農林水産技術会議事務局 研究成果情報 寒さの価値の発見~雑草化するジャガイモの防除~ ・土壌凍結の活用と制御により、収穫後の畑に残ったジャガイモが雑草化する野良イモを防除効果95%以上達成できる手法を開発しました。 ・放っておけば夏場に膨大な人手による手間を要する野良イモ防除を、冬の農閑期の機械作業で、短時間でしかも無農薬で実現! 土壌凍結の活用と制御により実現する野良イモ対策 <ジャガイモ塊茎を安定的に死滅させる条件:雪割り後の土壌凍結深30cm> 雪割り作業の概要 土壌凍結深予測システム 前期(1回目雪割り) 後期(2回目雪割り) 全面凍結達成 無処理区 土を凍らせる雪割り作業を、気象情報を活用した土壌凍結深予測システムに基 づいてスケジュールを決定して、圃場の野良イモを凍結腐敗させる凍結深30cm 以上に制御。 ☎ 詳しい情報を知りたい、という方はお気軽にご連絡ください。 (国研)農研機構 北海道農業研究センター 企画部産学連携室広報チーム TEL:011-857-9260 FAX:011-859-2178 Email:[email protected] 雪割り区 雪割り実施の有無と翌年に発生した野良イモの株数(上) (H22-23年、23-24年のべ6地点の平均) 実証試験畑の野良イモ発生例(下) 雪割り実施普及面積は我が国最大のジャガイモ 生産地帯である十勝地方を中心に5,000haに!
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