学力向上に向けた取組事例(H28) 様式1

様式1
学力向上に向けた取組事例(H28)
事務所名
水戸
学校名
大洗町立南中学校
TEL
029-267-2942
課題
改善方法
伝え合い,自分の考えを深めていく生徒の育成
話合い,発表,質疑応答などの活動の充実
1 昨年度までの課題
・話合いを通して意見交換を行い,自分の考えを広げ深めること。
・自分の考えを相手に分かりやすく説明したり,表現したりすること。
2 取組のキーワード
○ 協働的な学びの場を大切にした授業づくり
① 課題設定の工夫
② 話合い,発表,質疑応答などの活動の充実
○ 教科の壁を越えた校内研修
校内授業研究会,及び研究協議の実践
3 具体的な実践
○ 協働的な学びの場を大切にした授業づくり(資料1)
① 課題設定の工夫
様々な思考や創意工夫,考え方や見方ができる課題,解決した結果を振り返り発展的に考えるこ
とのできる課題を設定する。
② 話合い,発表,質疑応答などの活動の充実
生徒同士が自分の意見や考えを伝え合ったり,質問し合ったりして,広げ深めていけるようにする。
その際,ホワイトボードや付箋,様々な発表ツールを用いて,より分かりやすく説明,表現できるよう
にする。さらに,振り返りを行い,自分の学びを確認できるようにする。
○ 教科の壁を越えた校内研修(資料2,3)
授業研究会を定期的に行い,全教員が授業を公開する。授業研究会では,自分の専門教科以外
の授業も参観し,全員でKJ法によるワークショップ型の研究協議を行う。「自分の教科だったら」と
いう視点から協議し合うことで,一人一人の授業力の向上へとつなげている。その集大成として,教
育実践研究発表会を開催し,幅広く意見をいただき,より一層の授業改善を目指している。
4 成果について
・平成28年度の全国学力・学習状況調査では,国語,数学ともに,正答率が県・全国の平均を上回った。
・相手に伝える,質問する,答えるといった活動への意欲が高まり,自分の考えや意見を自分の言葉で説明
できるようになってきた。
・生徒のアンケートにおいて,友達との話合いを通して,問題が解けるだけでなく自分の考えが深められる授
業は楽しいという結果が得られた。