一ツ木神明社の常夜灯(一ツ木町6丁目) 一ツ木神明社の鳥居を入る手前と入っ た と こ ろ に 一 対 の 常 夜 灯 が あ り ま す。 手 前の常夜灯の正面には「神明宮」、一対の それぞれ内側には「八月吉祥日」、外側に は「文化八辛未年」と彫られています。 年( 1 8 1 6) の 間 に 建 一 ツ 木 に は 荒 井、 本 郷、 新 町 の 常 夜 灯 がありますが、いずれも享和元年(180 1) か ら 文 化 て ら れ て お り、 こ の 常 夜 灯 も 他 と 同 様 な 流れで、建てられたものだと思われます。 市民だより 2017. 2. 1 15 3 23 173 シリーズ かりや の 13 ‐1636) 美術館(☎ t 常設展 の かずひろ く 常設展「静物画のこころ」で展 示中の逸品を紹介します。 久野和洋は、現代洋画壇を代表 する郷土ゆかりの画家で、幼少か ら青年期に刈谷で暮らしました。 1973年から 年間欧州に留学 し、古典絵画の模写や技法の研究 を行うことで、西洋のリアルな描 せいひつ 写 を 基 盤 に し た静 謐 な 作 風 を 確 立 しました。本作は静物画シリーズ の初期作で、透明感ある奥深い色 彩と、理知的な画面構成が特徴で す。平凡の中に潜む美を見事に捉 えた画家の深いまなざしが感じら れます。 久野和洋(1938-) (2月19日㈰まで) で展示中! 《草花礼讃Ⅱ》1984年 油彩・キャンバス 209 美術館 コレクション 65 生誕150年 豊田佐吉胸像(亀城公園内) 亀城公園の一角には、トヨタグループの創始者である豊田佐吉の胸像が建てられています。佐吉は慶応 3年(1867)に生まれ、今年で生誕150年を迎えます。 豊田式自動織機を発明した佐吉が、大正12年、当時の刈谷町に10万坪の土地を購入し、同機を据え付け た試験工場を建設したことがきっかけとなり、刈谷は工業都市として大きな発展を遂げました。 この胸像は佐吉の旧友である久保田長太郎によって刈谷市に寄贈され、昭和27年3月に設置されました。 おさ お 胸像は彫刻家の渡辺長男作で、高さは75cm、台座も含めると264cm あります。
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