HPCIの運営 公募要領 (PDF:300KB)

HPCI の運営
公募要領
平成 29 年 1 月
文部科学省
研究振興局
参事官(情報担当)付
計算科学技術推進室
目次
1.業務の趣旨 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.業務内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.1 応募者等の条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.2 実施期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
2.3 実施予定額及び採択件数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2.4 実施体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3.提案書類の受付等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3.1 受付期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3.2 提案書類書式の入手方法等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3.3 提案書類の提出方法及び提出先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3.4 注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3.5 誓約書の提出等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
4.審査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
4.1 審査方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
4.2 審査要領及び評価基準 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
4.3 審査結果の通知 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
5.委託契約の締結等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
5.1 契約の締結 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
5.2 再委託契約について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
5.3 契約の準備について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
5.4 契約に関する事務処理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
5.5 委託費の額の確定等について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
6.委託費の範囲及び積算等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
6.1 経費の使途 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
6.2 委託費の積算 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
6.3 委託費の支払 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
7.問合せ先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
8.スケジュール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
別表1
別紙1
別紙2
別紙3
別添1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
誓約書
「HPCI の運営」業務審査要領
「HPCI の運営」業務審査評価基準
情報科学技術に関する研究開発課題の中間評価結果(平成 27 年 10 月 科学技
術・学術審議会研究計画・評価分科会)
別添2 HPCI の運営(平成 27 年7月 国立研究開発法人理化学研究所 国立大学法人
東京大学情報基盤センター 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国
立情報学研究所 一般財団法人高度情報科学技術研究機構 公益財団法人計算
科学技術振興財団)
文部科学省において,以下の通り「HPCI の運営」業務について企画競争を行う。
1.業務の趣旨
文部科学省では,我が国の科学の発展,産業競争力の強化に資するため,最先端の研究
基盤として,スーパーコンピュータ「京」を中核とし,国内の大学等のシステムやストレ
ージを高速ネットワークで接続した革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・イ
ンフラ(HPCI)を構築している。HPCI は,世界トップクラスのスーパーコンピュータや
その他の計算資源をユーザが容易に利用できる計算科学技術環境を実現するものであり,
多様なユーザーニーズに応えるとともに全てのユーザに開かれた革新的な計算環境として,
これを適切に運用し利用を推進することで画期的な研究成果を創出し,科学技術の発展や
産業競争力強化に資するとともに,人材育成やスーパーコンピューティングの裾野の拡大
にも貢献するものである。
「HPCI の運営」業務では,国内の大学の多様な HPCI 計算資源(HPCI システムに接続さ
れている大学等の計算資源をいう。以下同じ。)の一部について,
・科学的観点や大規模計算の促進の観点等からの研究課題の選定,資源の確保と配分
・HPCI の利用の促進
・HPCI システムの運用
等を行い,シームレスな利用を実現する計算環境を実現することにより,計算したデータ
の共有や,共同での分析等を可能にした計算資源を多くのユーザの利用に供し,これによ
り産業界からも含めた利用の拡大,シミュレーションの大規模化,及び成果創出に貢献す
ることを目的とする。
2.業務内容
2.1 応募者等の条件
業務に応募できるのは,以下に示す団体であり,(1)から(3)までの条件を満たす
ものとする。なお,個人は対象としない。
・大学及び大学共同利用機関法人
・公設試験研究機関
・独立行政法人(国立研究開発法人を含む),特殊法人,認可法人
・特例民法法人又は一般社団・財団法人若しくは公益社団・財団法人
・民間企業(法人格を有する者)
・特定非営利活動促進法第十条第一項の規定により認証を受けた特定非営利活動法人
(1)予算決算及び会計令(昭和二十二年勅令第百六十五号)第 70 条の規定に該当しな
い者であること。
(2)文部科学省の支出負担行為担当官等から取引停止の措置を受けている期間中の者で
ないこと。
(3)予算決算及び会計令(昭和二十二年勅令第百六十五号)第 71 条の規定に該当しな
い者であること。
※以下のいずれかの認定等又は内閣府男女共同参画局長の認定等相当確認を受けていれ
ば望ましい。
1
・女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)に基づく認定
(えるぼし認定企業)又は一般事業主行動計画策定(常時雇用する労働者の数が30
0人以下のものに限る)
・次世代育成支援対策推進法(次世代法)に基づく認定(くるみん認定企業・プラチナ
認定企業)
・青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)に基づく認定
2.2 実施期間
業務委託期間は,平成 29 年4月1日より5か年間(平成 34 年3月 31 日まで)を予定
している。平成 24 年度から平成 28 年度までの業務実施状況等については,別添1,別添
2を参照すること。
文部科学省で開催される HPCI 計画推進委員会において,採択後に定期的に業務の進捗
について確認を行う。同委員会の意見を踏まえ,計画の中止を含めた見直しを行うことが
ある。
2.3 実施予定額及び採択件数
本委託業務に関する平成 29 年度の実施予算は,概ね 1,409 百万円程度とする。平成 30
年度以降は,14 億円程度以下を予定しているが,業務計画書の内容等を勘案して予算の
範囲内で毎年度その額を決定する。
採択件数は,1件とする。
2.4 実施体制
本業務では,1.事業目的にあるとおり,シームレスな利用を実現する計算環境を実現
することで、早期に利用を促進し,また産業利用促進等のための利用者支援を実現するこ
とが重要である。そのため,事業実施体制としては,HPCI の運営の中核的役割を担う機
関(以下「代表機関」という。)及び共同で参画する機関(以下「分担機関」という。)
が一体的に運用に取り組むこととする。
文部科学省は,事業の実施にあたって代表機関と委託契約を締結する。代表機関は業務
の実施に必要であれば,複数の機関と業務を分担して行うことも可能である。代表機関は
分担機関と再委託契約を締結することができる。委託契約の締結等に係る詳細は5.委託
契約の締結等を参照すること。
「HPCI の運営」業務を複数の機関で行う場合には,代表機関の総合調整のもと,大学
の情報基盤センター等とも連携し,必要な協力を得ること。取組状況(利用者情報,研究
支援例等)について緊密に情報交換し,連携して業務に当たることとする。
2
(1)代表機関
文部科学省と委託契約を締結し,「HPCI の運営」業務に中核として参画する機関。
自ら「HPCI の運営」業務に当たるとともに,再委託契約を結んだ分担機関の業務を含
めて,「HPCI の運営」業務全体の管理を行う。代表機関が果たすべき役割は以下の通
りである。
・HPCI ユーザに提供するために必要となる一連のシステム(HPCI システム)の運用
について,HPCI システムを運用する分担機関及び HPCI 計算資源を提供する大学等
との間の連絡調整を円滑に行う。
・HPCI の運営に関して,計算科学技術関連コミュニティである一般社団法人 HPCI コ
ンソーシアム及び文部科学省等の意見を踏まえつつ調査検討する。
(2)分担機関
代表機関との間で再委託契約を締結して「HPCI の運営」業務に参画する機関。国内
の大学の多様な HPCI 計算資源の一部について,科学的観点や大規模計算の促進の観点
等からの研究課題の選定,配分,利用の促進,運用を行う。なお,これら業務の一部を
代表機関が実施することは妨げない。
3.提案書類の受付等
3.1 受付期間
平成 29 年1月 19 日(木)~平成 29 年2月9日(木)12:00(必着)
3.2 提案書類書式の入手方法等
提案書類等,応募に必要な資料の入手については,文部科学省調達情報サイト
(http://www-gpo3.mext.go.jp/kanpo/gpoindex.asp)企画競争・公募等情報検索からダ
ウンロードすることができる。また,電子ファイルの形式は PDF となっている。
提案書類の全ての様式について,電子ファイルを用いて,日本語で作成,記述すること。
(詳細は提案書類書式を参照)
3.3 提案書類の提出方法及び提出先
提案書類の提出は,7.で指定する電子メール送付先に添付ファイルにて送信すること
で行うものとする。
・メールの件名(Subject)は,『HPCI の運営申請(代表機関名)』とすること。
・添付ファイル名は,『HPCI の運営申請(代表機関名)』とすること。
・提出する電子ファイルは,提案書類を一まとめにした PDF 形式とする。
・添付ファイルの容量が合計 10 MB 以上の場合は,複数のメールに分割して送信する
等の工夫をすること。
※ただし,提案書類のうち様式5の承諾書については,7.で指定する送付先に郵
送すること。そのうえで,他の提出書類と合わせて7.で指定する電子メール送付
先にコピーを送信すること。
3.4
注意事項
(1)同一の機関が,代表機関として2件以上の提案を行うことはできない。
(2)提案書類等については,本公募要領に従っていない場合や不備がある場合も,差し
替えや修正は原則として認めない。
3
(3)企画競争に参加する者は,企画案の審査結果の公表の土日祝日を除く前日までの間
において,提案書類等に関して説明を求められた場合は,それに応じなければならな
い。
(4)提案書類等に虚偽の記載があった場合又は必要な情報が記載されていなかった場合
には,審査対象とされない場合がある。また,虚偽の記載等があった場合は,採択後
においても,採択を取り消すことがある。
(5)提案書類等は審査委員,「HPCI の構築」事業関係者に開示するものとする。また,
必要に応じて一般公開あるいは特定の者への開示を行うことがあるので,一切の秘密
情報が含まれないものとし,公開に当たって発生しうるリスクについては提案者が負
うものとする。
(6)提案書類等の作成費用については,選定結果に関わらず提案者の負担とする。また,
提出された提案書類等については返却しない。
(7)また、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく認定など企画提案
書に記載した事項について、認定の取消などによって記載した内容と異なる状況とな
った場合には、速やかに文部科学省へ届け出ること。
3.5 誓約書の提出等
(1)本業務に参加を希望する者は,提案書類の提出にあわせて,暴力団等に該当しない
旨の誓約書(別紙1)を提出しなければならない。
誓約書については7.で指定する提出先に郵送すること。また,提案書類と合わせ
て電子メールにてコピーを送付すること。
(2)前項の誓約書を提出せず,又は虚偽の誓約をし,若しくは誓約書に反することとな
ったときは,当該者の提案書類を無効とするものとする。
(3)前2項は,国立大学法人,国立高等専門学校法人,大学共同利用機関又は独立行政
法人(国立研究開発法人を含む),地方独立行政法人,特殊法人及び認可法人には適
用しない。
4.審査
4.1 審査方法
文部科学省で外部有識者から構成する「HPCI の運営採択審査会」を開催し,非公開で
審査を行う。審査は,書面審査,面接審査により行う。審査の過程で,必要に応じて,
追加資料の提出,提案内容の見直し等を求めることがある。
4.2 評価項目及び審査基準
審査の観点については,「HPCI の運営」業務審査要領(別紙2)及び「HPCI の運営」
業務評価基準(別紙3)を参照すること。
4.3 審査結果の通知
審査終了後,すべての提案に対し,採択又は不採択の結果を通知する。
4
5.委託契約の締結等
5.1 契約の締結
採択された代表機関については,予算の成立を前提に,文部科学省と代表機関との間
において,国の会計年度の原則に従い,単年度ごとに委託契約を締結することになる。
代表機関は,自らの業務実施計画に基づき,当該年度の「業務計画書」を委託契約書
に添付して文部科学省に提出すること。また,文部科学省は,審査結果等により,代表
機関が業務計画書を作成するに際して,企画競争の際に提案した業務実施計画の内容か
ら変更を求めることがある。
契約金額については業務計画書の内容を勘案して決定するものとするので,参加者の
提示する金額と必ずしも一致するものではない。なお,契約条件等が合致しない場合に
は契約締結を行わない場合がある。
※国の契約は,契約書を締結(契約書に契約の当事者双方が押印)時に確定するため,
契約予定者として選定されたとしても,契約書締結後でなければ業務に着手できない
ことに十分注意すること。この旨を分担機関にも十分周知すること。
5.2 再委託契約について
本業務を実施するに当たって,分担機関に本委託契約の一部を委託する場合は,分担
機関との間において再委託契約を締結すること。
5.3 契約の準備について
代表機関は,本業務の採択後,契約締結のため,遅滞なく以下の書類を提出する必要
があるので,事前の準備が必要となる。分担機関にもその旨を周知すること。
・業務計画書(委託業務経費内訳を含む)
・再委託に係る委託業務経費内訳
・委託業務経費(再委託に係るものを含む)の積算根拠資料(謝金単価表,旅費
支給規定,見積書など)
・銀行振込依頼書
5.4 契約に関する事務処理
契約時において適用される「科学技術・学術政策局,研究振興局及び研究開発局委託
契約事務処理要領」に基づき,必要となる事務処理を行うこと(分担機関についても同
様。)。文部科学省は,業務の一層の効果的・効率的運営を図る観点から本委託業務の
管理等事務の一部を文部科学省以外の機関に委託することがある。
5.5 委託費の額の確定等について
当該年度の委託契約期間終了後,委託契約書に基づいて提出する委託業務実績報告書
を受けて,文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付からの確定調査を行う。
本委託契約の一部を分担機関に再委託する場合は,代表機関は,当該年度の委託契約
期間終了後,分担機関からの委託業務実績報告書を受けて再委託契約の額の確定等を,
当該代表機関における国の確定調査の前に行い,その結果を国の確定調査の際に報告す
ること。
5
6.委託費の範囲及び積算等
6.1 経費の使途
経費については,HPCI の運営に係る費用(人件費,業務実施費等。費目等は別表1を
参照。)を負担することとする。ただし,管理的性格の経費については,一般管理費で
手当てする。
6.2 委託費の積算
本業務に必要な経費を項目ごとに算出し,総額を計上すること。その内容については
提案書類の様式に記載すること。
6.3 委託費の支払
委託費は,原則として当該年度の委託契約期間終了後に文部科学省が支払う。文部科
学省が必要と認める場合には,委託費の全部又は一部を概算払いすることができる。
7.問合せ先等
本企画競争に関する問合せ先は以下のとおり。
問合せ先
文部科学省
研究振興局参事官(情報担当)付
計算科学技術推進室
電話番号・電子メール送信先・郵送先
TEL:03-6734-4275(直通)
E-mail: [email protected]
住所:〒100―8959 東京都千
代田区霞が関3-2-2
担当:塚本,中澤
8.スケジュール
公募開始
:平成 29 年1月19日(木)
提出書類締切り:平成 29 年2月9日(木)12:00(必着)
面接審査
:平成 29 年2月下旬(予定)
審査結果
:平成 29 年3月上旬(予定)
業務開始
:平成 29 年4月1日(土)
【公募説明会について】
本事業の内容,応募の手続き等についての説明会を希望する機関は,7.で指定する電
子メール送信先に氏名,所属,電話番号,メールアドレスを記入し,1月 22 日(月)正
午までに申し込むこと。
公募説明会の日時:平成 28 年1月 25 日(水)16 時 30 分~17 時 30 分
場所:文部科学省 17 階局会議室
なお,本説明会へ参加されなくても,本事業への応募は可能です。
6
別表1
費
人件費
目
種
別
業務担当職員
補助者
社会保険料等事業主負担
分
派遣職員
備
考
業務担当職員と補助者は必ず別の種別とすること。さ
らに単価の違いに応じて,
「主任研究員」
「研究員A」
「
部長級」等と細分した中項目を用いてもよい。独立行政
法人,特殊法人,国立大学法人及び学校法人については
,人件費対象者が運営費交付金,私学助成の補助対象
者ではないこと。
※他の経費からの人件費支出との重複について特に
注意すること
業務実施費
消耗品費
国内旅費
外国旅費
外国人等招へい旅費
諸謝金
会議開催費
通信運搬費
印刷製本費
借損料
雑役務費
電子計算機諸費
保険料
光熱水料
消費税相当額
種別欄は,上記の費目に含まれない,
(研究用等)消
耗品費,国内旅費,外国旅費,外国人等招へい旅費,諸
謝金,会議開催費,通信運搬費,印刷製本費,借損料,
雑役務費(委託業務に専用されている設備備品で委託業
務使用中に故障したものを補修する場合を含む)
,電子
計算機諸費(プログラム作成費を含む),保険料(委託
業務を実施するうえで法律により保険料の支払が義務づ
けられているもの),光熱水料(一般管理費からの支出
では見合わない試験等による多量の使用の場合のみ,か
つ,原則個別メータがあること),消費税相当額(「人件
費(通勤手当除く)」,
「外国旅費・外国人等招へい旅費
のうち支度料や国内分の旅費を除いた額」
,「諸謝金」及
び「保険料」の8%に相当する額等,消費税に関して非
(不)課税取引となる経費)等を記載する。なお,消費
税相当額については,消費税の免税事業者等については
計上しないこと。また,課税仕入分について還付を予定
している経費については,見合い分を差し引いて計上す
ること。
※公共交通機関を利用して移動する際の交通費について
,切符購入など又はICカードによる乗車で二重運賃
が発生する場合は,その取扱いについて定めること。
※消費税相当額の算出に当たり,一円未満の端数がある
ときは切捨てること。
7
一般管理費
一般管理費は,下記に述べる間接経費を計上できない
委託契約において,委託業務を実施するうえで必要な経
費であるが直接経費(人件費及び業務実施費)以外の経
費。
間接経費は,競争的資金で間接経費を計上できるプロ
グラムの委託契約において,「競争的資金の間接経費の
執行に係る共通指針」
(平成13年4月20日競争的資
金に関する関係府省連絡会申し合わせ)の別表1の経
費に使用できる。
摘要欄等に記載する際は,一般管理費は「上記経費の
10%」。
一般管理費率は,委託先の規程と10%を比較し
て,いずれか低い方,又は規程がない場合は契約時
の直近3ヶ年の損益計算書等により算出された一般
管理費率と10%を比較して,いずれか低い方を適
用する。
※一般管理費の率は,1契約期間中においては変動
しない。
※国の機関については,「一般管理費」を「事業管理
費」(5%)と読み替える。
※一般管理費の算出に当たり,一円未満の端数があ
るときは切捨てること。
8
(別紙1)
誓
約
書
当社は,下記1及び2のいずれにも該当しません。また,将来においても該当することは
ありません。
この誓約が虚偽であり,又はこの誓約に反したことにより,当方が不利益を被ることとな
っても,異議は一切申し立てません。
また,当方の個人情報を警察に提供することについて同意します。
記
1 契約の相手方として不適当な者
(1) 法人等(個人,法人又は団体をいう)の役員等(個人である場合はその者,法人
である場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう)の
代表者,団体である場合は代表者,理事等,その他経営に実質的に関与している者
をいう)が,暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年
法律第 77 号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ)又は暴力団員
(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ)であるとき
(2) 役員等が,自己,自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的,又は第三者に損
害を加える目的をもって,暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき
(3) 役員等が,暴力団又は暴力団員に対して,資金等を供給し,又は便宜を供与する
など直接的あるいは積極的に暴力団の維持,運営に協力し,若しくは関与している
とき
(4) 役員等が,暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれを不当に利用するな
どしているとき
(5) 役員等が,暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき
2 契約の相手方として不適当な行為をする者
(1)暴力的な要求行為を行う者
(2)法的な責任を超えた不当な要求行為を行う者
(3)取引に関して脅迫的な言動をし,又は暴力を用いる行為を行う者
(4)偽計又は威力を用いて契約担当官等の業務を妨害する行為を行う者
(5)その他前各号に準ずる行為を行う者
年
※
※
月
日
住所(又は所在地)
社名及び代表者名
署名(自署)
役員の氏名及び生年月日が明らかとなる資料を添付すること。
誓約書は,原則自署としますが,ゴム印若しくは印字等でも隣に代表印(契約書を
締結する時と同じ印)を押印されたものであれば可とします。
(別紙2)
「HPCI の運営」業務
審査要領
平成29年1月18日
文
部
科
学 省
研
究
振
興 局
1.
審査方法
審査は,外部専門家からなる HPCI の運営採択審査会(以下,審査会とする)において,
書面審査及び面接審査により行う。
なお,審査会は非公開で行うこととし審査の内容や経過に関する問合せには応じない。
(1) 書面審査
・書面審査においては,提出された提案書類に対し,「HPCI の運営」業務評価基準(別紙
3)に基づき審査を行う。
・過半数以上の委員の評価が0点だった項目があった機関及び得点が 103 点満点のうち
30 点以下だった機関については,審査の対象から除外する。
・候補者の選定順位は得点の高い順とする。
(同点の場合には,各項目,各委員において0点の項目の数が最も少ない提案者を上位と
する。)
・審査会は,面接審査の対象となる提案を選定する。書面審査の採点結果は以後採択には
用いない。
(2) 面接審査
・委員は,原則として面接審査対象の代表機関及び全ての分担機関の代表者からプレゼン
テーションを受け,「HPCI の運営」業務評価基準(別紙3)に基づき審査を行う。
・過半数以上の委員の評価が0点だった項目があった候補者及び得点が 103 点満点のうち
30 点以下だった候補者については,審査の対象から除外する。
・候補者の選定順位は得点の高い順とする。
(同点の場合には,各項目,各委員において0点の項目の数が最も少ない提案者を上位と
する。)
・審査会は,採択候補を選定する。また,必要であれば,各審査項目の観点から,実施に
当たっての条件を付することができる。
2.
審査結果の通知及び公開
(1) 審査結果の通知
審査会から採択候補について実施に当たっての条件が付された場合,当該提案の業務
代表者と調整を行い,業務計画の遂行に支障がないかどうかを確認した上で,採択を決
定する。採択決定後,全ての提案について審査結果を書面で通知する。また,不採択に
ついては,その理由を付すものとする。
(2) 審査結果の公開
採択決定後,文部科学省ホームページへの掲載等により,採択結果を公開する。
3.
守秘義務及び利益相反
(1) 利害関係者の不参加
提案と利害関係がある委員は,事務局にその旨申し出ることとし,書面審査及び面接
審査を行わないこととする。またその提案の採択の議決には加わらないこととする。
<利害関係の範囲>
1) 委員が所属する組織(大学・独立行政法人等の機関においては同一の学部・研究
科・研究所等,企業においては同一の会社等)の構成員が,代表機関及び分担機関と
して提案している機関において実施者となっている場合
2) 委員と密接な関係にあるもの(共同研究を行っているもの,親族等)が本業務の
実施者となっている場合
3) 委員が中立・公正に審査を行うことが難しいと委員自身あるいは審査会等が判断
する場合
(2) 守秘義務について
委員は,審査の過程で知り得た個人情報及び審査内容に係る情報については,外部に
漏洩しないこととする。また,委員として取得した情報(提案書類等各種資料を含む)
は,厳重に管理する。
(別紙3)
「HPCI の運営」業務
審査評価基準
HPCI の運営採択審査会の各委員が下記の1.から3.の各項目について次の評価基準
により4段階評価を行う。各々の項目において4段階評価の点数を合計し(100 点満点),
全委員の点数の合計を平均し,更に4.による加点を行い当該提案者の得点とする。
1.以下の実施体制が妥当であること。
・代表機関,分担機関の間の役割分担・連携体制
・文部科学省との連絡体制
・HPCIを構成する大学等との技術的な連携体制
・計算科学技術関連コミュニティであるHPCIコンソーシアムとの連携体制
(30点満点)
特に優れている=30点
概ね満たすべき水準にある=20点
提案内容に相当な修正が必要=10点
業務開始までに必要な水準に達する見込みが非常に薄い=0点
2.HPCIの運営における以下の主要な構成要素(5項目)について,適切に遂行するため
の専門的知識,ノウハウ,実績及びポテンシャルを有していること。また,各項目別
に定める固有の観点を満たすこと。
・計算資源の確保
(固有の観点:確保できる計算資源量の見通し)
・課題選定
(固有の観点:(1)課題選定及び計算資源配分の方法
(2)選定されたHPCIユーザの資源利用の管理方法
(3)「京」の利用者選定との連携協力
・利用促進
(固有の観点:(1)ユーザに対する計算資源等の円滑な利用の支援
(2)ユーザへの大規模計算支援
・共用ストレージの運用
(固有の観点:(1)ストレージシステムの性能
(2)提案するシステムに対する運用,保守及び更新計画の実現性
・認証局の運用
(固有の観点:(1)認証局の性能・実績
(2)提案するシステムに対する運用,保守及び更新計画の実現性
(構成要素ごとに10点満点 計50点)
特に優れている=10点
概ね満たすべき水準にある=5点
提案内容に相当な修正が必要=2点
業務開始までに必要な水準に達する見込みが非常に薄い=0点
3.所要経費の内容は妥当であり,有効に使用されることが見込まれること
(20点満点)
特に優れている=20点
概ね満たすべき水準にある=10点
提案内容に相当な修正が必要=5点
業務開始までに必要な水準に達する見込みが非常に薄い=0点
また,委員は1.から3.の各採点項目について評価できる部分や不足な点を中心にコメ
ントを記載する。
提案内容に相当な修正が必要及び業務開始までに必要な水準に達する見込みが非常に薄いと
した項目については,コメントを必須とする。
4.ワーク・ライフ・バランス等の推進に関する評価
以下の認定等の中で該当する最も配点の高い区分により評価を行う。なお、内閣府男
女共同参画局長の認定等相当確認を受けている外国法人については、相当する各認定
等に準じて評価する。
○女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)に基づく認定
(えるぼし認定)等
・認定段階1(労働時間等の働き方に係る基準は満たすこと。)=1点
・認定段階2(労働時間等の働き方に係る基準は満たすこと。)=2点
・認定段階3=3点
・行動計画策定済(女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画の策定義務がない事
業主(常時雇用する労働者の数が300人以下のもの)に限る(計画期間が満了し
ていない行動計画を策定している場合のみ)=0.4点
○次世代育成支援対策推進法(次世代法)に基づく認定(くるみん認定企業・プラチナ
認定企業)
・くるみん認定=1点
・プラチナくるみん認定=2点
○青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)に基づく認定
・ユースエール認定=2点
○上記に該当する認定等を有しない=0点