報道機関 各位 記者発表資料 被保護者等住居・生活・金銭

報道機関
各位
記者発表資料
平成29年1月26日(木)
問い合わせ先:生活福祉課
担当:小林、山田
電話:829―1845
内線:3024
被保護者等住居・生活・金銭管理サービス提供事業を行う事業者に対する
行政処分(事業の制限)を行いました
さいたま市被保護者等住居・生活・金銭管理サービス提供事業の業務の適正化等に
関する条例(平成25年10月1日さいたま市条例第38号。以下「条例」という。)
第16条第1項の規定により、下記のとおり、事業者に対して事業の制限を命じる処
分を行いました。
記
1
事業者の名称及び主たる事務所の所在地
事 業 者 の 名 称 宗教法人善弘寺分院宗永寺
主たる事務所の所在地 東京都足立区鹿浜7丁目13番1号
2
届出上の施設名及び住所
宗教法人善弘寺分院宗永寺
宗教法人善弘寺分院宗永寺
宗教法人善弘寺分院宗永寺
宗教法人善弘寺分院宗永寺
宗教法人善弘寺分院宗永寺
岩槻寮
美園寮
掛寮
豊春寮
鹿室寮
岩槻区大字浮谷1489番地1
岩槻区大字釣上新田1478番地1
岩槻区大字掛460番地3
岩槻区大字表慈恩寺959番地1
岩槻区大字鹿室1152番地1
3
制限の内容
岩槻区内に設置する施設(前記2 ∼ )に新たに利用者を入居させること。
さいたま市内において、新たな施設を開設すること。
4
処分理由
事業者は、遅くとも平成18年3月から、路上生活者等が起居する施設を経営し、
主にさいたま市外の生計困難者等を勧誘している。
事業者は、施設の設備及び運営等について、市から繰り返し改善指導を受けてい
るにも関わらず、被保護者等の金銭等管理サービスに関する契約の解除、災害予防
のための措置及び関係法令等の遵守について、十分な改善を行うことなく事業経営
を継続している。
なお、事業者は平成27年12月16日付で、前記2 の施設について、条例第
16条第1項の規定により、行政処分を受けている。
こうした事業者の行為について、各種法令等に定められた設備及び運営の基準等
を満たしていない状態で事業を運営することは、被保護者等の処遇につき、条例第
16条第1項に規定する不当な行為である。また、そのような状態でありながら事
業を継続し利益を得る行為及び現在経営する施設を十分に改善することなく新た
な施設を開設する行為は、いずれも同項に規定する不当に利益を図る行為である。
4
処分年月日
平成29年1月26日
※
3 「さいたま市内において、新たな施設を開設すること。」を制限する行政処
分は、初となります。
また、条例第16条の規定に基づく行政処分は今回が2例目(当該事業者に対
し2回目)となります。
さいたま市被保護者等住居・生活・金銭管理サービス提供事業の業務の適正化等に関する条例
∼抜粋∼
(事業の停止等)
第16条
市長は、被保護者等住居・生活・金銭管理サービス提供事業を経営する事業者
が、その事業に関し不当に利益を図り、又は被保護者等住居・生活・金銭管理サービス
提供事業に係るサービスの提供を受ける被保護者等の処遇につき不当な行為をしたとき
は、当該事業者に対し、被保護者等住居・生活・金銭管理サービス提供事業を経営する
ことを制限し、又はその停止を命ずることができる。