6章 用語解説:Ⅰ計画 【5.各部寸法-②】 バスケットコート 図 バスケットボールコート2面の必要寸法 出題問題 平成2 8 年度 問題8 建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 「過去問」については、(公財)建築 1 中規模事務所ビルの計画において、基準階の共用部の主要な廊下の幅員を、2.0mとした。 2 公共体育館の計画において、成人用バスケットボールコートを二面配置するために、床面の内法寸法を、30m×35mとした。 3 バスターミナルの誘導車路の屈曲部の計画において、全長12m程度の大型バスの最小回転半径を、12mとした。 技術教育普及センターとの過去問 の使用許諾条件により、「会員講 座」のみでの公開としている。 ここでは、参考として過去問が見れ ないようにしている(会員講座では 全問題を公開)。 4 大規模量販店の計画において、売場の客用通路の幅員は、主要な避難通路を3.0mとし、それ以外の通路を1.8mとした。 解答 ( 正解肢2) 1 ○ 廊下の幅員は、両側に居室がある場合、1.6m以上とする。 従って、設問の「2.0mとした。」は正解である。 2 × バスケットボールコートの二面配置には、床面の内法寸法を、30m×35mでは小さく、34m×41mは必要である。 成人用バスケットボールコートは、15m×28mである。従って、二面配置するためには、周囲3m程度を確保し、コート間を5m程度とす ると、34m×41m程度が必要となる(用語解説:5.各部寸法⑤バスケットコート参照)。 3 ○ バスの最小回転半径は、バスの全長や車軸距離により決定される。全長12m程度の大型バスの最小回転半径は、約12mである。 4 ○ 大規模量販店の売場の主要な避難通路は、2.7~3.3m程度、その他の通路は1.8~2.6mである。従って、設問の「避難通路を3.0mと し、それ以外の通路を1.8mとした。」は正解である。
© Copyright 2024 ExpyDoc