経済日誌(8月中)

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経 済
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○自販連,7月の国内新車販売台数を発表
国内新車販売台数(含む軽)は,41万5, 606台で前
年比△2. 2%と3か月連続のマイナス
国内新車販売台数(除く軽)は,28万1, 753台で前
年比△0. 2%と4か月ぶりのマイナス
○米供給管理協会,7月のISM景況指数(製造業)を
発表
総合指数は52. 6ポイントと前月(53. 2ポイント)か
ら低下,5か月連続で製造業活動の拡大・縮小の分
岐点である50ポイントを上回った
○中国国家統計局,7月の製造業PMI(購買部担当者
指数)を発表
総合指数は49. 9ポイント(前月50. 0ポイント)と前
月から0. 1ポイント低下,5か月ぶりに製造業活動
の拡大・縮小の分岐点である50ポイントを下回った
○イングランド銀行(BOE),金融政策委員会を開催
し,以下を決定
・政策金利を0. 50%から0. 25%に引き下げ
・利下げ効果の浸透を目的とした新たな資金供給制
度を設置
・資産買入れプログラムの規模を総額700億ポンド
拡大し(※),4, 450億ポンドに設定
(※)国債買入れ枠を600億ポンド拡大,社債買入れ
枠100億ポンドの新設
○厚生労働省,6月の毎月勤労統計(速報)を発表
現金給与総額は前年比+1. 3%で2か月ぶりの増加
(うち所定内給与は同+0. 1%,うち所定外給与は同
△0. 1%,うち特別給与は同+3. 3%)
○内閣府,6月の景気動向指数(CI)(速報)を発表
先 行 指 数 は 前 月 か ら 横 ば い の 98. 4 ,一 致 指 数 は
110. 5(前月差+1. 3ポイント)で2か月ぶりの上
昇,遅行指数は112. 0(前月差+0. 5ポイント)で2
か月ぶりの上昇,基調判断は「足踏みを示してい
る」とし前月から据置き
○米労働省,7月の雇用統計を発表
非農業部門の雇用者数は前月比25. 5万人増,過去2
か月分は上方修正(6月分は29. 2万人増(+0. 5万
人の上方修正),5月分は2. 4万人増(+1. 3万人の
上方修正))
失業率は4. 9%と前月(4. 9%)から横ばい
○平成28年第14回経済財政諮問会議を開催
「金融政策、物価等に関する集中審議」,「新内閣に
期待する今後の取組」について議論
○財務省,6月の国際収支状況(速報)を発表
経常収支は9, 744億円,前年比+4, 334億円(黒字幅
拡大)で24か月連続の黒字
○東京商工リサーチ,7月の全国企業倒産状況を発表
倒産件数は712件(前年比△9. 5%),7月としては
1991年以降で最少,負債総額は1, 240億円(同+
3. 2 % ),倒 産 企 業 の 従 業 員 数 は 4, 933 人( 同 +
34. 3%),上場企業倒産は0件
○内閣府,7月の景気ウォッチャー調査を発表
景気の現状判断DIは前月差+3. 9ポイントの45. 1と
4か月ぶりに上昇,先行き判断DIは前月差+5. 6ポ
イントの47. 1と2か月ぶりに上昇
基調判断は「景気は,金融資本市場が落ち着きを取
り戻す中,持ち直しの兆しがみられる」とし,前月
9日
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の「景気は,海外経済の不確実性の高まりを背景と
した円高,株安の中,企業動向等への懸念により,
引き続き弱さがみられる」から上方修正
○中国海関総署,7月の貿易収支を発表
貿易収支は523億ドルと29か月連続の黒字,輸出は
1, 847億ドルで前年比△4. 4%と4か月連続のマイナ
ス,輸入は1, 324億ドルで前年比△12. 5%と21か月
連続のマイナス
○日本銀行,7月のマネーストック(速報)を発表
M2は前年比+3. 3%,M3は同+2. 9%,広義流動
性は同+1. 7%
○中国国家統計局,7月の消費者物価上昇率を発表
総合指数は前年比+1. 8%で前月(+1. 9%)から伸
びが鈍化
○内閣府,6月の機械受注統計を発表
民需(除く船舶・電力)は季調済前月比+8. 3%と
3か月ぶりの増加,基調判断は「足踏みがみられ
る」とし前月から据置き
○日本銀行,7月の企業物価指数(速報)を発表
前年比△3. 9%となり,16か月連続のマイナス
○米商務省,7月の小売売上高を発表
総 合 は 季 調 済 前 月 比 △ 0. 0 %,6 月 は 上 方 修 正
(0. 6%→0. 8%)
変動の大きい自動車・建築資材等を除くコアベース
は同△0. 3%
○独統計庁,2016年4-6月期GDP(速報)を発表
実質GDP成長率は季調済前期比+0. 4%,年率+
1. 7%
○EU統計局,ユーロ圏の2016年4-6期GDP(2次
速報)を発表
実質GDP成長率は季調済前期比+0. 3%,年率+
1. 2%となり,1次速報から変更なし
○内閣府,2016年4-6月期のGDP(1次速報)を
発表
実質GDP成長率は季調済前期比+0. 0%(年率換算
+0. 2%)と2四半期連続のプラス成長,名目GDP
は同+0. 2%(年率換算+0. 9%),GDPデフレータ
は前年比+0. 8%
○米商務省,7月の住宅着工件数を発表
前月比+2. 1%の季調済年率121. 1万件
○米労働省,7月の消費者物価指数を発表
総合指数は前月比△0. 0%,前年比+0. 8%,食品と
エネルギーを除いたコア指数は前月比+0. 1%,前
年比+2. 2%
○米FRB,7月の鉱工業生産を発表
生産は季調済前月比+0. 7%で2か月連続の増加
○財務省,7月の貿易統計(速報)を発表
輸出額は自動車,船舶等が減少し,前年比△14. 0%
の5兆7, 284億円,輸入額は原粗油,液化天然ガス
等が減少し,同△24. 7%の5兆2, 149億円,貿易収
支は5, 135億円で2か月連続の黒字
○米商務省,7月の新築住宅販売件数を発表
前月比+12. 4%の季調済年率65. 4万件
○政府,8月の月例経済報告を発表
景気の基調判断を「景気は,このところ弱さもみら
れるが,緩やかな回復基調が続いている」として据
置き
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日 誌
(8 月 中) ○米商務省,7月の中古住宅販売件数を発表
前月比△3. 2%の季調済年率539万件
○独統計庁,2016年4-6月期GDP(確報)を発表
実質GDP成長率は季調済前期比+0. 7%,年率+
2. 7%で速報から変更なし
25日 ○米商務省,7月の耐久財受注を発表
新規受注は前月比+4. 4%,設備投資計画の先行指
数とされるコア(航空機を除く)非国防資本財受注
は前月比+1. 6%
26日 ○総務省,7月の消費者物価指数を発表
生鮮除く総合は前年比△0. 5%と4か月連続のマイ
ナス
○米商務省,2016年4-6月期のGDP(2次速報)
を発表
実質GDP成長率は前期比年率+1. 1%と1次速報値
(+1. 2%)から下方修正
○英政府統計局,2016年4-6月期のGDP(2次)
を発表
実質GDP成長率は前期比+0. 6%(年率+2. 4%)と
なり,1次発表から変更なし
30日 ○総務省,7月の労働力調査を発表
完全失業率(季調済)は3. 0%と前月比0. 1ポイント
低下,1995年5月以来の低水準
雇用者数(同)は5, 721万人で前年比89万人の増加,
完全失業者数(原数値)は203万人となり前年比19
万人の減少
○厚生労働省,7月の一般職業紹介状況を発表
有効求人倍率(季調済)は1. 37倍となり,前月と同
水準,現在の雇用情勢の基調判断は「着実に改善が
進んでいる」として前月から据置き
○総務省,7月の家計調査(二人以上の世帯)を発表
実質消費支出は前年比△0. 5%と5か月連続の減少,
季調済前月比は+2. 5%と3か月ぶりの増加
基調判断は「弱い動きがみられる」として据置き
○経済産業省,7月の商業動態統計を発表
小売業販売額は前年比△0. 2%で5か月連続の減少,
季調済前月比は+1. 4%で2か月連続の増加,基調
判断は「一部に弱さがみられるものの横ばい圏」と
し,前月の「弱含み傾向にある」から上方修正
31日 ○経済産業省,7月の鉱工業指数(速報)を発表
生産は季調済前月比+0. 0%で横ばい,出荷は同+
0. 9%,在庫は同△2. 4%
基調判断は「生産は一進一退だが,一部に持ち直し
がみられる」とし,前月から据置き
○国土交通省,7月の建築着工統計を発表
住宅着工総戸数(原数値)は,85, 208戸(前年比+
8. 9%)と2か月ぶりのプラス,季調済年率も100. 5
万戸(前月比+0. 1%)と2か月ぶりのプラス
東証株価指数(TOPIX)第1部(終値)
月間最高値 1, 329. 54(31日)
〃 最安値 1, 271. 98(3日)
日経平均株価(終値)
月間最高値 16, 919. 92円(12日)
〃 最安値 16, 083. 11円(3日)
東京外為市場(円相場,銀行間直物,対1ドル)
月間最高値 99. 8円 (18日)
〃 最安値 102. 96円 (31日)