ウズベキスタン、インドネシアで日本の技術伝える

独立行政法人国際協力機構
PRESS RELEASE
東北支部(JICA 東北)
市民参加協力課
2017 年 2 月 7 日
帰国した青年海外協力隊経験者ら 2 名 宮城県、仙台市へ活動報告
ウズベキスタン、インドネシアで日本の技術伝える
国際協力機構(JICA)から青年海外協力隊、シニア海外ボランティアとして 2 年間派遣され、昨年 8 月以降
に帰国した宮城県出身の 2 名が活動報告のため宮城県、仙台市を表敬訪問します。2 名は 2014 年に派遣さ
れた際に、村井知事から「みやぎ海外絆大使」の委嘱を受けており、今回の表敬訪問は絆大使の活動報告も
兼ねています。取材・報道、個別インタビューをぜひご検討ください。
※JICA ボランティアには、青年海外協力隊(20~39 歳)、シニア海外ボランティア(40~69 歳)、中南米地域の日系社会への協力を活動
内容とした日系社会青年ボランティア(20~39 歳)、日系社会シニア・ボランティア(40~69 歳)の 4 種類があります。派遣者は書類お
よび面接によって選考され、派遣前に 70 日間程度(シニアは 35 日間程度)、訓練を受けます。派遣期間は原則 2 年間(短期ボランテ
ィアは除く)で、年 4 回、各国に派遣されます。
小学校教育隊員としてインドネシアに派遣されていた鈴木結依さんは、学校全体の教育水準向上を目指
し、赴任した小学校で主に算数と音楽の授業に取り組みました。ウズベキスタンにシニア海外ボランティア
(品質管理・生産性向上)として派遣された神垣友夫さんは、商工会議所に所属し、国内の中小企業の発展
のためのカイゼン(改善)、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の指導に携わりました。
各ボランティアの活動概要等については、別紙をご参照ください。
《表敬訪問日程》
表敬先
(敬称略)
日時・場所
表敬者
宮城県
経済商工観光部
吉田祐幸 部長
2 月 10 日(金)11:00~11:30
宮城県庁 11 階 第二会議室
鈴木結依、神垣友夫
仙台市
伊藤敬幹 副市長
2 月 28 日(火)11:00~11:20
仙台市役所
鈴木結依
【本件に関する問い合わせ先】
JICA 東北 市民参加協力課(担当:菊地、布施)
TEL:022-223-4772 FAX:022-227-3090
E-Mail:[email protected]
※このプレスリリースは、宮城県庁記者クラブ、仙台市役所記者クラブで配布しています。
PRESS RELEASE
独立行政法人国際協力機構
東北支部(JICA 東北)
市民参加協力課
2017 年 2 月 7 日
別紙
2016 年 8 月以降に帰国した宮城県出身の JICA ボランティア
― 活動内容と帰国後の感想 -(年齢は、すべて表敬日現在のものです。)
●鈴木 結依(すずき ゆい)さん (29 歳、小学校教育、青年海外協力隊、仙台市)
2014 年 8 月から 2016 年 8 月までインドネシア国内の公立小学校に配属となり、教育水準を向上させるために、同
僚と共に主に算数と音楽の授業に取り組みました。
「今後は、地元宮城の復興の為に尽力したいです。また、ボランティア経験を学校等で多くの子どもたちに伝えて
いきたいと思っています。JICAボランティアは、日本と任国との友好関係を築く一助となり、途上国の人々と日本を
結ぶ懸け橋になれると思います。現地の人々と活動し、苦楽を共にすることで学んだことも数多く、それを帰国後
日本社会に還元していきたいです。」と話しています。
神垣 友夫(かみがき ともお)さん (62 歳、品質管理・生産性向上、シニア海外ボランティア、大崎市)
2014 年 9 月から 2016 年 9 月までウズベキスタン国内の商工会議所に配属となり、国内の中小企業の発展を目指
し、「カイゼン」や「5S」の指導を行ないました。カイゼンセンターを構築し、現地人講師が直接指導するようにまで
定着させることができました。
「今後は、震災復興やオリンピック関係のボランティアにもトライしたい。趣味の長距離ウォーキングのグループを
発展させて、国内外から東北にたくさんの人を招き、一緒に歩くことが私のライフワークです。JICA ボランティアは、
草の根レベルで信頼関係を築けるという意味で、意義が大きいものと思います。」と話しています
以上