【第17回渡良瀬遊水地フォトコンテスト最優秀賞作品】 「川霧に浮く」 金谷 登さん(茨城県古河市) 撮影場所:ウォッチングタワー付近 Contents ■第17回渡良瀬遊水地フォトコンテンスト ■渡良瀬貯水池の「干し上げ」 ■利根川決潰 カスリーン台風から70年 第181号 170120発行 ※カスリーン台風では堤防が切れて完全に崩れたため「決潰」 の文字を使用しています。 現在は「決壊」も同じ意味で使用さ れています。 国土交通省 利根川上流河川事務所 TEL 0480-52-3952 URL http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/ 当事務所では、利根川と縁の深い「静御前」を 治水のイメージキャラクターとして位置付けて います。 「渡良瀬遊水地フォトコンテスト」は、写真を通じて渡良瀬遊水地が織りなす四季折々の 魅力を発信し、自然環境保全への理解を深めていただくことを目的として開催してます。 今回のコンテストは、渡良瀬遊水地周辺4県を中心として、245名の方々から933点と いう過去最多となる応募となりました。 厳正な審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞1点、準優秀賞2点、入選8点、特別賞8点及 び佳作30点が選定されました。 入賞作品は下記の日程及び場所で巡回展示を行います。また、入賞作品をまとめた作 品集も作成しており、各展示場所にて無料で配布しております。展示会場にて鑑賞し、また 作品集をお手に取り、お楽しみ下さい。 【特別賞】 利根川上流河川事務所長賞 「湖上樹の夜明け」 橋本 拓郎さん(埼玉県さいたま市) 撮影場所:谷中湖 渡良瀬遊水地フォトコンテスト巡回展日程表 期 間 機 関 名 作品展示場所 休館日 住 所 電話番号 1/17(火)~1/29(日) (一財)渡良瀬遊水地 アクリメーション振興財団 渡良瀬遊水地湿地資料館 無し 栃木市藤岡町 藤岡1778 0282-62-5558 1/31(火)~2/12(日) (一財)渡良瀬遊水地 アクリメーション振興財団 体験活動センターわたらせ 月曜日 渡良瀬遊水地 子供広場内 080-8818-9381 2/15(水)~2/20(月) 国土交通省 利根川上流河川事務所 無し 久喜市栗橋北 1丁目1-1 0480-52-3958 (調査課) 2/23(木)~3/8(水) 野木町 野木ホフマン館 (野木町交流センター) 毎週月曜日 野木町野木 3324-10 0280-57-4260 (未来開発課) 3/14(火)~3/26(日) 栃木市 栃木市藤岡公民館1階ホール 無し 栃木市藤岡町 藤岡810 0282-62-0919 (遊水地課) 4/7(金)~4/20(木) 小山市 小山市立間々田 市民交流センター 無し 小山市大字 間々田1960-1 0285-22-9354 (ラムサール推進課) 4/27(木)~5/7(日) 板倉町 わたらせ自然館 月・火曜日、 祝日の翌日 板倉町大字 海老瀬4663-1 0276-82-1935 5/16(火)~5/30(火) 古河市 道の駅まくらがの里こが 無し 古河市大和田2623 0280-23-2661 6/2(金)~6/12(月) 加須市 北川辺スポーツ遊学館 月曜日 加須市 小野袋1737 0280-61-2299 6/14(水)~6/27(火) 加須市 加須市役所1階ギャラリー 土曜日 加須市三俣 2丁目1-1 0480-62-1111 7/11(火)~7/27(木) 栃木市 栃木市役所1階市民スペース 無し 栃木市万町9-25 0282-62-0919 (遊水地課) JR栗橋駅利根上ブース (最優秀賞・優秀賞・準優秀賞など展示) ※巡回展示の会場では佳作の作品は展示されておりません。どうぞご了承下さい。 谷中湖(渡良瀬貯水池)におけるカビ臭の発生を抑制するため、 『干し上げ』を実施しています。 谷中湖の水は、利根川の上流ダム群と連携して首都圏へ水を供給するダムの役割 を担っています。 谷中湖が完成した当初(平成2年)、谷中湖からの放流水が原因と考えられるカ ビ臭が下流の浄水場で発生したため、水質保全対策として平成16年から「干し上 げ」を実施し、カビ臭の抑制に効果を発揮 しています。 「干し上げ」は、谷中湖の水位を下げる ことで、湖底部や護岸部を日光にさらし、 A’ カビ臭物質の原因であるプランクトンを減 少させることにより、カビ臭の発生を抑制 A 水面 するための対策です。 谷中湖を干し上げても、水面を約20% 程度残しており、魚類・貝類・鳥類の生息 に配慮しています。 谷中湖(渡良瀬貯水池) 平成28年3月撮影 干し上げ時 (YP+8.3m) の貯水池 断面 干し上げ時の谷中湖の断面 (A-A’断面) 谷田川 池内水路 ▼常時満水位YP+15.0m 常時より6.7m水位が低下 干し上げ水位 YP+8.30m 干し上げ期間の最低水位 6.7m水位低下 YP+8.30m ▼谷中湖底高 ▼貯水地湖底高YP+8.50m YP+8.5m ▼ 17 1月上旬から 水位を下げる 5月上旬水位回復 15 13 干し上げ 2月1日頃~3月25日頃 11 9 湖底 谷中湖計画水位 7 1月1日 干し上げ時の湖底面及び護岸 2月1日 3月1日 4月1日 5月1日 「干し上げ」スケジュール 谷中湖のご利用の皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、「干し上げ」の必要性をご理解 の上、ご協力いただけますようお願い申し上げます。 また、干し上げ期間中は大変危険ですので、「干し上げ」により露出した湖底面及び滑り やすい護岸には絶対に近づかないでください。 けっかい 2017年は、利根川決潰 カスリーン台風から70年 2017年は利根川や渡良瀬川が決潰し、未曾有の大災害となったカスリーン台風から70年目になります。 利根川上流河川事務所では、地域の方々に水害の恐ろしさ、防災避難の重要性を改めて認識していた だくため、関係機関と連携して様々な取組を行って行きます。 ●ロゴマーク、ポスター カスリーン台風から70年を幅広く周知するための広報ツールとして ロゴマークとポスターを作成しました。 ロゴマークとポスターは関係 機関、企業、地域の方々皆様が自由にご使用することが出来ます。 事務所HPにデータをアップしていますのでどうぞご利用下さい。 ●リレーパネル展 ロゴマーク 公共施設の広報スペース等で期間を定めてリレー形式でパネル展を 実施します。約1年間かけて利根川沿いの市区町で開催します。カス リーン台風時の被害写真をとりまとめたパネルを多数取りそろえていま すので、お近くの会場で是非ご覧下さい。 (展示会場の日時、場所等については事務所HPでご案内します。) ポスター ●こども利根川研究・活動発表会 小・中学校の子どもたちを対象により深く利根川について学び、知っ てもらうことを目的として、「こども利根川研究・活動発表会」を開催し ます。利根川沿川の自治体と連携し、各学校へ「壁新聞部門」、「作文 部門」、「絵画部門」の3つの部門について募集します。9月上旬まで 応募を受け付け、11月末には発表会・表彰式を開催します。 パネルの一例 詳細な情報は事務所HPをご覧下さい。:http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/tonejo00481.html カスリーン台風とは・・・ 昭和22年9月14日から降り続いた雨は15日にピー クを迎え、同日中には雨が上がりました。しかしなが ら、この間の総雨量は熊谷で341mm、秩父で611mm という記録的な豪雨となり、利根川、渡良瀬川などの 河川で堤防が決潰し、濁流は各所であふれ出ました。 その結果、関東地方では戦後、最大となる洪水被害 となったのです。 決潰地点 誌面についての率直な意見・感想をお待ちしています。 郵便・FAX・ホームページ・メールにて下記までお願いします。 利根川上流河川事務所 〒349-1198 埼玉県久喜市栗橋北二丁目19番1号 TEL 0480-52-3952 FAX 0480-52-3964 URL http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/ E-mail [email protected] 利根川に関する 雨量・水位の情報はこちら ■利根川上流河川事務所HP http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/ ■携帯サイト http://www.ktr,mlit.go.jp/tonejo/m/
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