○ ○ ○ ○ ○ ○ 関税定率法等の一部を改正する法律(案)参照条文目次 関税定率法(明治四十三年法律第五十四号) (抄) 関税法(昭和二十九年法律第六十一号) (抄) 関税暫定措置法(昭和三十五年法律第三十六号) (抄) 児童福祉法(昭和二十二年法律第百六十四号) (抄) 沖縄振興特別措置法(平成十四年法律第十四号) (抄) 子ども・子育て支援法(平成二十四年法律第六十五号) (抄) 1 1 7 12 12 10 ◎ 関税定率法(明治四十三年法律第五十四号) (抄) (課税標準及び税率) 第三条 関税は、輸入貨物の価格又は数量を課税標準として課するものとし、その税率は、別表による。 ◎ 関税法(昭和二 十九年法律第六十一 号 ) (抄) (※条番号・項番号は本法律の規定による改正前のもの) (更正及び決 定 ) 第七条の十六 税関長は、納税申告があつた場合において、その申告に係る税額等の計算が関税に関する法律の規定に従つていなかつ たとき、その他当該税額等がその調査したところと異なるときは、その調査により、当該申告に係る税額等を更正する。 2 税関長は、納税申告が必要とされている貨物についてその輸入の時(特例申告貨物については、特例申告書の提出期限)までに当 該申告がないときは、その調査により、当該貨物に係る税額等を決定する。 3 税関長は、前二項又はこの項の規定による更正又は決定をした後、その更正又は決定をした税額等が過大又は過少であることを知 つたときは、その調査により、当該更正又は決定に係る税額等を更正する。 4・5 (省 略) (入港手続) 第十五条 開港に入港しようとする外国貿易船の船長は、通信設備の故障その他政令で定める場合を除き、政令で定めるところにより、 あらかじめ、当該外国貿易船の名称及び国籍のほか、当該外国貿易船の積荷、旅客(当該外国貿易船に旅客が乗船する場合に限る。) 及び乗組員に関する事項で政令で定めるものをその入港しようとする開港の所在地を所轄する税関に報告しなければならない。 2 外国貿易船が前項の報告をしないで開港に入港したときは、船長は、当該外国貿易船の入港後直ちに、同項の規定により報告すべ き事項を記載した書面を税関に提出しなければならない。 3 (省 略) 4 税関長は、この法律の実施を確保するため必要があると認めるときは、船長に対し、前項の船用品目録に記載すべき事項を、その 入港の前に報告することを求めることができる。この場合において、船長は、通信設備の故障その他政令で定める場合を除き、当該 入港の前に当該報告をしなければならない。 5 前項の求めがあつた場合において、その入港の前に同項の報告をしなかつた船長は、当該入港の後直ちに第三項の船用品目録を税 関に提出しなければならない。 - 1 - 6 第四項の報告をした船長は、第三項の規定にかかわらず、同項の船用品目録の提出を要しない。 7 開港に入港しようとする外国貿易船の運航者等(船舶所有者、船舶賃借人又は傭船者であつて、この項に規定する積荷の運送契約 の当事者である者をいう。 )は、災害その他の政令で定める特別の事情があると認められる場合を除き、政令で定めるところにより、 当該外国貿易船の当該開港への入港時の積荷(コンテナーに詰められているものに限る。)の船積港を当該外国貿易船が出港する前 に、当該外国貿易船の名称及び国籍のほか、当該積荷に関する事項で政令で定めるものをその入港しようとする開港の所在地を所轄 する税関に報告しなければならない。 8 前項に規定する積荷の荷送人であつて政令で定める者(以下この項において単に「荷送人」という。)は、災害その他の政令で定 める特別の事情があると認められる場合を除き、政令で定めるところにより、当該荷送人に係る積荷の船積港を当該外国貿易船が出 港する前に、当該外国貿易船の名称及び国籍のほか、当該積荷に関する事項で政令で定めるものをその入港しようとする開港の所在 地を所轄する税関に報告しなければならない。 9 (省 略) 税関空港に入港しようとする外国貿易機の機長は、通信設備の故障その他政令で定める場合を除き、政令で定めるところにより、 あらかじめ、当該外国貿易機の登録記号及び国籍のほか、当該外国貿易機の積荷、旅客(当該外国貿易機に旅客が搭乗する場合に限 る。)及び乗組員に関する事項で政令で定めるものをその入港しようとする税関空港の所在地を所轄する税関に報告しなければなら ない。 外国貿易機が前項の報告をしないで税関空港に入港したときは、機長は、当該外国貿易機の入港後直ちに、同項の規定により報告 すべき事項を記載した書面を税関に提出しなければならない。 外国貿易機が税関空港に入港したときは、機長は、直ちに政令で定める事項を記載した入港届を税関に提出しなければならない。 税関長は、第六十九条の十一(輸入してはならない貨物)その他のこの法律の規定の実施を確保するため必要があると認めるとき は、税関空港に入港しようとする外国貿易機であつて旅客が搭乗するもの(航空法(昭和二十七年法律第二百三十一号)第百条第一 項(許可)、第百二十九条第一項(外国人国際航空運送事業)又は第百三十条の二(本邦内で発着する旅客等の運送)の許可を受け た者(以下「航空運送事業者」という。 )が運航するものに限る。 )の運航者その他財務省令で定める者に対し、当該外国貿易機の入 港の前に、当該外国貿易機に係る予約者(航空券の予約をした者をいう。以下同じ。) 、当該予約者に係る予約の内容、当該予約者の 携帯品及び当該予約者が当該外国貿易機に搭乗するための手続に関する事項で政令で定めるものを報告することを求めることができ る。 (省 略) (特殊船舶等の入港手続) - 2 - 10 11 13 12 14 第十五条の三 開港又は税関空港に入港しようとする特殊船舶等(本邦と外国との間を往来する船舶又は航空機で外国貿易船又は外国 貿易機以外のもの(公用船、公用機その他の船舶又は航空機のうち政令で定めるものを除く。 )をいう。以下同じ。 )の船長又は機長 は、通信設備の故障その他政令で定める場合を除き、政令で定めるところにより、あらかじめ、当該特殊船舶等の名称又は登録記号 及び国籍のほか、当該特殊船舶等の旅客(当該特殊船舶等に旅客が乗船し、又は搭乗する場合に限る。)及び乗組員に関する事項で 政令で定めるものをその入港しようとする開港又は税関空港の所在地を所轄する税関に報告しなければならない。 2 特殊船舶等が前項の報告をしないで開港又は税関空港に入港したときは、船長又は機長は、当該特殊船舶等の入港後直ちに、同項 の規定により報告すべき事項を記載した書面を税関に提出しなければならない。 3 特殊船舶等が開港又は税関空港に入港したときは、船長又は機長は、直ちに政令で定める事項を記載した入港届を税関に提出しな ければならない。 4 税関長は、第六十九条の十一(輸入してはならない貨物)その他のこの法律の規定の実施を確保するため必要があると認めるとき は、税関空港に入港しようとする特殊航空機(特殊船舶等のうち航空機であるものをいう。以下同じ。)であつて旅客が搭乗するも の(航空運送事業者が運航するものに限る。)の運航者その他財務省令で定める者に対し、当該特殊航空機の入港の前に、当該特殊 航空機に係る予約者、当該予約者に係る予約の内容、当該予約者の携帯品及び当該予約者が当該特殊航空機に搭乗するための手続に 関する事項で政令で定めるものを報告することを求めることができる。 (省 略) 5 (出港手続) 第十七条 外国貿易船等が開港又は税関空港を出港しようとするときは、船長又は機長は、税関に政令で定める事項を記載した出港届 を提出して税関長の許可を受けなければならない。この場合において、税関長は、この法律の実施を確保するため必要があると認め るときは、船長又は機長に対し、積荷、旅客(当該外国貿易船等に旅客が乗船し、又は搭乗する場合に限る。 ) 及 び 乗 組 員 に 関す る 事項で政令で定めるものを記載した書面の提出を求めることができる。 2 (省 略) (入出港の簡易手続) 第十八条 外国貿易船が開港に入港する場合において、乗組員の携帯品、郵便物及び船用品以外の貨物の積卸しをしないで入港の時か ら二十四時間以内に出港するときその他政令で定めるときは、第十五条第三項から第五項まで(入港手続)の規定は、適用しない。 2 前項の場合において、同項の外国貿易船の船長は、政令で定める事項を記載した入港届を出港の時までに税関に提出しなければな らない。 - 3 - 3 (省 略) 4 前項の場合において、同項の外国貿易機の機長は、短期出港等の場合である旨を出港の時までに税関に届け出なければならず、ま た、入港後、短期出港等の場合に該当しないこととなるときは、政令で定めるところにより、あらかじめ、第十五条第十項の規定に よ り 報 告 す べ き 事 項 ( 前 項 た だ し 書 の 規 定 に よ り 報 告 し 、 又 は 提 出 し た 書 面 に 記 載 し た 事 項を 除 く 。 ) を 記 載 し た書 面 を 税 関 に 提 出 しなければならない。 (特殊船舶等の入出港の簡易手続) 第十八条の二 (省 略) 2 前項の場合において、同項の特殊船舶の船長は、政令で定める事項を記載した入港届を出港の時までに税関に提出しなければなら ず、また、入港後、短期出港等の場合に該当しないこととなるときは、政令で定めるところにより、あらかじめ、第十五条の三第一 項の規定により報告すべき事項(前項ただし書の規定により報告し、又は提出した書面に記載した事項を除く。)を記載した書面を 税関に提出しなければならない。 3 (省 略) 4 前項の場合において、同項の特殊航空機の機長は、短期出港等の場合である旨を出港の時までに税関に届け出なければならず、ま た、入港後、短期出港等の場合に該当しないこととなるときは、政令で定めるところにより、あらかじめ、第十五条の三第一項の規 定により報告すべき事項(前項ただし書の規定により報告し、又は提出した書面に記載した事項を除く。)を記載した書面を税関に 提出しなければならない。 (不開港への出入) 第二十条 外国貿易船等の船長又は機長は、税関長の許可を受けた場合を除くほか、当該外国貿易船等を不開港に出入させてはならな い。ただし、検疫のみを目的として検疫区域に出入する場合又は遭難その他やむを得ない事故がある場合は、この限りでない。 2 外国貿易船等が前項ただし書の事故により不開港に入港したときは、船長又は機長は、直ちにその事由を付してその旨を税関職員 に(税関職員がいないときは警察官に)届け出なければならない。 3 (省 略) 4 前項の規定により報告を求められた者は、政令で定めるところにより、当該報告をしなければならない。この場合において、当該 者が、当該報告に代えて、税関長が電磁的記録を利用してその情報を閲覧することができる状態に置く措置であつて財務省令で定め るものを講じたときは、当該報告をしたものとみなす。 - 4 - (特殊船舶等の不開港への出入) 第二十条の二 不開港に入港しようとする特殊船舶等の船長又は機長は、通信設備の故障その他政令で定める場合を除き、政令で定め るところにより、あらかじめ、当該特殊船舶等の名称又は登録記号及び国籍のほか、当該特殊船舶等の旅客(当該特殊船舶等に旅客 が乗船し、又は搭乗する場合に限る。)及び乗組員に関する事項で政令で定めるものをその入港しようとする不開港の所在地を所轄 する税関に報告しなければならない。 2 特殊船舶等が前項の報告をしないで不開港に入港したときは、船長又は機長は、当該特殊船舶等の入港後直ちに、同項の規定によ り報告すべき事項を記載した書面を税関に提出しなければならない。 3 特殊船舶等が不開港に入港したときは、船長又は機長は、直ちに政令で定める事項を記載した入港届を税関に提出しなければなら ない。 4 ( 省 略) 5 前項の規定により報告を求められた者は、政令で定めるところにより、当該報告をしなければならない。この場合において、当該 者が、当該報告に代えて、税関長が電磁的記録を利用してその情報を閲覧することができる状態に置く措置であつて財務省令で定め るものを講じたときは、当該報告をしたものとみなす。 (外国貨物の仮陸揚) 第二十一条 外国貨物を仮に陸揚(取卸を含む。以下同じ。)しようとするときは、船長又は機長は、税関に(税関が設置されていな い場所においては税関職員に、税関職員がいないときは警察官に)あらかじめその旨を届け出なければならない。但し、遭難その他 やむを得ない事故に因りあらかじめ届け出ることができない場合においては、陸揚した後直ちにその旨を届け出なければならない。 (輸出してはならない貨物) 第六十九条の二 次に掲げる貨物は、輸出してはならない。 一 麻薬及び向精神薬、大麻、あへん及びけしがら並びに覚醒剤(覚せい剤取締法(昭和二十六年法律第二百五十二号)にいう覚せ い剤原料を含む。) 。ただし、政府が輸出するもの及び他の法令の規定により輸出することができることとされている者が当該他の 法令の定めるところにより輸出するものを除く。 二 児童ポルノ(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(平成十一年法律第五十二号) 第二条第三項(定義)に規定する児童ポルノをいう 三 特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、。 著 )作隣接権又は育成者権を侵害する物品 四 不正競争防止法(平成五年法律第四十七号)第二条第一項第一号から第三号まで又は第十号から第十二号まで(定義)に掲げる - 5 - 行為(これらの号に掲げる不正競争の区分に応じて同法第十九条第一項第一号から第五号まで、第七号又は第八号(適用除外等) に定める行為を除く。 )を組成する物品 2 税関長は、前項第一号、第三号又は第四号に掲げる貨物で輸出されようとするものを没収して廃棄することができる。 3 税関長は、この章に定めるところに従い輸出されようとする貨物のうちに第一項第二号に掲げる貨物に該当すると認めるのに相当 の理由がある貨物があるときは、当該貨物を輸出しようとする者に対し、その旨を通知しなければならない。 (輸入してはならない貨物) 第六十九条の十一 次に掲げる貨物は、輸入してはならない。 一 麻薬及び向精神薬、大麻、あへん及びけしがら並びに覚醒剤(覚せい剤取締法にいう覚せい剤原料を含む。)並びにあへん吸煙 具。ただし、政府が輸入するもの及び他の法令の規定により輸入することができることとされている者が当該他の法令の定めると ころにより輸入するものを除く。 一の二 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和三十五年法律第百四十五号)第二条第十五項( 定義)に規定する指定薬物(同法第七十六条の四(製造等の禁止)に規定する医療等の用途に供するために輸入するものを除く。) 二 拳銃、小銃、機関銃及び砲並びにこれらの銃砲弾並びに拳銃部品。ただし、他の法令の規定により輸入することができることと されている者が当該他の法令の定めるところにより輸入するものを除く。 三 (省 略) 四 火薬類(火薬類取締法(昭和二十五年法律第百四十九号)第二条第一項(定義)に規定する火薬類をいい、第二号に掲げる貨物 に該当するものを除く。) 。ただし、他の法令の規定により輸入することができることとされている者が当該他の法令の定めるとこ ろにより輸入するものを除く。 五 化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律(平成七年法律第六十五号)第二条第三項(定義等)に規定する特定物質。 ただし、条約又は他の法令の規定により輸入することができることとされている者が当該条約又は他の法令の定めるところにより 輸入するものを除く。 五の二 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号)第六条第二十項(定義等)に規定す る一種病原体等及び同条第二十一項に規定する二種病原体等。ただし、他の法令の規定により輸入することができることとされて いる者が当該他の法令の定めるところにより輸入するものを除く。 六 (省 略) 七 公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品(次号に掲げる貨物に該当するものを除く 八 児童ポルノ(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律第。 二 )条第三項(定義)に規定 - 6 - する児童ポルノをいう 九 特許権、実用新案権。 、 )意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、回路配置利用権又は育成者権を侵害する物品 十 不正競争防止法第二条第一項第一号から第三号まで又は第十号から第十二号まで(定義)に掲げる行為(これらの号に掲げる不 正競争の区分に応じて同法第十九条第一項第一号から第五号まで、第七号又は第八号(適用除外等)に定める行為を除く。)を組 成する物品 2 税関長は、前項第一号から第六号まで、第九号又は第十号に掲げる貨物で輸入されようとするものを没収して廃棄し、又は当該貨 物を輸入しようとする者にその積戻しを命ずることができる。 3 税関長は、この章に定めるところに従い輸入されようとする貨物のうちに第一項第七号又は第八号に掲げる貨物に該当すると認め るのに相当の理由がある貨物があるときは、当該貨物を輸入しようとする者に対し、その旨を通知しなければならない。 平均輸入数量に (開示の請求) 第百二十条 税関職員は、犯則の事実を証明するに足りる物件を身辺にかくしていると認められる者があるときは、当該物件の開示を 求めることができる。 (税関職員の報告又は告発) 第百三十七条 (省 略) 一 犯則嫌疑者の居所が明らかでないとき。 二 犯則嫌疑者が逃走するおそれがあるとき。 三 (省 略) ◎ 関税暫定措置法(昭和三十五年法律第三十六号) (抄) (輸入数量が輸入基準数量を超えた場合の特別緊急関税) 第七条の三 (省 略) 2・3 (省 略) 4 (省 略) 一 (省 略) 二 平均輸入数量が平均国内消費量に百分の十を乗じて得た数量を超え、百分の三十を乗じて得た数量以下の場合 - 7 - . . . . . . . . . . = . 百分の百十を乗じて得た数量に、前年の国内消費量から前々年の国内消費量を控除して得た数量を加算して得た数量(前年の国内 消費量から前々年の国内消費量を控除して控除しきれない数量があるときは、平均輸入数量に百分の百十を乗じて得た数量から当 該控除しきれない数量を控除して得た数量) 三 平均輸入数量が平均国内消費量に百分の三十を乗じて得た数量を超える場合 平均輸入数量に百分の百五を乗じて得た数量に、 前年の国内消費量から前々年の国内消費量を控除して得た数量を加算して得た数量(前年の国内消費量から前々年の国内消費量を 控除して控除しきれない数量があるときは、平均輸入数量に百分の百五を乗じて得た数量から当該控除しきれない数量を控除して 得た数量 5 前項の規定により第一項に規定する輸入基準数量を算出するに当たり、別表第一の六の各項のうちに前年までの過去三年間におけ る国内消費量が不明な物品を含む項がある場合には、当該国内消費量が不明な物品を含む項に係る輸入基準数量は、その項の平均輸 入数量に百分の百二十五を乗じて得た数量とする。 6~8 (省 略) 額 税 る れ さ 算 加 格 価 税 課 - 9 3 0 (課税価格が発動基準価格を下回つた場合の特別緊急関税) 第七条の四 (省 略) 一 発動基準価格と課税価格との差額が発動基準価格に百分の十を乗じて得た金額を超え、百分の四十を乗じて得た金額以下の場合 ( )× 二 発動基準価格と課税価格との差額が発動基準価格に百分の四十を乗じて得た金額を超え、百分の六十を乗じて得た金額以下の場 合 =( )× + × 三 発動基準価格と課税価格との差額が発動基準価格に百分の六十を乗じて得た金額を超え、百分の七十五を乗じて得た金額以下の 場合 =( × )× + × 四 発動基準価格と課税価格との差額が発動基準価格に百分の七十五を乗じて得た金額を超える場合 =( × )× 2・3 (省 略) 0 × 格 価 準 基 動 発 額 税 る れ さ 算 加 0 × 格 価 準 基 動 発 格 価 税 課 - 6 0 5 格 価 準 基 動 発 9 0 格 価 額 税 る れ さ 算 加 0 格 価 準 基 動 発 格 価 税 課 - 5 2 0 0 格 価 税 課 - 4 0 × 格 価 準 基 動 発 + 9 0 0 5 9 2 7 格 価 準 基 動 発 0 9 1 額 税 る れ さ 算 加 準 基 動 発 (生きている豚及び豚肉等に係る関税の緊急措置) 第七条の六 (省 略) 一 当該年度の初日から当該年度の第一四半期、第二四半期及び第三四半期に属する各月の末日までの豚肉等の輸入数量(第八条の 六第二項の譲許の便益の適用を受けるものに係る輸入数量を除く。以下この条において同じ。)が、当該年度の前年度までの過去 - 8 - 三年度における各年度の初日から同年度の当該各月の属する四半期の末日までの豚肉等の輸入数量を合計したものの三分の一に相 当する数量に百分の百十九を乗じて得た数量としてあらかじめ財務大臣が告示する数量を超えた場合 その超えることとなつた月 の属する四半期の翌四半期の初日(その超えることとなつた月が六月、九月又は十二月であるときは、当該超えることとなつた月 の翌々月の初日。第七項において「第一号に係る発動日」という。)から当該年度の末日まで 二 当該年度中の豚肉等の輸入数量が、当該年度の前年度までの過去三年度における各年度の豚肉等の輸入数量を合計したものの三 分の一に相当する数量に百分の百十九を乗じて得た数量としてあらかじめ財務大臣が告示する数量を超えた場合 当該年度の翌年 度の初日(その超えることとなつた月が三月であるときは、同年度の五月一日。第七項において「第二号に係る発動日」という。) から同年度の第一四半期の末日まで 2~7 (省 略) (特恵関税等) 第八条の二 経済が開発の途上にある国(固有の関税及び貿易に関する制度を有する地域を含む。)であつて、関税について特別の便 益を受けることを希望するもののうち、当該便益を与えることが適当であるものとして政令で定めるもの(以下「特恵受益国等」と いう。)を原産地とする次の各号に掲げる物品で、平成三十三年三月三十一日までに輸入されるものに課する関税の率は、第二条の 規定にかかわらず、当該各号に定めるところによる。 一 関税定率法別表第一類から第二十四類までに該当する物品のうち別表第二に掲げるもの 同表に定める税率 二 関税定率法別表第二十五類から第七十六類まで及び第七十八類から第九十七類までに該当する物品のうち別表第三に掲げるもの (同法別表(別表第一に掲げる物品にあつては、同表)に定める税率が無税とされているものを除く。) 同法別表に定める税率 (別表第一に掲げる物品にあつては、同表に定める税率)及び協定税率のうちいずれか低いものに別表第三に定める係数を乗じて 得た税率 三 関税定率法別表第二十五類から第七十六類まで及び第七十八類から第九十七類までに該当する物品のうち別表第三、第四及び第 五に掲げる物品以外のもの(同法別表(別表第一に掲げる物品にあつては、同表)に定める税率が無税とされているものを除く。) 無税 2 (省 略) 3 特恵受益国等のうち、国際連合総会の決議により後発開発途上国とされている国で特恵関税(第一項の規定により課される関税を いう。 )について特別の便益を与えることが適当であるものとして政令で定める国(次条において「特別特恵受益国」という。 )を原 産地とする別表第五に掲げる物品以外のもの(関税定率法別表(別表第一に掲げる物品にあつては、同表)及び同項第一号に定める 税率が無税とされている物品並びに同項第三号に掲げる物品を除く。)で、同項に定める日までに輸入されるものに課する関税の率 - 9 - は、第二条又は同項第一号若しくは第二号の規定にかかわらず、無税とする。 4 (省 略) (経済連携協定に基づく関税割当制度) 第八条の六 (省 略) 2 経済連携協定において関税の譲許が一定の数量を限度として定められている物品のうち輸出国(固有の関税及び貿易に関する制度 を有する地域を含む。)が発給する証明書に基づき輸入国が割当てを行うこととされているものについては、その譲許の便益は、当 該一定の数量の範囲内において、当該経済連携協定の我が国以外の締約国が発給する証明書に基づいて政府が行う割当てを受けた者 がその受けた数量の範囲内で輸入するものに適用する。 3 ( 省 略) (オーストラリア協定に基づく製造用原料品に係る譲許の便益の適用) 第九条の二 オーストラリア協定の規定に基づく関税の譲許(以下この条において単に「譲許」という。)が税関の監督の下で飼料の 原料として使用するものであることを要件としている物品のうち、次の各号に掲げる原料品で輸入され、その輸入の許可の日から一 年以内に、税関長の承認を受けた製造工場で当該各号に規定する製造が終了するものについては、政令で定めるところにより、譲許 の便益を適用する。 一 飼料のうち政令で定めるものの製造に使用するための関税定率法別表第一○○一・九九号に掲げる物品 二 飼料のうち政令で定めるものの製造に使用するための関税定率法別表第一○○三・九○号に掲げる物品 2~8 (省 略) ◎ 児童福祉法(昭和二十二年法律第百六十四号) (抄) 第六条の三 (省 略) 2~8 (省 略) 9 この法律で、家庭的保育事業とは、次に掲げる事業をいう。 一 子ども・子育て支援法(平成二十四年法律第六十五号)第十九条第一項第二号の内閣府令で定める事由により家庭において必要 な保育を受けることが困難である乳児又は幼児(以下「保育を必要とする乳児・幼児」という。)であつて満三歳未満のものにつ いて、家庭的保育者(市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)が行う研修を修了した保育士その他の厚生労働省令で定める - 10 - 者であつて、当該保育を必要とする乳児・幼児の保育を行う者として市町村長が適当と認めるものをいう。以下同じ。)の居宅そ の他の場所(当該保育を必要とする乳児・幼児の居宅を除く。)において、家庭的保育者による保育を行う事業(利用定員が五人 以下であるものに限る。次号において同じ 二 満三歳以上の幼児に係る保育の体制の整。 備 )の状況その他の地域の事情を勘案して、保育が必要と認められる児童であつて満三歳 以上のものについて、家庭的保育者の居宅その他の場所(当該保育が必要と認められる児童の居宅を除く。)において、家庭的保 育者による保育を行う事業 この法律で、小規模保育事業とは、次に掲げる事業をいう。 一 保育を必要とする乳児・幼児であつて満三歳未満のものについて、当該保育を必要とする乳児・幼児を保育することを目的とす る施設(利用定員が六人以上十九人以下であるものに限る。 )において、保育を行う事業 二 満三歳以上の幼児に係る保育の体制の整備の状況その他の地域の事情を勘案して、保育が必要と認められる児童であつて満三歳 以上のものについて、前号に規定する施設において、保育を行う事業 ( 省 略) この法律で、事業所内保育事業とは、次に掲げる事業をいう。 一 保育を必要とする乳児・幼児であつて満三歳未満のものについて、次に掲げる施設において、保育を行う事業 イ 事業主がその雇用する労働者の監護する乳児若しくは幼児及びその他の乳児若しくは幼児を保育するために自ら設置する施設 又は事業主から委託を受けて当該事業主が雇用する労働者の監護する乳児若しくは幼児及びその他の乳児若しくは幼児の保育を 実施する施設 ロ 事業主団体がその構成員である事業主の雇用する労働者の監護する乳児若しくは幼児及びその他の乳児若しくは幼児を保育す るために自ら設置する施設又は事業主団体から委託を受けてその構成員である事業主の雇用する労働者の監護する乳児若しくは 幼児及びその他の乳児若しくは幼児の保育を実施する施設 ハ 地方公務員等共済組合法(昭和三十七年法律第百五十二号)の規定に基づく共済組合その他の厚生労働省令で定める組合(以 下ハにおいて「共済組合等」という。)が当該共済組合等の構成員として厚生労働省令で定める者(以下ハにおいて「共済組合 等の構成員」という。)の監護する乳児若しくは幼児及びその他の乳児若しくは幼児を保育するために自ら設置する施設又は共 済組合等から委託を受けて当該共済組合等の構成員の監護する乳児若しくは幼児及びその他の乳児若しくは幼児の保育を実施す る施設 二 満三歳以上の幼児に係る保育の体制の整備の状況その他の地域の事情を勘案して、保育が必要と認められる児童であつて満三歳 以上のものについて、前号に規定する施設において、保育を行う事業 (省 略) ・ 14 - 11 - 10 12 11 13 ◎ 沖縄振興特別措置法(平成十四年法律第十四号) (抄) (輸入品を携帯して出域する場合の関税の免除) 第二十六条 沖縄から出域する旅客が個人的用途に供するため旅客ターミナル施設等(空港内の旅客ターミナル施設又は港湾内の旅客 施設のうち、内閣総理大臣が関係行政機関の長に協議して指定する部分をいう。以下この条において同じ。)において購入する物品 又は提出観光地形成促進計画に定められた観光地形成促進地域の区域内にある特定販売施設(小売業の業務を行う者の事業の用に供 される施設と観光の振興に資する施設とが一体的に設置される施設で政令で定める要件に該当するものをいい、内閣総理大臣が関係 行政機関の長に協議して指定する部分に限る。)において購入し旅客ターミナル施設等において引渡しを受ける物品であって、当該 旅客により携帯して沖縄以外の本邦の地域へ移出されるものについては、関税暫定措置法(昭和三十五年法律第三十六号)で定める ところにより、その関税を免除する。 (課税物件の確定に関する特例) 第四十七条 第四十五条第二項の規定により許可を受けた総合保税地域又は同条第三項の規定により許可を受けた保税工場(第四十三 条第一項の認定(同項第二号に掲げる事業に係るものに限る。)を受けた者がした関税法第六十一条の五第一項の規定による届出に より同条第二項の規定により同法第五十六条第一項の許可を受けたものとみなされる場所で、当該認定に係る事業の用に供する提出 国際物流拠点産業集積計画に定められた国際物流拠点産業集積地域の区域内にある土地又は施設に係るものを含む。)における同法 第五十六条第一項に規定する保税作業による製品である外国貨物が輸入される場合における当該外国貨物に係る関税の確定について は、関税暫定措置法で定めるところにより、関税法第四条第一項第二号に係る同項ただし書の規定にかかわらず、同項本文の規定を 適用することができるものとする。 ◎ 子ども・子育て支援法(平成二十四年法律第六十五号) (抄) 第五十九条の二 政府は、仕事と子育てとの両立に資する子ども・子育て支援の提供体制の充実を図るため、仕事・子育て両立支援事 業として、児童福祉法第五十九条の二第一項に規定する施設(同項の規定による届出がされたものに限る。)のうち同法第六条の三 第十二項に規定する業務を目的とするものその他事業主と連携して当該事業主が雇用する労働者の監護する乳児又は幼児の保育を行 う業務に係るものの設置者に対し、助成及び援助を行う事業を行うことができる。 2 (省 略) - 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