中学生の 推定エネルギー必要量

1FC保護者向けセミナーアンケートQ&A ①
中学生のエネルギー必要量について
1月15日開催の保護者向けセミナーには、多くの方にご参加頂き、
誠に有難うございました。厚く御礼申し上げます。
アンケートにご記入頂いた質問について、順次、幾つかのポイントを
お伝えしたいと思います。
今回は、中学生のエネルギー必要量について御紹介をします。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2015」では、
活動強度の高い集団に必要なエネルギー量の基準をこのように示しています。
中学の3年間は、体力や発育の状態に対し、性差や活動量などの個人差が大きく
影響しやすい時期です。
特に1FCメンバーは、持久力・瞬発力が求められる非常に活動強度の高い運動を
行っています。 身体の回復を考慮する必要も有ります。
このため、食事によるエネルギー摂取量は約3000kcal/日 を基準に、
主に主食・油脂・菓子・甘味料の調整によって増減を図るようお薦めします。
例: 米飯100g 160kcal
砂糖 21g 80kcal
6枚切り食パン1枚(60g)160kcal
サラダ油大さじ1杯(12g)108kcal
また、表では女子が12~14歳頃に成長のピークを迎えていることがわかります。
筋肉量や骨密度・骨強度のアップのためには今 がまさに最適な時期です !!
ダイエットなども気になる頃ですが、この時期を逃さず、しっかり食べましょう。
次回は、『 女子中学生が特に摂りたい栄養 』 を案内します
(株式会社メディカルファーマシィー
管理栄養士 畠山典子)