実施要領(PDF:113KB)

国際交流センター(仮称)建築設計(基本・実施設計)
公募型プロポーザル実施要領
(目的)
1 この要領は,平成28年11月に策定した「国際交流センター(仮称)整備基本構想」
に基づき,鹿児島の国際交流のさらなる推進に向け,国際社会に貢献する人材の育成
や国際相互理解の促進のための拠点施設として整備する国際交流センター(仮称)の
建築設計(基本・実施設計)業務の発注において,柔軟かつ高度な発想力や設計力及
び豊富な経験を有する設計者を公募型プロポーザル方式により選定するために必要な
事項を定める。
(設計対象施設の概要)
2 設計対象施設の整備予定地,主な設計内容等は次のとおり。
(1) 整備予定地
鹿児島市加治屋町19-13(旧鹿児島市立病院立体駐車場等敷地)
(2) 敷地面積等
ア 敷地面積
約2,200㎡
イ 用途地域等 市街化区域 近隣商業地域(準防火地域)
ウ 容 積 率
400%
エ 建ぺい率
80%
(3) 主な設計内容
ア 宿泊施設(延べ面積 3,000㎡程度)
(ア) 居室(留学生用居室(単身,夫婦,家族),短期滞在者用居室 80∼90室程
度)
(イ) 共同利用施設(談話スペース,ランドリーなどを各フロアに配置)
イ 国際交流施設(延べ面積 1,000㎡程度)
(ア) 多目的ホール(交流会や各種講演会などのイベント等の会場として活用)
(イ) 研修室・会議室(各種会議や講座のほか,サークル活動の場として活用)
(ウ) 調理室(食を通じた相互理解など,多彩なイベント等に活用)
(エ) 交流ラウンジ(来館者等のくつろぎの場や情報交換の場としてのオープンス
ペース)
(オ) 和室(茶道や華道など,在住外国人が日本文化にふれることのできる空間と
して活用)
ウ その他の施設(施設の管理運営等のための事務室等を配置)
(本業務実施上の留意事項)
3 プロポーザル方式による設計者の公募における技術提案の内容は,設計者を選定す
るために提出を求めるものであり,設計業務の具体的な内容や成果品の一部を求める
ものではない。また,設計業務の実施過程における協議等において計画条件等が変更
されることがある。
(応募資格要件)
4 応募者の資格要件は,公募型プロポーザル応募参加願提出時点において,次に掲げ
る要件を満たすものとする。
(1) 鹿児島県内に主たる営業所を有すること。
(2) 建築士法に基づく一級建築士事務所の登録を受けていること。
(3) 鹿児島県又は鹿児島市の建設コンサルタント業務等の入札参加資格者登録を受け
ていること。
(4) 地方自治法施行令第167条の4第1項の規定に該当しないこと。
(5) 鹿児島県建設工事等有資格業者の指名停止に関する要綱(平成8年鹿児島県告示
第450号)の規定による指名停止又は鹿児島市建設工事等有資格業者の指名停止に
関する要綱(平成8年5月28日制定)の規定による指名停止を受けていないこと。
(6) 直接的かつ恒常的(3ヶ月以上)雇用関係にある一級建築士3名以上かつ,一級
建築士又は二級建築士4名以上有する者であること。
(応募等の手続き)
5 技術提案の応募,質疑等の必要な手続きについては,別に定める「国際交流センタ
ー(仮称)建築設計(基本・実施設計)公募型プロポーザル応募要領」による。
なお,応募に係る書類等の様式は,鹿児島県ホームページから入手するものとする。
(技術提案書等の作成方法)
6 技術提案書等の作成方法については,別に定める「国際交流センター(仮称)建築
設計(基本・実施設計)技術提案書等作成要領」による。
(審査方法)
7 審査は,別に定める「国際交流センター(仮称)建築設計(基本・実施設計)公募
型プロポーザル建築設計審査会設置要綱」により設置する国際交流センター(仮称)
建築設計(基本・実施設計)公募型プロポーザル建築設計審査会(以下「建築設計審
査会」という。)において次のとおり行う。
(1) 審査方法
審査は,別に定める「国際交流センター(仮称)建築設計(基本・実施設計)公
募型プロポーザル評価要領」により,二段階方式で行う。
一次審査は技術提案書等の審査を行い,二次審査の候補者5者程度を選定する。
二次審査は,一次審査選定者を対象にプレゼンテーション及びヒアリングを行い,
最優秀提案者及び優秀提案者(次点)各1者を選定する。
なお,最終的な決定にあたっては,建築設計審査会全体で意見交換を行い,総合
的に判断する。
(2) プレゼンテーション及びヒアリングの方法
プレゼンテーション及びヒアリングの方法は,別に定める「国際交流センター(仮
称)建築設計(基本・実施設計)プレゼンテーション及びヒアリング実施要領」に
よる。
(審査結果)
8 審査結果の通知及び公表の方法は次のとおりとする。
(1) 審査結果は,応募者全員に文書で通知する。
(2) 審査結果の電話等による問い合わせには応じない。
(3) 審査結果の通知予定等
・ 一次審査結果の通知
平成29年3月上旬
・ 二次審査結果の通知
平成29年3月下旬
・ 設計業務の契約
平成29年3月下旬
(4) 審査結果及び応募作品の公表
審査結果は,県のホームページで公表するとともに,全ての応募作品を12に記載
する事務局において閲覧に供する。
(失格要件)
9 次のいずれかの要件に該当する場合は,その応募者は失格とする。
(1) 審査結果に影響を与えるような行為(審査委員に対する依頼など)を行ったこと
が明らかなもの。
(2) 公募型プロポーザル応募参加願提出日から設計候補者決定の日までの間におい
て,鹿児島県建設工事等有資格業者の指名停止に関する要綱(平成8年鹿児島県告
示第450号)の規定による指名停止又は鹿児島市建設工事等有資格業者の指名停止
に関する要綱(平成8年5月28日制定)の規定による指名停止を受けた場合。
(建築設計の委託)
10 (仮称)国際交流センター建設協議会(以下「建設協議会」という。)は,審査結
果を基に,原則として最優秀提案者と国際交流センター(仮称)建築設計(基本・実
施設計)業務委託契約の交渉を行う。最優秀提案者が辞退,その他の理由で契約の交
渉ができない場合は,優秀提案者(次点)と契約の交渉を行うものとする。
(1) 契約の方法等
契約の方法は地方自治法施行令第167条の2第1項に準じて随意契約とし,設計
委託料は,建設協議会が定める予定価格以内の額とする。
(2) 業務内容
外構を含む施設の基本・実施設計(設備設計を除く。)を行う。
なお,設計にあたっては,基本設計の中であるべきセンターの全体像や各フロア,
スペースの設計条件等を建設協議会において検討することとしており,選定された
設計者は専門的な知見に基づき提案や助言,技術的な検証などを行い,これに参画
するものとする。
(費用負担)
11 提出物等の作成経費など応募に要する費用は,応募者負担とする。
(事務局)
12 事務局は次のとおり。
(仮称)国際交流センター建設協議会事務局(鹿児島県観光交流局国際交流課内)
〒890ー8577 鹿児島市鴨池新町10番1号
TEL:099-286-2328 FAX:099-286-5522 e-mail:[email protected]
附 則
この要領は,国際交流センター(仮称)建築設計(基本・実施設計)公募型プロポー
ザルが完了した時点で廃止する。