72 経 済 1日 ○中国国家統計局,4月の製造業PMI(購買部担当者 指数)を発表 総合指数は50. 1ポイント(前月50. 2ポイント)と前 月から低下,2か月連続で製造業活動の拡大・縮小 の分岐点である50ポイントを上回った 2日 ○自販連,4月の軽自動車を含む国内新車販売台数を 発表 32万4, 748台で前年比+1. 6%と16か月ぶりのプラス ○米供給管理協会,4月のISM景況指数(製造業)を 発表 総合指数は50. 8ポイント(前月51. 8ポイント)とな り,2か月連続で製造業活動の拡大・縮小の分岐点 である50ポイントを上回った 6日 ○米労働省,4月の雇用統計を発表 非農業部門の雇用者数は前月比16. 0万人増,失業率 は5. 0%と前月から横ばい 8日 ○中国海関総署,4月の貿易収支を発表 貿易収支は456億ドルと26か月連続の黒字,輸出は 1, 728億ドルで前年比△1. 8%と2か月ぶりのマイナ ス,輸入は1, 272億ドルで前年比△10. 9%と18か月 連続のマイナス 9日 ○厚生労働省,3月の毎月勤労統計(速報)を発表 現金給与総額は前年比+1. 4%で2か月連続の増加 (うち所定内給与は同+0. 4%,うち所定外給与は同 △0. 2%,うち特別給与は同+19. 8%) 10日 ○中国国家統計局,4月の消費者物価上昇率を発表 総合指数は前年比+2. 3%,前月(+2. 3%)から横 ばい 11日 ○平成28年第8回経済財政諮問会議を開催 「金融政策,物価等に関する集中審議」「経済・財政 一体改革」「骨太方針に向けて」について議論 ○内閣府,3月の景気動向指数(CI)(速報)を発表 先行指数98. 4(前月差△0. 5ポイント)で2か月連 続の低下,一致指数111. 2(前月差+0. 5ポイント) で2か月ぶりの上昇,遅行指数112. 0(前月差△1. 8 ポイント)で3か月連続の低下,基調判断は「足踏 みを示している」とし前月から据置き 12日 ○財務省,3月の国際収支状況(速報)を発表 経常収支は2兆9, 804億円,前年同月比+1, 934億円 (黒字幅拡大)で21か月連続の黒字 ○東京商工リサーチ,4月の全国企業倒産状況を発表 倒産件数は695件(前年比△7. 0%)で26年ぶりに 700件を下回る件数,負債総額は1, 033億円(同△ 46. 3 % ),倒 産 企 業 の 従 業 員 数 は 3, 116 人( 同 △ 21. 0%),上場企業倒産は0件 ○内閣府,4月の景気ウォッチャー調査を発表 景気の現状判断DIは前月差△1. 9ポイントの43. 5と 2か月ぶりに低下,先行き判断DIは前月差△1. 2ポ イントの45. 5と3か月連続で低下 基調判断は「景気は,消費動向等への懸念により, 熊本地震によるマインド面の下押しもあり,引き続 き弱さがみられる」とし,前月の「景気は,消費動 向等への懸念により,このところ弱さがみられる」 から表現変更 13日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 23日 ○イングランド銀行(BOE),金融政策委員会を開催 し,以下を決定 ・政策金利は0. 50%に据置き ・資産買入れプログラムの規模を3, 750億ポンドに 据置き ○日本銀行,4月のマネーストック(速報)を発表 M2は前年比+3. 3%,M3は同+2. 7%,広義流動 性は同+2. 7% ○米商務省,4月の小売売上高を発表 総合は季調済前月比+1. 3%,変動の大きい自動 車・建築資材等を除くコアベースは同+0. 8% ○独統計庁,2016年1-3月期GDP(速報)を発表 実質GDP成長率は季調済前期比+0. 7%,年率+ 2. 7% ○EU統計局,ユーロ圏の2016年1-3月期GDP(2 次速報)を発表 実 質 GDP 成 長 率 は 季 調 済 前 期 比 + 0. 5 %,年 率 +2. 1% ○日本銀行,4月の企業物価指数(速報)を発表 前年比△4. 2%となり,13か月連続のマイナス ○米労働省,4月の消費者物価指数を発表 総合指数は前月比+0. 4%,前年比+1. 1%,食品と エネルギーを除いたコア指数は前月比+0. 2%,前 年比+2. 1% ○米FRB,4月の鉱工業生産を発表 生産は季調済前月比+0. 7%で3か月ぶりの増加 ○米商務省,4月の住宅着工件数を発表 前月比+6. 6%の季調済年率117. 2万件 ○平成28年第9回経済財政諮問会議を開催 「骨太方針に向けて」について議論 ○内閣府,2016年1-3月期のGDP(1次速報)を 発表 実質GDP成長率は季調済前期比+0. 4%(年率換算 +1. 7%)と2四半期ぶりのプラス成長,名目GDP は同+0. 5%(年率換算+2. 0%),GDPデフレータ は前年比+0. 9% 合わせて2015年度のGDPも発表,実質成長率は前 年度比+0. 8%,名目成長率は同+2. 2%,GDPデフ レータは同+1. 4% ○内閣府,3月の機械受注統計を発表 民需(除く船舶・電力)は季調済前月比+5. 5%と 2か月ぶりの増加,基調判断は「持ち直しの動きが みられる」とし据置き ○米商務省,4月の中古住宅販売件数を発表 前月比+1. 7%の季調済年率545万件 ○G7,財務大臣・中央銀行総裁会議を開催(仙台, 20日~) ・ 「世界経済の再興」「強靭な国際金融アーキテク チャの構築」 「持続可能かつ包摂的な開発」 「国境を 越えた金融フローの健全性の促進」について議論 ・テロ資金対策に関するG7行動計画を公表 ○財務省,4月の貿易統計(速報)を発表 輸出額は鉄鋼,自動車等が減少し前年比△10. 1%の 5兆8, 892億円,輸入額は原粗油,液化天然ガス等 73 日 誌 (5 月 中) が減少し同△23. 3%の5兆657億円,貿易収支は 8, 235億円で3か月連続の黒字 ○政府,5月の月例経済報告で景気の基調判断を「景 気は,このところ弱さもみられるが,緩やかな回復 基調が続いている」として据置き 24日 ○米商務省,4月の新築住宅販売件数を発表 前月比+16. 6%の季調済年率61. 9万件 ○独統計庁,2016年1-3月期GDP(確報)を発表 実質GDP成長率は季調済前期比+0. 7%,年率+ 2. 7%で速報から変化なし 26日 ○米商務省,4月の耐久財受注を発表 新規受注は前月比+3. 4%,設備投資計画の先行指 数とされるコア(航空機を除く)非国防資本財受注 は前月比△0. 8% ○英政府統計局,2016年1-3月期のGDP(2次) を発表 実質GDP成長率は前期比+0. 4%(年率+1. 4%)と なり,1次発表(前期比+0. 4%(年率+1. 6%)) から年率を下方修正 27日 ○G7先進国首脳会議,伊勢志摩サミット開催(26日 ~),首脳宣言を発表 1.世界経済の状況について 「世界経済の回復は継続しているが,成長は引き 続き緩やかでばらつきがある」,また,「昨年のサ ミット以降,世界経済の見通しに対する下方リス クが高まってきている」とし,新たな危機に陥る ことを回避するため,適時に全ての政策対応を行 うことで一致 2.「G7伊勢志摩経済イニシアティブ」 世界経済,貿易,インフラ,保健,女性,サイバー, 腐敗,等の具体的な分野におけるG7としての行 動をとりまとめ,G7が世界経済を牽引するとの 明確な姿勢を発信 ○総務省,4月の消費者物価指数を発表 生鮮除く総合は前年比△0. 3%で前月と変わらず ○米商務省,2016年1-3月期のGDP(2次速報) を発表 実質GDP成長率は前期比年率+0. 8%と1次速報値 (+0. 5%)から上方修正 30日 ○経済産業省,4月の商業動態統計を発表 小売業販売額は前年比△0. 8%で2か月連続の減少, 季調済前月比は0. 0%で前月から横ばい,基調判断 は「弱含み傾向にある」として前月から据置き 31日 ○総務省,4月の家計調査(二人以上の世帯)を発表 実質消費支出は前年比△0. 4%と2か月連続の減少, 季調済前月比は+0. 2%と3か月連続の増加 基調判断は「弱い動きがみられる」として据置き ○総務省,4月の労働力調査を発表 完全失業率(季調済)は3. 2%と前月と同率,雇用 者数(同)は5, 679万人で前年比101万人の増加,完 全失業者数(原数値)は224万人となり前年比10万 人の減少 ○厚生労働省,4月の一般職業紹介状況を発表 有効求人倍率(季調済)は1. 34倍となり,前月から 0. 04ポイント上昇,現在の雇用情勢の基調判断は 「着実に改善が進んでいる」として前月から据置き ○経済産業省,4月の鉱工業指数(速報)を発表 生産は季調済前月比+0. 3%で2か月連続のプラス, 出荷は同+1. 5%,在庫は同△1. 7% 基調判断は「生産は一進一退で推移している」とし て据置き ○国土交通省,4月の建築着工統計を発表 住宅着工総戸数(原数値)は,82, 398戸(前年比+ 9. 0%)と4か月連続のプラス,季調済年率も99. 5 万戸(前月比+0. 2%)と4か月連続のプラス 東証株価指数(TOPIX)第1部(終値) 月間最高値 1, 379. 80(31日) 〃 最安値 1, 298. 32(6日) 日経平均株価(終値) 月間最高値 17, 234. 98円(31日) 〃 最安値 16, 106. 72円(6日) 東京外為市場(円相場,銀行間直物,対1ドル) 月間最高値 106. 4円(2日) 〃 最安値 111. 09円(31日)
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