平成 28 年度 学力向上交流会 成果の共有から取組の拡がりへ 11月25日,さわやかちば県民プラザにおいて学力向上交流会が開催 されました。管内の小・中学校と特別支援学校から先生方が参加して『東 葛飾の学力向上』について学び合いました。参加者については,今年度は 「各校において学力向上の取組について中心となる方」としたため,昨年 度より若い方の参加が増えました。今後の東葛飾を担う方たちによる,活 発な交流会となりました。 ACT1~ACT5の施策について,参加者の皆さんに活用状況 を伺いました。3色のカードを使って,青: 「活用したことがある」 , 黄色: 「内容は知っている」 ,赤: 「よく知らない」 ,というように提 示していただき,それぞれの施策の活用状況を確認しました。 それぞれの施策に取り組み,成果を上げている学校から, 実践例を発表していただきました。その後,発表者の方 をパネリストにしてディスカッションを行いました。 取り組むにあたって,苦労されたことや工夫したこと 等,生の声を聞くことができました。 小中高連携特別授業 鎌ケ谷市立第四中学校 相馬高広 教諭 興味ワクワク「読書・体験活動」 柏市立土小学校 吉原孝典 教諭 学習サポーター派遣事業 松戸市立南部小学校 多田直樹 教諭 NIE学習の実践 野田市立東部中学校 外国語活動・英語科の実践 流山市立西初石小学校 桐生貴博 教諭 新たな学びに関する教員の資質向上のための プロジェクト 我孫子市立我孫子中学校 佐藤裕太 教諭 綿引尚人 教諭 グループディスカッション後のインタビューからディスカッション ○学年の最初と最後だけでなく経過を考えて学力向上に取り組んでいるという話が とても参考になりました。 ○来年の計画を立てていく上でヒントやキーワードを たくさんいただくことができました。 ○組織として学力向上に取り組むことの必要性を感じました。自校の課題 をしっかりと把握し焦点を絞って進めていきたいと思います。 ○どの学校も,対話をさせたり振り返りをさせた りすることを重視して取り組んでいることが分かりました。 ○小規模校が多く集まったグループで,共通した課 題について話し合うことができました。 ○若手の人材育成をして授業力アップを目指している取組が参考になり ました。 ○特別支援学校同士の話し合いで,他校の個に応じた指導の実践がとても参考になりました。 <千葉県教育庁 佐藤 宰 学力向上室長> 今日の交流会がアクティブラーニングそのものでした。ディスカッシ ョンを通して,皆さんの頭の中がアクティブになっているのを感じまし た。最後の感想から「学校に帰って活用したい」という内容がありまし た。それが,この交流会の成果です。学校に戻ったら,ぜひ今日の内容 を全職員に伝えてください。それがテーマにある「取組の拡がりへ」に つながっていきます。
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