Untitled - 東北経済産業局

まえがき(※必ずお読み下さい)
本ポイントは、中小企業等経営強化法に基づく『経営力向上計画』の申請を
東北経済産業局あてに行う事業者及びこれらを支援する認定支援機関向けに策
定したものです。
申請先が東北経済産業局でない場合、本ポイント以外の修正のお願いや添付
書類を求められることがあります。申請先が当局でない場合は、申請先に事前
にお問い合わせください。
本内容は、あくまで記載にあたってのポイントをまとめたものであり、
「4 現
状認識」や「6 経営力向上の内容」については、記載例を参考に申請者の状況
に合わせて具体的に記載してください。
また、経営力向上計画は、本社所在地及び計画で取り組む事業内容により申
請先が異なります。
本資料以外にも、中小企業庁及び東北経済産業局のHPから「経営力向上計
画策定・活用の手引き」等を入手し、最新の情報をご確認ください。また、経
営力向上計画についてご不明の点は、以下でも相談対応を行っておりますので、
お気軽に下記あてお問い合わせください。
なお、本ポイントは予告なく変更されることがありますので、東北経済産業
局のHPで最新の情報をご確認ください。
【経営力向上計画相談窓口】
中小企業庁 事業環境部 企画課 (☎03-3501-1957)
東北経済産業局 産業部 経営支援課(☎022-221-4806)
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現状認識
昭和○○年設立、○○や各種○○など○○成形用の金型の製造
①
自社の事業概要
を主な事業とする。そのほか、○○検査機器の販売等を行って
おり売上げ比率は8:2程度である。事業分野別指針における
規模は中規模に該当する。
主力の製品は、○○や○○用、○○用の各種形状の金型製作で
ある。主要取引先は、光学機械メーカーのA社や電子機器メー
カーのB社を中心に○○社程度である。当社では、型素材、仕
上加工、コーティングまで一貫して対応可能なことだけでな
く、○○や○○なども含めほぼ全ての素材と材質で Ra0.00〇
μ以下の研磨精度を保証しているほか、最大 0.000μ以下での
自社の商品・サービス
②
が対象とする顧客・市
場の動向、競合の動向
制作が可能であることが強みであり、近年では通信系や医療系
の機器を中心に受注が伸びている。特に、医療用検査機器○○
に使用されている○○レンズ用では、直径○㎜の湾曲形状にナ
ノレベルの均一な表面粗さが求められることから、当社以外に
加工できる企業はなく100%のシェアである。競合他社は県
内に○社程度いるが、材料への対応、研磨保証では他社より優
れている。一方、主要設備の老朽化が著しいほか、仕上げ加工
では手作業の部分が多く、技術の継承や生産性が低いことが弱
みである。今後は、設備の更新と共に技術マニュアルの作成な
ど社内での技術の継承に取り組む必要がある。
売上げは、平成26年度は○○○百万円、平成27年度は○○
○百万円の実績、平成28年度は○○○百万円を見込んでおり
増加している。これらは、主に○○機器向けの○○の国内生産
が順調に推移しているほか、○○機器向けの海外生産が増加傾
向にあることが要因である。一方、本業の業況を示す営業利益
③
自社の経営状況
は、平成26年は○,○○○千円、平成27年度は○,○○○
千円、平成28年度は見込みで○,○○○千円であり減少して
おり、要因としては発注コストの低下や○○などの型材の原料
高騰のほか、平成〇○年に導入した大型○○装置の減価償却な
どが影響している。これに加えて、特定の熟練技術者に偏った
作業構造など高コスト構造も労働生産性が低い要因となって
いる。
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