平成29年度 愛知県建設部総合評価落札方式の改正概要

平成29年度 愛知県建設部総合評価落札方式の改正概要
平成29年度の総合評価落札方式は、以下のように改正します。
No.
1
項目・改正内容
地域精通度・地域貢献度の評価内容の追加
(女性の活躍促進に関する取組の評価)
追 加
「地域精通度・地域貢献度」において、以下の評価内容を追加する。
① 広域型において、「あいち女性輝きカンパニー」の認証を受けている企業を評価
する。
②広域型以外において、「女性の活躍促進宣言」を提出している企業を評価する。
※いずれも評価点は0.5点とする。
2
企業の工事成績等
(解体工事業の評価)
改正前
企業の工事成績等に関する評価について、以下のとおりとしている。
① 企業の工事成績に関する評価について、対象工事を「発注工事と同業種
における愛知県建設部発注工事の成績」としている。
② 配置予定技術者の工事成績に関する評価(地域型Ⅱ以外)について、対
象工事を「発注工事と同業種における愛知県建設部発注工事の成績」とし
ている。
③ 地域精通度・地域貢献度に関する評価について、地域内での拠点の有無
(地域型Ⅰ・Ⅱ)における対象を「その営業所で発注工事と同業種の営業が
認められているものに限る」としている。
④ 地域精通度・地域貢献度に関する評価について、土木関係工事は県内又
は地域内での公共工事施工実績における対象工事を「発注工事と同業種
の公共工事」としている。
改正後
上記のうち「発注工事と同業種」の運用について、以下のとおり改正する。
・上記①、②について
解体工事については、「解体工事業」による工事成績に加え、建設業法改正(
H28.6.1 施行)の経過措置期間(H31.5 末)までの間に「とび・土工工事業で受
注した解体工事」の成績も対象とする。
・上記③について
解体工事における「同業種」の扱いは、「解体工事業」に加え、建設業法改正
の経過措置期間(H31.5 末)までの間、「とび・土工工事業」の営業も対象とす
る。
・上記④について
解体工事については、「解体工事業」による工事実績に加え、建設業法改正
の経過措置期間(H31.5 末)までの間に「とび・土工工事業で受注した解体工
事」の実績も対象とする。
3
建設機械の保有
(解体工事業の評価)
改正前
企業の技術力に関する事項のうち、建設機械の保有の対象業種は「土木関係
工事のうち、「土木」、「舗装」、「とび・土工」」としている。
改正後
建設 機 械 の保有の対 象 業種 は、「土木 関 係 工 事のうち、「土 木」、「舗 装」、「と
び・土工」、「解体工事業」」とする。
4
形式選定基準の運用改正
(簡易な形式に変更する場合の運用)
改正前
愛 知 県 建 設 部 総 合 評 価 落 札 方 式 における適 用 及 び形 式 選 定 基 準 表 につい
て、「工事の内容に応じて、予定価格によることなく、高度な形式に変更することが
できる」こととしている。
改正後
上記について、「なお、上表の区分で該当する形式より簡易な形式に変更する
場合は、愛知県建設部総合評価審査委員会通常部会に諮り審査する」ことを追
加する。
5
簡易型の運用改善
(「総合評価落札方式(簡易型) 技術提案 課題設定・評価マニュアル」の内容の追加)
追 加
「総合評価落札方式(簡易型) 技術提案 課題設定・評価マニュアル」につい
て、長寿命化改善建設工事(建築工事)に関する内容を追加する。
6
特別簡易型の運用改善
(特別簡易型の事務手続きの簡素化)
改正前
落札者決定基準の設定について、事務局確認資料として事務局へ提出する。
改正後
地方機関発注案件は事務局提出を省略し、各発注機関において公告文を作成
する。