食事のお手伝いについて

201 7 年 2 月
中野区保育園・幼稚園分野
食事のお手伝いについて
大人のそばで料理をしているのを見て、食品の形や色・臭い等が変化していく様子
を体験するだけでも、子どもにとっては発見や驚きがいっぱいあるものです。包丁や
火を使わなくても、子どもにできることは色々あります。
保育園の子どもたちは、給食当番やクッキング保育、食べ終わった自分の食器の片
づけなど、喜んで取り組んでいます。ご家庭でも、さまざまなお手伝いできる機会を、
たくさん用意してあげましょう。
♪食材の下ごしらえ
例)米とぎ、野菜を洗う、玉葱の皮むき、ちぎる(しめじ、エリンギ、こんにゃく、レタス等)、
種をとる(かぼちゃ、ピーマン等)、えんどうの筋取り等…
おく
「器具を使わず、
簡単に出来るよ」
♪食器を選ぶ・並べる・片付ける
「今日の料理にはどんな
お皿があうかな?」
メニューや食べる人のこ
とを考えながら選ぶこと
も大切ですね。
「食べ終わった食
器を、流し台まで運
んでみよう」
「食後のテーブル
を拭いてみよう」
(乳児期の好き嫌い)
Q:離乳食もそろそろ終わりと思っているところですが、最近食べるのを嫌がったり、
今まで食べていたものを口から出すことが多く、あまり食べません。離乳食の初
めの頃は何でもよく食べていたのですが…。
A:月齢が高くなってくると、食べ物への好みも出てきます。この時期はまだ好みが
固定していない場合も多いので、嫌がるものでも食事に取り入れて食べる機会を
作っていきましょう。また乳児期の好みは味だけでなく、口当たりや舌ざわり等
も大きく影響します。軟らかすぎるご飯やゴワつく生野菜等は食べづらいので、
見直すことも大切です。なお、大人用の濃い味付けに慣れてしまうと、薄味の料
理を嫌がるようになることもあるので気をつけましょう。