中学生の学力向上策の充実を 児童虐待防止の取組は 公の

障がい者などへの差別解消の
取組は
牧田正樹︵新政︶
問/相模原市で重度障がい者に対する事件が起
きた。
背景にある差別意識解消に向けた取組は。
答/市内の福祉事業所と連携した相談支援体制
の 整 備、緊 急 時 に 対 応 で き る 安 心 コ ー ル セ ン
ターの開設のほか、イベント等でも意識啓発に
努めている。
また、障害者差別解消法の趣旨を広
報 紙 や 市 ホ ー ム ペ ー ジ な ど で 周 知 し て い る。
保育士の配置基準の見直しを
問 / 国 は3 歳 児 に 係 る 保 育 士 の
交 付 税 を 増 額 し た。3 歳 児 は、お
むつからパンツへの移行時期で
人 手 が 必 要 だ。配 置 基 準 を 見 直 す
強度行動障害のある人と
その家族への支援を
石田裕一︵みらい︶
問/強度行動障害があり施設通所が困難な人は、
日 中 夜 間 を 問 わ ず 家 族 が 世 話 を し て い る。最 大
の理由は、施設にスキルやノウハウを持った職
員が少ない点だ と思うが、講習会を開催し、対応
できる環境を整備する考えはないか。
答/家族の負担軽
減 の た め、各 種 機
関と連携して受診
に つ な げ て い る。
ま た、職 員 の 育 成
が急務と考えてお
り、関 係 機 関 と 連
携 し、支 援 体 制 の
構築に努める。
玄関はスロープとエレベーターがなく、
手すりとインターフォンで対応
べきではないか。
公の施設などのバリアフリー化を
男女共、身障者用トイレを整備
全国から多くのコミュニケーションの苦手な
発達障害・自閉症の方が、療育を通して社会
で生きる力を訓練
問 / バ リ ア フ リ ー 化 の 状 況 は ど う か。利 用 に 支
障がある施設を優先的に整備する考えはあるか。
答/ユニバーサルデ
ザイン指針に基づき
必要な整備を進めて
い る。す べ て 完 了 し て
い る 状 況 に は な い が、
学校や保育園、福祉施
設など各施設の実態
に応じて優先順位を
付けて整備している。
公の施設「中郷体育館」の現状
答/各園の実情を把握した上で
配置のあり方を研究したい。
柏崎刈羽原発再稼働の地元同意への見解は
問/柏崎刈羽原発再稼働の地元同意についての
見解を聞きたい。
答/国が専門的な知見に基づき、同意を求める
範囲などを明確に示すべきだと考える。
問/市長は、現在の避難計画は不十分との認識
を示している。
計画の実効性が伴うまでは、再稼
働に同意すべきでないと考えるがどうか。
答/再稼働のいかんを問わず、避難計画の実効
性を高める取組を進める。
東京都・
「コロロ学舎」を視察
児童虐待防止の取組は
櫻庭節子︵みらい︶
問/当市の児童虐待の現状と課題は何か。また、
学校や福祉担当部局ではどう対応しているか。
答/児童相談所への相談件数は増加傾向にあり、
当市における昨年度の件数は159件で、養育
拒 否・怠 慢 が 最 も 多 い。す く す く 赤 ち ゃ ん セ ミ
ナーや乳幼児健診等の機会をとらえて早期把握
に努め、保健師や相談員の訪問を通じ支援体制
を整えている。
また、学校では子ども達の小さな
変 化 に 気 付 く こ と が 早 期 発 見 に つ な が る の で、
毎年﹁虐待の通告に関する研修会﹂を開き勉強し
て い る。学 校 で 解 決 で き な い 場 合 に はJ AST
︵上越安心サポートチーム︶
と連携している。
問/虐待してしまった親への支援はどうか。
答/まずは親に虐待行為の認識を持ってもらう
こ と が 重 要。そ の ほ か に も 親 自 身 や 子 供 に 障 害
や発達の特性があった場合や経済的困窮があっ
た場合など、事情をよく調査し、必要に応じ福祉
や医療のサービスへ繋げている。
中学生の学力向上策の充実を
問/市内の小学生の学力は全国平均を大きく上
回っているが、中学生は平均点にとどまってい
る。理由は何か。どう学力を向上させるのか。
答/家庭での学習時間が小学校に比べて伸び悩
んでいる。多忙な中学校生活の中で、家庭学習時
間を延ばせるようにあらゆる面から努力する。
28.11.1 じょうえつ市議会だより(14)