新 た な新たな事業計画 事 業 計 画 ~ 改 新たな事業計画の変更点 正 ~改正下水道法への対応~ 下 水 道 法 へ の 対 応 ~ 新たな事業計画の変更点 平成27年11月施行の改正下水道法では、事業計画の記載事項として、新たに「点検の方法・頻度」が追加さ れました。また、運用通知により「施設の設置」及び「機能の維持に関する中長期的な方針」についても記載すること が求められます。 改正下水道法施行後の事業計画 改正下水道法施行後の事業計画 ①点検の方法・頻度(下水道法施行令第5条の12) ①点検の方法・頻度(下水道法施行令第 5 条の 12) ●管渠の配置・構造・能力 ●管渠の配置・構造・能力 及び点検の方法・頻度(①) 及び点検の方法・頻度(①) ●予定処理(排水)区域 ●予定処理(排水)区域 ●処理場の配置・構造・能力 ●処理場の配置・構造・能力 ○施設の設置及び機能の維持に関する中長期的な ○施設の設置及び機能の維持に関する 方針 中長期的な方針 ・施設の設置に関する方針(②③) ・施設の設置に関する方針(②③) ・施設の機能の維持に関する方針(④) ・施設の機能の維持に関する方針(④) ・執行体制の確保、経営健全化に向けた取り組 ・執行体制の確保、経営健全化に向けた み方針(⑤) 取り組み方針(⑤) など など ・腐食のおそれが大きい排水施設の箇所について 5年 1回以上の点検の実施 に 1 回以上の点検の実施 ・腐食のおそれの大きい排水施設の点検・頻度の計画 ・腐食のおそれの大きい排水施設の点検・頻度の計画 (計画書第1表、平面図に記載) (計画書第 1 表、平面図に記載) 赤字は変更箇所 赤字は変更箇所 ●下水道法第6条によるもの ●下水道法第 6 条によるもの ○下水道法施行規則第4条第5号にもとづくもの ○下水道法施行規則第 4 条第 5 号にもとづくもの <日本水工設計の業務内容> 〈日本水工設計の業務内容〉 新たな事業計画への対応と関連計画の策定を 新たな事業計画への対応と関連計画の策定を提案 提案します。 します。 ・全体計画・事業計画全般の策定 ・全体計画・事業計画全般の策定 ・新たな事業計画に関連した計画 ・新たな事業計画に関連した計画 (ストックマネジメント計画、経営計画雨水総合 (ストックマネジメント計画、経営計画 管理計画)の策定 雨水総合管理計画)の策定 ・県・国等への提出資料の作成 ・県・国等への提出資料の作成 など など ・腐食のおそれが大きい排水施設の箇所について5年に 腐食のおそれのある箇所 コンクリートの材質であって、 腐食のおそれのある箇所 ・圧送管吐き出し先部の気相部 コンクリートの材質であって、 ・圧送管吐き出し先部の気相部 ・伏せ越し部の上流部、下流吐き出し部の気相部 ・伏せ越し部の上流部、下流吐き出し部の気相部 ・段差、落差の大きい箇所の気相部など ・段差、落差の大きい箇所の気相部など ②土地利用の状況を記載した書類の追加 ②土地利用の状況を記載した書類の追加 ・特に雨水の整備水準を上げる場合、土地の高度利用 の状況等を協議資料に添付 ・特に雨水の整備水準を上げる場合、土地の高度利用 の状況等を協議資料に添付 ③施設の設置に関する方針(運用通知様式1) ③施設の設置に関する方針(運用通知様式 1) ・汚水処理や浸水対策、高度処理、合流式下水道の 改善、汚泥の再生利用、その他の事業を政策体系化 ・汚水処理や浸水対策、高度処理、合流式下水道の改 で「見える化」を図る 善、汚泥の再生利用、その他の事業を政策体系化で 「見える化」を図る ④施設の機能の維持に関する方針 (運用通知様式2) ④施設の機能の維持に関する方針 ・機能維持方策の体系化で事業の「効率化」を図る (運用通知様式 2) 1)施設の点検・調査の頻度と内容 2)施設の修繕・改築の判断基準 ・機能維持方策の体系化で事業の「効率化」を図る 3)中期的な改築事業の概要 1)施設の点検・調査の頻度と内容 4)長期的な改築の需要見通し 2)施設の修繕・改築の判断基準 3)中期的な改築事業の概要 4)長期的な改築の需要見通し ⑤下水道使用料を確保するための取り組み (運用通知様式3) ・将来の見通しを踏まえた下水道使用料の算定、必要 ⑤下水道使用料を確保するための取り組み な対策を明記 (運用通知様式 3) ・将来の見通しを踏まえた下水道使用料の算定、必要 な対策を明記 関連計画からのエッセンスの抽出 関連計画からのエッセンスの抽出 新たな事業計画の記載内容は多岐にわたるため、マスタープランからエッセンスを抽出して記載することが求めら れます。また、従来からの計画部分についても上位マスタープランとの整合が求められます。 マスタープラン(都道府県計画) マスタープラン(都道府県計画) 下水道事業計画を策定するにあたり、整合を図ることが求められます。 下水道事業計画を策定するにあたり、整合を図ることが求められます。 流域別下水道整備総合計画 流域別下水道整備総合計画 [目的] 公共用水域の水質保全に必要な [目的]公共用水域の水質保全に必要な下水道整備 下水道整備区域や計画処理水質を 区域や計画処理水質を定める計画 定める計画 [計画期間]概ね 20 ∼ 30 年 [計画期間] 概ね20~30年 [策定主体]都道府県 [策定主体] 都道府県 [事業計画との関係]計画諸元、処理水質 [事業計画との関係] 計画諸元、処理水質 など など 都道府県構想 都道府県構想 [目的] 下水道や浄化槽等汚水処理施設の [目的]下水道や浄化槽等汚水処理施設の効率的な 効率的な整備を行うための計画 整備を行うための計画 [計画期間] 概ね20~30年 [計画期間]概ね 20 ∼ 30 年 [策定主体] 都道府県、地方公共団体 [策定主体]都道府県、地方公共団体 [事業計画との関係] 下水道整備区域、 [事業計画との関係]下水道整備区域、施設の設置 施設の設置に関する方針等 に関する方針等 計画の整合 計画の整合 マスタープラン(事業者計画) マスタープラン(事業者計画) 新たな事業計画へ反映させるため、別途検討する 新たな事業計画へ反映させるため、別途検討 ことが求められます。 することが求められます。 ストックマネジメント計画 (表面①④) ストックマネジメント計画 (表面①④) [目的]下水道施設全体の維持管理・改築に関 [目的] 下水道施設全体の維持管理・改築に する計画、方針を定めるもの 関する計画、方針を定めるもの [計画期間]概ね 30 ∼ 50 年 [計画期間] 概ね30~50年 [策定主体]下水道事業者 [策定主体]下水道事業者 [事業計画との関係]点検の方法・頻度、施設 [事業計画との関係]点検の方法・頻度、 の機能の維持に関する方針等 施設の機能の維持に関する方針等 経営戦略 (下水道経営計画) ( 下水道経営計画 )(表面⑤) 経営戦略 (表面⑤) [目的]経営基盤の強化と財政マネジメントの [目的] 経営基盤の強化と財政マネジメント 向上に取り組むための計画 の向上に取り組むための計画 [計画期間]10 年以上 [計画期間] 10年以上 [策定主体]下水道事業者 [策定主体]下水道事業者 [関連制度]総務省通知により、平成 32 年度 [関連制度] 総務省通知により、平成32年度 までに策定することが求められる(平成 28 までに策定することが求められる。(平成28~ ∼ 30 年度までは財政措置が講じられる) 。 30年度までは財政措置が講じられる) [事業計画との関係]財政計画、下水道使用料 [事業計画との関係] 財政計画、 を確保するための取り組み等 下水道使用料を確保するための取り組み等 お問い合わせ先 日本水工設計株式会社 http://www.n-suiko.co.jp 本社/東京支社 東北支社 名古屋支社 大阪支社 広島支社 九州支社 下水道全体計画 計画計 の画 エッ をン 抽ス 出 を抽出 のセ エン ッスセ 雨水管理総合計画(表面②③) 雨水管理総合計画 (表面②③) [目的]下水道による浸水対策を実施するにあ [目的] 下水道による浸水対策を実施する たり、対策区域や整備水準、施設整備方針を にあたり、対策区域や整備水準、施設整備 定める計画 方針を定める計画 [計画期間]概ね 20 ∼ 30 年 [計画期間] 概ね20~30年 [策定主体]下水道事業者 [策定主体]下水道事業者 [事業計画との関係]施設の設置に関する方針、 [事業計画との関係] 施設の設置に関する 土地利用の状況を記載した書類等 方針、土地利用の状況を記載した書類等 下水道計画 下水道計画 下水道全体計画 [目的]将来的な下水道施設整備目標を定める [目的] 将来的な下水道施設整備目標を 計画 定める計画 [計画期間]概ね 20 年∼ 30 年 [計画期間] 概ね20年~30年 [策定主体]下水道事業者 [策定主体]下水道事業者 [事業計画との関係]計画全般 [事業計画との関係] 計画全般 新たな事業計画 [目的]短期間の下水道施設配置計画や中長期 新たな事業計画 的な下水道施設の整備及び維持管理方針を定 [目的] 短期間の下水道施設配置計画 める計画。 や中長期的な下水道施設の整備及び [計画期間]概ね 5∼7年 維持管理方針を定める計画。 [策定主体]下水道事業者 [計画期間] 概ね5~7年 [関連制度]下水道法改正により平成 30 年 11 月までに策定 [策定主体] 下水道事業者 [関連制度] 下水道法改正により 平成30年11月までに策定 中長期的方針 下水道ビジョン中長期的方針 [目的]下水道の将来像や段階的な整備計画を 定めるとともに住民への PR 資料を策定する。 下水道ビジョン [計画期間]概ね 30 年 [目的] 下水道の将来像や段階的な整備 [策定主体]下水道事業者 計画を定めるとともに住民へのPR資料 [事業計画との関係]施設の設置に関する方針 を策定する。 等 [計画期間] 概ね30年 [策定主体]下水道事業者 [事業計画との関係] 施設の設置に関する 方針等 〒104-0054 東京都中央区勝どき3丁目12番1号 〒980-0811 仙台市青葉区一番町3丁目1番1号 〒460-0008 名古屋市中区栄1丁目2番7号 〒542-0081 大阪市中央区南船場2丁目9番8号 〒732-0824 広島市南区的場町1丁目3番6号 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目13番34号 TEL.03-3534‐5511 (代表) FAX.03-3534‐5534 TEL.022-263‐8941 (代表) FAX.022-263‐0744 TEL.052-211‐5681 (代表) FAX.052-204‐2106 TEL.06-6243‐3131 (代表) FAX.06-6243‐3081 TEL.082-264‐1160 (代表) FAX.082-264‐5655 TEL.092-451‐6528 (代表) FAX.092-472‐1799
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