2017 年 2 月 3 日号 週刊株式アウトルック 来週の見通しと投資ポイント CONTENTS 1. 日本株式 .............................................................................................. 1 2. 注目テーマ① ホテル業界:客室単価と稼働率が回復へ ............................ 2 3. 注目テーマ② 期末に注目が高まりやすい高配当銘柄 .............................. 3 4. 注目テーマ③ 加速する自動車軽量化 .................................................... 4 5. ドル円相場 ............................................................................................ 5 6. 米国株式 .............................................................................................. 5 7. 投資部門別売買動向 ............................................................................. 6 8. 個人投資家の買付動向 ......................................................................... 7 9. 週間個別銘柄騰落状況(東証 1 部) ........................................................ 7 10. チャート分析 .......................................................................................... 8 11. 来週・再来週の主なスケジュール............................................................. 9 投資情報部 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 1.日本株式 横山 敦史 【日経平均の推移と来週の見通し】 21,000 (円) (兆円) <来週の予想レンジ:18,800~19,600円> 12 11 20,000 19,600円 10 日経平均(左軸) 19,000 18,800円 18,000 9 8 7 17,000 25日移動平均(左軸) 6 75日移動平均(左軸) 16,000 5 15,000 4 3 14,000 2 13,000 1 東証一部売買代金(右軸) 12,000 8/16 2016年 9/5 9/27 10/18 11/8 11/29 12/19 1/12 2017年 2/1 2/21 0 (月/日) 注:予想はSMBC日興証券 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 週初のトヨタの決算発表に注目 来週は週初にトヨタ(7203)の17/3期第3四半期(3Q)の決算発表が予定されており、市場の注目が集まる。 ここまでの17/3期3Q決算発表では、円安進行や世界的な景気回復を追い風に、製造業を中心に通期会社 計画を上方修正する動きが見られる。 トランプ米大統領の通商政策見通しが不透明なことから、トヨタの株価は上値の重い展開が続いてきた。し かし、業績の上振れ期待に加え、株価は26週移動平均に接近しており、買い場を探る週となろう。 日米首脳会談などを通じて「トランプリスク」の耐性強まる 10日には米ワシントンにて日米首脳会談が行われ、為替政策や通商政策について話し合われる見込み。 トランプ米大統領が直近の自動車や為替を巡る発言を撤回する可能性は低いとみられ、過度な期待は持ち にくい。しかし、こうしたイベントを通じて「トランプリスク」に対する市場の耐性は強まるだろう。 保護主義的な発言の織り込みが進む 1月31日の円安誘導批判をきっかけに円高に振れたものの、振れ幅は限定的だった。トランプ米大統領の 保護主義的な発言を市場が織り込みつつある可能性がある。先行して調整していた証券株の一角が出直る 動きをみせるなど、株価反転の兆しが見え始めている。 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 1 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 2.注目テーマ① ホテル業界:客室単価と稼働率が回復へ 図表1. 東京のホテル客室単価とドル円 (前年比、%) 先週末からの中国の春節休暇中は、今年も中国 人訪日客についてメディアで盛んに報じられた。 爆買いブームの一巡によって、昨年半ばまでは 国内のホテルの客室単価や稼働率は伸び悩ん だり、マイナス成長となっていたが、後半から再 び回復の兆しを見せ始めている(図表1、2)。 昨年前半、稼働率が低下した理由の一つは円 高で訪日客数の伸びが鈍化したことにある。ドル 円は2015年の120円台から、2016年半ばまでに 100円前後までの円高が進行した。海外旅行者 にとっては、実質宿泊単価が2割近く上昇したこ とになる。訪日客数の多い中国人(人民元)や韓 国 人(ウォン)にとっても、ほぼ同じ状 況であっ た。 図表1の通り、客室単価の変化率はドル円の変 化率に約3ヵ月遅行する傾向が見受けられる。そ のためドル円が115円前後で安定するのであれ ば、単価の回復基調は続こう。為替の安定は宿 泊のみならず、インバウンド消費全体にとって、 前年比での悪影響が緩和する要因となる。 1月17日発表の2016年の訪日外客数は2,403.9 万人、前年比+21.8%となり、4年連続で過去最 高を更新し、年間で初めて2,000万人を突破した。 政 府 は 東 京 オ リ ン ピ ッ ク 開 催 の 2020 年 ま で に 4,000万人、2030年には6,000万人を目標にして いる。日本人の海外渡航者数は2000年代に入 って、年平均約1,670万人、すなわち人口の約 13%となっている。2015年の中国人の海外渡航 者数は1億900万人(香港への渡航を含む)で、 人口の約8%に相当する。中国人の海外旅行者 数の割合が日本並みになれば、大きなインパクト となりえよう。 一方で、ホテル関連株への懸念材料とみられて いた“民泊”については、法制面が整っていない ことなどから、当面は大きな脅威とはならないだ ろう。 (前年比、%) 40 20 30 15 20 10 ? 10 5 0 0 -10 -5 客室単価(右軸) ドル円(月平均、3ヵ月先行、左軸) -20 13/4 13/10 14/4 14/10 15/4 15/10 16/4 16/10 母良田 剛 -10 17/4 (年/月) 注:ドル円の2月以降は1月値と同じと仮定 出所: BloombergよりSMBC日興証券作成 図表2. 東京・大阪ホテルの稼働率(前年比) (PT) 10 8 東京 大阪 6 4 2 0 -2 -4 -6 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 16/7 (年/月) 出所: BloombergよりSMBC日興証券作成 図表3. 主なホテル関連銘柄 コード 銘柄略称 2/2終値 時価総額 (円) (億円) 所有・経営する主なホテル 3287 星野RR 600,000.0 981 「星のや」、「界」、「チサンイン」など 8179 ロイヤルHD 1,906.0 766 ビジネスホテル「リッチモンド」など 8985 JHR 78,300.0 9006 京 急 1,299.0 7,164 「京急ホテル」、「京急EXイン」など 9024 西武HD 1,871.0 6,401 国内最大級のホテルチェーン「プリンスホテル」など 9616 共立メンテ 7,350.0 1,431 ビジネスホテル「ドーミーイン」など 9722 藤田観 357.0 2,946 「ヒルトン東京ベイ」、「ホリデイ・イン大阪難波」など 436 「ワシントンホテル」、「椿山荘」など 出所:QUICK、会社HPなどよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 3.注目テーマ② 期末に注目が高まりやすい高配当銘柄 図表1. TOPIX予想配当利回りと国債利回り (%) 株式市場では例年、決算期末の3月が近づくに つれ、高配当利回り銘柄が物色テーマとして注 目されやすくなる。これは配当取りを狙った買い が入りやすいためだと考えられるが、この傾向は 今年一段と強まる可能性があろう。 今年は1月10日に日経平均高配当株50指数の 算出がスタートした。新しい指数が作られるとそ れに連動するETFやインデックス型の投資信託 が設定されることも多く、これらのファンド経由で 多額の資金が流入する可能性がある。 日銀の低金利政策を背景に配当の相対的な魅 力も高まっている。TOPIXの予想配当利回りと長 期金利の差は昨年後半以降、株高 による配当 利回りの低下や長期金利の上昇を背景に縮小 しているものの、長期でみれば記録的な高水準 となっている(図表1)。 また、企業は近年、コーポレートガバナンス・コー ド (注) などを受けて株主重視の姿勢を強めており、 16年3月期の企業による総還元額(配当金と自 社株買い実施額の合計)は前期比+12%と3期連 続で増加している。今後、円安や海外景気の回 復などを背景に企業業績が持ち直せば、一段の 増配が期待できよう。 (%) TOPIX予想配当 利回り(A、左軸) 3.5 3.0 A-B (右軸) 3.0 2.5 2.5 武田 泰典 2.0 2.0 1.5 1.5 1.0 1.0 0.5 0.5 0.0 0.0 ▲0.5 ▲0.5 10年国債利回り (B、左軸) ▲1.0 01/1 03/1 05/1 07/1 09/1 11/1 13/1 ▲1.0 17/1 (年/月) 15/1 注:TOPIX予想配当利回りは東証1部加重平均利回りの日経予想 出所: QUICK、BloombergよりSMBC日興証券作成 図表2. 高い成長が期待できる高配当利回り銘柄 コード 銘柄 略称 終値 (円) 今期予想 今期予想 1株配当 配当 (円) 利回り(%) 来期予想 決算 経常 発表 増益率(%) 予定日 7201 日産自 1,112.0 48.0 4.32 12.8 2/9 8053 住友商 1,422.5 50.0 3.51 26.3 2/7 2768 双 日 291.0 8.0 2.75 13.0 2/3 8035 東エレク 11,550.0 305.0 2.64 13.0 済 9513 Jパワー 2,773.0 70.0 2.52 17.1 済 4185 JSR 1,981.0 50.0 2.52 14.6 済 559.0 14.0 2.50 20.0 2/7 6902 デンソー 4,959.0 120.0 2.42 12.6 済 5929 三和HD 1,057.0 25.0 2.37 12.4 済 7011 三菱重 509.0 12.0 2.36 44.2 済 5938 LIXIL G 2,651.0 60.0 2.26 14.2 2/6 4681 リゾートトラス 2,081.0 46.0 2.21 38.5 2/9 4061 デンカ 注:政府と東証が策定した企業統治の指針。基本原則 には株主の権利・平等性の確保、株主との対話等があ る。2015年6月に適用開始。 注:データは2月1日時点。TOPIX採用3月期決算企業のうち、①18年3 月期(来期)経常利益が+10%以上の増益かつ16年3月期(前期)の 水準を上回る予想(予想社数3社未満の銘柄は除外)、②17年3月 期(今期)配当が増額または据え置き予想、③時価総額2,000億円 以上の条件を満たす、今期予想配当利回り上位12社をランキング。 予想は配当が日経、経常利益がQUICKコンセンサス。IFRS採用企 業は税引き前利益を経常利益とする。決算発表予定日(対象は第3 四半期決算)は2月2日時点のQUICK情報であり、「済」は既に発表 済みの企業。業績及び配当予想は変更される場合がある 出所: QUICKなどよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 3 株価についても、高配当銘柄は2月から期末の3 月にかけて市場全体を概ねアウトパフォームする 傾向がある。 こうした中、配当に着目した銘柄選別は有効な 投資戦略の一つと言えよう。ただ、一般に、配当 利回りが高いと、PERは低くなる傾向があり、成 長性が低いと評価されている企業も多い。そこで、 高配当利回りでかつ高成長が期待できる銘柄を 図表2に掲載した。投資の参考にされたい。 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 4.注目テーマ③ 加速する自動車軽量化 図表1. 各国における自動車のCO 2排出量規制 240 自動車メーカー各社が車体軽量化への取り組み を加速させている。BMWが1月12日に発表した 新型車はアルミ合金などの利用により、先代モデ ルに比べ約80kg軽量化。トヨタも昨年12月、座 席シートの部材に軽量の発泡樹脂を使用した新 型車種を発売した。 背景には世界的に進む燃費・排ガス規制強化の 流れがある。特に、足元で規制が急速に強化さ れているのが中国で、深刻な大気汚染問題など を背景に、北京では、世界で最も厳しい欧州と 同水準の排ガス規制を今年から前倒しで導入し た。日米欧についても、2020~21年にかけて一段 と厳しい目標が課されている(図表1)。 環境規制に否定的なトランプ米大統領による規 制緩和を警戒する声も一部にあるが、01年に京 都議定書を離脱したブッシュ政権下でも、燃費 規制は強化された経緯がある(注)。カリフォルニア 州など独自に厳しい規制を課している州もある。 (CO2 g/km) 実績値 220 目標規制値 米国 200 180 武田 泰典 中国 EU 160 日本 140 120 100 80 02 04 06 08 10 12 14 16 20 (年) 18 出所: ValeoよりSMBC日興証券作成 図表2. 自動車1台当たりのアルミ、鉄の使用量(重量比) 64 (%) (%) 63 11 10 アルミ(右軸) 62 9 61 8 60 7 注:石油消費・輸入量の削減を狙ったエネルギー安全 保障政策の一環で実施。トランプ大統領が規制緩和を 掲げる石油・石炭業界とは異なり、自動車業界は規制の 強化が競争力向上につながるという面もある。 鉄(左軸) 59 6 58 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 5 15 (年) 注:北米の乗用車を対象とした平均 出所: 米国化学工業協会よりSMBC日興証券作成 CO2 など排ガスの削減には、クリーンエネルギー 車の導入や燃費の向上が必要になる。各社が 燃費の改善策として注力しているのが、軽量化と 電装化であり、前者ではアルミや合成樹脂(プラ スチック)の利用が代表的である。 アルミの重さは鉄の3分の1程度で、他に耐食性 や熱伝導率が高いなどの特長も有しており、車 体を中心に鉄からの代替が近年加速している。 (図表2)。合成樹脂への代替については、近年 停滞していたが、薬品の添加により、課題だった 強度や耐久性、耐熱性が改善しており、多くの 化学・繊維メーカーが成長戦略の中核として開 発・投資を加速させている。軽量で強度が高い 炭素繊維の活用も中長期的には期待される。関 連銘柄は高い成長が期待できよう。 図表3. 主な関連銘柄 コード 銘柄名 終値 (円) 予想 PER(倍) 概要 3402 東 レ 988.7 国内最大手の合成繊維メーカーで、中でも炭 14.9 素繊維は米ボーイングに納入する等世界首 位。足元では自動車向けの樹脂が堅調。 4183 三井化学 544.0 自動車向け樹脂に強く、燃料タンク、バン 10.0 パー、内装表皮向けでそれぞれ世界首位、2 位、3位。利益の4~5割が自動車関連の事業。 4188 三菱ケミHD 798.8 自動車軽量化による樹脂需要の取り込みが主 10.2 要な成長戦略の一つ。2020年の自動車・航空 機向けの事業規模を15年比4割増やす計画。 5703 日軽金HD 278.0 世界大手級のアルミ総合メーカー。足元では 9.6 自動車や鉄道向け好調。18年度営業利益は 軽量化需要等により15年度比2割増目指す。 5741 UACJ 362.0 古河スカイと住友軽金属の合併で誕生したア 10.4 ルミ大手。足元では、自動車用パネルと熱交換 器材が好調で、軽量化需要取り込みに注力。 注: データは2月1日時点。予想PERはQUICKコンセンサス来期予想 出所: QUICK、各社資料、東洋経済よりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 4 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 5.ドル円相場 龍 翔太 【ドル円相場の推移と来週の見通し】 (円/ドル) 120 この1週間は、トランプ米大統領の発言等 を材料にドル売りが進行。週半ばにかけて は一旦持ち直したものの、その後再び売り 戻され一時112.06円まで下落した。 来週末には日米首脳会談が予定されてい る。米大統領が対日貿易赤字や日本の通 貨政策を批判する中での開催とあって、警 戒感の強まりが想定される。ドル円は週末 にかけて不安定な値動きとなろう。 もっとも、ドル円はこれまでチャート分析上 の重要なフシ目の1つである112円処で底 堅さを示している。トランプ大統領が今週、 日本の通貨政策批判を行った際ですら割 り込まなかったことを踏まえると、その水準 では根強いドル買いが期待される。ドルの 底堅さを占う上で、112円処やその下の目 途である110.70円処を引き続き維持できる かに注目したい。 <来週の予想レンジ:111.00~115.00円> 118 116 115.00円 114 112 111.00円 110 108 106 104 102 100 98 9/1 9/22 2016年 10/13 11/3 11/24 12/15 1/5 1/26 2017年 (月/日) 出所: BloombergよりSMBC日興証券作成 6.米国株式 田中 浩介 【S&P500構成業種の指数推移】 今週は、前週末にトランプ米大統領が署 名した入国規制の大統領令に対する国内 外からの批判が相次ぐ中、株式市場は下 落基調で推移した。 トランプ大統領の姿勢は大統領選中からほ ぼ一貫しているが、株式市場は政策動向を にらみつつ不安定な動きとなっている。もっ とも、トランプ新政権の減税やインフラ投 資、規制緩和といった景気刺激策への期 待に加え、堅調な景気、企業業績の動向 が投資家心理を下支えすることで、悲観一 色の展開にはならないとみている。 目先のマクロイベントとしては、雇用統計の 発表以外に、14~15日のイエレンFRB(連邦 準備制度理事会)議長による議会証言が 注目される。また、政策面では28日のトラン プ大統領による議会演説で初の具体的な 政策への言及が期待され、材料視されよ う。 ※一連の大統領令への署名に市場は振り回されるも、足元でディフェンシブ系 セクターが底堅さをみせるなど物色ローテーションが機能。弱気一辺倒ではない。 108 (2016/12/30=100) 106 情報技術 素材 一般消費財 104 ヘルスケア S&P500 生活必需品 資本財 公益 不動産 金融 102 100 98 エネルギー 96 電気通信 94 12/30 1/4 1/6 2016年 2017年 1/10 1/12 1/17 1/19 1/23 1/25 1/27 1/31 2/2 (月/日) 出所:BloombergよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 5 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 7.投資部門別売買動向 長谷川 景子 1月第4週の投資部門別売買動向(現物・先物) 1月第4週は、海外投資家が1,318億円と3週ぶりに買い越し。先週は▲3,034億円の売り越しとなったが、国内 主要企業の決算発表が本格化する中で再度日本株への選好姿勢が示された。 一方、個人投資家は▲1,823億円と3週ぶりに売り越しとなった。 事業法人は▲21億円と3週ぶりに売り越し。 信託銀行は3,309億円と3週ぶりに大幅買い越しとなった。 【日経平均株価と主な投資部門別売買動向(現物・先物合計)の推移】 (億円) 15,000 (円) 日経平均株価(右軸) 事業法人(左軸) 信託銀行(左軸) 19,500 海外投資家(左軸) 個人(左軸) 10,000 18,500 5,000 17,500 0 16,500 ▲ 5,000 15,500 ▲ 10,000 14,500 16/7/30 16/9/3 16/10/8 16/11/12 16/12/17 17/1/21 (年/月/日) 注: 売買動向は2016年7月第4週から2017年1月第4週まで、株価は2017年2月2日までのデータ。現物は二市場一・二部等。先物は日経225、 225mini、TOPIX先物、ミニTOPIX、JPX日経400の合計 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 6 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 8.個人投資家の買付動向 井場 浩之 【買付代金上位10銘柄(1/27~2/2、銘柄コード順)】 コード 銘柄名 市場 業種 東証 ETF 1/26終値 (円) 1570 日経レバ 6502 東 芝 東証1部 電気機器 7203 トヨタ 東証1部 7270 富士重 7717 2/2終値 (円) 騰落率 (%) 14,880.0 14,130.0 -5.0 258.5 240.8 -6.8 輸送用機器 6,764.0 6,430.0 -4.9 東証1部 輸送用機器 4,757.0 4,370.0 -8.1 Vテクノロジー 東証1部 精密機器 17,170.0 18,510.0 7.8 7974 任天堂 東証1部 その他製品 23,570.0 22,520.0 -4.5 8306 三菱UFJ 東証1部 銀行 742.0 721.7 -2.7 8316 三井住友 東証1部 銀行 4,519.0 4,350.0 -3.7 8411 みずほ 東証1部 銀行 212.9 206.0 -3.2 9984 ソフトバンクG 東証1部 情報・通信 8,956.0 8,686.0 -3.0 日経平均の19,500円近辺までの戻りを受 けて、ブル型ETFは引き続きランクイン、ベ ア型ETFはランク外へ。 富士重(7270)は、円高進行などを受けて の株価下落から、買いが集まった様子。 東芝(6502)は、半導体(メモリ)事業の分 社化方針決定が1/27に正式発表されたこ とを材料視。 任天堂(7974)は、1/31に17/3期通期の営 業利益を減額修正、株価下落を受けて買 われた模様。 ソフトバンクG(9984)は、連結子会社の米 通信事業者スプリントの10-12月期決算が 堅調だったことも注目された様子。 注: 弊社のリテール部門での国内上場銘柄の買付手口を集計。ただし、取引所外 取引およびブロックトレードのみデータから除外して集計 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 9.週間個別銘柄騰落状況(東証1部) 髙山 裕介 【値上がり率上位10銘柄(1/27~2/2)】 コード 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 6080 5352 3064 4762 6210 7274 2376 7839 6754 3688 銘柄名 M&Aキャピ 黒崎播磨 MonotaRO エックスネット 東洋機械 ショーワ サイネックス SHOEI アンリツ VOYAGE 業種 サービス ガラス土石製品 小売 情報・通信 機械 輸送用機器 サービス その他製品 電気機器 情報・通信 1/26 終値 (円) 3,245.0 331.0 2,514.0 1,859.0 473.0 797.0 995.0 2,188.0 697.0 1,444.0 2/2 終値 値上がり率 (% ) (円) 3,995.0 23.1 405.0 22.4 3,010.0 19.7 2,213.0 19.0 563.0 19.0 941.0 18.1 1,174.0 18.0 2,577.0 17.8 818.0 17.4 1,687.0 16.8 【値下がり率上位10銘柄(1/27~2/2)】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 コード 銘柄名 3655 6967 6701 6730 2371 9697 3341 4902 5410 1942 ブレインP 新電工 NEC アクセル カカクコム カプコン 日本調剤 コニカミノルタ 合同鉄 関電工 業種 情報・通信 電気機器 電気機器 電気機器 サービス 情報・通信 小売 電気機器 鉄鋼 建設 1/26 終値 (円) 1,666.0 873.0 317.0 980.0 2,041.0 2,586.0 4,345.0 1,205.0 2,126.0 1,058.0 2/2 終値 値下がり率 (% ) (円) 1,324.0 -20.5 696.0 -20.3 263.0 -17.0 826.0 -15.7 1,726.0 -15.4 2,188.0 -15.4 3,710.0 -14.6 1,053.0 -12.6 1,865.0 -12.3 936.0 -11.5 注: 対象は東証1部銘柄 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 7 日経平均は1/27~2/2の間、2.5%下落。 M&Aキャピ(6080): 17/9期1Q営業利益が上期計画を超過達 成したことを材料視。 MonotaRO(3064): 良好な16/12期通期決算に加え、17/12期 も最高益更新計画が示されたことを好感。 アンリツ(6754): 17/3期10-12月期の営業利益回復を好感。 NEC(6701)、カカクコム(2371): 17/3期通期計画の下方修正を嫌気。 コニカミノルタ(4902): 17/3期10-12月期営業利益が実質的に市 場予想を下回ったことを嫌気。 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 10.チャート分析 石田 卓也 【日経平均】 【日米長期金利差と為替】 2017年1月13日号でも指摘したように日経平均 は、16,251円から19,594円までの上げ幅に対する 0.236倍押しの18,805円が下値目途としてあげら れる。それを割ると同0.382倍押しの18,316円が意 識されよう。 (円) 20,000 (円) 120 2017/1/4 19,594円 19,500 19,000 76.4% 18,805円 18,500 61.8% 18,316円 18,000 (%pt) 3.2 118 3.0 116 ドル円(左軸) 114 日米長期金利差(右軸) 2.8 2.6 112 50.0% 17,922円 17,500 日米長期金利差とドル円は概ね連動してきたが、 昨年の11月以降、トランポノミクスへの期待で上方 乖離が大きくなった。足元ではトランプ大統領の円 安牽制発言を警戒していることが窺える。 110 2.4 108 2.2 106 17,000 104 16,500 102 16,000 10/17 2016年 2016/11/9 16,251円 11/6 2.0 概ね連動 1.8 1.6 100 11/26 12/16 1/5 2017年 (年/月) 98 1/25 16/6 (月/日) 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 16/8 16/10 1.4 17/2 16/12 出所:BloombergよりSMBC日興証券作成 【日本株市場関連データ(2/2時点)】 指数 日経平均株価 25日移動平均 75日移動平均 200日移動平均 売買高(東証1部、万株、①) 25日移動平均 2/2 前週末比 前週末比 (%) (円) 終値(円) 18,914.58 -552.82 -2.84 指数 TOPIX -1.44 JPX日経400 13,550.30 -356.86 -2.57 2.79 東証2部指数 5,449.40 -1.36 -0.02 9.92 東証マザーズ指数 988.25 -3.22 -0.32 212,818 日経JASDAQ平均 2,863.40 3.71 0.13 189,076 東証REIT指数 1,826.71 -19.04 -1.03 19,192.56 移動平均 18,400.53 乖離率 17,206.78 売買代金(東証1部、億円、②) 25,703 東証1部予想配当利回り(%) 25日移動平均 22,403 東証1部予想PER(倍) 売買単価(円、②/①) 2/2 前週末比 前週末比 (%) 終値(円,pt) (円,pt) 1,510.41 -38.84 -2.51 1207.76 1.96 16.66 東証1部PBR(倍) 1.30 東証REIT指数予想分配金利回り(%) 3.61 主要指数が軟調ななか、東証2部指数、東証マザー 【テクニカル指標】 ズ指数、日経JASDAQ平均といった中小型指数の 騰落レシオ(東証1部、25日) 堅調さが目立つ。 サイコロジカル(TOPIX) [単位:%] 判定 93.68 ― 58.33 ― ストキャスティクス(TOPIX) 31.94 ― RSI(TOPIX) 40.49 ― 注:予想は東証1部配当利回り及び東証1部予想PERは日経予想、東証REIT指数予想分配金利回りはQUICK予想。配当・分配金利回りは加重平 均。テクニカル指標は一般的に、騰落レシオ:120%以上が買われ過ぎ、70%以下が売られ過ぎ、サイコロジカル:75%以上が買われ過ぎ、25%以下 が売られ過ぎ、ストキャスティクス:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎ、RSI:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎと判断される 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 8 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 11.来週・再来週の主なスケジュール 柴山 真里枝 来週、国内では、設備投資の先行指標である機械受注などの経済指標が発表予定。 また、安倍首相とトランプ米大統領の首脳会談が実施される。対米貿易黒字国や通貨安に対するトランプ氏 の批判が懸念材料となる中、日米の経済協力関係の維持・発展に向けた交渉が注目される。 海外では、中国で貿易統計の発表が予定されている。今年は春節祝休日のタイミングが昨年より早いため、1 月に輸出が前倒しになっていることなども考えられ、貿易黒字が一時的に上振れる可能性がある。 【来週の主なスケジュール】 発表日 国・ 地域 日本 2月 6日 (月 ) 豪州 インドネシア 日本 2月 7日 (火 ) 米国 独 英国 豪州 フィリピン ロシア 日本 2月 8日 (水 ) インド タイ ブラジル 日本 2月 9日 (木 ) 独 NZ フィリピン メキシコ 日本 米国 2月 10日 (金 ) 中国 2月 11日 (土 ) 2月 12日 (日 ) インド - - 市場予想 12月 毎月勤労統計-現金給与総額(前年比、速報) 10-12月期 決算:王子HD、田辺三菱、LIXIL G、トヨタ、スズキ、丸紅、菱地所 12月 小売売上高(前月比) 10-12月期 実質 GDP( 前年比) 2016年 実質 GDP( 前年比) 12月 景気一致CI指数(速報) 12月 景気先行 CI指数( 速報) 決算:明治HD、日清食HD、旭化成、大陽日酸、参天薬、JX、住友鉱、島津製、 10-12月期 バンナムHD、住友商、NTTデータ 12月 貿易収支 10-12月期 決算:ウォルト・ディズニー、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド 12月 鉱工業生産(前月比) 1月 ハリファックス住宅価格指数(前月比) 政策金利 - 1月 消費者物価指数(前年比) 1月 消費者物価指数(前年比、8日発表の可能性もあり) 12月 経常収支( 季調済) 1月 景気ウォッチャー調査-現状判断DI 1月 景気ウォッ チャー調査- 先行き判断DI 決算:大成建、鹿島、三菱ケミHD、SMC、ダイキン、いすゞ、富士重、三井物、 10-12月期 ソフトバンクG 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月30~31日分) - - 政策金利(レポレート) - (リバースレポレート) - 政策金利 1月 IPCA(拡大消費者物価指数、前年比) 12月 機械受注( 船舶・ 電力除く 民需、 前月比) 決算:大和ハウス、日揮、東 レ、テルモ、関西ペ、日産自、大日印、住友不、西武HD、 10-12月期 共立メンテ、セコム 12月 貿易収支 12月 輸出(前月比) 12月 輸入(前月比) - 政策金利 - 政策金利 1月 消費者物価指数(前年比) - 政策金利 10-12月期 決算:国際帝石、マツモトキヨシ、アマダHD、三井不、東急、小田急、NTT - 日米首脳会談( ~1 1 日?、 ワシ ントン・ フロリ ダ) 2月 ミ シ ガン大学消費者信頼感指数( 速報) 10-12月期 決算:デンツプライ・シロナ 1月 新規銀行融資( 15日ま でに発表予定) 1月 マネーサプライM2(前年比、15日までに発表予定) 1月 貿易収支 1月 輸出( 前年比) 1月 輸入( 前年比) 12月 鉱工業生産(前年比) - - - - - - - - - - - 前月・ 前期・ 前年 0.5% - 0.2% 5.02% 4.79% 115.0 102.8 - - ▲450億ドル ▲452億ドル - - - 1.50% - 5.0% - - - - 0.4% 1.7% 1.50% 2.6% 5.4% 17,996億 円 51.2 49.0 - - - - - 1.50% - 6.25% 5.75% 1.50% 6.29% ▲5.1% - - - - - - - 1.75% 227億ユーロ 3.9% 3.5% 1.75% 3.00% 3.36% 5.75% - - 98.5 - - - - - 97.9 - 24,400億 元 11.3% 509.5億 ド ル 4.0% 9.8% - - - - 10,400億 元 11.3% 407.1億 ド ル ▲6.2% 3.1% 5.7% 注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2017年2月2日12時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがある 出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 9 - - 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 再来週は、国内では2016年10-12月期実質GDPが発表予定。プラス成長を維持できるかが注目される。 海外では、米国で小売売上高が発表予定。内需の柱となる個人消費の堅調さが引き続き見られるか確認し たい。そのほか、各連銀の製造業景況指数が発表される。先日発表のISM製造業景況指数は更なる改善傾 向を示したものの、米大統領選後のドル高の影響の兆しが見られるかが焦点となる。 また、イエレンFRB議長の半期議会証言が行われる。利上げペースや新政権の経済政策の影響に対する見 解を見極めたい。 【再来週の主なスケジュール】 発表日 2月 13日 (月 ) 国・ 地域 日本 インド 日本 米国 ユーロ圏 2月 14日 (火 ) 独 英国 中国 インド トルコ ブラジル 日本 米国 2月 15日 (水 ) ユーロ圏 英国 インドネシア ロシア 南ア 米国 2月 16日 (木 ) 欧州 豪州 2月 17日 (金 ) 2月 18日 (土 ) 2月 19日 (日 ) インドネシア マレーシア ブラジル - 日本 NZ - - 実質 GDP( 前期比年率、 1次速報) 決算:テンプHD、ユー・エス・エス、リクルートHD、ニコン 消費者物価指数(前年比) 決算:大林組、清水建、日本郵政、かんぽ、ゆうちょ、SOMPOHD、MS&AD、 10-12月期 第一生命、東京海上、T&DHD、東芝 1月 生産者物価指数(前月比) イエレンFRB議長、半期議会証言(上院) - 10-12月期 実質 GDP(前期比、 改定値、 前期値は速報値 ) 12月 鉱工業生産(前月比) 10-12月期 実質GDP(前期比、速報) 2月 ZEW景気期待指数 1月 消費者物価指数(前年比) 1月 消費者物価指数( 前年比) 1月 卸売物価指数(前年比) 12月 経常収支 12月 小売売上高指数(前月比) 1月 JNTO訪日外客数 1月 消費者物価指数(除食品&エネルギー、前年比) 1月 小売売上高( 前月比) 1月 小売売上高( 除自動車、 前月比) 1月 鉱工業生産指数( 前月比) 2月 ニュ ーヨーク連銀製造業景況指数 10-12月期 決算:プライスライン・グループ イエレンFRB議長、半期議会証言(下院) - 12月 貿易収支(季調済) 10-12月 ILO失業率 1月 失業保険申請件数 1月 貿易収支 1月 鉱工業生産(前年比、16日発表の可能性もあり) 1月 消費者物価指数(前年比) 1月 住宅着工件数( 前月比) 1月 住宅着工件数(年率換算) 1月 住宅着工許可件数( 前月比) 1月 住宅着工許可件数(年率換算) 2月 フィラデルフィア 連銀製造業景況指数 10-12月期 決算:テンピュール・シーリー・インターナショナル ECB(欧州中央銀行)理事会議事要旨公表(1月19日分) - 1月 新規雇用者数(前月比) 1月 失業率 10-12月期 10-12月期 1月 - 10-12月期 12月 政策金利 実質GDP(前年比) 経済活動指数(前月比) G20外相会合(~17日、独・ボン、日ロ外相会談?) - 1月 全国百貨店売上高(前年比、20日までに発表予定) 10-12月期 実質小売売上高(前期比) - - - - 市場予想 1.0% - - 前月・ 前期・ 前年 1.3% - 3.41% - - - - - - - - - 2.3% 0.3% - - - - 2.2% - - - - - - - - - - 2.7% - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 0.5% 1.5% 0.2% 16.6 1.6% 2.1% 3.39% ▲22.7億ドル 2.0% 205 万1 千人 2.2% 0.6% 0.2% 0.8% 6.50 - - 227億ユーロ 4.8% ▲10,100人 9.92億ドル 3.2% 6.8% 11.3% 122.6万戸 1.3% 122.8万戸 23.6 注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2017年2月2日12時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがある 出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 10 - - 13,500人 5.8% 4.75% 4.3% 0.20% - ▲1.7% 0.9% - - 2017 年 2 月 3 日(金) 週刊株式アウトルック 本資料について 【免責事項】 本資料は証券その他の投資対象の売買の勧誘ではなく、SMBC日興証券株式会社(以下「弊社」といいます)が投資情報の提供を目 的に作成したものです。本資料は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成していますが、これらの情報 が完全、正確であるとの保証はいたしかねます。情報が不完全または要約されている場合もあります。本資料に記載する価格、数値等 は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。かかる価格、数値等は予告なしに変更する ことがありますので、予めご了承くださいますようお願いいたします。本資料は将来の結果をお約束するものでもありませんし、本資料に ある情報をいかなる目的で使用される場合におきましても、お客様の判断と責任において使用されるものであり、本資料にある情報の 使用による結果について、弊社及び弊社の関連会社が責任を負うものではありません。本資料は、本資料を受領される特定のお客様 の財務状況、ニーズ又は投資目的を考慮して作成されているものではありません。本資料はお客様に対して税金・法律・投資上のアド バイスを提供する目的で作成されたものではありません。投資に関する最終決定は、契約締結前交付書面、上場有価証券等書面、目 論見書、お客様向け資料等をよくお読みになり、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 本資料は、弊社又は弊社の関連会社から配布しています。本資料に含まれる情報は、提供されましたお客様限りでご使用ください。本 資料は弊社の著作物です。本資料のいかなる部分についても電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製 または転送等を行わないようにお願いいたします。本資料に関するお問い合わせは、弊社の営業担当者までお願いいたします。 本資料に記載された会社名、商品名またはサービス名等は、弊社または各社の商標または登録商標です。 【金融商品取引法第 37 条(広告等の規制)にかかる留意事項】 手数料等について 弊社がご案内する商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。例えば、店舗における国内 の金融商品取引所に上場する株式等(売買単位未満株式を除く。)の場合は約定代金に対して最大 1.242%(ただし、最低手数料 5,400 円)の委託手数料をお支払いいただきます。投資信託の場合は銘柄ごとに設定された各種手数料等(直接的費用として、最大 4.32%の 申込手数料、最大 4.5%の換金手数料又は信託財産留保額、間接的費用として、最大年率 5.61%の信託報酬(又は運用管理費用)及 びその他の費用等)をお支払いいただきます。債券、株式等を募集、売出し等又は相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお 支払いいただきます(債券の場合、購入対価に別途、経過利息をお支払いいただく場合があります。)。また、外貨建ての商品の場合、 円貨と外貨を交換、又は異なる外貨間での交換をする際には外国為替市場の動向に応じて弊社が決定した為替レートによるものとしま す。上記手数料等のうち、消費税が課せられるものについては、消費税分を含む料率又は金額を記載しております。 リスク等について 各商品等には株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等及び有価証券の発行者等の信用状況(財 務・経営状況を含む。)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)、又は元 本を超過する損失を生ずるおそれ(元本超過損リスク)があります。 なお、信用取引又はデリバティブ取引等(以下「デリバティブ取引等」といいます。)を行う場合は、デリバティブ取引等の額が当該デリバ ティブ取引等についてお客様の差入れた委託保証金又は証拠金の額(以下「委託保証金等の額」といいます。)を上回る場合があると共 に、対象となる有価証券の価格又は指標等の変動により損失の額がお客様の差入れた委託保証金等の額を上回るおそれ(元本超過 損リスク)があります。 また、店頭デリバティブ取引については、弊社が表示する金融商品の売付けの価格と買付けの価格に差がある場合があります。 上記の手数料等及びリスク等は商品毎に異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書又はお客様向け資料等をよ くお読みください。なお、目論見書等のお問い合わせは弊社各部店までお願いいたします。 商 号 等 SMBC日興証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2251 号 加入協会 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商 品取引業協会 (2015/04/09 版)
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