平成 29 年1月 27 日 統 計 分 析 課 平成 27 年国勢調査 青森県の移動人口集計結果の要点 青森県の移動人口集計結果は、平成 22 年国勢調査時の常住地(5 年前の常住地)と平成 27 年国勢調査 時の常住地を比較することにより、人口の転出入状況について、男女・年齢別等に集計したものである。 Ⅰ 青森県の移動人口 (1)転入の概要 ○ 5 年前は「現住所」以外に住んでいた移動人口は 18.4%で、うち県内で移動した者は 14.4%、国外を含め県外から移動した者は 4.0%となっている。 ○ 男女別にみると、男性は人口の 18.8%、女性は人口の 18.0%となっている。 ○ 年齢 5 歳階級別人口に占める移動人口の割合をみると、25~29 歳が 42.4%と最も高 く、次いで、30~34 歳が 41.3 %、20~24 歳が 37.2%などとなっている。 ○ 5 年前の常住地を都道府県別にみると、東京都が 13.5%と最も高く、次いで、岩手県 が 12.8%、宮城県が 11. 9%などとなっている。 (2)転出の概要 ○ 現在「5 年前の常住地」以外に住んでいた転出人口は 19.4%となっている。 「自市町村 内」が 10.2%と最も高く、次いで、 「他県へ」が 5.2%、 「県内他市町村」が 4.0%となって いる。 ○ 男女別にみると、男性は人口の 19.9%、女性は人口の 19.0%となっている。 ○ 年齢 5 歳階級別人口に占める割合をみると、20~24 歳が 46.7%と最も高く、次いで、 25~29 歳が 43.1%、30~34 歳が 41.2%などとなっている。 ○ 転出した後の居住地を都道府県別にみると、宮城県が 15.6%と最も高く、次いで、東 京都が 13.3%、岩手県が 11.0%などとなっている。 Ⅱ 県内市町村の移動人口 ○ 現住地による 5 年前の常住地をみると、現住所が 81.6%、自市町村内で移動した者が 10.4%、県内市町村が 4.1%、県外からの転入が 3.8%などとなっている。 5 年前の常住地による現住地をみると、自市町村内で移動した者が 10.2%、県内市町 村へ移動した者が 4.0%、県外へ転出した者が 5.2%となっている。 ○ 移動人口の割合が最も高いのは、三沢市で 26.2%、次いで、六ヶ所村が 22.8%、八戸 市が 22.1%などとなっている。 ○ 転入は、三沢市が 14.9%、六ヶ所村が 13.7%、六戸町が 13.0%の順、うち県外からの 転入は、三沢市が 8.9%、六ヶ所村が 6.4%、東通村が 5.5%の順となっている。 ○ 転出は、三沢市が 18.2%、六ヶ所村が 13.7%、大間町が 13.3%の順、うち県外への 転出は、三沢市が 11.2%、むつ市が 6.8%、青森市が 6.2%の順となっている。
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