インフラ概要資料 (PDF 331.7KB)

(別紙)インフラ統合基盤概要資料
飾区インフラ統合基盤概要資料
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(別紙)インフラ統合基盤概要資料
1. インフラ統合基盤システムの概要
1.1. システム構成
各システムは、仮想化環境上に構築すること。データセンターは庁舎外に設置するため、システ
ム構築時には、庁舎内の運用監視セグメントの端末を用いて、作業を行う想定である。
インフラ統合基盤の概要を以下の図に示す。
1.2. 仮想サーバ仕様
OS
Windows Server 2012 Standard
Windows Server 2012 R2 Standard
Windows Server 2008 R2 Standard SP1
Windows Server 2008 R2 Enterprise SP1
(※これ以外の OS が必要な場合は、各システムでの調達が必要)
CPU
1サーバあたり 1 コア∼8 コア
メモリ
ディスク
ネットワーク
データバックアップ用
ストレージ
ハイパーバイザ
1サーバあたり 2GB∼16GB
1サーバあたり システム領域
50GB∼
ローカルデータ領域 100GB∼
サービス用 LAN を提供
データバックアップ用の領域を確保
(システムおよびローカルデータ領域を合わせた容量を提供)
Windows Server 2012 R2 Hyper-V
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2. 監視機能
アプリケーション、ミドルウェアに対して、以下の監視機能を提供する予定である。
・
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・
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・
死活監視
容量監視
サービス監視
イベントログ監視
ポート監視
URL 監視
※
監視機能を利用時は、障害の1次切り分けに必要な手順書を用意すること。
※
特段の事由によりインフラ統合基盤以外の機器を利用する場合は、その機器において上記の監
視及びハードウェア監視を行うこと。
3. バックアップ環境
データバックアップ
システムバックアップ
1次バックアップは、業務システム側で行うこと。インフラ統合基盤側
で用意する WindowsServerBackup を使用することを原則とし、バック
アップデータは、バックアップサーバ上の G ドライブに作成した共有
フォルダに格納。
同上。
4. 負荷分散機能
HTTP、FTP 等のリクエストの分散機能を提供
5. 業務システム側構築範囲
業務システム側で構築する範囲は以下のとおりである。 ※ OS はプリインストールしているので、それ
※
※
※
※
※
以降のパッチ当て等の作業は、
業務システム
側で実施すること
サーバウィルス対策ソフトは、
仮想サーバを
含めてインフラ統合基盤上で管理している
ので、業務システム側では不要
サーバ OS の IP・DNS・AD 環境については、
区側から指示する
管理ユーザ ID は、区側で指示する
区側指定の管理モジュールをインストール
する場合もある
Windows デバイス CAL、ウィルス対策ソフト
のライセンスは、インフラ統合基盤側で用
意。その他、区側で用意するライセンスは要
確認のこと
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6. 留意事項
・ 仮想サーバ利用上の観点と管理機能上の観点から、仮想サーバはドメイン環境で動作することを前
提とする。
・ 継続利用性の観点から、本基盤にて使用しているクラスター機能(フェイルオーバーおよびライ
ブマイグレーション)に対応していることを前提とする。
・ Windows ファイアウォールは一律有効としているため、インストールするアプリケーション等
によりパブリック側で解放が必要な場合は、あらかじめ区と協議の上、設定変更すること。
・ 上記内容の詳細パラメータ等は、本システム構築の契約後、区、インフラ統合基盤SI事業者及び
受託者にて調整する予定である。
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