・総合戦略に掲載された事業で、現時点で取り組んでいない事業は2事業である。「若者定 住促進事業」は平成29年度の新規事業として、教育大学生等が当市に住む際に家賃補助 を行う等の施策を検討している。「地元学生定着促進事業」は、「若者定住促進事業」の 成果を見て、今後内容を検討していく。 総合戦略の中間評価結果(主要事業) 基本目標 1 安定した雇用を創出 する 2 新しい人の流れをつ くる 3 若い世代の結婚・出 産・子育ての希望を かなえる 4 時代に合った地域を つくり、安心なくら しを守るとともに、 地域と地域を連携す る 平成28年度 目標達成見込み 事業数 平成32年 (2020年) 目標への事業効果 平成29年度予算要求予定 ○ △ ✖ 無し ○ △ ✖ 新規 増額 同額 減額 無し 9 3 4 1 1 3 6 0 0 1 7 0 1 13 4 4 2 3 3 6 4 1 5 6 0 1 6 3 1 0 2 3 0 3 0 2 4 0 0 5 2 0 2 1 2 1 2 0 1 4 0 0 33 12 9 5 7 11 13 9 1 9 21 0 2 ・社会減に歯止めがかかっている兆候が見られることから、住宅購入支援助成金の拡充やお 試し居住住宅の追加等5事業を平成28年度に比べ、事業を拡充して展開していくこと で、人口減少に歯止めをかける。 3 若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる ・平成32年(2020年)の目標達成への事業効果が出ていない事業は、3事業(「出会 いの場提供事業」、「2条団地整備事業」、「保育所入所運営事業・幼稚園入所運営事 業」)となっている。「出会いの場提供事業」は平成29年度から本格展開。「2条団地 整備事業」は平成30年2月に完成なことから、事業効果はそれ以降に現れる。「保育所 入所運営事業・幼稚園入所運営事業」は、平成28年度に小学3年生の子から数えて第3 子目以降及び同時入所の第2子に係る保育料を無料としたことから、成果は今後現れると 予想される。 *注記 (平成28年度目標達成見込み)○:達成確実 △:達成予定 ✖:達成不可能 (平成32年目標への事業効果)○:期待した効果が上がっている 無し:目標設定していない △:部分的に効果が上がっている 4 時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する ・「生活交通確保事業」は「岩見沢市地域公共交通再編実施計画」、「公共施設マネジメン ト事業」は「公共施設再編基本計画」策定がこれからなので、平成32年(2020年) の目標達成への事業効果が出ていない。 ✖:まだ効果が見られない 1 安定した雇用を創出する ・当市の優位性である農業や ICT 等を活用した取り組み。平成28年度の目標及び平成32 年(2020年)の目標達成に向け順調に推移している。 ・総合戦略に掲げた事業はすべて取り組んでおり、平成29年度も平成28年度と同様の取 組みを継続していく。 2 新しい人の流れをつくる ・平成28年度の目標達成が困難な事業は、「観光振興戦略推進事業」、「お試し居住事 業」となっている。「観光振興戦略推進事業」は、昨年度に策定した「観光振興戦略」に 基づき今後本格展開することから、成果は今後現れると予想される。「お試し居住事業」 は、6月に募集を開始したことから目標未達となった。 ・平成32年(2020年)の目標達成に現時点で事業効果が出ていない事業は、平成28 年度に事業を取り組んでいない「若者定住促進事業」、「地元学生定着促進事業」の2事 業と、現在本格展開に向け事業内容を検討している「シティプロモーション事業」、平成 29年度から本格的に事業を開始する「住み替え斡旋事業」の4事業となっている。 5 全体評価 ・平成32年(2020年)の目標達成については現時点で9事業が「まだ効果が見られな い」となっているが、今後本格的に事業展開されることから、概ね達成可能である。 ・また、総合戦略に掲げた事業で、未着手の事業は「地元学生定着促進事業」のみであり、 事業実施についても計画通りに進んでいる。 ・今後は事業毎の評価はもちろんのこと、個々の事業が基本目標及び施策目標の達成につな がっているかを検証していくことで、事業の見直しや追加等も検討していく。
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