改正児童福祉法をどう活かすか

公開シンポジウム
改正児童福祉法をどう活かすか
児童福祉法は2016年に、1947年の制定後初めて、理念にかかわる改正がおこなわれました。第1条
には、すべての子どもが「児童の権利に関する条約の精神にのつとり、適切に養育されること、その生
活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図
られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する」と、子どもの権利条約の精神が明確に書か
れ、また内容としても子どもの権利の視点が明確になりました。さらに、第2条では、「児童の年齢及び
発達の程度に応じてその意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され……」と最善の利益の視
点が明確になっています。
2017年4月の全面施行を前にして、児童福祉法を今後に活かしていくための世論喚起、研究進展、実
践にむけて、この改正議論の中心となった関係者などをお招きし、この改正を活かすためにはそれぞれ
の立場で何をすることが求められるかということについて、みなさんとともに考えたいと思います。ど
うぞふるってご参加ください。
シンポジウム
基調講演
松原 康雄
明治学院大学学長
社会保障審議会児童部会
専門委員会座長
改正児童福祉法をどう活かすか
シンポジスト
竹内 尚也 厚生労働省虐待防止対策推進室長
中村 哲也 東京都世田谷区子ども・若者部長
濱田 雄久 弁護士
指定討論者
児童福祉法2016年改正の
経過・意義、そして今後の課題
田沢 茂之 NPO法人子どもすこやかサポートネット代表理事
木ノ内博道 千葉県里親家庭支援センター代表
コメント
松原 康雄 明治学院大学学長
大谷美紀子 弁護士、国連・子どもの権利委員会委員
(3月から)
コーディネーター
森田 明美 東洋大学 荒牧 重人 山梨学院大学
2017年2月25日土曜日 13:00∼17:00
場所:東洋大学(白山キャンパス)
8号館7階125記念ホール
都営地下鉄三田線「白山」駅 A3出口から「正門・南門」徒歩5分
〔主催〕東洋大学福祉社会開発研究センター
子どもの権利条約総合研究所
〔連絡先〕東洋大学福祉社会開発研究センター
〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
TEL&FAX:03-3945-7504(内線7504)
e-mail :[email protected]