京力農場づくり推進大会 基調講演の概要

京力農場づくり推進大会
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演
基調講演の概要
題
集落の枠を超えた広域連携の組織づくりについて
~一般社団法人 奥島根弥栄の設立事例を参考に~
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講演者
島根県浜田市弥栄支所
お か だ
産業建設課産業振興係長
岡田
きよし
浄 氏
一般社団法人 奥島根弥栄の概要
【所 在 地】島根県浜田市弥栄町長安本郷542番地1
【設立時期】平成28年9月
【構成組織】法人4、生産組合9(構成員合計:182戸)
【経営面積】13組織合計:173ha(水田)
【経
緯】
平成27年5月
中山間地である島根県浜田市弥栄自治区内で、地域の担い手とし
て重要な役割を果たしてきた12の集落営農(法人3、生産組合9)
が、経営基盤の強化や収益力の向上を目指し、「弥栄自治区集落営
農組織連携協議会」を設立。
平成27年12月
1法人が新たに参画し、協議会の構成は13組織となった。
平成28年5月
平成28年産から、約14haでブランド米の本格栽培開始。
平成28年6月
ブランド米を「秘境 奥島根 弥栄」で商標取得。
平成28年8月
ブランド米が「美味しまね認証」を取得。
平成28年9月
収益部門を「一般社団法人奥島根弥栄」として法人化。
【主な取組】
●米のブランド化
・ブランド米「秘境 奥島根 弥栄」を独自基準で栽培。
・肥料は有機態窒素100%使用、農薬は、コシヒカリでは慣行の5割減、つや姫
では7割減。
・平成28年産は、2法人と2生産組織(6名)で生産。2品種合計14ha。
・JAと連携した出荷体制を構築している。
●JA事業(育苗センターやライスセンター、加工場)の経営受託
●米だけでなく、弥栄町内の農産物のブランド化も担う。
※ 弥栄自治区集落営農組織連携協議会では、引き続き非収益事業を実施
・中山間地域等直接支払、環境保全型農業直接支払に係る事務
・転作品目(大豆)の安定生産、収益性確保に向けた実証ほの設置
・遊休農地(1.1ha)での牛の放牧による除草効果試験 など