ ・563・ 順 で あ り,と `oc`π5 5 2 5 4 V6∫ ♂♂oπθJJα 5 ・ α.㎜ 2 θ1d励 無 胞 子 グ ラ ム陽 性桿 菌 1 MICがTCの1/2以 1 一 方 ,グ 1 MICが MIC 菌 種 TCの 株数 0.78 ≦0.20iO.39-i IVeillonella 4轟 G︾ 無 胞 子 グ ラ ム 陽 性 桿 菌 Bacteroides 表10培 2 2 6.5 7.2 7.5 7.7 5 0.10 順 にMICが 大 き くな る よ うに 思 わ れ る が,各 菌 0.39 菌 の 場 合 の よ うに存 在 す る か ど うか は わ か らな か つ た 。 な お 菌 株 数 を 増 して 検 討 す る必 要 が あ ろ う。 DOTC,TC,DMCT間 にMICで 違 が あ るが,こ れ らTC剤 は上 述 の よ うな 相 間 に交 叉 耐性 が 認 め られ る こ と は 申 す まで も ない 。 そ して 肺 炎 球 菌 に は少 数 な が ら TC剤 冊 耐 性 と考 え られ る菌 が 検 出 さ れ て お り ,溶 血 レン サ球 菌 で はTC剤 TC剤 耐 性 菌 が 多 く,腸 球菌で は大部分が 耐 性 で あ る。 ヘ モ フ ィ ー ル ス に はTC剤 耐性 + と考 え られ る菌 は な い が,他 の グ ラム 陰 性 桿 菌 で は 耐性 十 菌 が か な り多 い 。 嫌 気 性 菌 で はTC剤 耐 性 と考 え られ る 菌 は まだ 比 較 的少 な い 。 輩 色 ブ ド ウ 球 菌 を 供 試 菌 と し,Brainheart infusionを 使 用 した 供 試 菌 の ブ イ ヨ ン24時 間 培 養 の10-3希 接 種,24時 嫌 気 性 菌 に 関 して は,全 体 と 種 と も に検 査 株 数 が少 な い か ら,菌 種 に よ る差 が好 気 性 0.20 十 帯 7・7田 た。 1 TCの 十 7.5 じ もの あ る して の 傾 向 は,DOTC,DMCT, + 6.7 DOTC7.2 下 の もの が か な い は2倍 以 上 の もの も み ら れ 1 井 帯 帯 帯 帯 冊 6.5 を比 較 す る と,DOTCのMIC 1 3 0。05 順 で あ る◎DOTCとTC がTCの1/2以 1 1 帯 帯 6.7 柵 柵 帯 柵 帯 翌煙 2 地 のpHとMIC 0.025 >12.5 最 も小 さ く,DOTC, りあ る け れ ど も,同 1 濃 度MIC(mcg/ml) 0 12.5 2 9θ rCl .welchii 2・ 6.25 1 FO COCC¢S 3.13 戸 0 FO PePtostrePto・ 1.56 2 FO PePtococcus 註1・ 相 違は 著 で は な い 。 む し ろDMCTの {3}DMCT TC ラ ム陰 性 桿 菌 類 で は, グ ラム 陽性 球 菌 の場 合 ほ どに顕 1 3 下 で あ る。 これ ら3剤 間 のMICの 1 3 5 比較す る と,大 部 分 の 菌 株 でDOTCの 14 9 Bα ¢θro認65 2 1 4 く ・36・25112・Si>・2・5 にDOTCとTCを P6μoωc`π5 P6μo∫`rθ μ ひ 報 の成 績 は 私 ど DOTC,TC,DMCTのMIC 1 {2}TC 菌 の 他TC 剤 に 対 す る感 受 性 に つ い て は, 1 Veillonella 無 胞 子 グ ラ ム 陽 案 臨 床 材 料 か ら検 出 され る各 種 1 5 cocceCS 1.56 2 5 PePtoceccecs O.78 間 後 判 定 した 次 に私 ど もはpHお 釈 を 影 響 を 観 察 した が,pH接 てM工C値 よ び接 種 菌 量 のMICに およぼす 種 菌 量 は各 種 抗 生 物 質 に お い に 影 響 す る重 要 な 因 子 で あ る こ とは 周 知 の こ VOL. 17 NO. 2 CHEMOTHERAPY 表11接 薬 剤i菌 ・…i・ O、02slO.05 } 帯 帯 帯 帯 柵 10幽i 帯 帯 10-zDOTC イ十1- レ イ ヨ ン培 i養そ の ま ま 帯 帯 帯 帯 帯 10-3 掛 帯 10-4 10-5 とで あ る。DOTCとTCを は,MICはDOTCが 十 最 も小. さ く,DMCTが 十ト 十i-・ TCが ・一一 一・ これ につ ぎ, 最 も大 き い 。嫌 気 性 菌 も 大 体 同様 の 傾 向 に あ るが,供 試 菌 株 数が 少 な く,菌 種 間 の差 は 明 らかで な かつ た。 一 方,ヘ 十トi一 ラ,緑 膿 菌 で は,TC剤3剤 使 用 した の 差 は,グ が あ るが,傾 TCの 間では殆ん 後の培地 を 向 と して は,MICはDMCT,DOTC, 順 に 大 き くな る。 2)培 多少の変動 は は 影 響 しな い とい え よ う。 しか しTCの 地 のpH,接 種 菌 量 とMICの pHは6.5∼7。7の 場合で 間 で はM!Cに 接 種 菌 量 は小 さ くな る ほ どMICが さ ら に酸 性 に傾 け ば,MIC 値 が 小 さ くな る こ と は,DOTCの 間 ラム 陽性 球 菌 ほ どで は な い。 菌 種,菌 株 に よつ て 差' 測 定 して い る現 在,pHの 関 係 につ い て は,、 差 を み な か つ た が, 小 さ くな る こ とを 認 めた。 場 合 も同 様 で あ ろ 文 場 合 もDOTCの 場 合 も, に かな り影 響 す る。 従 が つ てMIC測 定 に際 し 1)石 2) cline antibiotics in vitro. Am. J. Med. Sci. 255: 179-195, 1968 論 私 ど もは 最近 分 離 した各 種 病 原 細 菌 計394株 のDOTC・ SENSITIVITY OF RECENTLY DOXYCYCLINE AND 献 小 発 育 阻 止 濃 度 測 定 法 の標 準 化 STEIGBIGEL,N. 1-4., et al.: Susceptibility of common pathogenic bacteria to seven tetracy– る。 4.結 山俊 次,他:最 に つ い て 。Chemotherapy16:98∼99,1968 て は,接 種 菌 量 を で き るだ け一 定 にす る こ と が 必要 で あ ISOLATED OTHER PATHOGENS TO TETRACYCLINES NOZOMU KOSAKAI & JUN IGARI Department of Clinical Pathology, Juntendo University School of Medicine TOYOKO OGURI Clinical A total hemolytic several of 394 strains streptococci, species of モ フ ィール ス,大 腸 菌,ク レブ シ エ ブ ドウ球 菌 の 場 合 で 比 較 し う。 一 方,接 種 菌 量 は,TCの 炎 球菌,溶 血 レンサ 球 菌,腸 球 菌,黄 色 ブ ドウ球 菌 で 十←i- ど差 は み られ な か つ た 。 従 が つ てpH7.2前 MIC値 1)肺 +i一 関 して は6。5∼7.7の 知 られ て い る よ う に,pHが お よぼ す 影 響 を 観 察 して,次 の結 論 を得 た。 間 後 結 果 を 判 定 した た と ころ で は,pHに 種 菌 量 のDOTC, TCのMICに 十 色 ブ ドウ 球 菌 を 供 試 菌 と し,Brainheartinfusi◎nを 用 い てMICを 地 のpH,接 帯 帯 10-5 ・56 十 帯 帯 2.24時 ・ ・871・ +i-・ 10-2 MICに O,39 ・2・ 帯 10--3 '10 -4 生. ま た 黄色 ブ ドウ球 菌 を用 い,培 0,013 帯 10-i よ び2,3抗 物 質 に対 す る感 受 性 を 測 定 し, 濃 度(mcg/m1) ブ イ ヨ ン培 養その まま 註1.黄 TC,DMCT,お 種 菌量 とMIC 量1f 。 TC 113 of recently enterococci, anaerobes, Laboratory, isolated Staphylococcus were tested for Juntendo pathogens aureus, their in University from Hospital clinical Haemophilus, vitro materials, Escherichia, susceptibility i. e. pneumococci,. Pseudomonas, to doxycycline and- and other: 114 CHEMOTHERAPY tetracyclines by a plate doxycycline is most tetracycline is rather dilution effective method. in vitro effective than to almost all sepcies of pathogens. ' Minimum inhibitory concentration by the size of the inoculum, but Among doxycycline, to gram-positive doxycycline. of doxycycline not effected MAR. 1969 demethylchlortetracycline cocci, Among but three tetracyclines, for one strain by the change to gram-negative and bacilli tetracycline of Staphylococcus of medium pH between tetracycline, demethylchloris least aureus effective was effected 6.5 and 7.7.
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