平成28年度 市川市介護予防・日常生活支援総合事業 通所事業者説明会

平成28年度
市川市介護予防・日常生活支援総合事業
通所事業者説明会
平成28年12月27日
市川市
事業者説明会 次第
1.挨拶
2.説明
(1)総合事業の創設と事業内容について
(2)市川市の介護予防・生活支援サービス事業について
(3)サービスの利用について
(4)指定申請等について
(5)請求事務について
3.事務連絡
4.閉会
2
3
介護予防・生活支援に関するこれまでのあり方
介護予防
生活支援
・運動機能を改善するというこ
とに偏っていた
・虚弱化している高齢者をみ
つけることに重点が置かれて
いた
社会参加
介護保険制度のなかで
社会参加や活動を促進す
るという考えがなかった
訪問介護と
民間のサービスだけ
別々に進めていた3つの
取り組みを集約
平成27年度 総合事業スタート
4
総合事業におけるこれからのあり方
○多様な担い手として高齢者も参画。
→サービスの多様化。
→自身の介護予防にも繋がる。
(将来的な介護保険料の低減)
○社会参加が介護予防に繋がる。
→趣味活動への参加による効果。
→交流頻度の増加効果。
介護予防
生活支援
社会参加
○多様な担い手の参加機会。
○介護職員不足に備えた対応。
5
介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)の構成
(1)介護予防・生活支援サービス事業(サービス事業) (指針の第2)
○ 対象者は、制度改正前の要支援者に相当する者。
①要支援認定を受けた者
②基本チェックリスト該当者(事業対象者)
(2) 一般介護予防事業 (指針の第3)
○ 対象者は、第1号被保険者の全ての者及びその支援の
ための活動に関わる者。
事業
事業
内容
訪問型サービス
要支援者等に対し、掃除、洗濯等の日常生活上の支援を
提供
通所型サービス
要支援者等に対し、機能訓練や集いの場など日常生活
上の支援を提供
その他の生活支
援サービス
要支援者等に対し、栄養改善を目的とした配食や一人暮
らし高齢者等への見守りを提供
介護予防ケアマネ
ジメント
要支援者等に対し、総合事業によるサービス等が適切に
提供できるようケアマネジメント
介護予防把握事業
内容
収集した情報等の活用により、閉じこもり等の
何らかの支援を要する者を把握し、介護予防活
動へつなげる
介護予防普及啓発事
介護予防活動の普及・啓発を行う
業
地域介護予防活動支
住民主体の介護予防活動の育成・支援を行う
援事業
一般介護予防事業評 介護保険事業計画に定める目標値の達成状況
価事業
等を検証し、一般介護予防事業の評価を行う
介護予防の取組を機能強化するため、通所、
地域リハビリテーショ
訪問、地域ケア会議、住民主体の通いの場等
ン活動支援事業
へのリハビリ専門職等による助言等を実施
※ 事業対象者は、要支援者に相当する状態等の者を想定。
※ 基本チェックリストは、支援が必要だと市町村や地域包括支援センターに相談に来た者
に対して、簡便にサービスにつなぐためのもの。
※ 予防給付に残る介護予防訪問看護、介護予防福祉用具貸与等を利用する場合は、要
支援認定を受ける必要がある。
注「指針」:「介護予防・日常生活支援総合事業の適切かつ有効な実施を図るための指針(平成27.3.31厚生労働省告示第196号)」
6
利用対象者の被保険者証
「事業対象者」、「要支援1」、
「要支援2」 と記載
「市川市高齢者サポートセンター○○○」
と記載
7
8
総合事業と生活支援サービスの充実
○予防給付のうち訪問介護・通所介護について、市町村が地域の実情に応じた取組ができる介護保険制度の地域支援事業へ移行(29年度末まで)。財源構成
は給付と同じ(国、都道府県、市町村、1号保険料、2号保険料)。
○既存の介護事業所による既存のサービスに加えて、NPO、民間企業、ボランティアなど地域の多様な主体を活用して高齢者を支援。高齢者は支え手側に回る
ことも。
平成28年3月1日より開始
地域支援事業
予防給付
(全国一律の基準)
移行
既存の訪問介護事業所による身体介護・生
活援助の訪問介護(介護予防訪問型サービス)
NPO、民間事業者等による掃除・洗濯等の
生活支援サービス
訪問介護
住民ボランティアによるゴミ出し等の生活支
援サービス
移行
既存の通所介護事業所による機能訓練等
の通所介護(介護予防通所型サービス)
・専門的なサービスを必要とする人に
は専門的なサービスの提供
(専門サービスにふさわしい単価)
・多様な担い手による多様なサービス(多様な単
価、住民主体による低廉な
単価の設定、単価が低い場合には
利用料も低減)
NPO、民間事業者等によるミニデイサービス
サービスの充実
・多様なニーズに対
するサービスの拡
がりにより、在宅生
活の安心確保
同時に実現
費用の効率化
通所介護
コミュニティサロン、住民主体の運動・交流の場
リハビリ、栄養、口腔ケア等の専門職等関与
する教室
・支援する側とされる側という画一的
な関係性ではなく、サービスを利用
しながら地域とのつながりを維持で
きる
・能力に応じた柔軟な支援により、
介護サービスからの自立意欲が向上
介護予防・生活支援の充実
・住民主体で参加しやすく、地域に根ざした介護予防活動の推進
・元気な時からの切れ目ない介護予防の継続
・リハビリテーション専門職等の関与による介護予防の取組
・見守り等生活支援の担い手として、生きがいと役割づくりによる互助の推進
・住民主体のサービ
ス利用の拡充
・認定に至らない
高齢者の増加
・重度化予防の推進
9
総合事業と生活支援サービスの充実
○予防給付のうち訪問介護・通所介護について、市町村が地域の実情に応じた取組ができる介護保険制度の地域支援事業へ移行(29年度末まで)。財源構成
は給付と同じ(国、都道府県、市町村、1号保険料、2号保険料)。
○既存の介護事業所による既存のサービスに加えて、NPO、民間企業、ボランティアなど地域の多様な主体を活用して高齢者を支援。高齢者は支え手側に回る
ことも。
地域支援事業
予防給付
(全国一律の基準)
移行
既存の訪問介護事業所による身体介護・生
活援助の訪問介護
NPO、民間事業者等による掃除・洗濯等の
生活支援サービス
訪問介護
訪問型サービスは現状維持
(28年度内はサービスの新設なし、
報酬改定もなし)
住民ボランティアによるゴミ出し等の生活支
援サービス
移行
既存の通所介護事業所による機能訓練等
の通所介護(介護予防通所型サービス)
NPO、民間事業者等によるミニデイサービス(仮称・基準緩和通所型サービス)
平成29年3月1日より報酬改定
平成29年3月1日より開始できるよう準備中
通所介護
コミュニティサロン、住民主体の運動・交流の場
リハビリ、栄養、口腔ケア等の専門職等関与
する教室
10
介護予防通所型サービスの基準の改定案について
(厚生労働省の総合事業ガイドラインにおいて通所介護相当と呼称されているものにあたります。)
改定案(変更予定の点を抜粋)
現行
申
請
資
格
報
酬
法人であること
暴力団関係団体でないこと 等
国が定めた月ごとの報酬
要支援1・事業対象者
1,647単位/月
要支援2
3,377単位/月
申
請
資
格
報
酬
成人の求人に際し年齢制限をしていないこと
を追加
国が定めた1回ごとの報酬に変更
要支援1・事業対象者
378単位/回
(月5回以上提供の場合は1,647単位/月)
要支援2
389単位/回
(月9回以上提供の場合は3,377単位/月)
※加算・減算の要件・単位は変更しません。
* 1単位あたりの価格:いずれも10.27円。
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介護予防通所型サービスの基準改定案の趣旨について
1 申請資格「成人の求人に際し年齢制限をしていないこと」について
総合事業は、高齢者の社会参加の目的もあることから、年齢ではなく、
その方の適性を見て判断していただきたいため。
2 報酬について
①利用実績に応じた報酬とするため。
②利用者の状態によって、あるいは試験的利用として、基準緩和通所型サービスとの
併用を可能とするため。
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サービス提供と報酬算定の例
例1 要支援1(または事業対象者)の利用者に対し、1か月に4回サービ
スを提供した。
⇒378単位×4回
例2 要支援1 (または事業対象者)の利用者に対し、1か月に5回サービ
スを提供した。
⇒1,647単位
例3 要支援2の利用者に対し、1か月に8回サービスを提供した。
⇒389単位×8回
例4 要支援2の利用者に対し、1か月に9回サービスを提供した。
⇒3,377単位
例5 要支援2の利用者に対し、1か月9回サービスを提供予定であった
が、体調不良による休みがあり、7回の提供になった。
⇒389単位×7回
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基準緩和通所型サービスの基準案について
基準緩和通所型サービス
(厚生労働省の総合事業ガイドラインにおいて通所型サービスAと呼称されているものにあたります。)
申請
資格
・既に介護保険法上の介護サービスを実施している法人
・成人の求人に際し年齢制限をしていないこと
報酬
要支援1・事業対象者
304単位/回
(月5回以上提供の場合は1,317単位/月)
要支援2
313単位/回
(月9回以上提供の場合は2,712単位/月)
※加算・減算はありません。
人員
〈資格不要職のみ〉管理者、介護職員(利用者が15人以上の場合、利用者1名に対し介護職員0.2名)
※管理者が既存の介護サービスに従事したことのない者であれば、着任前に法人で研修しておくこと。
設備
・単位ごとの利用者と従業者が一同に会することができる広さの区画
・通所介護・介護予防通所介護と一体的にサービス提供をすることも可
* 1単位あたりの価格:いずれも10.27円。
14
基準緩和通所型サービスの基準案の詳細について
1 申請資格
①成人の求人に際し年齢制限をしていないこと
趣旨として介護予防通所型サービスサービスに同じ。
②既に介護保険法上の介護サービスを実施している法人であること
聞きなれない新しいサービスに対する利用者の不安感を拭う必要があること、利用者の安心と安全のため、高齢者の介護そのものや、緊急時の対応方法
などのノウハウを持ち、研修等を通じて従業者教育をする下地を備えている法人に実施していただきたいという趣旨。
2 人員基準
①管理者 1名
基準緩和通所型サービス以外の介護サービスに携わったことのない者を管理者に充てる場合は、法人により事前の研修が必要である。
研修すべき項目としては、高齢者の心身の特性、接遇、緊急時の対応、個人情報の取扱い、その他基準緩和通所型サービスの提供に必要となる事項とす
る。
②介護職員
介護予防通所型サービスと同等の介護職員数(利用者15名までは介護職1名必須。それ以上は利用者1人に対し介護職0.2名以上を追加)
3 設備基準
①食堂兼機能訓練室
単位ごとの利用者と従業者が一同に会することができる広さの区画
(身体的機能訓練を実施する場合は、利用者1人あたり3㎡。)
②その他の部屋
必須ではないが、静養室がない場合は、静養する方が出た場合に配慮を行うこと。
4 報酬
介護予防通所型サービスの1回あたりの報酬をもとにしつつ、人員基準を(資格職を不要と)緩和したことから、介護予防通所型サービスで求められていた
資格職(生活相談員、看護職員、機能訓練指導員)の人件費割合を差し引いて算出したもの。※人件費割合は、国の調査をもとにしている。
15
基準緩和通所型サービスの提供にかかる注意事項
サービス提供の形態から生じる注意事項
○パターン1 (要介護向け)通所介護、介護予防通所型サービス、基準緩和通
所型サービスを併せて一体的に実施
通所介護、介護予防通所型サービスの方が基準が厳しいので、そちらの基準の遵守を徹底してください。
とくに、通所介護、介護予防通所型サービスの従業者の人数を計算する際は、基準緩和通所型サービスの利用者数も
合算した利用者数をもとにしてください。
基準緩和通所型サービスの利用者にはサービスの境目が感じられないことが想定されるので、専門職(生活相談員、
看護職員、機能訓練指導員)による支援を行うサービスでない旨よく説明してください。
○パターン2 (要介護向け)通所介護や介護予防通所型サービスと同一施設を
使うが、単位(時間や空間)を分けて実施
○パターン3 基準緩和通所型サービスを単独の施設で実施
緊急時にも他のサービスの従事者から手を貸してもらいにくくなります。
従業者教育を徹底してください。
16
基準緩和通所型サービスの提供にかかる注意事項
• サービスの対象者は、要支援者と事業対象者(チェックリスト該当者)で
す。
• 送迎にかかる費用は報酬に含まれていますので、通常のサービス提供
地域内の利用者から追加料金をとることはできません。
• 介護予防通所型サービスと基準緩和通所型サービスを併用できる場合
は、同一事業所を利用する場合とします(同一事業所が双方のサービ
スを提供していなければできません)。
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基準緩和通所型サービスの提供と報酬算定の例
例1 要支援1(または事業対象者)の利用者に対し、1か月に4回サービ
スを提供した。
⇒304単位×4回
例2 要支援1 (または事業対象者)の利用者に対し、1か月に5回サービ
スを提供した。
⇒1,317単位
例3 要支援2の利用者に対し、1か月に8回サービスを提供した。
⇒313単位×8回
例4 要支援2の利用者に対し、1か月に9回サービスを提供した。
⇒2,712単位
例5 要支援2の利用者に対し、1か月9回サービスを提供予定であった
が、体調不良による休みがあり、7回の提供になった。
⇒313単位×7回
18
基準緩和通所型サービスの基準案に対する意見募集の結果
・サービスAに関するニーズ(潜在的な利用者数など)を教えてほしい(3件)
市川市介護保険事業計画では、平成29年度の市総人口は475,804名、
うち高齢者102,835名、うち要支援者4,989名と見込んでいます。
総人口に対する要支援者の割合は約1%、高齢者人口に対する要支援者の割合は約4.8%です。
また、平成37年度の市総人口は467,827人、うち高齢者119,357人、
うち要支援者7,443人と見込んでいます。
平成28年9月30日基準の地域ごとの人口を別紙1として配布しております。
・同一事業所内でのサービスの多様化は難しい(1件)
事業所でのサービス提供例は前出スライドの通りです。
プログラム内容、時間、空間に変化をつけ、同一事業所で実施できるかぜひご一考ください。
・実施すべきプログラム等、サービス内容を明確化してほしい(2件)
サービス内容の規定については、介護予防通所型サービスと同等の基準とする予定です。
利用者の機能の維持改善にあたって、法人各位の創意工夫を期待します。
・利用者が欠席した場合の損失補てんをしてほしい(1件)
欠席の場合は、保険請求することはできません。
ご意見ありがとうございました。
19
基準緩和通所型サービスの基準案に対する意見募集の結果
・サービスを多様化するために効果のある施策だと思う(1件)
・従業者の資格要件の緩和に疑問(1件)
・安かろう悪かろうになる(1件)
・提供された資料ではわからない(3件)
・公民館・学校など公的空間を活用させてほしい(1件)
ご意見ありがとうございました。
確定後の正式な基準(条文)の発表は、市ホームページへの発表をもって
行いたいと考えております。
また、いただいたご質問についても、Q&Aとしてまとめ次第
市ホームページに発表いたします。
20
3 サービスの利用について
21
通所型サービスの対象者の考え方について①
介護予防通所型サービス
・集中的に生活機能の向上のトレーニングを行うことで、改善・維持が
見込まれる方
・認知機能の低下や精神・知的障害により日常生活に支障がある症状や
行動を伴う方
・退院直後で状態が変化しやすく、専門的なサービスが特に必要な方
・医療的なケアが必要なケース、または疾病により継続して観察が
必要な方
・既にサービスを利用しており、サービス利用の継続が必要な方
・入浴・食事・排泄に介助が必要な方
22
通所型サービスの対象者の考え方について②
基準緩和通所型サービス
・介護予防通所型サービスの対象外であり、状態が落ちついている方
・入浴・食事・排泄に介助が不要な方
・送迎・活動時の見守りや、食事の確保が必要な方
など
23
通所型サービスの対象者の考え方について③
アセスメント
の結果、本人
に必要とされ
たサービス
介護予防通所型サービス
地域の状況
ケアプラン
利用サービス
基準緩和通所型サービス
地域に基準緩和
通所型サービス
の事業所なし
利用調整
本人への説明と同意
現行相当サービスとして
ケアプランへ位置づけ
介護予防通所型サービスを
利用
NG
地域に基準緩和
通所型サービス
の事業所あり
利用調整
本人への説明と同意
OK
基準緩和通所型サービスと
してケアプランへ位置づけ
基準緩和通所型サービスを
利用
24
介護予防通所型サービスと基準緩和通所型サービスの
組み合わせ利用について
通所型サービスについて、介護予防通所型サービスと基準緩和通所型
サービスの併用を可とする。ただし、その場合、その合算額(加算部分
を除く)が下記の単位数を超えないようにする。
※同一事業所を利用するの場合のみ可
通所型サービス
(介護予防通所型サービス・
基準緩和通所型サービスの合算)
支給限度基準額
要支援1
事業対象者
1,647単位
5,003単位
要支援2
3,377単位
10,473単位
【例】要支援1のケース 介護予防訪問型サービス週1回
基準緩和通所サービス週1回(月4回)利用している場合
介護予防訪問型サービス⇒1,168単位(月額包括報酬)
基準緩和通所型サービス304単位×4回⇒1216単位
1,168単位+1,216単位⇒2,384単位
25
通所型サービス
利用例
基準緩和通所型サービス単独利用例
要支援1の方。一人で外出するのは不安だが、送迎や見守りがあれば、
誰かと会話をしたり、簡単な体操など体を動かす場に行きたい。
通所型サービス
基準緩和通所型サービス
要支援1
利用頻度
利用イメージ
週1回利用(月4~5回) 第1~4(5)週目
304単位×月4回⇒1,216単位
月5回⇒1,317単位
26
通所型サービス
利用例
基準緩和通所型サービスと介護予防通所型サービスの併用利用例
要支援1の方。専門職の介助は不要だが、転倒の不安はある。
定期的に運動の指導を受けたい。
通所型サービス
利用頻度
利用イメージ
基準緩和通所型サービス
月2回利用
第1・3週目
介護予防通所型サービス
月2回利用
第2・4週目
要支援1
304単位×月2回⇒608単位
378単位×月2回⇒756単位
608単位+756単位⇒1,364単位
27
介護予防通所型サービス(1回単価)の移行時期
今後の予定
時期
市川市
平成29年
1月
2月
3月
サービスコード決定
(予定)
介護予防通所型サービスを
利用している要支援者・事業対象者
ケアマネから利用者への説明
サービス事業者から利用者への
説明と同意
介護予防通所型サービス 報酬改定
28
基準緩和通所型サービスの利用開始時期
○有効期間を目安に次のプランに基準緩和通所型サービスを位置づけるか
サービスの見直しを行う。
・要支援者は次の有効期間の開始月から利用開始できる(目安)
・事業対象者は評価後、次のプランから利用開始できる(目安)
○有効期間等が満了しなくとも、基準緩和通所型サービスに切り替えたい
利用者がいる場合は平成29年3月から利用可
○新規ケースは平成29年3月から基準緩和通所型サービスの利用可
今後の予定
時期
平成29年
2月
3月
市川市
基準緩和通所型サービス利用
サービスコード決定
(予定)
基準緩和通所型サービス
参入事業者公表
(予定)
4月
・新規ケースは利用可
・基準緩和通所型サービスに切り替
えたい場合、利用可
有効期間等開始月が平成29年4月
の要支援者は基準緩和型通所型サー
ビス利用開始ができる(目安)
29
MEMO
30
4 指定申請等について
31
(1)制度改正に伴う対応について
①介護予防通所型サービス
・料金表の変更 ⇒ 本市への届出不要
※事前に利用者や家族に文書を交付して説明し、同意を
得てください。
②基準緩和通所型サービス
⇒ 本市への指定申請が必要。
32
(2)基準緩和通所型サービスの指定申請について
①平成29年3月1日指定
ア 事前相談
<受付期間>
平成29年1月10日(火)~26日(木)
<受付方法>
窓口又はメール(26日17時まで)
<提出書類>
・事前相談申込書(別紙2)
・平面図
・事業所の外観及び各室の様子がわかる写真
イ 指定申請
事前相談後、指定申請書類を提出
33
(2)基準緩和通所型サービスの指定申請について
②留意事項
ア 定款の目的に記載する文言例
<営利法人の場合>
・介護保険法に基づく介護予防・日常生活支援総合事業
・介護保険法に基づく第一号通所事業
<社会福祉法人、医療法人等の法人の場合>
定款の目的の書き方が異なるため、所轄庁に確認してください。
イ 運営規程
市公式Webサイトにて記載例を掲載予定
※重要事項説明書及び契約書については運営規程の記載例を
参考に修正してください。
ウ 平成29年4月以降の指定
わかり次第、市公式Webサイトにて提示します。
34
(3)介護予防通所型サービスの利用について
サービス種類コード
対象事業所
A5
みなし指定事業所
平成27年3月31日で有効な指定
を持つ介護予防通所介護事業所
A6
みなし指定非該当事業所
平成28年3月1日に本市から
新規指定を受けた事業所
・他市区町村の被保険者が利用する場合
①みなし指定事業所
⇒ 保険者市町村の指定を受けているとみなされるため、申請不要。
②みなし指定非該当事業所
⇒ 保険者市区町村からの指定が必要。事前に相談してください。
※特に、区分変更・更新により、要介護 ⇒ 要支援になった場合は注意!
また、要支援 ⇒ 要介護になった方で、地域密着型通所介護事業所を
利用している場合は、保険者市町村の指定が必要になりますので、
事前に保険者市町村にご相談ください。
35
(4)事業者の名称等の変更届について(通所型サービス共通)
指定にかかる事項に変更があったときは、変更内容について届出を行う必要があります。
① 届出
変更後、10日以内に届出てください。
※下記の場合は、事前相談が必要です
運営法人(事業譲渡等)
事業所の所在地(本体事業所・サテライト等を含む)、増改築
② 提出書類
・変更届
・各サービスの付表
・添付書類
③ 留意事項
市川市以外の市区町村の被保険者にサービスを提供している事業所については、
当該市町村にも届出が必要です。
36
(5)介護給付費算定に係る体制等に関する届出について
(介護予防通所型サービスのみ)
① 届出
適正な支給限度額管理と、利用者や地域包括支援センターに対する
周知期間を確保する観点から、下記のようになります。
・届出が各月15日以前の場合・・・翌月から算定可
・届出が各月16日以降の場合・・・翌々月から算定可
② 提出書類
・ 変更届
・ 各サービスの付表
・ 介護給付費算定に係る体制等に関する届出書
・ 介護給付費算定に係る体制状況一覧表
・ 当該加算等の内容と負担に関し利用者に対する説明内容が分かる文書
(説明方法・日時・内容が記載されているもの)
・ 添付書類
37
(6)介護給付費算定に係る体制等に関する届出について
(介護予防通所型サービスのみ)
③留意事項
ア 市川市以外の市区町村の被保険者にサービスを提供している
場合は、当該市区町村にも届出を行ってください。
イ 加算の届出については、加算要件を充足しなくなった場合または
減算要件に該当する場合、事実が発生した日から正しく請求する
ものとし、すみやかに届出を行ってください(そのまま請求すると、
不正請求にあたります)。
38
(7)休止・廃止・再開に関する届出について
(通所型サービス共通)
① 休止・廃止について
ア 届出
休止、又は廃止しようとする日の1月前まで
イ 提出書類
休止届、又は廃止届
② 再開について
ア 届出
再開後、10日以内
※再開にあたっては再開日の1月前までに事前相談が必要です。
イ 提出書類
再開届及び添付書類
39
(8)手引き・添付書類・様式の掲載について
市川市公式Webサイト
「介護予防・日常生活支援総合事業の申請様式等一覧」
http://www.city.ichikawa.lg.jp/wel01/1111000215.html
<掲載場所>
市公式Webサイト ⇒ 高齢者・障害者(車椅子マーク)
⇒ 高齢者 ⇒ その他の関連情報
⇒ 介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)
⇒ ★総合事業の指定申請及び届出についてはこちらからご覧ください。
(こちらをクリック)
⇒ 介護予防・日常生活支援総合事業の申請様式等一覧
40
5 請求事務について
41
(1)請求の主な事項について
介護予防通所型サービス
基準緩和通所型サービス
みなし指定事業所
みなし指定
非該当事業所
サービスコード
A5
A6
A7
サービス種類
通所型サービス(みなし)
通所型サービス(独自)
通所型サービス(独自・定率)
地域単価
事業所所在地の
市町村の区分
6級地
(現在の市川市の区分)
6級地
(現在の市川市の区分)
事業所番号
介護予防通所介護と
同様の事業所番号
本市が付番した
事業所番号
介護予防通所型サービスと
同様の事業所番号
利用者負担
負担割合証にあった割合(1割又は2割)
限度額管理の
有無・方法
限度額管理の対象・国保連で管理(予防給付と同額)
事業者への
支払い方法
国保連経由で審査・支払
42
(1)請求の主な事項について
・留意事項
事業所の指定状況によって、請求コード・事業所
番号が異なりますので、地域包括支援センターと
連携してご対応ください。
※サービスコード表(確定版)については
2月中に市公式Webサイトにて公表予定
43
(2)日割り請求の適用について
●介護予防通所型サービス
●基準緩和通所型サービス
→本市の場合、1回あたりで単価を定めるので、
日割りでの算定はなし(利用回数分の請求にな
る)⇒従来からの変更点
44
(3)通常の請求について
【利用例①】
市川市内の居宅
市川市所在
通所型サービス事業所
利用希望
・住 所 : 市川市内
・保険者: 市川市
⇒本市の総合事業のサービスです。
(基準・単位数・サービスコード・事業所番号:本市が定め
たもの)
45
(3)通常の請求について
【利用例②】
市川市内の居宅
利用希望
A市所在
通所型サービス事業所
・住 所 : 市川市内→利用希望事業者の所在がA市
・保険者: 市川市
⇒本市の総合事業のサービスです。
(基準・単位数・サービスコード・事業所番号:本市が定めたもの)
※A6(みなし非該当事業所)・A7(基準緩和通所型サービス事業所)については、本市の被
保険者にサービスを提供する前に本市からの事業者指定を受ける必要があります。
☆ 事前に福祉政策課へご相談ください!
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(4)住所地特例の対応について
【利用例①】
本市所在
サービス付き高齢者向け住宅
(住所地特例対象施設)
利用希望
本市所在
通所型サービス事業所
・住 所 : 本市所在のサービス付き高齢者向け住宅
・保険者 : 転入前の市町村
⇒
本市の総合事業のサービスを利用することができます。
(基準・単位数・サービスコード・事業所番号:本市が定めたもの)
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(4)住所地特例の対応について
【利用例②】
B市所在
住宅型有料老人ホーム
(住所地特例対象施設)
利用希望
B市所在
通所型サービス事業所
・住 所 : B市所在住宅型有料老人ホーム
・保険者: 市川市
⇒ B市が総合事業を実施しているかによって、対応が異なります。
・B市が総合事業を実施している → 総合事業
(基準・単位数・サービスコード・事業所番号:B市が定めたもの)
・B市が総合事業を実施していない → 介護予防通所介護
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(4)住所地特例の対応について(留意事項)
住所地特例対象者の請求をあげる際は、
様式第二の三 介護予防・日常生活支援
総合事業費明細書の
「(住所地特例対象者)事業費明細欄」
に記載してください!
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問い合わせ先
住所 : 〒272‐8501 市川市八幡1-1-1
事業内容
担当課
連絡先
総合事業のしくみ、
サービス創出について
市川市 福祉部
福祉政策課
政策グループ
TEL:047‐704‐0283
FAX:047‐334‐1067
指定申請、届出について
市川市 福祉部
福祉政策課
施設グループ
TEL:047‐704‐0282
FAX:047‐334‐1067
通所型サービスに関する
請求について
市川市 福祉部
介護福祉課
資格給付グループ
TEL:047‐704‐0259
FAX:047‐336‐8008
介護予防ケアマネジメント
について
市川市 福祉部
介護福祉課
包括支援グループ
TEL:047‐334‐1152
FAX:047‐336‐8008
E‐mail:[email protected]
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事 務 連 絡
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説明会に関するご質問について
別紙 「市川市介護予防・日常生活支援総合事業
通所事業者説明会 質問票」にご記入の上、
下記までご提出ください。
・提出方法 : FAX
・提 出 先 :市川市福祉政策課
(FAX 047-334-1067)
・締
切 : 平成29年1月26日(木)17時まで
※口頭(電話)でのご意見ご質問にはお答えできませんので
ご了承ください。
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お知らせ(説明会資料について)
・市民説明会(平成28年11月18日・24日開催)
・通所型事業者説明会(平成28年12月27日開催)
上記の資料については、市川市公式Webサイト
にて掲載いたします(平成29年1月以降予定)。
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ご清聴ありがとうございました。
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