「土のうってすごい!」 鹿沼市中央小 建設業者先生に災害の 怖さ学ぶ |下野新聞「SOON」 「土のうってすごい!」 鹿沼市中央小 建設 業者先生に災害の怖さ学ぶ 12月7日 朝刊 【鹿沼】土のうの威力に感心-。中央小で6日、自然災害の恐ろしさや防災を学ぶ授業が行われ た。県建設業協会青年経営者連合会、同協会鹿沼支部青年の会のメンバーが「地域の先生」として 総合学習を支援、土のう作り体験や水防対策実験などを行った。土のうで作った簡易プールでの耐 水実験では水がわずかしか漏れず、児童たちは「すごい」と驚きの声を上げていた。 建設業界は、少子高齢化に伴う若年層の人材不足、技術継承の課題があるという。子どもたちを対 象に「建設」に関する授業をボランティアで実施。役割や魅力を知ってもらい、一人でも多くの子 どもたちが建設業界を目指すきっかけになればと取り組んでいる。 この日は6年生58人が参加し、最初に河川災害をテーマに県土木事務所職員が説明。昨年9月の 関東・東北豪雨で武子川が氾濫した様子をビデオなどで見たほか、模型を使って土砂崩れを再現し た。 続いて校庭で土のう作りに挑戦。土のうを積み重ねて作った縦2メートル、横5メートルのスペー スに給水車から水を流すと簡易プールに。水漏れは少しで、土のうを押し込むと漏れはわずかとな り、急激な雨水増水時の対策を学んだ。また校庭に設置する杉板ベンチのニス塗装や記念のネーム プレートの取り付けも行った。 <http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20161207/2531535> から挿入 水ニュース - 1 ページ
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