文化のみち二葉館借用希望リスト（参考）資料 7

資料７
文化のみち二葉館借用希望リスト（参考）
NO.
資料名
種類
什器テーマ（個別）
参考資料
借用形態
借用先
1
書「この日　この空　この私」「一日即一生」と共に日々の信条とした言葉。文化のみち二葉館(名古屋市旧川上
貞奴邸)蔵(以後*と表記)
色紙(書)
言葉
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
2
昭和30年代の創作ノート「人間についての興味。傍観者として　倦まず　たゆまず　ひたむきに　守ってやまぬ
自己の道」。
創作ノート
言葉
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
3 旅のスケッチ
スケッチ
愛用品（プライ
ベート）
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
4 「北京」　1963年7月10日　木下順二を団長とする日本作家代表団の一員として中国を訪れた。*
スケッチ
愛用品（プライ
ベート）
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
詩稿
青年期
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
家族・友人など
神奈川近代文学館図録
画像
二葉館
スケッチ
幼少期
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
写真
幼少期
神奈川近代文学館図録
画像
二葉館
5
海軍時代の手帳　詩「空腹行」。城山ら少年兵が空腹を抱え過酷な訓練に耐えているのを尻目に、上官は平然
と贅沢な食事をとった。*
建設中の名古屋テレビ塔　1954年(昭和29)ころ　写真左上に城山が、杉屋の位置を「実家」と書き込んだ。戦時
6 の空襲で店舗は灰燼に帰すが父の奮闘により焼け跡から再建した。写真中央の「円庄」は城山の結婚披露宴写真
会場となった料亭のこと。*
7
小学生時代の絵　作文「寝姿」の裏に描かれた絵。動物たちの眠る姿とともに母の寝姿を描いている。シートン
の『動物記』を愛読し、動物園の園長になりたいと思っていた。*
8 母、妹たちと　1936年ころ　左から城山、妹・貞子と母に抱かれる妹・君枝。*
関連書籍
9
小学生時代の雑記帳　1937年ころ　盧溝橋事件の記述(右)に続き「遂げよ聖戦守れよ銃後　仰げよ英霊守れよ
雑記帳
遺族」の文字や、皇居や靖国神社とおぼしき絵が描かれている。*
幼少期
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
10
杉本五郎『大義』　1942年8月　第28版　平凡社　当時軍国少年たちの間でベストセラーとなった。城山の旧蔵
書。*
幼少期
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
青年期
神奈川近代文学館図録
画像
二葉館
青年期
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
「芸術祭の夜午前二時半」　1946年(昭和21) 11月9日　一橋寮南六室で　前列左端・城山。劇のための扮装で撮
13 影した写真。当時の一橋寮は粗末なバラックで、食糧難から学生は寮の部屋で自炊もした。1948年に自炊用電写真
熱器が原因で寮が全焼、城山は禅道場に身を寄せた後、YMCA一橋寮に2年ほど暮らす。*
青年期
神奈川近代文学館図録
画像
二葉館
14
高原で　大学のゼミなどのグループ旅行を避け、ひとりでスケッチしながら旅することが多かった。右・大学時代
写真
に愛用した油絵道具。*
青年期
神奈川近代文学館図録
画像
二葉館
15
YMCA一橋寮で　1950年夏　前列右から3人目・城山。YMCA在寮中、キリスト教に心を寄せ洗礼を受けた。
「YMCA寮総務時代」と裏書きのある写真。*
青年期
神奈川近代文学館図録
画像
二葉館
16
結婚　1954年1月　学生時代に一目惚れした容子と運命的に再会し、結婚した。名古屋テレビ塔前の料亭・円庄
写真
での披露宴後、新婚旅行へ出立する際の写真。*
家族・友人など
神奈川近代文学館図録
画像
二葉館
17
くれとす会の記録メモと「くれとす」のラベルが貼られた専用の引出し　読書会では、毎回担当者が1冊の本につ
いて報告、それを受けて討論した。城山の作品もしばしば俎上に載せられ、忌憚のない意見が述べられた。経済
メモ
学部出身の城山にとってこの会は貴重な文学の勉強の場であり、これらのメモが「ひそやかな心の支え、励ま
し」となったとのちに語っている。*
家族・友人など
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
18
『大義の末』　1959年1月五月書房　城山からこの作品の概要を聞いた評論家・奥野健男が、発表を躊躇する城
本
山を説得し出版が実現した。*
作品集
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
19
「音の記念碑　海軍飛行予科練習生」　日本コロムビア　城山の遺品。戦争への様々な思いがこみ上げ、軍歌に
レコード(遺品)
涙することがたびたびあった。*
青年期
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
20
「忘れ得ぬ翼」取材ノート　飛行兵の戦後を描いたこと作品集について、城山は「心をこめて描き上げて、戦争へ
取材ノート
の鎮魂の調べとしたい」と述べた。白菊、彗星、二式大艇など、元乗組員への取材ノート。*
取材記録
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
忘れ得ぬ翼
輸出
本
海軍で　1945年　2列目左から3人目が城山。特別幹部練習生の制服の襟章は桜で、「『パッと散るのが定め』と
11 申し渡されていたような存在」(指揮官たちの特攻)」だった。写真裏面には「二十三分隊第二班」とある。採用試写真
験の成績などから、城山は班のリーダーに任命された。*
12
「叙事詩　夏草の祈り」詩稿　1950年7月2日　原爆投下、終戦の報を聞いた上官の狂態を描き、反戦を訴えた
詩。ここに描かれた情景は、この後「生命の歌」「大義の末」などに繰り返し描かれた。*
詩
写真
21 文学界新人賞受賞を知らせる電報　1957年5月23日　「文学界」編集部から。*
電報
作品集
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
22 スケッチ　取材の際に見た会社員の働く姿を執筆のヒントとした。「課長」「最敬礼の男」など。*
スケッチ
取材記録
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
「鼠」取材ノート　焼打ち事件当時、「大阪朝日新聞」で論説を書いていた長谷川如是閑を訪ねた際のメモと思わ
23 れる箇所。高齢の如是閑からは、核心に迫る回答は引き出せなかったが、メモの大部分が作品に投影されてい取材ノート
る。*
取材記録
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
鼠
24 「男子の本懐」原稿　「週刊朝日」1979年3月23日～11月23日号に連載。*
原稿
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
男子の本懐
「落日燃ゆ」取材ノート　遺族の回想などが書き留められている。父の遺志を守り、一切の取材を拒んでいた遺
25 族との接触が実現したのは、広田の長男と親友であった大岡昇平が交渉役を買って出たためである。敬愛する取材ノート
大岡とゴルフを楽しんだ道中の会話がきっかけであったと城山は述べている。*
取材記録
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
落日燃ゆ
26 「毎日が日曜日」原稿　「読売新聞」1975年2月16日～12月17日に連載　*
原稿
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
毎日が日曜日
原稿
原稿
1
資料７
文化のみち二葉館借用希望リスト（参考）
27
藤枝静男　城山あてはがき　1983年8月上旬ころ　ロンドンから　城山の直木賞選考委員辞任について、「心から
はがき
賛成」「貴方の硬骨に触れて大変喜び敬服し」と称える。*
28 テレビドラマ台本の一部　*
家族・友人など
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
台本
原稿
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
写真
家族・友人など
神奈川近代文学館図録
画像
二葉館
29
ゴルフ場で　大久保房男(右)、五木寛之と。文壇付き合いの少なかった城山だったが、肩書きをはずして人と付
き合えるゴルフコンペには積極的に参加した。*
30
執筆のためのメモ　人物カードを作成し、聞き取り調査のための旅行計画をたて、文献を読み込むと、作品の登
メモ
場人物が夢にまで現れるようになる。「指揮官たちの特攻」執筆中、城山は特攻の悪夢にうなされた。*
取材記録
神奈川近代文学館図録
物品
二葉館
31
名古屋商業生徒手帳　名古屋商業学校は当時県下の商業高校では最難関で、英一は常に席次の上位であっ
た。
手帳
幼少期
二葉館　城山三郎コレクショ
物品
ン
二葉館
陶板
言葉
二葉館　城山三郎コレクショ
物品
ン
二葉館
中京財界史　上下　1956年初版　杉浦英一の中で「名古屋財界太平記」と題して、昭和30年5月から11月まで中
33 部経済新聞に連載された財界史で、幕末から昭和初期にかけての名古屋財界人の活動が描かれた。これを調初版本
べるにあたり名古屋公衆図書館に通った。ここで、後に夫人となる小山容子と出会う。
作品集
二葉館　城山三郎コレクショ
物品
ン
二葉館
中京財界史
34 ナポレオン銅像　「彼も人の子ナポレオン」を執筆中に机上に置いていた。
銅像
愛用品（仕事関
係）
二葉館　城山三郎コレクショ
物品
ン
二葉館
彼も人の子ナポレオン
35 零戦模型　「指揮官たちの特攻」を執筆中に机上に置いていた。
模型
愛用品（仕事関
係）
二葉館　城山三郎コレクショ
物品
ン
二葉館
指揮官たちの特攻
手帳　1963年　中国記録の訪問　日本作家代表団の一員として中国に赴く。団長は木下順二だった。これを機
36 に、愛知学芸大学を退職し、中国へ向かった。手帳には旅程と事柄が詳しく記入されている。中国の新聞の切り手帳
抜きやコースターが一緒に挟まれている。
取材記録
二葉館　城山三郎コレクショ
物品
ン
二葉館
37 1964年3月　スケッチブック（Ｆ4-ＨＯＭＯ）　自画像及びスキー場
スケッチ
愛用品（プライ
ベート）
1/18　二葉館にて確認
物品
二葉館
38 アメリカ人パイロット操縦のＴ－３３に搭乗
写真
取材記録
二葉館　城山三郎コレクショ
画像
ン
二葉館
39 ゴルフ場にて
写真
家族・友人など
二葉館　城山三郎コレクショ
画像
ン
二葉館
32 陶板　男ひとり炎の中の道ひとすじに
2
指揮官たちの特攻

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