資料4-④ 元気アップサポート事業 1 概要 2 事業イメージ

資料4-④
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元気アップサポート事業
概要
介護予防プログラムの提供経験がある介護職員等による、生活課題改善のための高齢者同士の交流を
含む運動器の機能向上プログラム及び認知症予防プログラムを行うことにより、高齢者自らが活動的な
生活を送り続けられるよう支援するもの
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事業イメージ
■ 通所プログラムイメージ
役割活動
ストレッチ
※青森市介護予防モデル事業「元気アップ教室」実践例
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指定基準(予定)
本事業は、通所介護事業者・地域密着型通所介護事業者・通所リハビリテーション事業者が、事業者
指定を受け、事業提供することができます
(1)人員基準
・管理者 1 人(兼務可)
・従業者
利用者 0〜15 人の場合
専門スタッフ:1 人以上(専従)
利用者 16〜20 人の場合
専門スタッフ:2 人以上(専従)
※利用者 5 人増すごとに専門スタッフ 1 人以上必要
(2)設備基準
・事業実施に必要な場所の確保(3 ㎡×利用定員以上)
・消火設備その他非常災害に必要な設備
・必要なその他の設備、備品
※必ずしも通常のサービス提供をする場所と分ける必要はないが、プログラム内容は区分するなど、
互いの事業利用者の処遇に影響がないように配慮
※通常のサービス提供場所と同じ場所で本事業を実施する場合、通常利用者と本事業利用者を合わ
せた定員数で基準(3 ㎡×利用定員以上)を満たすこと
(3)運営基準
・個別サービス計画の作成
・運営規程等の説明、同意
・提供拒否の禁止
・利用者から支払を受けることができるもの ※送迎費用含む
・従業者の清潔の保持、健康状態の管理
・従業者及び従業者であった者の秘密保持
・事故発生時の対応
・廃止、休止の届出と便宜の提供
・改善状況の報告 ※統一様式による計画書・報告書作成、統一の評価、報告会を想定
※主に上記のような項目ごとに、介護予防通所介護の運営基準に準じた規定とする予定
※一部、利用料等の受領や改善状況の報告等、介護予防通所介護の運営基準とは異なる部分
もあるため、実施を予定している事業者は規定を十分に確認してください
(4)具体的な実施方針
高齢者同士のコミュニケーションを含む脳の活性化を促すような運動プログラムを中心とした支援
※詳細は、「別表 通所プログラムの具体的な実施方針」のとおり
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報酬単価等(予定)
■報酬単価
元気アップサポート事業(通所型)費
サービス内容・算定項目
元気アップサポート事業(通所型)費
(運動器機能向上及び認知症予防プログラム)
<算定イメージ>
単位数
算定単位
337 単位
1 日につき
※評価期間が 3 ヶ月の場合
■審査・支払事務
予防給付と同じ(青森県国民健康保険団体連合会経由で審査・支払します)
※サービスコード表、請求書・明細書様式については、後日、市ホームページに掲載します
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利用者負担
元気アップサポート事業(通所型)
予防給付の利用者負担と同じ(原則 1 割、一定所得以上は 2 割)
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利用限度額
・要支援1、事業対象者: 5,003単位
・要支援2
:10,473単位
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住所地特例者や他市町村に住民票がある方の取扱い
○青森市へ本事業の指定申請をすれば、青森市に住民票がある方(住所地特例者含む)へのサービ
ス提供が可能になります
○他市町村に住民票がある方に対して、本事業を提供する場合は、それぞれの市に指定申請が必要
です
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運営規程について
本事業を実施する事業所は、運営規程を別途定めてください。運営規程に定める内容は、要綱で定め
ますが、
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事業の目的及び運営の方針
従業者の職種、員数及び職務の内容
営業日及び営業時間
元気アップサポート事業の利用定員
元気アップサポート事業の内容及び利用料その他の費用の額
通常の事業の実施地域
サービス利用に当たっての留意事項
緊急時等における対応方法
非常災害対策
その他運営に関する重要事項
といったものを規定する予定です。
(介護予防サービスと同等のものです)
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契約書・重要事項説明書について
本事業を実施する事業所は、契約書・重要事項説明書を別途定めてください。
※後日、契約書・重要事項説明書の雛形を市ホームページに掲載します
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別表
通所プログラムの具体的な実施方針(予定)
元気アップサポート事業(通所型)
運動器の機能向上プログラム及び認知症予防プログラム
項
目
内
容
目
的
日常生活を送る上で支障となっている生活課題を改善するために必要な運動及び
活動を利用者本人が自覚し、必要性を理解した上で、自ら運動器の機能改善及び認
知症予防に取組めるよう支援することで、プログラム終了後も活動的な生活を送り
続けられるようにする。
対象となる利用者
本プログラムの提供により、生活機能の改善が見込まれる、居宅要支援被保険者及
び基本チェックリスト該当者
プログラム概要
高齢者同士のコミュニケーションを含む脳の活性化を促すような運動プログラム
を中心とした支援
専 門 ス タ ッ フ の 要 介護予防プログラムの提供経験がある介護職員等であること
件
1 回 当 た り 利 用 人 15 人~40 人程度
数(概ねの目安)
実施期間
介護予防サービス計画又は介護予防ケアプランに基づく期間
実施回数・時間
週1日又は週2日又は月2日(計 24 回)
1日当たり2時間程度
※週2日未満で実施する場合は、自宅での運動メニューを指導し、実施状況のモニ
タリングを行う。
送迎
原則として、市営バス等公共交通機関の利用を促すこと
※事業所で直接送迎を行う場合は、道路運送法を遵守するとともに、自立支援の観
点からいわゆるバスストップ方式を取り入れる等、必要最小限とすること
実施場所
プログラムを安全に実施するための会場を、3平方メートルに利用定員を乗じて得
た面積以上確保すること
実施内容
以下のア~エのプロセスに沿って実施する。
ア 専 門 ス タ ッ 専門スタッフは、参加者の健康状態、生活習慣、体力水準など
フ に よ る 事 前 の個別の状況を把握するとともに、体力水準を把握するために
アセスメント
体力測定を実施する。
※元気わくわくサポート事業に引き続き、本事業を利用する場
合には、元気わくわくサポート事業者からの情報提供に基づき
個別の状況等を把握すること
イ 専 門 ス タ ッ (1)目標設定
フによる個別
有効なサービス提供のためには、目標の設定が重要。単な
サービス計画
るサービス提供とならないよう、対象者からどのような生活
の作成
機能を改善したいのかを具体的に聞取り、計画の目標とする。
(2)個別サービス計画の作成
事前アセスメントに基づき、個別サービス計画(原案)を
作成し、対象者の同意を得る。個別サービス計画では、運動
の種類・負荷の頻度・1 回あたりの時間・実施形態などを記
録する。
ウ 専 門 ス タ ッ 専門スタッフは、個別サービス計画に基づき、高齢者同士のコ
フ に よ る プ ロ ミュニケーションを含む脳の活性化を促すような運動(ストレ
グラムの実施
ッチング、バランス・機能的運動、筋力向上運動等)を実施す
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留意事項
る。なお、プログラムの中に、週1回程度ウォーキング等の運
動習慣の定着のための学習時間や実施状況を報告しあう機会を
設けること。
エ 専 門 ス タ ッ 専門スタッフは、プログラムの終了時に、目標の達成状況や日
フ に よ る 事 後 常生活活動能力の改善状況等を含めた評価を行う。目標が達成
アセスメント
されたか、個別の体力要素が改善したか、主観的健康観の改善
が認められたかを総合的に評価し、地域包括支援センターに報
告する。
ア プログラムが安全に行われるよう、実施中の疲労感などの自覚症状や脈拍・血
圧などの他覚所見に基づく安全の確認をするとともに、実施後についてもしばら
く対象者の状態を観察する等、留意すること
イ プログラムの実施及び評価に当たっては、
『運動器の機能向上マニュアル』及び
『認知機能低下・支援マニュアル』
(厚生労働省,平成 24 年改訂版)をはじめとす
る文献、学術的又は一定程度その効果が把握されている資料等を参考とするこ
と。
ウ プログラム提供にあたっては、グループダイナミックスによる効果を得るた
め、開始時期を月初めに、終了時期を月末に設定し、グループで活動できるよう
にする等、プログラムの提供時期についても工夫すること
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