公募要領(PDF形式:213KB)

平成29年度
中小水力発電開発費等補助金
(中小水力発電開発事業)
公募要領
※本事業は、平成29年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前に
おいては、採択予定者の決定となり、予算の成立等をもって採択者とすること
とする。
平成29年2月
経済産業省
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部
電力基盤整備課
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中小水力発電開発費等補助金(中小水力発電開発事業)に係る補
助事業者の公募について
平成29年2月1日
経済産業省資源エネルギー庁
電 力 基 盤 整 備 課
平成29年度中小水力発電開発費等補助金(中小水力発電開発事業)に係る
補助事業者を公募します。
※本事業は、平成29年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前
においては、採択予定者の決定となり、予算の成立等をもって採択者とするこ
ととする。
1.通則
本事業については、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(昭和
30年法律第179号)、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律施行
令(昭和30年政令第255号)及びその他の法令、補助金交付要綱の定めに
より、実施されるものです。
2.目的
この補助金は、中小水力発電開発事業(以下「間接補助事業」という。)に要
する経費に対して、民間団体等(以下「補助事業者」という。)が当該経費を助
成する事業(以下「補助事業」という。)に要する経費を補助することにより、
内外の経済的社会的環境に応じた安定的かつ適切なエネルギー需給構造の構築
を図ることを目的とします。
3.事業内容
水力発電施設の設置等又は水力発電施設の設置等に係る新技術の導入を行う
者(以下「間接補助事業者」という。)に対して、補助金を交付する事業です。
(別紙参照)
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4.事業スキーム
経
済
(申請)↑
産
業
省
↓(補助)
補助率:定額
民間団体等(補助事業者)
(申請)↑
↓(補助)
補助率: 2/10,3/10,5/10 以内
民間事業者等(間接補助事業者)
5.応募資格
次の(1)~(6)までの全ての条件を満たすことのできる民間団体等とし
ます。
(1)日本に拠点を有していること。
(2)当該補助事業の遂行に必要な能力、知識、経験を有していること。
(3)当該補助事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、
資金等について十分な管理能力を有していること。
(4)国が当該補助事業を推進する上で必要とする措置を、適切に遂行でき
る体制を有していること。
(5)当該補助事業に係る普及促進を行い得る能力を有すること。
(6)経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要
領(平成15・01・29会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄
に掲げる措置要件のいずれにも該当しないこと。
6.応募に必要な書類
以下の資料又はこれに準ずるもの(様式自由)を下記提出先まで持参又は郵
送にて提出してください。
(1)団体概要、直近の決算報告書等(経営基盤が判断できるもの)
(2)実施体制及び事業・技術に関する事業部等の組織に関する説明書
(3)当該事業に関連した実績
(4)補助事業の要件(補助対象設備、補助対象経費等)及びその審査に関す
る説明書
(5)間接補助事業者の募集方法、申請方法及び採択方法に関する説明書
(6)事業の効果の把握及び評価に関する説明書
(7)本事業を実施するに当たっての計画書及び財政計画書
*応募書類は、A4サイズとし、4部提出するものとする。
*応募書類や追加資料は、審査のみに使用します。なお、提出いただいた書
類等は返却いたしませんのでご留意ください。機密保持には十分配慮いた
しますが、採択された場合には、
「行政機関の保有する情報の公開に関する
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法律」
(平成11年5月14日法律第42号)に基づき、不開示情報(個人
情報、法人の正当な利益を害する情報等)を除いて、情報公開の対象とな
りますのでご了承ください。
7.公募期間
平成29年2月1日(水)~平成29年2月28日(火)12:00(郵送
の場合は必着)
8.公募説明会
日時:平成29年2月10日(金)10:00~
場所:経済産業省別館9階946会議室
※説明会の出席は、各団体2名以内でお願いします。
9.審査について
(1)審査
審査は原則として応募書類に基づいて行いますが、必要に応じてヒアリン
グを実施するほか、追加資料の提出を求める場合があります。
(2)審査の観点
提案書の審査は、下記の観点で相対的に評価します。
・当庁の方針に合致した事業目的・事業内容となっているか。
・本補助事業を遂行するために必要な知見、実施体制及び管理体制を有し
ているか。
・補助事業の実施体制、実施スケジュール、予算額等は明確となっており、
かつ効率的なものか。
・提案内容は、補助事業の要件を踏まえた具体性のあるものか。
・補助事業に係る経理等の事務について的確な管理体制及び処理能力を有
しているか。
・本事業の広報、普及促進を図る能力があるか。
10.採択件数
1件
11.その他
下記事項についてあらかじめご了承ください。
(1)受理した申請書等は返却しないこと。
(2)採択については、後日、資源エネルギー庁ホームページ等で公表するこ
ととし、個別の問い合わせについては応じないこと。
(3)契約の際に、事業内容、積算等について協議する場合があること。
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(4)国の予算の支出先、使途の透明化及びオープンデータ※1の取組を政府
として推進すべく、補助事業者(執行団体等)が行う間接補助事業者への
補助金の交付決定等に関する情報(採択日、採択先(交付決定先)、交付
決定日、法人番号、交付決定額等)についても、法人インフォメーション
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に原則掲載されることとなります。そのため、補助事業者(執行団体
等)は、間接補助事業者に対して補助金の交付決定を行った場合には、当
該交付決定等に関する情報が法人インフォメーションにおいてオープン
データとして公表される旨の周知を行ってください。
なお、法人インフォメーションへの掲載に当たり、経済産業省より補
助事業者(執行団体等)に対して交付決定等に関する情報の提供を求め
ることになるため、補助事業者(執行団体等)はその指示に従わなけれ
ばなりません。
(※1)オープンデータとは、ビジネスや官民協働のサービスでの利用がしや
すいように、政府、独立行政法人、地方公共団体等が保有する多様で膨
大なデータを、機械判読に適したデータ形式で、営利目的も含め自由な
編集・加工等を認める利用ルールの下、インターネットを通じて公開す
ること。
(※2)法人インフォメーションとは、マイナンバー制度の開始を踏まえ、法
人番号と補助金や表彰情報などの法人情報を紐づけ、どなたでも一括検
索、閲覧ができるシステムです。本システムにより、事業者や官公庁に
おける新規ビジネスの拡大、情報収集コストの低減、業務の効率化が期
待されます。
掲載アドレス:http://hojin-info.go.jp
12.提出書類の送付先及び問い合わせ先
〒100-8931 東京都千代田区霞が関一丁目3番1号
経済産業省 資源エネルギー庁 電力基盤整備課
担当:柳澤、田中
電話: 03-3501-2503
FAX 03-3580-8591
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(別紙)
補助事業要件
1.補助事業
(1)事業予定額
中小水力発電開発事業費 187,231千円(注)
(上記の額のうち管理費19,669千円を含む)
本事業は後年度負担分のみであり、間接補助先は6件を予定しています。
(注)今後、平成29年度予算の成立等を前提とするもので、現時点での予
定額である。
(2)補助対象経費の区分
中小水力発電開発事業費
中小水力発電施設の設置等事業費及び水力発電施設の設置等に係る新
技術の導入事業費に係る間接補助事業に要する経費
管理費(労務費、調査旅費、資料作成費等、その他業務管理に必要な経
費)
(3)補助率
定額(間接補助事業に係る補助率については下記参照)
(4)事業実施期間
交付決定日~平成30年3月31日
2.間接補助事業(予定)
中小水力発電開発事業
①補助対象
a.水力発電施設の設置等事業
イ)出力が 1,000kW を超え 30,000kW 以下の水力発電施設の設置を行う
事業
ロ)出力が 1,000kW を超え 30,000kW 以下の水力発電施設の改造を行う
事業
・ダムの改造であって、貯水池又は調整池の有効容量の変更を伴い、
出力又は発電電力量を増加させるもの。
・取水設備、導水路、水圧管路又は放水路の改造であって、通水容量
の変更を伴い、出力又は発電電力量を増加させるもの。
・水車又は発電機の改造であって、20%以上の出力の変更を伴うもの
又は施設の所有者若しくは管理者その他の責に帰すことができない
事由による損壊(以下、「天災事由による損壊」という。)の復旧に
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伴い、100kW 以上の増出力を伴うもの。
・貯水池又は調整池の改造であって、有効容量の変更を伴い、出力又
は発電電力量を増加させるもの。
b.水力発電施設の設置等に係る新技術の導入事業
・出力が 1,000kW を超え 30,000kW 以下の水力発電施設の設置又は改造
に当たり新技術の導入を行う事業。
②補助対象事業者
水力発電施設等の設置又は改造に係る事業であって、水力発電施設の設
置等又は水力発電施設の設置等に係る新技術の導入を行う者。但し、本事
業は後年度負担分のみであり、補助対象事業者となる間接補助先は5件を
予定しています。
③補助対象経費
補助対象経費は、「水力発電施設の設置等事業」と「水力発電施設の設
置等に係る新技術の導入事業」に要する費用のうち、下記に示す補助対象
経費の範囲内で適当と認められるものとします。
a.水力発電施設の設置等事業
費
目
内
容
土地
発電所、水路、貯水池又は調整池等
建物
水路
発電所等
え ん 堤 、取 水 口 、導 水 路 、沈 砂 池 、水 槽 、水 圧 管
路、放水路、雑工事等
貯水池
調整池
機械装置
諸装置
送変電設備
備品
無形固定
資産
えん堤、雑工事等
えん堤、雑工事等
水 車 、発 電 機 、主 要 変 圧 器 、配 電 盤 開 閉 装 置 、自
動制御装置、屋外鉄構、諸機械装置、基礎等
通信電燈電力装置、雑装置等
土地、建物、架空電線路、地中電線路、保安開閉装置、
保安通信装置、機械装置、諸装置等
但し、送配電系統への連系に必要なものに限る。
耐 用 年 数 1 年 以 上 で 、か つ 取 得 価 格 が 1 万 円 以 上
の物品
ダム使用権、水利権等
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共有設備
総係費
共同事業費負担金等
仮 設 備 、工 事 用 電 力 費 、測 量 及 び 調 査 費 、仮 設 備
費 、補 償 費 、建 設 中 利 子 、建 設 分 担 関 連 費 、雑 係
費等
b.水力発電施設の設置等に係る新技術の導入事業
費
目
内
容
水路
え ん 堤 、取 水 口 、導 水 路 、沈 砂 池 、水 槽 、水 圧 管
路、放水路、雑工事等
機械装置
水 車 、発 電 機 、主 要 変 圧 器 、配 電 盤 開 閉 装 置 、自
動制御装置、屋外鉄構、諸機械装置、基礎等
諸装置
通信電燈電力装置、雑装置等
備品
耐 用 年 数 1 年 以 上 で 、か つ 取 得 価 格 が 1 万 円 以 上
の物品
総係費
仮 設 備 、工 事 用 電 力 費 、測 量 及 び 調 査 費 、仮 設 備
費 、補 償 費 、建 設 中 利 子 、建 設 分 担 関 連 費 、雑 係
費等
導入試験に係わる費用等
導入試験に
係わる費用
④補助率
出力規模等
①水力発電施設の設置等事業
a.5,000kW 以下
b.5,000kW 超 30,000kW 以下
補助率
20%を限度とする
10%を限度とする
ただし、天災事由による損壊の復旧に伴う、
水車又は発電機の改造であって、100kW 以上の
増出力の場合は以下による
c.増加後の出力が 5,000kW 以下
・出力増加割合 20%以上
・出力増加割合 20%未満
d.増加後の出力が 5,000kW 超 30,000kW 以
下
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20%を限度とする
*出力増加割合を限
度とする
・出力増加割合 20%以上
・出力増加割合 20%未満
10%を限度とする
*出力増加割合の1
/2を限度とする
②水力発電施設の設置等に係る新技術の導入事
業
50%を限度とする
・新技術を導入した部分
採択された時点の補
助率を限度とする
③平成 10 年度迄に採択された事業
(注)*:出力増加割合とは、増出力(改造後出力-改造前出
力)を元の出力(改造前出力)で除した値をいう。
⑤募集方法
公募により受付け
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