平 成 29 年 1 月 24 日 首都圏新都市鉄道株式会社 (お詫び)新御徒町駅での列車過走について 首都圏新都市鉄道株式会社(社長:柚木 浩一 本社:東京都台東区)では、1 月 23 日(月)17 時 03 分 頃、秋葉原駅発(17 時 00 分)の快速つくば行き列車が、新御徒町駅にて所定停止位置から約 45m 過走し て停止するという事象が発生いたしました。 ご利用のお客様には、大変ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。 詳細は、下記の通りです。 記 1.発生日時 : 平成 29 年 1 月 23 日(月) 17 時 03 分頃 2.発生場所 : つくばエクスプレス 新御徒町駅 1 番線 (所在地:東京都台東区小島2-21-18) 3.当該列車 : 第 3043 列車(秋葉原駅 17 時 00 分発 快速つくば駅行き、6 両編成) 4.発生状況 : 当日は沿線で強風が観測されており、急遽の運転規制(風速が規制値を超えた際に、安 全を確保する為に速度を落として運転すること)に備える為、15 時 04 分より運転方法を通 常の ATO 運転(注1)から TASC 運転(注2)に変更していました。当該列車も、秋葉原駅 出発前に担当乗務員が運転方法を設定するスイッチを TASC 運転に設定するべきところ でしたが、誤って手動運転(注3)に設定し、同駅を約 1 分遅れて出発しました。さらに、基 本動作に定めてある運転方法を示す表示灯の確認などを失念して運転を継続、新御徒町 駅のホーム始端を約 50km/hで進入し、同駅ホーム中程で速度が低下しないことに気付い てブレーキ操作を行いましたが、当該列車は同駅の所定停止位置を約 45m 行き過ぎて停 止しました。その後、当該列車は付近の安全を確認後に停止位置を修正し、同駅に約 5 分 遅れて到着後にお客様の乗降扱いを行いました。 なお、この件によりケガをされたお客様はいらっしゃいませんでした。 注1:駅出発から次停車駅に停車するまでの全ての運転操作を自動で行う運転方法。 注2:列車の力行(加速)、惰行操作等は乗務員が行い、駅に停止する際のブレーキ操作のみを自動 で行う運転方法。 注3:自動列車制御装置(ATC)のもとで、全ての運転操作を乗務員が行う運転方法。 5.原 因: 運転方法を設定するスイッチ(運転切換スイッチ)の設定(切換)誤りと、基本動作の失念。 6.対 策: 基本動作の励行の再徹底を行います。 以 上
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