所 得 に 対 す る 租 税 に 関 す る 二 重 課 税 の 除 去 並 び に 脱 税 及

所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とオースト
リア共 和国との間の条 約
日 本国及びオー ストリア共和国 は、
両国 間の経済関係の 一層の発展を図 ること及び租 税に関する両国間 の協力を強化す ることを希望 し、
所得に対する租税に関し、脱税又は租税回避を通じた非課税又は租税の軽減(第三国の居住者の間接的な
あさ
利益のために この条約において 与えられる租 税の免除又は軽 減を得ること を目的とする条約 漁りの仕組み を
通じたものを含む。)の機会を生じさせることなく、二重課税を除去するための条約を締結することを意図
して、
次のとおり協 定した。
この 条約は、一方 又は双方の締約国 の居住者である 者に適用する 。
対象となる者
1
この条約 の適用上、いず れか一方の締約 国の租税に関す る法令の下に おいて全面的に若 しくは部分的 に
第一 条
2
3
1
課 税上存在しな いものとして取 り扱われる団 体若しくは仕組み によって又は このような団体 若しくは仕組
みを通じて 取得される所得 は、一方の締 約国における課税 上当該一方の 締約国の居住者 の所得として 取り
扱わ れる限りにお いて、当該一方の 締約国の居住 者の所得とみな す。この2の規定 の適用上、「 課税上存
在しない」と は、一方の締約国 の租税に関す る法令の下にお いて、団体又 は仕組みの所得の 全部又は一部
について 、当該所得の 全部又は一部が 当該団体又は仕組 みによって当 該団体又は仕組 みの持分を有 する者
に分 配されるか否 かを問わず、当 該所得の全部 又は一部が生ずる 時において当該 者が当該所得 の全部又は
一部を直接 に取得したものと して、当該団 体又は仕組みに 対してではな く、当該者に対し て租税が課さ れ
る場合 をいう。
この条約は 、第九条、第十 八条、第十九条 、第二十三条か ら第二十五条 まで及び第二十八 条の規定に基
づいて認め られる特典に関 する場合を除 くほか、一方の締 約国の居住者 に対する当該一 方の締約国の 課税
対象 となる租税
に影響 を及ぼすもの ではない。
第二条
この 条約は、一方 の締約国又は一方 の締約国の地方 政府若しくは 地方公共団体が課 する所得に対 する租
税 (課税方法の いかんを問わな い。)につい て適用する。
総所得 又は所得の要 素に対する全て の租税(財産の譲 渡から生ずる 収益に対する租 税、企業が支 払う賃
金又 は給料の総額 に対する租税及び 資産の価値の 上昇に対する租 税を含む。)は、 所得に対する 租税とさ
れる。
この条約が適用される現行の租税は、次のものとする。
日本国につ いては、
所得税
復興特別 所得税
法人税
(iii) (ii) (i)
2
3
オー ストリアにつ いては、
所得税
法人税
(ii) (i)
( 以下「オース トリアの租税」 という。)
(a)
(b)
4
1
地 方法人税
一 般的定義
「 オーストリア 」とは、オース トリア共和国をい う。
こ の条約の適用 上、文脈により別 に解釈すべき 場合を除くほか 、
第三条
る当 局は、各締約 国の租税に関す る法令につい て行われた重要な 改正を相互に通 知する。
て、現行 の租税と同一 であるもの又は 実質的に類似する ものについて も、適用する。 両締約国の権 限のあ
こ の 条 約 は 、 現 行 の 租 税 に 加え て 又 はこ れ に 代 わっ て こ の条 約 の 署名 の 日 の後 に 課 さ れる 租 税 であ っ
(以 下「日本国の 租税」という。)
住民税
(v) (iv)
をいう。
権利を有し、かつ、日本国の租税に関する法令が施行されている全ての区域(海底及びその下を含む。)
領域( 領海を含む。 )及びその領域 の外側に位置する 区域であって 、日本国が国際 法に基づいて 主権的
「日本国」 とは、地理的意 味で用いる場 合には、日本国の 租税に関する 法令が施行され ている全ての
(b) (a)
「 一 方 の 締 約 国 」 及 び 「 他 方 の 締 約 国 」 と は 、文 脈 に よ り 、 日 本 国 又 は オ ー ス ト リ ア を い う 。
「企業」 は、あらゆる事 業の遂行につ いて用いる。
う。
「 法 人 」 と は 、 法 人格 を 有 す る 団 体 又 は 租 税 に 関 し 法 人 格 を 有 す る 団 体 と し て 取 り 扱 わ れ る 団 体 を い
「者」には 、個人、法人及 び法人以外の 団体を含む。
(e) (d) (c)
「国際 運輸」とは、一方 の締約国の企 業が運用する船 舶又は航空機 による運送(他方 の締約国内の 地
業及び他方 の締約国の居住者 が営む企業を いう。
「一 方の締約国の 企業」及び「他 方の締約国の企業 」とは、それ ぞれ一方の締約 国の居住者が 営む企
(g) (f)
オース トリアについて は、連邦財務 大臣又は権限を与 えられたその 代理者
「権限のあ る当局」とは、 次の者をいう 。
点 の間において のみ運用される 船舶又は航空機 による運送を除 く。)をいう。
(h)
(i)
日本国につい ては、財務大臣又 は権限を与えら れたその代理 者
(ii) (i)
一方の締 約国についての「 国民」とは、 次の者をいう。
(j)
2
当 該一方の締約 国の国籍又は市 民権を有する全て の個人
から
まで に規定する要件を 満たす者をい う。
(iii)
一方 の締約国の法令 に基づいて設 立されること。
(i)
「事業」には 、自由職業その他 の独立の性格 を有する活動を 含む。
は団 体
当該一方の 締約国において 施行されてい る法令によってそ の地位を与えら れた全ての法 人、組合又
(ii) (i)
「年金基 金」とは、次の
(l) (k)
(ii)
一方 の締約国によ るこの条約の適用 に際しては、こ の条約におい て定義されていな い用語は、文 脈によ
と。
に 規 定 す る 活 動 に 関 し て取 得 す る 所得 に つ いて 当 該 一方 の 締 約国 に お いて 租 税 を 免除 さ れ るこ
目的として 運営されること 。
と を主たる目的 として運営され る一若しくは二以 上の者の利益 のために所得を 取得することを 主たる
て運営 されること又は退 職年金、退職 手当その他これ らに類する報 酬を管理し、若し くは給付する こ
退職年金、 退職手当その他こ れらに類する 報酬を管理し、 若しくは給付する ことを主たる 目的とし
(ii) (i)
(iii)
1
2
り 別に解釈すべ き場合を除くほ か、この条約 の適用を受ける租 税に関する当 該一方の締約国 の法令におい
て当該用語 がその適用の時 点で有する意 義を有するものと する。当該一 方の締約国にお いて適用され る租
税に 関する法令に おける当該用語の 意義は、当該 一方の締約国の 他の法令における 当該用語の意 義に優先
居住者
するものとす る。
第四条
この条約の適 用上、「一方の 締約国の居住 者」とは、一方の 締約国の法令 の下において、 住所、居所、
事業の管理 の場所、本店又は 主たる事務所 の所在地その他 これらに類す る基準により当該 一方の締約国 に
おいて 租税を課され るべきものとされ る者をいい、当 該一方の締約 国及び当該一方の 締約国の地方 政府又
は 地方公共団体 を含む。ただし 、「一方の締約 国の居住者」に は、一方の締 約国内に源泉のあ る所得のみ
について当 該一方の締約国 において租税 を課されるべきも のとされる者 を含まない。
1 の規定により 双方の締約国の 居住者に該当 する個人について は、次のとおり その地位を決 定する。
当該個人は、 その使用する恒久 的住居が存在 する締約国の居 住者とみなす。そ の使用する恒 久的住居
を双方の 締約国内に有する 場合には、当 該個人は、その 人的及び経済 的関係がより密接 な締約国(重 要
(a)
3
な 利害関係の中 心がある締約国 )の居住者と みなす。
その重要な 利害関係の中心 がある締約国 を決定することが できない場合 又はその使用す る恒久的住居
その常用 の住居を双方の 締約国内に有 する場合又はこれ をいずれの締 約国内にも有し ない場合には 、
住者とみなす 。
をい ずれの締約国 内にも有しない場 合には、当該個 人は、その有 する常用の住居が 存在する締約 国の居
(b)
当該個人が双方の締約国の国民である場合又はいずれの締約国の国民でもない場合には、両締約国の
当該個人は、当該個人が国民である締約国の居住者とみなす。
(c)
そ の 者 は 、 こ の 条 約 に より 認 め ら れ る 租 税 の 軽 減 又 は 免 除 を 受 け る こ と が で き な い 。
される締約国 を決定するよう努 める。両締約 国の権限のある 当局によるそ のような合意がな い場合には、
された場所その他関連する全ての要因を考慮して、合意により、この条約の適用上その者が居住者とみな
る当局は、 その者の事業の 実質的な管理 の場所、その者の 本店又は主た る事務所の所在 地、その者が 設立
1の規定に より双方の締約 国の居住者に該 当する者で個人 以外のものに ついては、両締約 国の権限のあ
権限のある当局は、合意により当該事案を解決する。
(d)
1
2
3
4
第 五条
恒久的 施設
この条 約の適用上、 「恒久的施設」 とは、事業を行う 一定の場所で あって企業がそ の事業の全部 又は一
部を 行っているも のをいう。
「恒久的 施設」には、特に 、次のものを 含む。
事業の管 理の場所
1か ら3までの規 定にかかわらず、 次の活動を行う 場合は、「恒 久的施設」に当た らないものと する。
る期間存続す る場合に限り、恒 久的施設を構 成するものとす る。
建 築工事現場又 は建設若しくは 据付けの工事 については、これ らの工事現場又 は工事が十二 箇月を超え
鉱山、石油 又は天然ガスの 坑井、採石場 その他天然資源を 採取する場所
作 業場
工場
事務所
支店
(f) (e) (d) (c) (b) (a)
5
企業に属する物品又は商品の保管又は展示のためにのみ施設を使用すること。
企業 のために
から
から
までに規定 されていない活動 を行うことの みを目的として 、事業を行う 一定の
(d)
までに規定する活 動を組み合わ せた活動を行う ことのみを目 的として、事業を 行う一定の場
(e)
いて、次 の
又は
(a)
の規定に該当するときは、当該一定の場所については、適用しない。ただし、当該企
業が当該一定 の場所又は当該一 定の場所が存 在する締約国内 の他の場所に おいて事業活動を 行う場合にお
4 の規定は、事 業を行う一定の 場所を使用し 、若しくは保有す る企業又は当該 企業と密接に 関連する企
補助的な性 格のものである 場合に限る。
所 を保有するこ と。ただし、当 該一定の場所に おけるこのよう な組合せによる 活動の全体が準 備的又は
(a)
場所を保有 すること。ただし 、当該活動が 準備的又は補助 的な性格のも のである場合に限 る。
(a)
定の場所 を保有すること 。
企業のために 物品若しくは商品 を購入し、又 は情報を収集す ることのみを目的 として、事業 を行う一
企 業 に 属 す る 物 品 又は 商 品 の 在 庫 を 他 の 企 業 に よ る 加 工 の た め に の み 保 有 す る こ と 。
企業に属す る物品又は商品 の在庫を保管 又は展示のために のみ保有する こと。
(d) (c) (b) (a)
(e)
(f)
(b)
6
業 及び当該企業 と密接に関連す る企業が当該 一定の場所におい て行う事業活 動又は当該企業 若しくは当該
企業と密接 に関連する企業 が当該一定の 場所及び当該他の 場所において 行う事業活動が 、一体的な業 務の
一部 として補完的 な機能を果たす場 合に限る。
この条の規定 に基づき、当該一 定の場所又は 当該他の場所が 当該企業又は当該 企業と密接に 関連する
当該 企業及び当該 企業と密接に関 連する企業が当該 一定の場所に おいて行う活動 の組合せ又は 当該企
企業の恒 久的施設を構成 すること。
(a)
おいて、これ らの契約が次の
から
までの 規定のいずれか に該当すると きは、当該企業は 、その者が当
(c)
該 企業 の た めに 行 う 全 ての 活 動 につ い て 、当 該 一 方の 締 約 国 内に 恒 久 的施 設 を 有す る も のと す る 。 ただ
(a)
要な修正が行われることなく日常的に締結される契約の締結のために反復して主要な役割を果たす場合に
代わって行 動する者が、そ のように行動 するに当たり、反 復して契約を 締結し、又は当 該企業によっ て重
1及び2の 規定にかかわら ず、7の規定が 適用される場合 を除くほか、 一方の締約国内に おいて企業に
せによる活動の全体が準備的又は補助的な性格のものではないこと。
業若しくは 当該企業と密接に 関連する企業 が当該一定の場 所及び当該他 の場所において行 う活動の組合
(b)
7
8
し 、その者の活 動が4に規定す る活動(事業 を行う一定の場所 で行われたと しても、4の規 定により当該
一定の場所 が恒久的施設で あるものとさ れないようなもの )のみである 場合は、この限 りでない。
当該企業の名において締結される契約
当該 企業による役 務の提供のため の契約
するため の契約
当該企業が所 有し、又は使用の 権利を有する 財産について、 所有権を移転し、 又は使用の権 利を付与
(b) (a)
ものとする。いかなる場合にも、ある者とある企業とは、一方が他方の受益に関する持分の五十パーセン
を支配してい る場合又は両者が 同一の者若し くは企業によっ て支配されて いる場合には、密 接に関連する
こ の条の規定の 適用上、ある者 とある企業と は、全ての関連す る事実及び状況 に基づいて、 一方が他方
代わって行 動する場合には 、当該企業に ついて、この7に 規定する独立 の代理人とはさ れない。
と きは、適用し ない。ただし、 その者は、専ら 又は主として一 又は二以上の 自己と密接に関連 する企業に
内にお いて独立の代 理人として事業を 行う場合におい て、当該企業 のために通常の方 法で当該事業 を行う
6の規定は、一方の締約国内において他方の締約国の企業に代わって行動する者が、当該一方の締約国
(c)
9
1
2
ト を超えるもの (法人の場合に は、当該法人 の株式の議決権及 び価値の五十 パーセント又は 当該法人の資
本に係る受 益に関する持分 の五十パーセ ントを超えるもの )を直接若し くは間接に所有 する場合又は 第三
者が その者及びそ の企業の受益に関 する持分の五 十パーセントを 超えるもの(法人 の場合には、 当該法人
の株式の議決 権及び価値の五十 パーセント又 は当該法人の資 本に係る受益 に関する持分の五 十パーセント
を超える もの)を直接 若しくは間接に 所有する場合には 、密接に関連 するものとする 。
一方の締約国 の居住者である 法人が、他方 の締約国の居住者 である法人若 しくは他方の締 約国内におい
て事業(恒 久的施設を通じて 行われるもの であるか否かを 問わない。) を行う法人を支配 し、又はこれ ら
不 動産所得
に支配 されていると いう事実のみによ っては、いずれ の一方の法人 も、他方の法人の 恒久的施設と はされ
な い。
第六条
一 方の締約国の 居住者が他方の 締約国内に存 在する不動産から 取得する所得( 農業又は林業 から生ずる
所得を含む。 )に対しては、当 該他方の締約 国において租税 を課すること ができる。
「不 動産」とは、 当該財産が存在す る締約国の法令 における不動 産の意義を有する ものとする。 「不動
3
4
1
産 」には、いか なる場合にも、 不動産に附属 する財産、農業又 は林業に用い られる家畜類及 び設備、不動
産に関する 一般法の規定の 適用がある権 利、不動産用益権 並びに鉱石、 水その他の天然 資源の採取又 は採
取の 権利の対価と して料金(変動制 であるか固定 制であるかを問 わない。)を受領 する権利を含 む。船舶
及び航空機は 、不動産とはみな さない。
1 の 規 定 は 、 不 動 産 の 直 接 使 用 、賃 貸 そ の他 の 全 ての 形 式 によ る 使 用 から 生 ず る所 得 に つい て 適 用す
る。
事業利得
1及び3の規定は、企業の不動産から生ずる所得についても、適用する。
第七条
一方の締約 国の企業の利得 に対しては、そ の企業が他方の 締約国内にあ る恒久的施設を通 じて当該他方
の締約国内 において事業を 行わない限り 、当該一方の締約 国においての み租税を課する ことができる 。一
方の締約国の企業が他方の締約国内にある恒久的施設を通じて当該他方の締約国内において事業を行う場
合には、その 企業の利得のうち 当該恒久的施 設に帰せられる 部分に対して のみ、当該他方の 締約国におい
て 租 税 を 課 す る こ と が でき る 。
2
3
4
5
6
3の規定に 従うことを条件 として、一方 の締約国の企業が 他方の締約国 内にある恒久的 施設を通じて 当
該他方の締 約国内において 事業を行う場 合には、当該恒久 的施設が、同 一又は類似の条 件で同一又は 類似
の活 動を行う別個 のかつ分離した企 業であって、 当該恒久的施設 を有する企業と全 く独立の立場 で取引を
行うものであ るとしたならば当 該恒久的施設 が取得したとみ られる利得が 、各締約国におい て当該恒久的
施設に帰 せられるもの とする。
恒久的施設の 利得を決定する に当たっては 、経営費及び一般 管理費を含む 費用であって当 該恒久的施設
のために生 ずるものは、当該 恒久的施設が 存在する締約国 内において生 ずるものであるか 他の場所にお い
て生ず るものである かを問わず、控除 することを認め られる。
恒久的施設 が企業のために 物品又は商品の 単なる購入を行 ったことを理 由としては、いか なる利得も、
当該恒久的 施設に帰せられ ることはない 。
1 から4までの 規定の適用上、 恒久的施設に 帰せられる利得は 、毎年同一の方 法によって決 定する。た
だし、別の方 法を用いることに つき正当な理 由がある場合は 、この限りで ない。
他の 条で別個に取 り扱われている所 得が企業の利得 に含まれる場 合には、当該他の 条の規定は、 この条
1
2
3
1
海 上運送及び航空 運送
の 規定によって 影響されること はない。
第八条
一 方 の 締 約 国 の 企 業 が 船 舶 又 は 航 空 機 を 国 際 運 輸 に 運 用 す る こ と に よ っ て 取得 す る 利 得 に 対 し て は 、 当
該一方の締約 国においてのみ租 税を課するこ とができる。
第 二 条 の 規 定 に か か わ ら ず 、 一 方の 締 約 国の 企 業 は、 船 舶 又は 航 空 機 を国 際 運 輸に 運 用 する こ と につ
き、 オーストリア の企業である場 合には日本国 の事業税を、日本 国の企業である 場合には日本 国の事業税
に類似する 租税でオーストリ アにおいてこ の条約の署名の 日の後に課さ れるものを、免除 される。
1 及び2の規定 は、共同計算、共 同経営又は国 際経営共同体に 参加していること によって取得 する利得
又は
第九条
の 規定に該当する 場合であって 、そのいずれの場 合においても、 商業上又は資 金上の関係
関 連企業
に ついても、適 用する。
次の
(b)
いるときは、その条件がないとしたならば一方の企業の利得となったとみられる利得であってその条件の
において、双 方の企業の間に、 独立の企業の 間に設けられる 条件と異なる 条件が設けられ、 又は課されて
(a)
2
3
た めに当該一方 の企業の利得と ならなかった ものに対しては、 これを当該一 方の企業の利得 に算入して租
税を課する ことができる。
一 方 の 締 約 国 の 企 業が 他 方 の 締 約 国 の 企 業 の 経 営 、 支 配 又 は 資 本 に 直 接 又 は 間 接 に 参 加 し て い る 場 合
て 更 正 の 対 象 と な っ た とみ ら れ る 利 得 に 係 る 課 税 年 度 の 終 了 時 か ら 十 年 を 経 過 し た 後 は 、 1 に 規 定 す る 状
1の規定 にかかわらず、締 約国は、1に 規定する条件が ないとしたな らば当該締約国の 企業の利得と し
な考慮を払うものとし、両締約国の権限のある当局は、必要があるときは、相互に協議する。
おいて課さ れた租税の額に ついて適当な 調整を行う。この 調整に当たっ ては、この条約 の他の規定に 妥当
利 得となったと みられる利得で あるときは、当 該他方の締約国 は、その利得 に対して当該他方 の締約国に
られた 条件が独立の 企業の間に設けら れたであろう条 件であったと したならば当該一 方の締約国の 企業の
約国の企業 の利得に算入して 租税を課する 場合において、 その算入され た利得が、双方の 企業の間に設 け
一方の締約国 が、他方の締約 国において租 税を課された当該 他方の締約国 の企業の利得を 当該一方の締
している 場合
同一の者が一 方の締約国の企業 及び他方の締 約国の企業の経 営、支配又は資本 に直接又は間 接に参加
(b) (a)
1
2
3
況 に お い ても 、 当 該利 得 の 更正 を し ては な ら な い。 こ の 3の 規 定 は、 不 正 に租 税 を 免れ た 利 得 につ い て
配当
は、適用し ない。
第十 条
一方の締 約国の居住者であ る法人が他方 の締約国の居住 者に支払う配 当に対しては、当 該他方の締約 国
において 租税を課する ことができる。
一方の締約国 の居住者である 法人が支払う 配当に対しては、 当該一方の締 約国においても 、当該一方の
締約国の法 令に従って租税を 課することが できる。ただし 、その租税の 額は、当該配当の 受益者が他方 の
締約国 の居住者であ る場合には、当該 配当の額の十パ ーセントを超 えないものとする 。
又は
の規 定に該当する 場合には、当該 他方の締約国 にお
2の規定に かかわらず、一 方の締約国の居 住者である法人 が支払う配当 に対しては、当該 配当の受益者
が他方の締 約国の居住者で あり、かつ、 次の
いての み租税を課す ることができる 。
(b)
当該配当の支 払を受ける者が特 定される日を その末日とする 六箇月の期間を通 じ、当該配当 を支払う
(a)
法人の議 決権の十パーセン ト以上を直接 又は間接に所有 する法人
(a)
3
年 金基金(当該 配当が、第三条 1
に規定する活動により取得される場合に限る。)
の規 定は、法人が、そ の受益者に対 して支払う配当 を当該法人が 居住者である一方 の締約国にお け
はな い。
2及び 3の規定は、 配当を支払う法 人のその配当に充 てられる利得 に対する課税に 影響を及ぼす もので
(l)
(ii)
きは、適用しない。この場合には、第七条の規定を適用する。
当該配当の支 払の基因となった 株式その他の 持分が当該恒久 的施設と実質 的な関連を有する ものであると
である他方の締約国内において当該他方の締約国内にある恒久的施設を通じて事業を行う場合において、
1から 3までの規定 は、一方の締約 国の居住者である 配当の受益者 が、当該配当を 支払う法人が 居住者
に 関し株式から 生ずる所得と同 様に取り扱われ るものをいう。
生ずる 所得及びその 他の権利から生ず る所得であって 分配を行う法 人が居住者である 締約国の法令 上租税
この条において、「配当」とは、株式その他利得の分配を受ける権利(信用に係る債権を除く。)から
しな い。
る課税所 得の計算上控 除することがで きる場合には、当 該法人によっ て支払われる配 当については 、適用
(a)
4
5
6
7
(b)
8
1
2
一方の締約 国の居住者であ る法人が他方 の締約国内におい て利得又は所 得を取得する場 合には、当該 他
方の締約国 は、当該法人の 支払う配当及 び当該法人の留保 所得について は、これらの配 当及び留保所 得の
全部 又は一部が当 該他方の締約国内 において生ず る利得又は所得 から成るときにお いても、当該 配当(当
該他方の締約 国の居住者に支払 われる配当及 び配当の支払の 基因となった 株式その他の持分 が当該他方の
締約国内 にある恒久的 施設と実質的な 関連を有するもの である場合の 配当を除く。) に対していか なる租
利子
税も 課することが できず、また、 当該留保所得 に対して租税を課 することができ ない。
第十一条
一 方の締約国内 において生じ、他 方の締約国の 居住者が受益者 である利子に対し ては、当該他 方の締約
国 においてのみ 租税を課するこ とができる。
1の規 定にかかわら ず、
オース トリアについて は、信用に係 る債権で利得の分 配を受ける権 利があるものか ら生ずる所得 (利
おいて生 ずる場合には、オ ーストリアに おいても、オー ストリアの法 令に従って租税を 課することが で
得分配型貸付及び利得分配型債券から生ずる所得を含む。)に対しては、当該所得がオーストリア内に
(a)
3
4
き る。
日本国につ いては、債務者 若しくはその 関係者の収入、売 上げ、所得、 利得その他の資 金の流出入、
おいて当該他方の締約国内にある恒久的施設を通じて事業を行う場合において、当該利子の支払の基因と
1及び2 の規定は、一方の 締約国の居住 者である利子の 受益者が、当 該利子の生ずる他 方の締約国内 に
される損害金は、この条の規定の適用上利子には該当しない。
金から生ず る所得と同様に 取り扱われる ものをいう。前条 で取り扱われ る所得及び支払 の遅延に対し て課
券 又は社債の割 増金及び賞金を 含む。)及び他 の所得で当該所 得が生ずる締 約国の法令上租税 に関し貸付
受ける 権利の有無を 問わない。)から 生ずる所得、特 に、公債、債 券又は社債から生 ずる所得(公 債、債
この条において、「利子」とは、全ての種類の信用に係る債権(担保の有無及び債務者の利得の分配を
する ことができる 。
あって、 日本国内におい て生ずるもの に対しては、日本 国においても 、日本国の法令 に従って租税 を課
当 、 組 合 の 分 配 金 そ の 他 これ ら に 類す る 支 払金 を 基 礎 とし て 算 定さ れ る 利子 又 は これ に 類 する 利 子 で
債 務 者 若 し く は そ の 関 係 者 の 有す る 資 産 の価 値 の 変動 若 し くは 債 務 者若 し く は その 関 係 者が 支 払 う配
(b)
5
6
な った債権が当 該恒久的施設と 実質的な関連 を有するものであ るときは、適 用しない。この 場合には、第
七条の規定 を適用する。
利 子 は 、 そ の 支 払 者 が 一 方 の 締 約 国 の 居 住 者 で あ る 場 合 に は 、 当 該 一 方 の 締約 国 内 に お い て 生 じ た も の
とする。ただ し、利子の支払者 が、一方の締 約国内に恒久的 施設を有する 場合において、当 該利子の支払
の基因と なった債務が 当該恒久的施設 について生じ、か つ、当該利子 が当該恒久的施 設によって負 担され
る も の であ る と きは 、 当 該利 子 の 支 払者 が い ずれ か の 締約 国 の 居住 者 で あ るか 否 か を問 わ ず 、当 該 利 子
は、当該恒 久的施設の存在す る当該一方の 締約国内におい て生じたもの とする。
利 子の支払の基 因となった債権に ついて考慮し た場合において 、利子の支払者と 受益者との間 又はその
双 方と第三者と の間の特別の関 係により、当該 利子の額が、そ の関係がない としたならば支払 者及び受益
者が合意し たとみられる額 を超えるとき は、この条の規定 は、その合意 したとみられる 額についての み適
用する。この場合には、支払われた額のうちその超過する部分に対しては、この条約の他の規定に妥当な
使用料
考慮を払った 上で、各締約国の 法令に従って 租税を課するこ とができる。
第十二条
1
2
3
4
一方の締約 国内において生 じ、他方の締 約国の居住者が受 益者である使 用料に対しては 、当該他方の 締
約国におい てのみ租税を課 することがで きる。
こ の 条 に お い て 、 「 使 用 料 」 と は 、 文 学 上 、 芸 術 上 若 し く は 学 術 上 の 著 作 物( 映 画 フ ィ ル ム を 含 む 。 )
の著作権、特 許権、商標権、意 匠、模型、図 面、秘密方式若 しくは秘密工 程の使用若しくは 使用の権利の
対価とし て又は産業上 、商業上若しく は学術上の経験に 関する情報の 対価として受領 される全ての 種類の
支払 金をいう。
1の規定は、一方の締約国の居住者である使用料の受益者が、当該使用料の生ずる他方の締約国内にお
いて当 該他方の締約 国内にある恒久的 施設を通じて事 業を行う場合 において、当該使 用料の支払の 基因と
な った権利又は 財産が当該恒久 的施設と実質的 な関連を有する ものであると きは、適用しない 。この場合
には、第七 条の規定を適用 する。
使 用料の支払の 基因となった使 用、権利又は 情報について考慮 した場合におい て、使用料の 支払者と受
益者との間又 はその双方と第三 者との間の特 別の関係により 、当該使用料 の額が、その関係 がないとした
ならば支払者及び受益者が合意したとみられる額を超えるときは、この条の規定は、その合意したとみら
1
2
3
れ る額について のみ適用する。 この場合には 、支払われた額の うちその超過 する部分に対し ては、この条
譲渡収益
約の他の規 定に妥当な考慮 を払った上で 、各締約国の法令 に従って租税 を課することが できる。
第十 三条
一方の締 約国の居住者が第 六条に規定す る不動産であっ て他方の締約 国内に存在するも のの譲渡によ っ
て取得す る収益に対し ては、当該他方 の締約国において 租税を課する ことができる。
一方の締約国 の居住者が法人 の株式又は同 等の持分(組合又 は信託財産の 持分を含む。) の譲渡によっ
て取得する 収益に対しては、 当該株式又は 同等の持分の価 値の五十パー セント以上が、当 該譲渡に先立 つ
三百六 十五日の期間 のいずれかの時点 において、第六 条に規定する 不動産であって他 方の締約国内 に存在
に 規定 す る 公認 の 有 価 証券 市 場 にお い て 取引 さ
す るものにより 直接又は間接に 構成される場合 には、当該他方 の締約国にお いて租税を課する ことができ
る 。た だ し 、当 該 株 式又 は 同 等の 持 分 が 第二 十 二 条7
一方 の締約国の企 業が他方の締約国 内に有する恒久 的施設の事業 用資産を構成する 財産(第六条 に規定
の株式又は同 等の持分の総数の 五パーセント 以下である場合 は、この限り でない。
れ、かつ、当該一方の締約国の居住者及びその特殊関係者が所有する株式又は同等の持分の数がその種類
(b)
4
5
1
す る不動産を除 く。)の譲渡か ら生ずる収益 (当該恒久的施設 の譲渡又は企 業全体の譲渡の 一部としての
当該恒久的 施設の譲渡から 生ずる収益を 含む。)に対して は、当該他方 の締約国におい て租税を課す るこ
とが できる。
一方の締 約国の企業が国際 運輸に運用す る船舶若しくは 航空機又はこ れらの船舶若しく は航空機の運 用
に係る財 産(第六条に 規定する不動産 を除く。)の譲渡 によって当該 一方の締約国の 企業が取得す る収益
に対 しては、当該 一方の締約国に おいてのみ租 税を課することが できる。
1から4までに規定する財産以外の財産の譲渡から生ずる収益に対しては、譲渡者が居住者である締約
給与 所得
国にお いてのみ租税 を課することがで きる。
第 十四条
次条、 第十七条及び 第十八条の規定 が適用される場合 を除くほか、 一方の締約国の 居住者がその 勤務に
ついて取得する給料、賃金その他これらに類する報酬に対しては、勤務が他方の締約国内において行われ
ない限り、当 該一方の締約国に おいてのみ租 税を課すること ができる。勤 務が他方の締約国 内において行
われる場合には、当該勤務について取得する給料、賃金その他これらに類する報酬に対しては、当該他方
2
3
の 締約国におい て租税を課する ことができる 。
から
までに 規定する要件 を満たす場合に は、当該一方の締 約国において のみ租税
1の規 定にかかわら ず、一方の締約 国の居住者が他方 の締約国内に おいて行う勤務 について取得 する報
酬に 対しては、次 の
(c)
当該課税 年度において開 始し、又は終 了するいずれの十 二箇月の期間 においても、当 該報酬の受領 者
を課すること ができる。
(a)
当 該 報 酬 が 当 該 他 方 の 締 約 国 の 居 住 者 で な い 雇 用 者 又 は こ れ に 代 わ る 者 から 支 払 わ れ る も の で あ る こ
が当該他方の締約国内に滞在する期間が合計百八十三日を超えないこと。
(a)
当 該報酬が雇用 者の当該他方の 締約国内に有する 恒久的施設に よって負担され るものでないこ と。
と。
(b)
役 員報酬
一方の締約国の居住者が他方の締約国の居住者である法人の取締役会又はこれに類する機関の構成員の資
第十五条
行われる勤務に係る報酬に対しては、当該一方の締約国において租税を課することができる。
1及び 2の規定にか かわらず、一方 の締約国の企業が 国際運輸に運 用する船舶内又 は航空機内に おいて
(c)
格 で取得する役 員報酬その他こ れに類する支 払金に対しては、 当該他方の締 約国において租 税を課するこ と
芸能人及び 運動家
芸 能 人 又 は 運 動 家 と して の 個 人 的 活 動 に 関 す る 所 得 が 当 該 芸 能 人 又 は 運 動 家 以 外 の 者 に 帰 属 す る 場 合 に
得に 対しては、当 該他方の締約国 において租税 を課することがで きる。
優、音楽 家その他の芸 能人又は運動家 として他方の締約 国内において 行う個人的活動 によって取得 する所
第十四条 の規定にかかわら ず、一方の締 約国の居住者が 演劇、映画、 ラジオ若しくはテ レビジョンの 俳
第十 六条
ができる。
1
2
は、当 該所得に対し ては、第十四条の 規定にかかわら ず、当該芸能 人又は運動家の活 動が行われる 締約国
退職年金
に おいて租税を 課することがで きる。
第十七条
次条2の規定が適用される場合を除くほか、一方の締約国の居住者が受益者である退職年金その他これに
政府職員
類する報酬に 対しては、当該一 方の締約国に おいてのみ租税 を課すること ができる。
第十八条
1
2
一方の締 約国、一方の締 約国の地方政 府若しくは地方公 共団体又は一 方の締約国の法 令上の組織に 対
酬に対しては 、当該一方の締約 国においての み租税を課する ことができる 。
もっとも 、当該役務が他 方の締約国内 において提供され 、かつ、当該 個人が次の
又は
の規定に 該
(ii)
当該他 方の締約国の国民
は、当該他 方の締約国におい てのみ租税を 課することがで きる。
当する当該他方の締約国の居住者である場合には、その給料、賃金その他これらに類する報酬に対して
(i)
公共 団体又は当該 一方の締約国の法 令上の組織によ って支払われ る給料、賃金その 他これらに類 する報
し提供され る役務につき、 個人に対し、 当該一方の締約国 、当該一方の 締約国の地方政 府若しくは地 方
(a)
(b)
専 ら当該役務を 提供するため当 該他方の締約国の 居住者となっ た者でないもの
(ii) (i)
該一方の 締約国、当該一方 の締約国の地 方政府若しくは 地方公共団体 若しくは当該一方 の締約国の法 令
の地方政府若しくは地方公共団体若しくは当該一方の締約国の法令上の組織によって支払われ、又は当
約国の 法令上の組織 に対し提供され る役務につき、個 人に対し、当 該一方の締約国 、当該一方の 締約国
1の 規定にかかわ らず、一方の締 約国、一方の締約 国の地方政府 若しくは地方公 共団体又は一 方の締
(a)
上 の 組 織 が 設 立 し 、 若 し く は 拠 出 した 基 金 から 支 払 われ る 退 職年 金 そ の 他こ れ に 類す る 報 酬に 対 し て
は、当該一 方の締約国にお いてのみ租税 を課することがで きる。
も っ と も 、 当 該 個 人 が 他 方 の 締 約 国 の 居 住 者 で あ り 、 かつ 、 当 該 他方 の 締 約国 の 国 民で あ る 場合 に
は、当該退職年金その他これに類する報酬に対しては、当該他方の締約国においてのみ租税を課するこ
とができ る。
一方の締約国 、一方の締約国 の地方政府若 しくは地方公共団 体又は一方の 締約国の法令上 の組織の行う
事業に関連 して提供される役 務につき支払 われる給料、賃 金、退職年金 その他これらに類 する報酬につ い
学生
ては、 第十四条から 前条までの規定を 適用する。
第 十九条
専ら教育又 は訓練を受ける ため一方の締 約国内に滞在する 学生又は事業 修習者であって 、現に他方の 締約
において は、租税を課 することができな い。この条に定 める租税の免 除は、事業修習者 については、 当該一
のために受け 取る給付(当該一 方の締約国外 から支払われる ものに限る。 )については、当 該一方の締約 国
国の居 住者であるも の又はその滞在 の直前に他方 の締約国の居住者 であったものが その生計、教 育又は訓練
3
(b)
匿名組合
方 の締約国内に おいて最初に訓 練を開始した 日から一年を超え ない期間につ いてのみ適用す る。
第二十条
この 条約の他の規 定にかかわらず、 匿名組合契約 その他これに類 する契約に関連し て匿名組合員 が取得す
る所得及び収 益に対しては、当 該所得及び収 益が生ずる締約 国において当 該締約国の法令に 従って租税を 課
その他 の所得
1に 規定する居住 者と支払者との間 又はその双方と 第三者との間 の特別の関係によ り、1に規定 する所
ときは、当該 所得については、 適用しない。 この場合には、 第七条の規定 を適用する。
いて、当該所得の支払の基因となった権利又は財産が当該恒久的施設と実質的な関連を有するものである
の受益者が 、他方の締約国 内において当 該他方の締約国内 にある恒久的 施設を通じて事 業を行う場合 にお
1の規定は 、一方の締約国 の居住者である 所得(第六条2 に規定する不 動産から生ずる所 得を除く。)
対して は、当該一方 の締約国において のみ租税を課す ることができ る。
一方の締約国の居住者が受益者である所得(源泉地を問わない。)であって前各条に規定がないものに
第二 十一条
すること ができる。
1
2
3
得 の額が、その 関係がないとし たならば当該 居住者及び当該支 払者が合意し たとみられる額 を超えるとき
は、この条 の規定は、その 合意したとみ られる額について のみ適用する 。この場合には 、所得の額の うち
その 超過する部分 に対しては、この 条約の他の規 定に妥当な考慮 を払った上で、各 締約国の法令 に従って
特典を受け る権利
租税を課する ことができる。
第二十二 条
一方の締約国 の居住者は、2 に規定する適 格者に該当する場 合には、第十 条3、第十一条 1又は第十二
から
までの 規定のいずれか に該当する場合に は、適格者と する。
条1の規定 により認められる 特典を受ける 権利を有する。
一 方の締約国の 居住者は、次の
(f)
1
2
個人
(a)
年金基金 (特典の申請が行 われる課税年 度の開始の時に おいてその受 益者、構成員又は 参加者の五十
限る。)
法人( その主たる種類 の株式が、一 又は二以上の公認 の有価証券市 場において通常 取引されるも のに
当該一方の 締約国の政府、 地方政府若し くは地方公共団体 又は中央銀行
(c) (b) (a)
(d)
パ ーセント以上 がいずれかの締 約国の居住者 である個人である ものに限る。)
当該一方の 締約国の法令に 基づいて設立 された者であって 、専ら宗教、 慈善、教育、科 学、芸術、文
化そ の他公の目的 のために運営され るもの(当該一 方の締約国の 法令において所得 の全部又は一 部に対
から
までの規定の いずれかにより適 格者とされる いずれかの締約 国の居住者が 、
する租税が免 除されるものに限 る。)
個人以外 の者(
(e)
一方の締約国の居住者は、次の
又は
の規定に該当 する場合には 、第十条3、第十 一条1又は第 十二
(b)
年 金基金につい ては、特典の申 請が行われる課税 年度の開始の 時においてその 受益者、構成員 又は参
条1に それぞれ定め る所得に関し、こ れらの規定によ り認められる 特典を受ける権利 を有する。
(a)
議決権その他の受益に関する持分の五十パーセント以上を直接又は間接に所有する場合に限る。)
(a)
加者の七十 五パーセント以 上が同等受益 者である個人であ ること。
その他 の全ての場合に ついては、同 等受益者である者 が当該居住者 の議決権その他 の受益に関す る持
及び3
の規 定の適用上、一方 の締約国の居住 者は、その所 得の支払が行われ る日(配当の 場合に
分の七十五パ ーセント以上を直 接又は間接に 所有すること。
2
(f)
(b)
3
4
(e)
(f)
(a)
(b)
5
は 、当該配当の 支払を受ける者 が特定される 日)を含む十二箇 月の期間を通 じてこれらの規 定に規定する
要件を満た す場合に限り、 これらの要件 を満たすものとす る。
に 規 定 す る 要 件を 満 た す場 合 に は、 こ れ ら の規 定 に より 認 め られ る 特 典を 受 け る権 利 を 有 す
一方の締約国の居住者は、第十条3、第十一条1又は第十二条1にそれぞれ定める所得に関し、次の
及び
(ii)
当該 居住者が当該一 方の締約国内 において事業を行 っていること 。ただし、当該 事業が、当該 居住
(i)
当 該所得が
に 規 定 す る 事 業 に 関 連 し 、 又 は付 随 し て 取 得 さ れ る も の で あ る こ と 。
(i)
と第九 条1
若しく は
に規定する 関係を有する者か ら他方の締約 国内において生 ずる所得を取 得する
(b)
が当該他 方の締約国内にお いて行う事業 との関係におい て実質的なも のでなければ、当 該所得につい て
場合には、当該居住者が当該一方の締約国内において行う事業が、当該居住者又は当該関係を有する者
(a)
一方の締約 国の居住者が、 他方の締約国 内において行う事 業から所得を 取得する場合又 は当該居住者
(ii)
業、保 険業又は証券業を 除く。)であ る場合は、この 限りでない。
者 が 自 己 の 勘 定 の た め に 投 資 を 行 い 、 又 は 管 理 す るも の ( 銀 行、 保 険 会社 又 は 証券 会 社 が行 う 銀 行
(i)
る。
(a)
(b)
6
に規定する要件を満たすこととはならない。この
かは、全て の事実及び状況 に基づいて判 断される。
(a)
の規定の適 用上、事業が実 質的なもので あるか否
(b)
の規 定に基づきある者 が一方の締約 国内において事 業を行ってい るか否かを決定す るに当たって 、
(a)
は 第 十 二 条 1 の 規 定 に より 認 め ら れ る 特 典 を 受 け る 権 利 を 有 す る 場 合 に 該 当 し な い と き に お い て も 、 特 典
一方の締 約国の居住者は、 適格者に該当 せず、かつ、3 又は5の規定 に基づき第十条3 、第十一条1 又
とする 。
している場 合又は両者が一 若しくは二以 上の同一の者によ って支配され ている場合には 、関連するも の
に も、一方の者 と他方の者とは 、全ての事実及 び状況に基づい て、当該一方の 者が当該他方の 者を支配
の五十パーセント以上)を直接若しくは間接に所有する場合には、関連するものとする。いかなる場合
第三者がそ れぞれの者の受益 に関する持分 の五十パーセン ト以上(法人 の場合には、当該 法人の議決権
(法人の場合には、当該法人の議決権の五十パーセント以上)を直接若しくは間接に所有する場合又は
す。一方 の者と他方の者 とは、当該一 方の者が当該他方 の者の受益に 関する持分の五 十パーセント 以上
その者が組合員である組合が行う事業又はその者に関連する者が行う事業は、その者が行うものとみな
(c)
7
の 申請が行われ る締約国の権限 のある当局が 、当該居住者の設 立、取得又は 維持及びその業 務の遂行が当
該特典を受 けることをその 主たる目的の 一つとしたもので ないと認定す るときは、これ らの規定によ り認
めら れる特典を受 けることができる 。
この条の 規定の適用上、
「主たる 種類の株式」と は、法人の議 決権の過半数を占 める一又は二 以上の種類の株 式をいう。
金融商品市 場に関する並びに 指令二〇〇二 ・九二・EC及 び指令二〇一一・ 六一・EUを 改正する
「公 認の有価証券 市場」とは、次 のものをいう。
(b) (a)
日本国の金 融商品取引法( 昭和二十三年 法律第二十五号) に基づき設立さ れた有価証券 市場
同 指令を承継す る指令に従って 規制される市場
二千十 四年五月十五日付 けの欧州議会 ・閣僚理事会指 令二〇一四・ 六五・EU(改正 を含む。)又 は
(i)
この条の規定の適用上、両締約国の権限のある当局が公認の有価証券市場として合意するその他の
台湾証券取引 所
香港取 引所、ナスダッ ク市場、ニュ ーヨーク証券取引 所、シンガポ ール取引所、ス イス取引所及 び
(iii) (ii)
(iv)
有 価証券市場
「同等受益 者」とは、一方 の締約国に対 してこの条約の特 典が申請され る所得について 、当該一方の
締 約 国 の 法 令 、 こ の 条 約 又 は 他の 国 際 的 な枠 組 み に基 づ き 、当 該 一 方の 締 約 国 によ り 認 めら れ る 特典
(この条約に基づき当該所得について認められる特典と同等であるものに限る。)を受ける権利を有す
る者をい う。
この条約の他 の規定にかかわ らず、全ての 関連する事実及び 状況を考慮し て、この条約の 特典を受ける
ことが当該 特典を直接又は間 接に得ること となる仕組み又 は取引の主た る目的の一つであ ったと判断す る
ことが 妥当である場 合には、そのよう な場合において も当該特典を 与えることがこの 条約の関連す る規定
二重課税の除 去
の 目的に適合す ることが立証さ れるときを除き 、その所得につ いては、当該 特典は、与えられ ない。
第二十三条
から
までの規定に従うことを条件として、オーストリアは、当該所得について租
オーストリア の居住者がこの 条約の規定に 従って日本国にお いて租税を課す ることができ る所得を取
得する場合に は、
税を免除 する。
(b)
(d)
8
1
(c)
(a)
2
オ ー ス ト リ ア の 居 住 者 が 第 十 条 、 第 十 一 条 及 び第 二 十 条 の 規 定 に 従 っ て 日 本 国 に お い て 租 税 を 課 す る
オースト リアの居住者が 取得する所得 についてこの条約 の規定に従っ てオーストリア において租税 が
定された租税の額のうち、日本国内において取得される所得に対応する部分を超えないものとする。
を当 該居住者の所 得に対する租税の 額から控除する 。ただし、控 除の額は、その控 除が行われる 前に算
ことができ る所得を取得す る場合には、 オーストリアは、 日本国におい て納付される日 本国の租税の 額
(b)
(a)
当該居住者に対して課される日本国の租税の額から控除する。ただし、控除の額は、日本国の租税の額の
をオーストリ ア内において取得 する場合には 、当該所得につ いて納付され るオーストリアの 租税の額は、
に従い、日本国の居住者がこの条約の規定に従ってオーストリアにおいて租税を課することができる所得
日本国 以外の国にお いて納付される 租税を日本国の租 税から控除す ることに関する 日本国の法令 の規定
る 場合又は第十 条2の規定を適 用する場合には 、
の規定は、 当該所得につい ては、適用しな い。
日本国 が、オーストリア の居住者が取 得する所得に対 して、この条 約の規定を適用し て租税を免除 す
は、その免 除された所得を考 慮に入れるこ とができる。
免 除 さ れ る 場 合 に は 、 オ ー ス ト リア は 、 当該 居 住 者の 残 余 の 所得 に 対 する 租 税 の額 の 算 定に 当 た っ て
(c)
(d)
1
2
3
無差別待遇
う ち当該所得に 対応する額を超 えないものと する。
第二十四条
一 方 の 締 約 国 の 国 民 は 、 他 方 の 締 約 国 に お い て 、 租 税 又 は こ れ に 関 連 す る 要件 で あ っ て 、 特 に 居 住 者 で
あるか否かに 関し同様の状況に ある当該他方 の締約国の国民 に課されてお り、若しくは課さ れることがあ
る租税若 しくはこれに 関連する要件以 外のもの又はこれ らよりも重い ものを課される ことはない。 この1
の規 定は、第一条 の規定にかかわ らず、いずれ の締約国の居住者 でもない者にも 、適用する。
一 方 の 締 約 国 の 企 業 が 他 方 の 締約 国 内 に有 す る 恒久 的 施 設に 対 す る 租税 は 、 当該 他 方 の締 約 国 にお い
て、同 様の活動を行 う当該他方の締約 国の企業に対し て課される租 税よりも不利に課 されることは ない。
こ の2の規定は 、一方の締約国 に対し、家族の 状況又は家族を 扶養するため の負担を理由とし て当該一方
の締約国の 居住者に認める 租税上の人的 控除、救済及び軽 減を他方の締 約国の居住者に 認めることを 義務
付ける ものと解して はならない。
第九条1 、第十一条6、第 十二条4又は 第二十一条3の 規定が適用さ れる場合を除くほ か、一方の締 約
国の企業が他方の締約国の居住者に支払った利子、使用料その他の支払金については、当該一方の締約国
4
5
1
の 企業の課税対 象利得の決定に 当たって、当 該一方の締約国の 居住者に支払 われたとした場 合における条
件と同様の 条件で控除する ものとする。
一方の締約国の企業であってその資本の全部又は一部が他方の締約国の一又は二以上の居住者により直
接又は間接に 所有され、又は支 配されている ものは、当該一 方の締約国に おいて、租税又は これに関連す
る要件で あって、当該 一方の締約国の 類似の他の企業に 課されており 、若しくは課さ れることがあ る租税
若し くはこれに関 連する要件以外 のもの又はこ れらよりも重いも のを課されるこ とはない。
第二条の規定にかかわらず、この条の規定は、締約国又はその地方政府若しくは地方公共団体が課する
相 互協議手続
全ての 種類の租税に 適用する。
第 二十五条
一方又 は双方の締約 国の措置により この条約の規定に 適合しない課 税を受けたと認 める者又は受 けるこ
と に なる と 認 め る者 は 、 その 事 案 につ い て 、当 該 一 方又 は 双 方 の締 約 国 の法 令 に 定め る 救 済手 段 と は 別
に、いずれか の締約国の権限の ある当局に対 して申立てをす ることができ る。当該申立ては 、この条約の
規定に適合しない課税に係る措置の最初の通知の日から三年以内に、しなければならない。
2
3
4
5
権限のある 当局は、1に規 定する申立て を正当と認めるが 、自ら満足す べき解決を与え ることができ な
い場合には 、この条約の規 定に適合しな い課税を回避する ため、他方の 締約国の権限の ある当局との 合意
によ ってその事案 を解決するよう努 める。成立し た全ての合意は 、両締約国の法令 上のいかなる 期間制限
にもかかわら ず、実施されなけ ればならない 。
両締約国の権限のある当局は、この条約の解釈又は適用に関して生ずる困難又は疑義を合意によって解
決す るよう努める 。両締約国の権 限のある当局 は、また、この条 約に定めのない 場合における 二重課税を
除去するた め、相互に協議す ることができ る。
両 締約国の権限 のある当局は、2 及び3に規定 する合意に達す るため、直接相互 に通信するこ と(両締
約 国の権限のあ る当局又はその 代表者により構 成される合同委 員会を通じて 通信することを含 む。)がで
きる。
一 方 又 は 双 方 の 締 約 国 の 措 置 に よ り あ る 者 が こ の 条約 の 規 定に 適 合 し ない 課 税 を受 け た 事案 に つ い
当該一方 の締約国の権限の ある当局が他 方の締約国の権 限のある当局 に対して当該事案 に関する協議
て、1の規定に従い、当該者が一方の締約国の権限のある当局に対して申立てをし、かつ、
(a)
(b)
1
の 申立てをした 日から二年以内 に、2の規定 に従い、両締約国 の権限のある当 局が当該事案 を解決する
ための合意 に達することが できない場合 において、
当該 者が要請する ときは、当該事案 の未解決の事 項は、仲裁に付 託される。ただし 、当該未解決 の事項に
ついていずれ かの締約国の裁判 所又は行政審 判所が既に決定 を行った場合 には、当該未解決 の事項は、仲
裁に付託 されない。当 該事案によって 直接に影響を受け る者が、仲裁 決定を実施する 両締約国の権 限のあ
る当 局の合意を受 け入れない場合 を除くほか、 当該仲裁決定は、 両締約国を拘束 するものとし 、両締約国
の法 令 上 の いか な る 期間 制 限 にも か か わら ず 、 実施 さ れ な けれ ば な らな い 。 両締 約 国 の権 限 の あ る当 局
情 報の交換
は、こ の5の規定の 実施方法を合意に よって定める。
第 二十六条
両締約 国の権限のあ る当局は、この 条約の規定の実施 又は両締約国 若しくは両締約 国の地方政府 若しく
は地方公共団体が課する全ての種類の租税に関する両締約国の法令(当該法令に基づく課税がこの条約の
規定に反しな い場合に限る。) の運用若しく は執行に関連す る情報を交換 する。情報の交換 は、第一条及
び第二条の規定による制限を受けない。
2
3
1の規定に 基づき一方の締 約国が受領し た情報は、当該一 方の締約国が その法令に基づ いて入手した 情
報と同様に 秘密として取り 扱うものとし 、1に規定する租 税の賦課若し くは徴収、これ らの租税に関 する
執行 若しくは訴追 、これらの租税に 関する不服申 立てについての 決定又はこれらの 監督に関与す る者又は
当局(裁判所 及び行政機関を含 む。)に対し てのみ、開示さ れる。これら の者又は当局は、 当該情報をそ
のような 目的のために のみ使用する。 これらの者又は当 局は、当該情 報を公開の法廷 における審理 又は司
法上 の決定におい て開示すること ができる。第 一文から第三文ま での規定にかか わらず、一方 の締約国が
受領した情 報は、両締約国の 法令に基づき 他の目的のため に使用するこ とができる場合に おいて、当該 情
報を提 供した他方の 締約国の権限のあ る当局がそのよ うな使用を許 可するときは、他 の目的のため に使用
す ることができ る。
1及び 2の規定は、 いかなる場合に も、一方の締約国 に対し、次の ことを行う義務 を課するもの と解し
てはな らない。
当該一方の締 約国又は他方の締 約国の法令及 び行政上の慣行 に抵触する行政上 の措置をとる こと。
当該一方 の締約国又は他方 の締約国の法 令の下において 又は行政の通 常の運営において 入手すること
(b) (a)
4
5
1
が できない情報 を提供すること 。
営業上、事 業上、産業上、 商業上若しく は職業上の秘密若 しくは取引の 過程を明らかに するような情
租税の徴収におけ る支援
両締 約国は、租税 債権の徴収につき 相互に支援を行 う。この支援 は、第一条及び第 二条の規定に よる制
第二十七条
供を拒否することを認めるものと解してはならない。
くは受託者 が有する情報又 はある者の所 有に関する情報で あることのみ を理由として、 締約国が情報 の提
3の規定は 、いかなる場合 にも、提供を要 請された情報が 銀行その他の 金融機関、名義人 、代理人若し
てはな らない。
目的のため に必要でないこと のみを理由と して、締約国が 情報の提供を 拒否することを認 めるものと解 し
文に 規定する義務 は、3に定める 制限に従うが 、その制限は、い かなる場合にも 、当該情報が 自己の課税
己の課税 目的のために 必要でないとき であっても、当該 情報を入手す るために必要な 手段を用いる 。第一
一方の締 約国がこの条の規 定に従って情 報の提供を要請 する場合には 、他方の締約国は 、当該情報が 自
報又 は公開するこ とが公の秩序に反 することとなる 情報を提供す ること。
(c)
2
限 を受けない。 両締約国の権限 のある当局は 、この条の規定の 実施方法を合 意によって定め ることができ
る。
こ の 条 に お い て 、 「 租 税 債権 」 と は、 次 に 掲げ る 租 税( そ の 課 税が こ の 条約 又 は 両締 約 国 が当 事 国 と
なっている他 の取極の規定に反 しない場合に 限る。)の額並 びに当該租税 の額に関する利子 、行政上の金
銭罰及び 徴収又は保全 の費用をいう。
第二条3
から
復興特 別法人税
消費税
までに掲げる 租税
に掲げる租税
オー ストリアにつ いては、
第二条3
(a)
(b)
(i)
日 本国について は、
付加価 値税
(ii) (i)
(iv) (iii) (ii) (i)
地方消費 税
(iv)
(a)
(b)
3
4
相 続税
贈与税
(vi) (v)
から
あって、
までに 掲げる租税と 同一であるもの又 は実質的に類 似するもの
までに 掲げる租税に加え て又はこれらに 代わってこの 条約の署名の日の 後に課される 租税で
から
(a) (c)
一方 の締約国の租 税債権が当該一方 の締約国の法令 に基づきその 徴収を確保するた めに当該一方 の締約
税の執行及び 徴収について適用 される当該他 方の締約国の法 令に従って徴 収される。
該他方の締約国の租税債権であるとした場合と同様に、当該他方の締約国により、当該他方の締約国の租
る。当該租 税債権は、この 3の規定に基 づいて当該他方の 締約国が要請 することができ る条件を満た す当
あ る 当 局の 要 請 に 基づ き 、 他方 の 締 約国 の 権 限の あ る 当 局に よ り 徴収 の た めに 引 き 受け ら れ る もの と す
当該租 税債権の徴収 を停止させること ができない場合 には、当該租 税債権は、当該一 方の締約国の 権限の
その徴収に おける支援の要請 の時において 当該租税債権を 負担する者が 当該一方の締約国 の法令に基づ き
一方の締約国 の租税債権が当 該一方の締約 国の法令に基づき 執行すること ができるもので あり、かつ、
(c)
(a)
そ の 他 の 租 税 で 両 締約 国 の 政 府 が 外 交 上 の 公 文 の 交 換 に よ り 随 時 合 意 す る も の
(d) (c)
5
6
国 が保全の措置 をとることがで きるものであ る場合には、当該 租税債権は、 当該一方の締約 国の権限のあ
る当局の要 請に基づき、他 方の締約国の 権限のある当局に より保全の措 置のために引き 受けられるも のと
する 。当該他方の 締約国は、その保 全の措置をと る時において当 該租税債権が当該 一方の締約国 において
執行すること ができないもので ある場合又は 当該租税債権を 負担する者が その徴収を停止さ せる権利を有
する場合 であっても、 当該租税債権が 当該他方の締約国 の租税債権で あるとした場合 と同様に、当 該租税
債権 について、当 該他方の締約国 の法令に従っ て当該保全の措置 をとる。
3及び4の規定にかかわらず、3又は4に規定する徴収又は保全の措置のために一方の締約国の権限の
ある当 局により引き 受けられた租税債 権は、当該一方 の締約国にお いて、当該一方の 締約国の法令 の下で
租 税債権である との理由により 適用される時効 の対象とされず 、かつ、その 理由により適用さ れる優先権
を与えられ ない。3又は4 に規定する徴 収又は保全の措置 のために一方 の締約国の権限 のある当局に より
引き受けられた租税債権は、当該一方の締約国において、他方の締約国の法令の下で適用される優先権を
有するもので ない。
5の 規定にかかわ らず、3又は4に 規定する徴収又 は保全の措置 のために一方の締 約国の権限の ある当
7
8
局 により引き受 けられた租税債 権の徴収に当 たって当該一方の 締約国がとっ た措置は、当該 措置が他方の
締約国によ ってとられたな らば当該他方 の締約国の法令に 従って当該租 税債権について 適用される時 効を
停止 し、又は中断 する効果を有する こととなる場 合には、当該他 方の締約国の法令 の下において も同様の
効果を有する 。当該一方の締約 国の権限のあ る当局は、当該 措置をとった ことについて当該 他方の締約国
の権限の ある当局に通 知する。
一方の締約国 の租税債権の存 在、有効性又 は金額に関する争 訟の手続は、 他方の締約国の 裁判所又は行
政機関に提 起されない。
又は
の規定 に該当しな
一 方の締約国の 権限のある当局が 3又は4の規 定に基づいて要 請した後、他方の 締約国が関連 する租税
債 権を徴収し、 当該一方の締約 国に送金するま での間に、当該 租税債権が次 の
(b)
ある当局は、 その要請を停止し 、又は撤回す る。
の事実を速やかに通知し、当該他方の締約国の権限のある当局の選択により、当該一方の締約国の権限の
くなった場 合には、当該一 方の締約国の 権限のある当局は 、当該他方の 締約国の権限の ある当局に対 しそ
(a)
3の規定 に基づく要請につ いては、当該 租税債権が、当 該一方の締約 国の法令に基づき 執行すること
(a)
9
が できるもので あり、かつ、当 該租税債権を 負担する者が当該 一方の締約国の 法令に基づき 当該租税債
権の徴収を 停止させること ができないも のであること。
4の規定に基づく要請については、当該租税債権が、当該一方の締約国がその法令に基づきその徴収
当 該 一 方 の 締 約 国 又 は 他 方 の 締 約 国 の 法 令 及 び 行 政 上 の 慣 行 に 抵 触 す る 行政 上 の 措 置 を と る こ と 。
はな らない。
この条の規定は、いかなる場合にも、一方の締約国に対し、次のことを行う義務を課するものと解して
を確保するた めに保全の措置を とることがで きるものである こと。
(b)
援を行うこと 。
第二十八 条
外交使節団及 び領事機関の 構成員
当該一 方の締約国の行 政上の負担が 他方の締約国が得 る利益に比し て明らかに不均 衡である場合 に支
いない場合 に支援を行うこ と。
他 方の締約国が その法令又は行 政上の慣行に基づ き徴収又は保 全のために全て の妥当な措置を とって
公の秩 序に反することと なる措置をと ること。
(c) (b) (a)
(d)
こ の条約のいか なる規定も、国 際法の一般原 則又は特別の協定 に基づく外交 使節団又は領事 機関の構成員
見出し
の租税上の 特権に影響を 及ぼすものでは ない。
第二 十九条
この条約中の 条の見出しは、引 用上の便宜の ためにのみ付さ れたものであ って、この条約の 解釈に影響を
効力発生
この条約は 、次のものにつ いて適用する。
の承認 を通知する外 交上の公文の交換 の日の後三十日 目の日に効力 を生ずる。
この条約は、両締約国のそれぞれの法令上の手続に従って承認されなければならない。この条約は、そ
第三 十条
及ぼすも のではない。
1
2
課税年度に 基づいて課され る租税に関し ては、この条約が 効力を生ずる 年の翌年の一月 一日以後に開
課税年度に基 づかないで課され る租税に関し ては、この条約 が効力を生ずる年 の翌年の一月 一日以後
始する 各課税年度の 租税
(a)
に課され る租税
(b)
3
4
5
6
2の規定に かかわらず、第 二十七条の規 定は、当該規定の 対象となる租 税が課される日 又は当該租税 に
係る課税年 度にかかわらず 、この条約が 効力を生ずる日か ら適用する。
千 九 百 六 十 一 年 十 二 月 二 十 日 に ウ ィ ー ン で 署 名 さ れ た 所 得 に 対 す る 租 税 に 関す る 二 重 課 税 の 回 避 の た め
の日本国とオ ーストリア共和国 との間の条約 (以下「旧条約 」という。) は、2の規定に従 ってこの条約
が適用さ れる租税につ いて、この条約 の適用の日以後、 適用しない。
この条約の効 力発生の時にお いて旧条約第 十四条の規定によ り認められる 特典を受ける権 利を有する個
人は、この 条約が効力を生じ た後において も、旧条約がな おその効力を 有するとした場合 に当該特典を 受
ける権 利を失う時ま で当該特典を受け る権利を引き続 き有する。
終了
旧条約は、 この条の規定に 従って適用され る最後の日に終 了する。
第三十一条
この条約は、一方の締約国によって終了させられる時まで効力を有する。いずれの一方の締約国も、この
条約の効力発 生の日から五年の 期間が満了し た後に開始する 各暦年の末日 の六箇月前までに 、外交上の経 路
を 通じ て 他 方の 締 約 国 に対 し 書 面に よ る 終了 の 通 告を 行 う こ とに よ り 、こ の 条 約を 終了 させ るこ とが でき
る 。この場合に は、この条約は 、次のものに つき適用されなく なる。
課税年度に 基づいて課され る租税に関し ては、当該通告が 行われた年の 翌年の一月一日 以後に開始す
課税年度に基 づかないで課され る租税に関し ては、当該通告 が行われた年の翌 年の一月一日 以後に課
る各 課税年度の租 税
(a)
二 千十七年一月 三十日にウィー ンで、英語によ り本書二通を作 成した。
以上の証拠 として、下名は、 各自の政府か ら正当に委任を 受けてこの条 約に署名した。
される租 税
(b)
日 本国のために
小井沼紀芳
オーストリア 共和国のために
ハンス・ ヨルグ・シェリ ング
議 定書
所得 に対する租税 に関する二重課税 の除去並びに 脱税及び租税回 避の防止のための 日本国とオー ストリア
共和国との間 の条約(以下「条 約」という。 )の署名に当た り、日本国及 びオーストリア共 和国は、条約 の
この条約は、第七条3、第九条、第十八条、第十九条、第二十三条から第二十五条まで及び第二十
条約第一条 3を、両締約国 の政府が外交 上の公文の交換に より合意する 日において、次 のように改め
条約第一条 3及び第七条の 規定に関し、
又は補 助的な性格の ものである場合に 限り、恒久的施 設を構成する ものとはされない ことが了解さ れる。
又は企業に 属する物品若しく は商品の在庫 を引渡しのため にのみ保有す ることは、これら の活動が準備 的
条約第五条4 の規定に関し、 企業に属する 物品若しくは商品 の引渡しのた めにのみ施設を 使用すること
不可分の 一部を成す次 の規定を協定し た。
1
2
3
八条の規 定に基づいて認め られる特典に 関する場合を除 くほか、一方 の締約国の居住者 に対する当該
る。
(a)
1
2
3
に規定す る日において、次 のように改め る。
一方の締約国の課税に影響を及ぼすものではない。
条約第七条 1から6までを 、
一方の締約国 の企業の利得に対 しては、その企 業が他方の締 約国内にある恒久 的施設を通じ て当該
(a)
一 方 の 締 約 国 が 、 い ず れ か の 締 約 国 の 企 業 の 恒 久 的 施 設 に 帰 せ ら れ る 利 得 を 2 の 規定 に よ り調 整
当該恒久的施 設が取得したとみ られる利得と する。
離し、 かつ、独立した 企業であると したならば、特に 当該企業の他 の構成部分との 取引において も、
き受ける危 険を考慮した上 で、当該恒久 的施設が同一又は 類似の条件で 同一又は類似の 活動を行う分
得 は、企業が当 該恒久的施設及 び当該企業の他の 構成部分を通 じて果たす機能 、使用する資産 及び引
この条及び第二十三条の規定の適用上、各締約国において1に規定する恒久的施設に帰せられる利
国において 租税を課すること ができる。
事業 を行う場合に は、2の規定に より当該恒久的施 設に帰せられ る利得に対して は、当該他方 の締約
きる。一 方の締約国の企 業が他方の締 約国内にある恒久 的施設を通じ て当該他方の締 約国内におい て
他方の締約国 内において事業を 行わない限り 、当該一方の締 約国においてのみ 租税を課する ことがで
(b)
3
4
し 、 そ れ に 伴 い 、 他 方 の 締 約 国 に お い て 租 税 を課 さ れ た 当 該 企 業 の 利 得 に 租 税 を 課 す る 場 合 に は 、 当
該他方の締 約国は、その利 得に対する二 重課税を除去する ために必要な 範囲に限り、そ の利得に対し
て 当 該 他 方 の 締 約 国に お い て 課 さ れ た 租 税 の 額 に つ い て 適 当 な 調 整 を 行 う 。 こ の 調 整 に 当 た っ て は 、
両締約国の権 限のある当局は、 必要があると きは、相互に協 議する。
他の 条で別個に取り 扱われている 所得が企業の利得 に含まれる場 合には、当該他 の条の規定は 、こ
に規
の規定 によって改正 され
の規 定によってそれぞ れ改正される 条約第一条3及 び第七条1から4 までの規定は 、
及び
(a)
の条 の規定によっ て影響されるこ とはない。
及び
(b)
定する日以後に開始する各課税年度の企業の利得について適用する。
(b)
(a)
る。
は管理的な機 能を果たすか否か にかかわらず 、同条に規定す る支払金に対 して適用されるこ とが了解され
条 約第十五条の 規定に関し、同 条の規定は、 法人の取締役会又 はこれに類する 機関の構成員 が監督的又
1から6ま での規定を引き 続き適用する 。
る 条約第一条3 及び第七条1か ら4までの規定 が適用されるま では、改正前の 条約第一条3及 び第七条
(a)
(c)
条約第十八 条の規定に関し 、同条におい て、一方の締約国 の「法令上の 組織」とは、次 のものをいう 。
オーストリ アについては、
オー ストリア連邦産業 院
両 締 約 国 の 権 限 の あ る 当 局 は 、 仲 裁 の 要 請 が 行 わ れ た 事 案 に よ っ て 直 接 に影 響 を 受 け る 者 の 作 為 若 し
条約第二十五 条5の規定に関 し、
日本国に ついては、両締 約国の政府が 外交上の公文の交 換により合意 する機関
両締約国の政 府が外交上の公文 の交換により合 意する機関
(ii) (i)
くは不作為が当該事案の解決を妨げる場合又は両締約国の権限のある当局及び当該者が別に合意する場
合 を除くほか、 条約第二十五条 5に規定する仲 裁の要請から二 年以内に仲裁決 定が実施される ことを確
保するため 、仲裁手続を合 意によって定 める。
仲裁の ための委員会は 、次の規則に 従って設置される 。
仲裁のための 委員会は、国際租 税に関する事項 について専門 知識又は経験を有 する個人であ る三人
の仲裁人 により構成される 。
(i)
4
5
(a)
(b)
(a)
(b)
各 締約国の権限 のある当局は、 いずれかの締約国 の国民である か否かを問わず 、それぞれ一 人の仲
いずれの仲裁 人も、いずれの締 約国の税務当局 の職員でもあ ってはならず、及 び仲裁の要請 が行わ
が 合 意 す る 手 続 に 従い 、 仲 裁 の た め の 委 員 会 の 長 と な る 第 三 の 仲 裁 人 を 任 命 す る 。
裁人を任命 する。両締約国 の権限のある 当局が任命する二 人の仲裁人は 、両締約国の権 限のある当局
(ii)
両締約 国の権限のある当 局は、仲裁手 続の実施に先立 って、全ての 仲裁人が、各締約 国の権限のあ
びいずれの 締約国によっても 雇用されたこ とがあってはな らない。
れの 締約国の国民 でもあってはな らず、いずれの締 約国内にも常 用の住居を有し ていてはなら ず、及
れた事案 にこれまでいか なる資格にお いても関与した者 であってはな らない。第三の 仲裁人は、い ず
(iii)
各締約 国の権限のある 当局は、自ら が任命した仲裁人 の費用及び自 国の費用を負担 する。第三の 仲
開示に関す る義務と同様の 義務に従うこ とに合意すること を確保する。
る 当局に対して 送付する書面に おいて、条約第二 十六条2及び 両締約国の法令 に規定する秘密 及び不
(iv)
担する。
裁人の費用そ の他の仲裁手続の 実施に関する 費用については 、両締約国の権限 のある当局が 均等に負
(v)
両 締 約 国 の 権 限 の あ る 当 局 は 、 全 て の 仲 裁 人 に対 し 、 仲 裁 決 定 の た め に 必 要 な 情 報 を 不 当 に 遅 滞 す る
仲裁決定は、 先例としての価値 を有しない。
仲 裁 決 定 は 、 次 の とお り 取 り 扱 う 。
ことなく提 供する。
(c)
仲裁決定 は、いずれかの 締約国の裁判 所による最終的な 決定によって 当該仲裁決定が 無効とされる
(ii) (i)
裁の要請は 、行われなかった ものとし、仲 裁手続(
及び
の規 定に係るものを 除く。)は、 行わ
(v)
を行っ た者に対して 送付するまでに 当該事案が次の
から
までの規定の いずれかに該当 することとな
(iii)
両 締 約 国 の 権 限 の あ る 当 局 が 、 条 約 第 二 十 五 条 2 の 規 定 に 従 い 、 当 該 事案 を 解 決 す る た め の 合 意 に
る場合には、 当該事案に関する 条約第二十五 条に基づく手続 は、終了する 。
(i)
仲裁のため の委員会がある 事案の決定を 両締約国の権限の ある当局及び 当該事案につい て仲裁の要請
い 旨を合意する 場合を除くほか 、新たな仲裁の要 請を行うこと ができる。
れなか ったものとする。 この場合には 、両締約国の権 限のある当局 が新たな仲裁の要 請は認められ な
(b)
(iv)
場合 を除くほか、 確定する。仲裁 決定が無効とされ る場合には、 条約第二十五条 5の規定に基 づく仲
(d)
(e)
(i)
6
達 する場合
当該者が仲 裁の要請を撤回 する場合
仲裁 手続中に、当該事 案についてい ずれかの締約国 の裁判所又は 行政審判所が決定 を行う場合
(iii) (ii)
条約 第二十六条の 規定に関し、一方 の締約国は、弁 護士その他の 法律事務代理人が その職務に関 してそ
い。
条 約 第二 十 五 条 5及 び こ の5 の 規 定は 、 条 約第 四 条 3の 規 定 に 該当 す る 事案 に つ いて は 、 適用 し な
なる検討は 、行われない。
受 ける者により 受け入れられな かったものとし 、当該事案につ いて両締約国の 権限のある当局 による更
事案に関する仲裁決定を実施する両締約国の権限のある当局の合意は、当該事案によって直接に影響を
と整合的な 方法で当該事項に 関する係属中 の訴訟手続若し くは行政手続 を終了させない場 合には、当該
該合意において解決された全ての事項に関する訴訟若しくは審査請求を取り下げない場合又は当該合意
局の合意 に関する通知が 当該者に送付 された日の後六十 日以内に、裁 判所若しくは行 政審判所に対 し当
当該事案によ って直接に影響を 受けるいずれ かの者が、仲裁 決定を実施する両 締約国の権限 のある当
(f)
(g)
の 依頼者との間 で行う通信であ って、当該一 方の締約国の法令 に基づいてそ の開示について 保護されるも
のに関する 情報については 、その提供を 拒否することがで きることが了 解される。
以上の証拠と して、下名は、各 自の政府から 正当に委任を受 けてこの議定 書に署名した。
二千 十七年一月三 十日にウィーン で、英語によ り本書二通を作成 した。
日本国 のために
小 井沼紀芳
オース トリア共和国 のために
ハンス・ヨル グ・シェリング