レーシングドローンの研究 - デジタルハリウッド大学

卒業論文 2016 年度(平成 28 年度)
レーシングドローンの研究
論文要旨
ここ数年、各地で話題になったドローン。初期の頃はニュースでよく話題になり、あま
り良くないイメージが多かったドローンだが、現在では各社からさまざまな機体が発売さ
れ、DJI 社の Phantom シリーズをはじめ機体の進歩がとても速く、さまざまなドローンが
実際の撮影の現場や測量の現場など活躍しはじめている。
これからも物流や広範囲での災害調査など、さまざまな分野で活躍が期待されており、現
在各地で研究開発や実験が行われている。
ドローンは実務的な用途以外にもレースを行うことができ、特に海外の国々ではドロー
ンレースの大会やイベントが各地で頻繁に開催されている。日本国内でもドローンレース
の大会が開かれており、テレビなどのメディアで取り上げられたりと、スポーツの一つと
して盛り上がりつつある。
国内では独自に法律によって制限されていることがあったり、なかなか新規参入する敷
居が他国に比べて高い。レーシングドローンは機体も基本的に自作となるため、何も分か
らない初心者には極めて難解なものとなる。
そこで、本書は初心者でもなるべく理解できるようにドローンの歴史、成り立ちから活用
されているまたは活用が考えられている用途、飛行原理などの基本的な部分からレーシン
グドローン機体の構造、仕組みやセッティング(調整)の行い方、国内でレーシングドローン
を使用するにあたり関連する法律や制度の解説も行う。
また、自身の製作した機体や飛行の記録、DJI 社との活動「DJI on Campus」についても
記載する。
デジタルコンテンツ学部
デジタルハリウッド大学
デジタルコミュニケーション学科
氏名：和田大輝
指導教員：杉山知之

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