別紙 ●住民生活の利便性の向上 高速道路へのアクセスが向上し、宮崎市や日向市など県央・県南地域への所要時間が短縮 されます。(スマートIC周辺住民約 21,000 人の南向きICへの所要時間が混雑時約8分短縮) 延岡市 延岡市 約 21,000 人 が居住 門川町 門川町 【短縮時間】 混雑時:約8分 平均 :約6分 日向ICまで 日向ICまで 日向市 混雑時:約15分 日向市 混雑時:約23分 平均 平均 :約15分 :約21分 図 南向きICから 10 分圏内の地域 (門川南スマート IC 未整備時) 図 門川南スマート IC 整備により南向きICへの 所要時間が短縮されるエリア ●新しい地域産業の振興支援 新しい産業拠点(医療関連企業等)から宮崎県南・県央地域へのアクセスが向上し、産業拠点 の利便性が高まることで、地域産業の活性化や県北地域との産業連携の円滑化が図られ有利な 企業誘致の展開が期待されます。 多くの工場が IC から 10 分以内の場所に立地 新しい産業拠点は IC から 10 分以内の地域に 含まれ、企業誘致に有利 10分圏 20分圏 40分圏 48% 全業種 プラスチック 製品 60分圏 28% 64% 40% 化 学 0% 20% 60分以上 9% 4% 11% 17% 6%3% 11% 33% 40% 門川町 60% 企業誘致のための交通インフラ 整備促進は、東九州メディカル バレー構想にも謳われている 約8分 の短縮 10% 3% 13% 80% 日向市 100% 資料:H22 工場立地動向調査を基に作成 図 高速ICからの時間別工場立地の割合(全国調査) ※東九州メディカルバレー構想とは 大分県及び宮崎県にかけての東九州地域を 医療機器産業の拠点として整備する構想 図 門川南スマートIC整備時と未整備時のルート比較 1 ●観光支援 宮崎県央・県南地域からの遠見半島や門川町の観光施設へのアクセスが向上するだけでな く、門川南スマートIC→遠見半島→延岡市内→延岡IC等、県北沿岸地域観光地の回遊性 向上が期待されます。 延岡市内 延岡・日向・門川の観光地 の回遊性を高め、県北地域 の広域観光推進を支援 鮎やな(延岡市) 遠見半島では、農産物直売所 を休憩所としたウォーキング コースを設置し、農業と自然 が融合した新しい形の観光を スタート 3 かどかわ温泉 心の杜(門川町) 遠見半島 約6分 の短縮 現状では、南部には玄関口とな るICがなく、遠見半島や門川 町へのアクセスが悪い ⇒南部からの玄関口として、 門川南スマートICを整備 し 、アクセス向上を図る 遠見山森林公園(門川町) 日向市内 図 門川南スマートIC周辺の主要な観光資源と観光ルートの変化 日向岬(日向市) 2 ●水産業・農業の活性化支援 水産物や農産物等の販売エリア拡大、高い付加価値の農産物の増産や新規就農促進に寄与 し、水産業や農業の活性化を支援します。 (高速道路利用により、搬送時間の短縮、振動による荷痛みの軽減) ※ 農業 延岡市 門川町北部を中心にハウス栽培による 高糖度トマト生産者が増えつつある 就農促進や門川南スマートICを活用 した販売促進により、県内でも希少な 高糖度トマトについて、町を代表す る農産物として確立していくことを 目指している 門川ひなたのトマト 門川町 水産業 活用により、 物流効率性が向上 図 門川町農産物の宮崎方面への出荷量 3 崎 市 門川南スマートIC 宮 が多いので、 商品 宮崎市方面への出荷 門 川 町 加( 工 ) 農作物:JA 尾鈴県北広域集配センター(川南町)へ 畜産物:宮崎市内加工場へ 水産加工品:宮崎市内大手スーパー等へ 材 料 ・飼料 水産加工品の材料は宮崎港からも 輸送され、門川町で加工した後、 再度宮崎市内のスーパー等に出荷 される 崎 港 日向市 水産加工品 宮 約6分 の短縮 門川町の水産加工品は、県内トップ の生産量であり、品質も農林水産大 臣賞や東京都知事賞を受賞する等、 高い評価を受けている。 今後は、宮崎県央・県南地域への 販売エリア拡大を目指す ●救急医療の支援及び緊急時輸送道路の確保 心臓疾患系の専門病院等への搬送時間が短縮され、患者への肉体的負担などの軽減が期待さ れます。また、災害等により国道 10 号が通行止めとなった場合にも、日向市方面への迅速 な救急搬送や緊急時輸送道路としての迅速な物資輸送なども可能になります。 災害救助では、72 時間を境にして急激に生存率が下 がるとされている。門川南スマートICの整備によっ て、大規模災害時においても、門川町市街地や延岡市 南部の直近までアクセスできるため、迅速な災害派遣 や物資輸送が可能になる 内閣府から公表された南海トラフの巨大地震に 関する被害想定では、門川町、日向市、延岡市 の中心市街地の大部分が浸水被害を受ける 国道 10 号加草地区の冠水 国道 10 号は平成 23 年の台風 15 号や 平成 24 年 10 月の大雨によって冠水 し、道路が寸断され交通に大きな影響を 与えた。短時間の局地的豪雨が頻発する 近年、代替路の必要性が高まっている。 資料:門川町資料 図 門川南スマートIC整備時と未整備時のルート比較 4
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