平成 27 年度 ポリシーブック 「今後の農業のあり方」 ~持続可能な力強い農業の実現に向けて~ JA相模原市青壮年部 ポリシーブックとは? ○ポリシーブックを一言で表すと「青壮年部の政策集」。 ○盟友一人ひとりが営農や地域活動をしていく上で抱えている課題や疑問点について、盟 友同士で解決策を検討してとりまとめたもの。 ○政策として要請するだけでなく、まず自分たちで解決に向けて努力し、取り組むことを 明記している。 ○「自分たちの行動目標」と「積み上げによる政策要望」の両方を備えたもの。 1 目次 1.農業政策・税制の実現について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 ㌻ 2.農業理解運動・食農教育について・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ㌻ 3.農業経営の確立について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ㌻ 4.盟友の加入促進、組織活動の活性化について・・・・・・・・・・・・・6 ㌻ 2 【1.農業政策・税制の実現について】 1.現状 食料自給率の低下、農地の減少、相続税などの税制問題 2.個人・青年部として取り組むこと ①使用可能な全ての農家で農産物の生産を行う ②生産緑地法の改正や農地の確保などについて、地域住民を交えて議論する ③緑地ではなく農地として残す取り組みを展開する 3.行政等へ要請すること ①農家のためになる農業政策・税制等をJA、行政等に要請する ②議員である部員を通して、協力を仰ぐ 3 【2.農業理解運動・食農教育について】 1.現状 地域住民の「食」と「農」に対する理解・関心がまだまだ低い 2.個人・青年部として取り組むこと ①農作物を消費者へ提供・販売するだけでなく、「食」をPRする場を考える ②無農薬栽培農業に挑戦する ③地産地消の基盤となる直売所を出店する ④女性会などと協力し、地場産農畜産物を使用した料理講習会を開き、消費者へPRする ⑤地域住民に理解を得るため、個人型農園(未利用農地の解消)の開設や、地域住民に対して 個人、各支部で食農教育(農業体験)を行う →後継者対策にもなる 3.行政等へ要請すること ①地域住民に農業の理解・関心を高めてもらうため、JAや行政等に食農教育を行うよう働き かける 4 【3.農業経営の確立について】 1.現状 農家に対し経営、営農の指導ができる人材・組織が少ない 荒廃地・休耕地問題など、多くの課題を抱える農家も多い 2.個人・青年部として取り組むこと ①農業経営者同士の横のつながりを高め、日々切磋琢磨する環境をつくる ②農業に興味のある若者を積極的に支援していく →荒廃地・休耕地問題の低下と後継者育成につながる ③定年後の就農者及びIターンなどの新規就農者、家庭菜園の広がりなど、潜在的な農業の関 心は高まっている傾向にある →これらの人々を青年部、JA、行政等で結束して支援を行う ④収益性の高い農業を目指す →地産地消の拡大 3.行政等へ要請すること ①最先端農業の視察研修や勉強会、各種セミナーを開催し、個人・組織のスキルアップする場 を提供するよう要請する ②営農指導や経営指導が行える人材の育成 5 【4.盟友の加入促進、組織活動の活性化について】 1.現状 部員数の減少、若い世代の不足 2.個人・青年部として取り組むこと ①各支部の実態にあわせ、推進方策を設定し、盟友の加入促進を行う ②部員一人一人の声かけ運動 ③現部員の後継者の加入を積極的にすすめる ④未加入地区への呼び掛け 3.行政等へ要請すること ①JA・行政等の各組織へ協力を依頼する 6
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