ご参考資料 この数字はなんだ? Vol.41 ナンバー・ナンダー BIS(国際決済銀行) 外国為替市場 2013年9月27日 9 調査の における .6 6 米ドルの取引高 です % 最新のBIS(国際決済銀行)の調査によると、外国為替市場における米ドルの取引高は、全取引高(200% *)のうち、約87%となっています。これは、米ドルが世界の基軸通貨といわれ、世界各国で貿易決済や外 貨準備に用いられているなど信頼度の高い通貨であり、日本に限らず、世界のほとんどの国において、外 国為替取引の中心が自国通貨と米ドルの交換による取引とな ているからです そのため 為替取引で 国為替取引の中心が自国通貨と米ドルの交換による取引となっているからです。そのため、為替取引で は、米ドルを通じた取引が必然的に多くなっていることに加え、米ドルの価値の変化が、世界各国の通貨 に影響を及ぼしているとみられます。 *ひとつの取引に2つの通貨が絡むため合計は200% 外国為替取引の通貨の組み合わせでは、米ドル・ユーロ間が特に多く、2番目に多い米ドル・円の間での 取引を合わせると、全体(100%)の約42%にのぼっています。他の通貨の動きも無視できないものの、こ うした取引高を考えると、円相場の動きを見通す上では、主に米ドル、ユーロ、円の3通貨の力関係が重要 といえそうです。なお、足元では、米財政問題の先行き不透明感などを背景に、米ドルの上値が重い反面、 欧州の景気回復傾向を受け 欧州の景気回復傾向を受け、ユーロが買われており、対米ドルのユーロ相場は7ヵ月ぶりの高値水準にあ が買われており 対米ドルの 相場は7 月ぶりの高値水準にあ ります。こうした動きから、対円についても、ユーロは堅調に推移しています。今後、米ドル、ユーロ、円の 力関係がどのように変化していくのかが注目されます。 取引高の通貨別シェア(合計200%) 中国元 メキシコペソ 2% 3% カナダドル その他 5% 22% スイスフラン 5% 豪ドル 9% 英ポンド 円 12% 23% ユーロ 33% 通貨同士の取引高シェア上位 0% 10% 20% 米ドル/ユーロ 18% 米ドル/英ポンド 9% 米ドル/豪ドル 7% 米ドル/カナダドル 4% 米ドル/スイスフラン 3% ユーロ/円 3% 米ドル/メキシコペソ 2% その他 40% 24% 米ドル/円 米ドル 87% 30% 30% (注)通貨別シェアは、ひとつの取引に2つの通貨が絡むため合計は200% (注)両図とも2013年4月の1日平均 *四捨五入の関係で合計が左図で200%、右図で100%とならない場合があります ※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。 (出所)BIS(国際決済銀行) ■当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資 料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成 時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産に は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。 投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご 覧ください。 1/1
© Copyright 2024 ExpyDoc