新年のごあいさつ

新年のごあいさつ
佐那河内村長
岩城福治
新年明けましておめでとうございます。
村民の皆さまにおかれましては、平成年の新春を健やかにお迎えのことと、心よりお慶び
申し上げます。
また、旧年中は村政に対しまして格別のご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
村長に就任して年が経過しました。
昨年は、就任後初めての行政座談会を ∼ 月にかけて開催し、皆さまから多くのご要望や
ご意見を頂戴しました。いただきましたご意見などは、村政改革への大きな期待と真摯に受け
止め、これからも村政運営にまい進して参ります。
公約の実現、また佐那河内村の活性化に向けて歩歩取り組む所存です。
さて、我が国では昨年月の熊本に続いて月には鳥取県で大地震が発生、国外では頻発す
るテロ事件や北朝鮮によるミサイル発射実験など内外共に災害や紛争で危機意識が高まる一
方、月にはブラジルでオリンピックが開催され日本人選手が過去最高数のメダルを獲得する
など、国民全体が盛り上がった明るいニュースもありました。
国内経済は、日銀の大規模金融緩和により改善した企業業績や、消費税増税による税収増を
追い風に、大胆な経済政策「アベノミクス」を推進してきましたが、昨年明けからの円高によ
り輸出企業の業績が下振れし、国の一般会計税収見通しが前年度実績より下回るなど、先行き
が不透明な状況となってきています。
そのような中、本村は国が施行した「まち・ひと・しごと創生法」により、中長期的な地方
創生総合戦略と人口ビジョンを策定しました。総合戦略に基づき、地方創生に関する交付金を
活用して自立できる村づくりに向けた積極的な「地方創生」の取り組みを進めています。
今後具体的に進めて行くのが、昨年月に村が出資して設立した
「一般財団法人さなごうち」
です。本格的な稼働は月を予定していますが、村がバックアップしながら、行政で行えなか
ったさまざまな事業展開を機動的に行うことで、佐那河内村の活性化を推し進めて参りたいと
考えています。
なお、行政としましては地方創生に始まり、村が抱える諸問題の改善はもちろん、村民の皆
さま一人ひとりの声が届く開かれた村政、ここに住んでみたいと思えるような佐那河内村をめ
ざし、全力で取り組んで参りたいと考えていますので、今後ともご理解・ご支援を賜りますよ
うお願い申し上げます。
結びになりますが、本年が皆さまにとりましてご健勝で幸多き年でありますよう心からお祈
り申し上げ、新年のごあいさつといたします。
平成年元旦
sanagochi
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