案の概要 広島県県民意見募集手続に関する指針(パブリックコメント制度)の 一部改正(案)について 1 趣旨 パブリックコメント制度は, 「県の施策の企画立案過程において,広く県民等に対しその原 案を公表し,それに対して県民等から提出された意見を考慮して意思決定を行うための手続」 であり, 「県民起点」の考え方に立った県政運営における重要な制度である。本県は,この制 度を平成 11 年に導入し,平成 16 年に「広島県県民意見募集手続に関する指針」(以下, 「指 針」という。 )を定め,この指針に基づいた運用を行っている。 今般,県の施策決定における意思決定過程の公正の確保と透明性の向上を更に図り,県民 との良好なリレーションを構築する観点から,意見募集期間を厳格化するなど指針の一部改 正を,国におけるパブリックコメント制度等を参考としたうえで行うこととした。 2 改正の概要 ① 意見募集期間の厳格化〈第6〉 (現行) おおむね一月程度。 (改正案) 原則一月以上。 ※やむを得ず一月未満とする場合は,その理由 を付記。[国並び] ② 提出された意見の概要とこれに対する実施機関の考え方(意見募集結果)の公表〈第7〉 (現行) (改正案) 公表方法は意見募集時と同じ方法で, 公表方法はホームページに一本化し,公表期間 公表期間はおおむね一月程度。 は当該計画等が改廃されるまでとする。 [国並び(公表方法)] ③ その他の改正 (改正案) ○原案を公表する際の留意点〈第4〉 原案を公表する趣旨を指針上明確化する。 ○原案等の公表方法〈第5〉 意見募集手続が開始したことの周知や更なる情報提供 についての努力を求める。(具体的な周知手段の記載を 削除し,一般化)[国並び] ○提出意見の考慮及び意見募集結果 の公表〈第7〉 提出意見の十分な考慮と,成案の公表を実施機関に求め る。[国並び]
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