“ものづくり”のベストパートナー 医薬品元素不純物のスクリーニング分析 原薬・製剤に含まれる元素について、スクリーニング分析(定性分析)を行います。 試験の概要 医薬品 ICH Q3Dの元素不純物分析として、表1に示す68元素の一斉分析を行います。迅速かつ安価な分析をご提供 することが可能なため 以下のような目的での実施が有効です することが可能なため、以下のような目的での実施が有効です。 ICH Q3Dのリスクアセスメントの対象元素を絞りたい。 安定性試験においてどの元素がどれくらい増えたか把握したい。 製造プラントの工程毎で溶出される元素を把握したい。 数種の中から元素不純物濃度の低い原薬等を選定したい。 表1 スクリーニング対象元素 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 H 18 H He Li Be B C N O F Ne Na Mg Al Si P S Cl Ar K Ca Sc Ti V Cr Mn Fe Co Ni Cu Zn Ga Ge As Se Br Kr Rb Sr Y Zr Nb Mo Tc Ru Rh Pd Ag Cd In Sn Sb Te I Xe Cs Ba 1 Hf Ta W Re Os Ir Pt Au Hg Tl Pb Bi Po At Rn Fr Ra 2 1 La Ce Pr Nd Pm Sm Eu Gd Tb Dy Ho Er Tm Yb Lu 2 Ac Th Pa U Np Pu Am Cm Bk Cf Es Fm Md No Lr クラス1 (A Cd, (As, Cd Hg, H Pb) クラス2A (Co, V, Ni) クラス2B (Ag, Au, Ir, Os, Pd, Pt, Rh, Ru, Se, Tl) クラス3 (Li, Sb, Ba, Mo, Cu, Sn, Cr) その他ICP-MSで測定可能な元素 ■ 方法 装置の相対感度係数から算出するのではなく、数点の混合 標準液で校正した定性分析結果をご報告いたします。 ■ 報告 濃度レベル毎に検出された元素をご報告いたします(表2)。 ICP質量分析計による測定 (クリーンルーム内) 表2 スクリーニング分析結果例 濃度範囲(ppm) 0.1~1 1~10 10~100 100~1000 1000以上 元素 As, Ni, Cr Fe Pt - - ※標準液との相対比較になりますので、共存物質や溶解酸の影響で真値と差が出る場合があります。 Copyright ©2016 JFE Techno-Research Corporation. All Rights Reserved. 本資料の無断複製・転載・webサイトへのアップロード等はおやめ下さい。 Cat.No 3E4J-003-00-160926
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