平成 29年 1月 31日 制定 姫路市 における障害 を理由 とする差別 の

へいせい
ねん
がつ
にち せいてい
平成 29年1月31日制定
ひ め じ し
しょうがい
りゆう
さべつ
かいしょう
すいしん
かん
しょくいんたいおうようりょう
姫路市 における障 害 を理由 とする差別 の 解 消 の推進 に関する 職 員 対応 要 領
もくてき
(目的 )
だい
じょう
第1 条
へいせい
ようりょう
しょうがい
りゆう
さべつ
かいしょう
すいしん
かん
ほうりつ
この 要 領 は、 障 害 を理由 とする差別 の 解 消 の推進 に関する法律 (
ねん ほうりつ だい
ごう
い
か
ほう
だい
じょうだい
こう
きてい
もと
へいせい
ねん
がつ
平成 25年法律第 65号。以下 「法」という。)第10 条 第 1項 の規定 に基づき
しょうがい
りゆう
さべつ
かいしょう
すいしん
じょう
きてい
かん
き ほ ん ほうしん
、 障 害 を理由 とする差別 の 解 消 の推進 に関する基本方針 (平成 27年2月24
にち か く ぎ けってい
そく
ほう だい
たいおう
ひつよう
じこう
かん
ほんし
しょくいん
てき せつ
日閣議決定 )に即して、法第 7 条 に規定 する事項 に関し、本市 の 職 員 が適切 に
じこう
さだ
対応 するために必要 な事項 を定めるものとする。
ていぎ
(定義 )
だい
じょう
第2 条
ようりょう
つぎ
かくごう
かか
ようご
い
ぎ
とうがい かくごう
この 要 領 において、次の各号 に掲 げる用語 の意義 は、それぞれ当該各号
さだ
に定めるところによる。
しょうがい
⑴
しんたいしょうがい
障害
しんしん
ち て き しょうがい
せいしんしょうがい
はったつしょうがい
ふく
た
身体 障 害 、知的 障 害 、精神 障 害 (発達 障 害 を含む。)その他
きのう
しょうがい
の心身 の機能 の 障 害 をいう。
しょうがいしゃ
⑵
しょうがい
障害者
もの
しょうがいおよ
しゃかいてき しょうへき
けいぞくてき
障 害 がある者であって、 障 害 及 び社会的 障 壁 により継続的 に
にちじょうせいかつ また
しゃかい せいかつ
そうとう
せいげん
う
じょうたい
日 常 生活又 は社会生活 に相当 な制限 を受 ける 状 態 にあるものをいう。
しゃかいてき しょうへき
⑶
社会的 障 壁
しょうがい
もの
にちじょうせいかつ また
しゃかい せいかつ
いとな
うえ
障 害 がある者にとって 日 常 生活又 は社会生活 を 営 む上で
しょうへき
しゃかい
じぶつ
せいど
かんこう
かんねん
た いっさい
障 壁 となるような社会 における事物 、制度 、慣行 、観念 その他一切 のものをい
う。
しょぞくちょう
⑷
しょくいん
所属 長
がっこう とう
しょぞく
きょく
ぶ
しつ
しょ
か
で さ き き か ん およ
職 員 の所属 する 局 、部、室、センター、所、課 、出先機関及 び
ちょうなら
じゅん
もの
学校等 の 長 並 びにこれらに 準 ずる者をいう。
ふとう
さ べ つ て き とりあつか
じょう
しょくいん
きんし
(不当 な差別的 取 扱 いの禁止 )
だい
第3 条
じ
む また
じぎょう
おこな
あ
しょうがい
りゆう
職 員 は、その事務又 は事業 を 行 うに当たり、障 害 を理由 として
しょうがいしゃ
もの
ふとう
さ べ つ て き とりあつか
しょうがいしゃ
けんりりえき
障 害 者 でない者と不当 な差別的 取 扱 いをすることにより、障 害 者 の権利利益
しんがい
を侵害 してはならない。
2
しょくいん
ぜんこう
きてい
じゅんしゅ
あ
しょうがい
とくせい
たようせい
りかい
職 員 は、前項 の規定 を 遵 守 するに当たり、 障 害 の特性 や多様性 を理解 し、
しょうがいしゃ
てきせつ
たいおう
ほんし
さだ
しょうがいしゃ さ べ つ かいしょう
すいしん
かん
障 害 者 へ適切 に対応 するために本市 が定める障 害 者 差別 解 消 の推進 に関する
ひ め じ し しょくいんたいおう
い
か
りゅうい
姫路市 職 員 対応 ガイドライン(以下 「ガイドライン」という。)に留意 するもの
とする。
ご う り て き はいりょ
ていきょう
(合理的配慮 の 提 供 )
だい
じょう
しょくいん
第4 条
じ
む また
じぎょう
おこな
あ
しょうがいしゃ
げん
しゃかいてき
職 員 は、その事務又 は事業 を 行 うに当たり、障 害 者 から現に社会的
しょうへき
じょきょ
ひつよう
ともな
ふたん
かじゅう
むね
い
し
ひょうめい
ばあい
じっし
障 壁 の除去 を必要 としている旨の意思 の 表 明 があった場合 において、その実施
しょうがいしゃ
けんり りえき
しんがい
に 伴 う負担 が過重 でないときは、障 害 者 の権利利益 を侵害 することとならない
とうがいしょうがいしゃ
せいべつ
ねんれい
しょうがい
とくせい およ
じょうたい
おう
しゃかいてき しょうへき
よう、当該 障 害 者 の性別 、年齢 、 障 害 の特性及 び 状 態 に応じて、社会的 障 壁
じょきょ
じっし
ひつよう
ごうりてき
はいりょ
い
か
ご う り て き はいりょ
の除去 の実施 について必要 かつ合理的 な配慮 (以下 「合理的配慮 」という。)をし
なければならない。
2
しょくいん
ぜんこう
きてい
じゅんしゅ
あ
りゅうい
職 員 は、前項 の規定 を 遵 守 するに当たり、ガイドラインに留意 するものとす
る。
しょぞくちょう
せきむ
(所属 長 の責務 )
だい
じょう
しょぞくちょう
第5 条
ぜん
じょう
かか
じこう
かん
しょうがい
りゆう
さべつ
所属 長 は、前2 条 に掲げる事項 に関し、 障 害 を理由 とする差別 の
かいしょう
すいしん
つぎ
かか
じこう
じっし
解 消 を推進 するため、次に掲げる事項 を実施 しなければならない。
にちじょう
しつむ
つう
し ど う とう
しょうがい
りゆう
さべつ
かいしょう
かん
しょうがい
りゆう
さべつ
かいしょう
かん
(1) 日 常 の執務 を通 じた指導等 により、 障 害 を理由 とする差別 の 解 消 に関し
かんとく
しょくいん
ちゅうい
かんき
、その監督 する 職 員 の注意 を喚起 し、 障 害 を理由 とする差別 の 解 消 に関す
にんしき
ふか
る認識 を深めさせること。
しょうがいしゃとう
ふとう
さ べ つ て き とりあつか
ご う り て き はいりょ
ふていきょう
たい
そうだん また
(2) 障 害 者 等 から不当 な差別的 取 扱 い、合理的配慮 の不提供 に対する相談又 は
くじょう
もうしで とう
ばあい
じんそく
じょうきょう
かくにん
苦情 の申出等 があった場合 は、迅速 に 状 況 を確認 すること。
ご う り て き はいりょ
ひつようせい
かくにん
ばあい
かんとく
しょくいん
たい
ごうりてき
ばあい
じんそく
(3) 合理的配慮 の必要性 が確認 された場合 は、監督 する 職 員 に対 して、合理的
はいりょ
ていきょう
てきせつ
おこな
しどう
りゆう
さべつ
配慮 の 提 供 を適切 に 行 うよう指導 すること。
2
しょぞくちょう
しょうがい
かん
もんだい
しょう
さべつ
かん
しょうがいしゃ
所属 長 は、 障 害 を理由 とする差別 に関 する問題 が 生 じた場合 は、迅速 かつ
てきせつ
たいしょ
適切 に対処 しなければならない。
そうだん たいせい
せいび
(相談体制 の整備 )
だい
じょう
しょくいん
第6 条
しょうがい
りゆう
かぞく
た
職 員 による 障 害 を理由 とする差別 に関する障 害 者 、その家族 その他
かんけいしゃ
そうだん とう
てきせつ
たいおう
そうだん まどぐち
い
か
そうだん まどぐち
の関係者 からの相談等 に適切 に対応 するための相談窓口 (以下 「相談窓口 」という
けんこう ふくしきょく ほ け ん ふ く し ぶ しょうがい ふ く し か
い
か
しょうがい ふ く し か
お
。)を健康福祉局保健福祉部 障 害 福祉課 (以下 「 障 害 福祉課 」という。)に置
く。
2
そうだん とう
う
ばあい
せいべつ
ねんれい
しょうがい
とくせい およ
じょうたいとう
はいりょ
相談等 を受ける場合 は、性別 、年齢 、 障 害 の特性及 び 状 態 等 に配慮 するとと
たいめん
でんわ
でんし
くわ
しょうがいしゃ
たにん
もに、対面 のほか、電話 、ファクス、電子 メールに加え、障 害 者 が他人 とコミュ
はか
さい
ひつよう
たよう
しゅだん
そうだん とう
そうだんしゃ
かのう
はんい
ようい
たいおう
ニケーションを図る際 に必要 となる多様 な手段 を可能 な範囲 で用意 して対応 するも
のとする。
3
そうだん まどぐち
よ
はいりょ
かんけいしゃかん
相談窓口 に寄せられた相談等 は、相談者 のプライバシーに配慮 しつつ関係者間 で
じょうほうきょうゆう
はか
そうき
かいけつ
つと
情 報 共 有 を図り、早期 の解決 に努めるものとする。
4
そうだん まどぐち
そうだんしゃ
はいりょ
よ
そうだん とう
い
ご
そうだん とう
相談窓口 は、相談者 のプライバシーに配慮 し、寄せられた相談等 を以後 の相談等
かつよう
そうだん たいせい
じゅうじつ
はか
つと
において活用 するとともに、相談体制 の 充 実 を図るよう努めるものとする。
けんしゅう
けいはつ
( 研 修 ・啓発 )
だい
じょう
第7 条
かいしょう
しょうがい ふ く し か
かんけい
かくか
れんけい
しょうがい
すいしん
しょくいん
たい
ひつよう
けんしゅう
とくせい
りかい
りゆう
さべつ
障 害 福祉課 は、関係 する各課 と連携 して、 障 害 を理由 とする差別 の
はか
おこな
解 消 の推進 を図るため、 職 員 に対し、必要 な 研 修 を 行 うとともに、ガイド
かつよう とう
しょくいん
しょうがい
しょうがいしゃ
たい
ラインの活用等 により、 職 員 が 障 害 の特性 を理解 し、かつ、障 害 者 に対して
てきせつ
たいおう
ひつよう
いしき
けいはつ
にち
しこう
はか
適切 な対応 がとれるよう、必要 な意識 の啓発 を図るものとする。
ふ
附
そく
則
ようりょう
へいせい
ねん
がつ
この 要 領 は、平成 29年2月1日から施行 する。