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Release
フランクフルト・アム・マイン
2017 年 1 月 31 日
ドイツ銀行、ロシアにおける証券取引に関して和解
ドイツ銀行(銘柄コード XETRA: DBKGn.DE / NYSE: DB)は、ロシアにおける証券取引に関し、英
国の金融行動監督機構(FCA)およびニューヨーク州金融監督局(DFS)との間でそれぞれ和解しま
した。この和解をもって、FCA および DFS による当行インベストメント・バンキング部門におけ
るマネーロンダリング対策の管理部門に対する調査は、2011 年から 2015 年にかけて行われたモ
スクワ、ロンドンおよびニューヨークの各オフィスでの一定の証券取引に関する調査を含めて終
了しましたのでお知らせします。
FCA との間の和解契約の条件に基づき、当行は民事制裁金として約 1 億 6,300 万ポンド支払うこ
とに同意しました。FCA による調査の早期の段階で和解に同意することにより、当行は制裁金の
30%の減免を受ける資格を得ました。FCA は、当行がマネーロンダリング対策の管理強化のため
に多大な資源を投入した点に言及し、この対策について既に推し進めている当行の取組みを認め
ました。FCA はまた、当行がこの事案につき FCA の注意を促して以来その調査期間を通じて、当
行が極めて協力的であった点にも言及しました。
DFS との間の和解契約の条件に基づき、当行は同意命令(Consent Order)に服し、民事制裁金と
して 4 億 2,500 万米ドルを支払うこと、および向こう二年間について独立した監視人を一名設置
することに同意しました。同意命令には、当行による協力および改善対策の努力が評価されたこ
と、および和解金額の合意に達するに当たっては当行のそうした努力が DFS により考慮されたこ
とが明記されました。
和解金額の大部分は、当行の訴訟準備金として既に計上されています。
既にお知らせしているとおり、当行は、他の規制当局および法執行当局により継続中の証券取引
に係る調査にも協力しています。
ドイツ銀行について
ドイツ銀行は事業法人、各国政府、機関投資家、中小企業、および個人といった顧客に対し、商業銀行、投
資銀行、リテール・バンキング、トランザクション・バンキング、および資産運用の商品ならびにサービス
を提供しています。ドイツ銀行はドイツ有数の銀行であり、欧州地域に強固な地位を築いているほか、米州
およびアジア・太平洋地域においても大規模な事業基盤を有しています。
本リリースには、将来の事象に関する記述が含まれています。将来の事象に関する記述とは、歴史的事実で
はない記述であり、ドイツ銀行の考えや予想、およびその基礎となる前提が含まれます。これらの記述は、
ドイツ銀行グループの経営陣が現在入手可能な予定、推定および計画に基づいています。従って、将来の事
象に関する記述は、あくまで当該記述がなされた日現在のものであって、当グループはこれらの記述に関し
て、新しい情報や将来生起した事象があっても、これを更新して公表する責任は負いません。
将来の事象に関する記述は、その性質上リスクおよび不確実性を含みます。従って、いくつかの重要な要因
が作用して、実際には将来の事象に関する記述に含まれるものとは大きく異なる結果となる可能性がありま
す。これらの要因には、ドイツ、ヨーロッパ、米国および当グループが収益の相当部分を上げ、資産の相当
部分を有するその他の地域における金融市場の動向、資産価値の推移および市場のボラティリティ、借り手
または取引相手による将来の債務不履行、当グループの経営戦略の実施、当グループのリスク・マネジメン
トの方針、手続および方法への信頼性、ならびに米国証券取引委員会(SEC)への情報開示に関連するリスク
等が含まれます。このような要因については、SECに提出した当グループの2016年3月11日付年次報告書
(Form 20-F)の「リスク・ファクター」の表題のもとで詳しく記載されています。当該報告書の写しは、請
求により入手可能であり、また www.db.com/ir からダウンロードすることができます。