■鵜住居エリア(片岸地区・鵜住居地区・根浜地区) 凡例 桜(新設) 鎮魂と防災のまちづくりの象徴と共に、住 や来訪者が憩える場となる植樹 その他植栽・樹木(新設) 桜(既存) 鵜住居地区及び 避難場所、避難場所候補 り、今次津波では大きな被害を受けた地区である。それらをふまえて津波防災拠点として位置づ 津波主要避難経路 けており、祈りのパーク、小学校及び中学校などの整備が行われている。そこで、東日本大震災 岸地区は、釜 北部の 活拠点であると共に東 軸と南北軸の交通の要衝であ で犠牲となられた方々の鎮魂とまちの復興を祈念した桜等の樹木を植栽することで、復興の象徴 として震災の記憶を継承した場かつ桜の名勝として、人々の集う場を形成し、かつてのにぎわい を取り戻す。また、桜の景勝地としての集客効果により、地域商業の活性化に繋げる。 地区内に点在する公園は、住 1.片岸 1 号公園 が 常的に集える場所であることから、憩いと寛ぎに資する植栽 とすることで、環境の形成と地域コミュニティの向上につなげる。 根浜地区は、海水浴場、グリーンツーリズム及びトライアスロン競技が盛んな地区であった。そ 2.片岸 3 号公園 住 が集う広場 ・テニスコート 景観形成の桜並木 ・健康広場 (シダレ桜) ・グラウンド等 25.鵜住居川沿い② ・スケボー広場 26.鵜住居川沿い③ 24.鵜住居川沿い① ・ラジコン広場 ・木のベンチ 27.鵜住居川沿い④ ・木の切り株 ・小さなメモリアル公園 こで、 6.片岸緑地① 常的な憩いの場の形成と共に、来訪者にとって魅 7.片岸緑地② 3.片岸 4 号公園 そこで、豊かな 4.片岸 5 号公園 5.片岸 6 号公園 29.鵜住居川沿い⑥ 然環境を満喫しながら 然とふれあい、住 8.片岸公園 自然公園(桜) ・バードウォッチング ・ビオトープ(鳥・希少植物) 10.鵜住居 2 号公園 12.鵜住居 4 号公園 34.鵜住居川沿い⑪ 31.鵜住居川沿い⑧ 野鳥の楽園 13.鵜住居 5 号公園 32.鵜住居川沿い⑨ 11.鵜住居 3 号公園 33.鵜住居川沿い⑩ 14.鵜住居 6 号公園 鵜住居災害公営住宅① 切土、山肌の景観形成 RWC 開催を記念した桜 ・1 チームの競技人数 である 15 本の桜 駐車場 自然環境 ・ビオトープの復活 36.鵜住居汚水処理場 38.根浜市道沿い② 16.鵜住居 8 号公園 15.鵜住居 7 号公園 集う憩いの場(桜) 35.鵜住居川沿い⑫ 校舎と校庭との分節(低木、草花) 鵜住居復興スタジアム 39.根浜市有地 釜石市震災メモリアルパーク 18.鵜住居 10 号公園 17.鵜住居 9 号公園 空間の分節(低木樹木、草花) 景観形成の桜並木 記念植樹 ・RWC 会場への植樹 37.根浜市道沿い① 鵜住居小学校釜石東中学校 19.鵜住居 11 号公園 20.鵜住居 12 号公園 鵜住居災害公営住宅② 22.鵜住居 14 号公園 21.鵜住居 13 号公園 や来訪者が 然を感じることがで きる場所となる様な植栽をすることで、自然を楽しむ人々が訪れる場所とする。 30.鵜住居川沿い⑦ 23.鵜住居緑地 だけで 片岸地区には以前沼地となっていた場所に様々な動植物が生息していた。 28.鵜住居川沿い⑤ 9.鵜住居 1 号公園 的な植栽をすることで、住 なく来訪者をおもてなしする空間を形成する。 高台への誘導 ・通学路 ・津波避難路 住 による植樹(済) 避難場所のシンボル(桜) 景観形成(桜) ・点在する桜 (シダレ桜 6 本、石割桜 1 本) 中心市街地の景観(草花 樹木) 街からの景観とお花見の場 (桜) 車道:プランター ・花見イベント 歩道:樹木 ・日常の散歩コース ・ジョギングコース 集い憩いの場(樹木 低木草花) 40.港町地区 中心市街地沿い 83.薬師公園 東部地区避難路 回遊性の向上 鉄道利用者から見た釜石の魅力を高める樹木 41.港町地区 イオン橋周囲 鈴子広場での憩いの環境形成(シダレ桜) 鎮魂の丘(樹木 低木草花) ・見せる桜 ・憩いの場、休憩 ・桜の開花時期の異なる草花(例:レンギョウ等) ・防風林 42.港町地区 三陸鉄道沿い 人を誘導する場(常緑樹) 凡例 ・橋からイオンへのアプローチ 桜(新設) 44.嬉石松原地区 2 号公園 ・花のある木(例:ツツジ等) その他植栽・樹木(新設) 桜(既存) 三陸鉄道の乗客を引き込む場(シダレ桜) 避難場所、避難場所候補 ・集い憩いの場(桜) 43.嬉石松原地区 1 号公園 ・三陸鉄道南アリス線から見える桜 津波主要避難経路 45.嬉石松原地区 3 号公園 避難場所のシンボル(桜) ■東部エリア 釜石の顔となり、魅力と活力のある場を形成する植樹 本エリアは、釜石市の中心市街地であり、商業、工業、教育、文化及び行政などの都市機能が充 実していると共に三陸沿岸地域の交通の結節点である。復興事業においては、 「釜石の顔として、 魅 と活 のあるまちづくり」を 指して、復興公営住宅や市 ホール、 型商業施設などが整 備されており、かつての活気と共に新たな拠点空間の形成が進んでいる。 また、東部地区避難路(以降グリーンベルトという)は、釜石港公共埠頭近辺からの避難体制の確 保と共に、震災の鎮魂を祈念する場として整備する。 そこで、市街地に近接したグリーンベルト(緑地帯)を主とした植栽のネットワークにより、緑を 楽しみながら釜石を楽しむ回遊性をつくりだし、まちの活性化を図る。 さらに、多様な植栽を行うことにより、釜石の顔としてのイメージアップや鉄道からの良好な眺望 など、市街地部における豊かな環境と景観の形成を図る。 また、グリーンベルトへの樹木の植栽により、津波災害時の流出防止効果を期待する。 かつて、嬉石松原地区の国道 45 号沿いには桜並 があり、豊かに咲き誇る花が市 の を楽しま せていたが、復興事業により伐採を余儀なくされた。 そこで、新たに整備する公園に桜を植栽し、住 図り、住 が愛着をもてるまちを形成する。 の憩いの場とするとともに、まちの記憶の継承を 1 凡 例 桜(新設) その他植栽・樹木(新設) 桜(既存) 避難場所、避難場所候補 津波主要避難経路 桜祭りの大名行列のルート 避難場所のシンボル(桜) 91.市道本郷桜並木線① 47.本郷跡地広場 95.市道本郷桜並木線⑤ 93.市道本郷桜並木線③ 92.市道本郷桜並木線② 94.市道本郷桜並木線④ 46.本郷造成地内公園 50.本郷大曽根川沿い 51.本郷盛土沿い 環境形成(桜) 48.本郷止水対策築堤 ・道路に沿って線的に見せる桜 49.本郷県道沿い 津波の記憶をとどめる植樹(桜) ■唐丹エリア(本郷地区) 古祭サクラ祭りに華を添える資源と共に、各地区の活性化の資源となる植樹 本エリアは、漁業を中心とした集落であり、これらの再生及び更なる活性化を目指し、事業を進めている。昭和三 陸大津波後に復興の願いと現天皇陛下のご生誕をお祝いして桜が植栽された天照御祖神社では、3年に1度「さく ら祭り」とも呼ばれる式年大祭が行われ、天照御祖神社から本郷地区までを大名行列のように練り歩く。 そこで、この経路に桜を植樹し祭りの通り道を表現することで、祭りを盛り上げることはもちろん、平常時も地域 で守り育ててきた伝統行事をイメージさせることにより、地域の郷土愛を醸成する。 また、各地区の広場は憩い寛ぎの空間を構成するような植栽とすることで、地域コミュニティを活性化させる。 凡例 桜(新設) その他植栽・樹木(新設) 桜(既存) 避難場所、避難場所候補 津波主要避難経 ■唐丹エリア 古祭さくら祭りに華を添える資源と共に、各地区の活性化の資源となる植樹 桜祭りの大名行列のルート 本エリアは、漁業を中心とした集落であり、これらの再生及び更なる活性化を目指し、事業を 進めている。昭和三陸大津波後に復興の願いと現天皇陛下のご生誕をお祝いして桜が植栽され た天照御祖神社では、3年に1度「さくら祭り」とも呼ばれる式年大祭が行われ、天照御祖神 社から本郷地区までを大名行列のように練り歩く。 そこで、この経路に桜を植樹し祭りの通り道を表現することで、祭りを盛り上げることはもち ろん、平常時も地域で守り育ててきた伝統行事をイメージさせることにより、地域の郷土愛を 醸成する。また、各地区の広場は憩い寛ぎの空間を構成するような植栽とすることで地域コミ ュニティを活性化させる。 ■小白浜地区 桜まつりのルート(桜) 古祭さくら祭りに華を添える資源と共に、地域コミュニティ向上に資する植樹 浜地区では、児童 徒や地域住 の活動の場としてグラウンド整備が われていることか ら、利用者が使い勝手の良いまた心地よい利用を促進するための環境づくりを目的とした植栽 とすることで、地域コミュニティの向上に資する。 御旅所(桜) 復興のシンボル(済) 神様の休憩所 52.小白浜グラウンド周囲 53.小白浜グラウンド 住 の活動場(桜) 震災の記憶を留める植栽(桜) 桜祭りのルート(桜) ・桜の点在配植 凡 例 桜(新設) その他植栽・樹木(新設) 桜(既存) 避難場所、避難場所候補 人々が集う場 ・運転手の休憩場所 津波主要避難経路 ・桜と開花時期の異なる花畑 桜祭りの大名行列のルート ・食べられる草花(菜の花) ■唐丹エリア ・家庭菜園 ・ドッグラン 古祭さくら祭りに華を添える資源と共に、各地区の活性化の資源となる植樹 本エリアは、漁業を中心とした集落であり、これらの再生及び更なる活性化を目指し、 事業を進めている。昭和三陸大津波後に復興の願いと現天皇陛下のご生誕をお祝いし て桜が植栽された天照御祖神社では、3年に1度「さくら祭り」とも呼ばれる式年大 54.唐丹片岸 お祭り広場沿い 祭が行われ、天照御祖神社から本郷地区までを大名行列のように練り歩く。 そこで、この経路に桜を植樹し祭りの通り道を表現することで、祭りを盛り上げること はもちろん、平常時も地域で守り育ててきた伝統行事をイメージさせることにより、地 津波の記憶をとどめる植樹(桜) 域の郷土愛を醸成する。 また、各地区の広場は憩い寛ぎの空間を構成するような植栽とすることで、地域コミュ ニティを活性化させる。 ■唐丹片岸地区 古祭さくら祭りに華を添える資源と共に、人々が集う場となる植樹 避難場所のシンボル(桜) 本地区には三陸鉄道の唐丹駅があり、また本郷地区及び荒川地区には三陸沿岸道路の ハーフインターチェンジが整備されることから、鉄道や車利用者など交流人口の増加 が想定される。そこで、鉄道や車利用者が憩える場及び桜を楽しむことができる場を 形成することで、滞在環境の向上を図り地域の活性化につなげる。 55.唐丹片岸 グラウンド周囲 本地区は、被災以前から学校グラウンドを利用した少年野球などのスポーツレクリエ 開放的な空間(桜) ーションが行われていることから、今後も同様の利活用が想定されている。そこで、 景観・環境の向上を目的とした植栽を行う
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