学校法人五島育英会 学校評価制度 平成27年度 実施報告書(東京都市大学塩尻高等学校) 教育設計に関する分野 達成目標と具体的取り組み 達 成 状 況 <学科・コースの再編成計画> 平成 28 年度教育課程の編成 ○教育課程編成委員会を立ち上げ、平成 28 年度教育 課程の編成を実施。1 年次に数学と英語の単位数を 増やし、さらに進級時に類型変更を可能にした。 <教科指導計画・新シラバス・HR 運営> ① コース毎の授業目標、計画、シラバス、 ①単元毎にセンター試験出題状況や定期考査及び模 年間指導計画の作成と授業改善の実施。 ② プロジェクト提案によるホームルーム 運営の検討。 試日程を盛り込んだシラバスを作成した。 ②年間ホームルーム計画を提示し、内容を学年会で 確認し、ほぼ計画通り実施できた。 文化祭に向けたパネルディスカッションを計画 <サイエンステクノロジーコース> 実践的な授業の展開 ○機械検査資格3名。長野県第 3 位で表彰。 ○1 年次「サイエンスリテラシー」における外部講師(地元企業・ 都市大・信大等)講演会を7回実施。 ○3 年生の課題研究において、都市大との連携テーマ を増設し、授業を展開した。 <都市大グループでの学校間連携> 大学との遠隔授業、市民公開講座、付属高 校間での連携・交流を図る。 ○都市生活学部永瀬先生・石井先生の「都市の環境」 を遠隔授業として実施し 8 名が単位認定。 ○付属中高、等々力中高の文化祭視察および生徒意 見交流会を実施。 ○都市大見学バスツアーを実施。 ○野球部が付属中高と練習試合を実施。 <校内ネットワーク> 生徒個人ファイル・成績処理・指導要録・ ○成績処理・指導要録の改訂を行った。 生徒出席管理・教職員動態等のネットワー ○個人相談資料および出席管理の入力枠データの作 ク利用の研究。 成を行った。 ○生徒出席管理(出席簿)について、新方式(紙ベ ース)を提案し実施。 ○業者による教務システムの導入を検討したが、費 用的な面で断念。本校独自で校内システムを再構 築していくこととした。 -1- 学力向上に関する分野 達成目標と具体的取り組み 達成状況 1.進路意識を高める ① 学習カウンセリング ○担任が実施し、月に1回は必ず生徒と 進路について面談をする。 ○ 月 1 回生徒全員面談を目標に取り組んだ結果、月 別・クラス別では差が出てしまった。 特別進学・特別選抜については、学力向上部員も 加わり面談を実施。 ○就職者は、就職担当者も面談する。 ○ 就職希望者全員に対し、就職担当者が面談を実施。 2.学力向上 進学目標: 進学結果: 東京都市大学 10 名以上・国公立大学 7 東京都市大学 9 名、国公立大学 6 名、他私立大学 名・他私立大学 70 名(日東駒専計 5 名 75 名の合格実績であった。 (立教大学 1 名、青山学 以上) 院大学 1 名、日東駒専 2 名) <教科の取組> ① 学習量を高める ① 学習時間の確認、課題(宿題)内容や提出状況を 確認。 ② 学習内容の精選 ②・年間授業指導計画(ロードマップ)を作成。 ・1年間の授業計画を振り返り、授業進度や内容 を検証、再修正。 ・毎週実施する科会にて週ごとの授業の進度状況 チェックを実施し、内容の確認を行った。 ・宿題に関しては、60%の達成率であった。 ③ 教科別プロジェクトチーム。 ③・センター試験の結果分析を基に、特別選抜類型 の授業内容を修正。 <特進・特選会議> ① センター試験受験対応(受験者数75名 目標) ①・朝と放課後にセンター試験対策講座を開講した。 (センター試験受験者数 89 名) ・11 月よりセンター特別編成授業を実施。 ② 指導体制の確立。 ② 朝や放課後の SZ 講座の実施、受験戦略会議、 外部模試分析報告会、教員の力量向上のための講 演会の開催、予備校との連携を実施。 ③ 予備校講座と授業の位置づけの研究。 ③ 予備校講座を 2 年生(数学・英語)と 3 年生(英 文法・英語読解・センター数学)を実施した。 ④ 個人指導体制の確立 ④ 個人指導体制の確立 ○ 学習支援センターの充実 ○ 利用者は、1 日平均 20 名~40 名。 ○ 課題・校外模試・TMノート・個人 ○ 課題・郊外模試の成績・TMノートの学習時 面談・学習チューターの充実。 間を見ながら、個人面談を実施し指導。数学 の学習チューターを週2回実施した。 ⑤SZプロジェクト ⑤ 毎週金曜日の朝に会議実施。本校教育システムの 完成。 -2- 達成目標と具体的取り組み 達成状況 3.就職内定率100% 就職指導体制の充実として、次を実施する。 就職希望者に対しては、100%内定が決定。 ① 就職支援員の設置の継続 ①就職支援員の設置を継続した。 ② 企業訪問 ②企業訪問を 5 月と 6 月に実施した。 ③ SPI 講座の開講 ③6月~7月に実施。受講者 72 名。 ④ 企業見学・インターンシップ ④企業見学は 2 年生 6 名、インターンシップは 2 年 生 32 名が参加。 4.教員の資質向上 ①講演会の実施 教員向上のための講演会 ①信大研究会 9 月 1 日信州予備校事務長 5教科研修会 小論文と教科指導の研究をした。 生徒活動に関する分野 達成目標と具体的取り組み 達成状況 1.充実した特別活動を通じて、生徒の自 主性・自発性を伸ばす。 ①生徒会活動の活性化 新組織の発足と充実した活動 地域ボランティア活動 ① 生徒会の新組織を発足させ、各委員会が主体とな り活動を展開。月1回の定例会も予定通り実施。 ○ 田川のシバサクラの植栽活動を春秋の2回実施。 ○ 地域ボランティア活動として、「通学路花いっぱ い運動」を実施。公園の歩道に花を移植し全クラ スで水くれ草取りを継続的に行う。 ②学校行事の活性化 ② 文化祭では研究テーマを設定し学年、クラス毎に その成果を発表した。 ○ 体育祭は成功を収め生徒の満足度も高い。PTA と連携協力し、豚汁の炊き出しを実施した。 ○ 3回目となる学年コーラスは文化祭中に1・2年 生がクラス発表をした。クラス対抗とすることで 集団意識を高め、練習の成果を発表する。 ③部活動の活性化 ③ 1年男子のクラブ加入率は80%を超えた。1年 女子も55%と順調であった。加入率は全体で7 0%にとどまった。 ○ 全国大会出場数は目標2団体(サッカー、女子バ レー)で目標達成できず。北信越は目標3団体(サ ッカー、女子バレー)であった。 ○ 県大会は目標9団体(サッカー、女子バレー、野 球、ラグビー、男子ソフトテニス、女子ソフトテ ニス、卓球、陸上)であった。 ○ 文化部では、英会話・茶道、ボランティア、料理、 書道などの女子主体の活動が盛んであった。 -3- 達成目標と具体的取り組み 達成状況 2.規律ある基本的生活態度と習慣を養う。 自他共の人権を尊重する態度を育む。 ①制服着用・整容指導 ① 新制服の導入と日常の身だしなみ指導の取り組 みにより、改善がみられた。 ○ 朝の通学時に塩尻駅と校門前での指導を実施し た。 ②挨拶の習慣化、授業規律の改善と向 上 ② 授業規律については、授業で教科担任がチェック した結果を学年会や職員会で情報共有し、改善に 向けて個別の指導面談を実施した。 ○ 問題あるクラスや教科担当者の授業について、複 数の教員でTT授業を実施した。 ③人権意識の向上 ③ 定期的に職員向けと生徒向けに人権意識を啓発 することが出来た。 ○ 教員の生徒に対する接し方や生徒同士の関わり 方を考える機会を増やし人権意識の向上に努め た。 教育検証に関する分野 達成目標と具体的取り組み 達成状況 <職員研修の充実> 研究授業を実施しスキルアップを図る。 授業アンケート結果の分析によれば、総じて高い評価で あったが、授業間の差異が大きいという指摘もあった。 <多様な外部・内部の評価制度の導入> 現行実施の評価制度と外部評価の継続学校評 新入生および保護者アンケートを実施し、入学後の本 議員会の実施 校イメージの「良い」が前年度 70%から 80%に向上し た。 <危機管理の徹底> マニュアルに基づき、危機管理を図る。 1学年対象に救急救命講習を実施した。 秋の防災避難訓練を全校で実施した。 -4-
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