「涙液動態異常眼における波面収差解析」に関する研究

「涙液動態異常眼における波面収差解析」に関する研究
1. 研究の意義と目的
今回の研究では、涙液と視機能の関係を調べます。将来的には病状の解明や新規治
療法の開発へとつながることを期待しています。大阪大学医学部眼科、井上眼科医
院(院長 井上 康)、ワタナベ眼科(院長 渡邉 潔)との共同研究です。
2. 研究の方法
対象:ドライアイ、涙道疾患がある、ないしはその疑いがある、コンタクトレンズ
装用していて井上眼科医院あるいはワタナベ眼科を受診した、あるいは受診する患
者
方法
ドライアイ、涙道疾患、コンタクトレンズ装用眼について診療記録をもとに主とし
て、2009年9月以降に受診されたデータに関する解析を後ろ向きあるいは前向きに
大阪大学眼科にて行う。
解析を行う検査データ
・罹患時および各種加療後の視機能一般検査
・眼表面・涙液の一般検査
・波面センサーによる高次収差
3. 個人情報の取り扱いについて
通常の外来検査機器と同様に、検査機器内には匿名化は行われずにデータが残りま
すが、外来に施錠を行い、コンピューターはネットワークから切り離すなどして個
人情報の保護を図ります。研究終了後は、個人を特定できないようにした上で、研
究成果を学会や学術雑誌等で公表する予定です。 この研究にご質問等や参加した
くないというご希望がありましたら下記までお問い合わせ下さい。研究への参加を
希望されない場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じる
ことはありません。
お問い合わせ・連絡先
大阪大学医学系研究科眼科学(大阪大学医学部附属病院眼科)
氏名:高 静花
TEL:06-6879-3456