三重県北勢地域への教育旅行誘致業務仕様書 1 業務目的 伊勢志摩

三重県北勢地域への教育旅行誘致業務仕様書
1
業務目的
伊勢志摩サミット関連行事の「ジュニアサミット」の開催等により教育旅行誘
致の機運が高まっている三重県北勢地域(以下、北勢地域)において、
「課題の発
見・解決に向けた主体的・協働的な学び」
(アクティブ・ラーニング:AL)をテー
マとしたこれまでにない新たな視点での教育旅行誘致活動を行うことで、宿泊・
飲食等による直接的な経済効果を生み出すだけでなく、中長期的な視点に立った
三重ファンの創出やリピーターの確保により、北勢地域の活性化に繋げることを
目的とします。
2
業務名
三重県北勢地域への教育旅行誘致業務
3
委託期間
契約締結日から平成29年3月28日(火)まで
4 委託業務の内容
(1)体験・学習メニューおよびモデルコースの企画・造成
・メインターゲットを「大都市圏および東海地方を除く地域」における「専門
高校(工業高校、商業高校等)以上の修学旅行・研修旅行」とした上で、
「ジ
ュニアサミットの訪問地」、
「環境」、
「最先端技術」、
「伝統産業」、
「食品産業」、
「自然」といった北勢地域の強みを活かした内容とすること。
・文部科学省により改訂予定の次期学習指導要領に含まれる AL の視点を考慮
した内容とすること。
・体験・学習メニューは15個以上、モデルコースは5個以上とし、委託者や
関係市町等が情報提供する素材を基に、教育旅行として提供できる内容とす
ること。
・モデルコースは複数の北勢市町を跨ぐ広域的な内容とすること。
・メニュー・モデルコースの企画・造成にあたっては、個々のメニュー・モデ
ルコースに対し、対象となる学校種別や学科種別(電気科、機械科等)、旅行
形態(修学旅行、研修旅行、宿泊学習、社会見学、遠足等)といったターゲ
ットを具体的に明示すること。
・企画・造成したメニューやモデルコースについては、Webサイトやチラシ
等に掲載可能な Microsoft Office PowerPoint ファイルを制作すること。
(2)
(1)で企画・造成した内容を検証するための学校関係者へのヒアリングの実
施
・ヒアリングの対象は、県外(大都市圏および東海地方を除く)の高校以上の
学校10校程度とすること。
・
(1)で企画・造成した内容のブラッシュアップや、より効果的なターゲット
選定に役立つ項目を記載した、具体的かつ詳細なヒアリングシートの作成を
行うこと。
・ヒアリングシートには、上述の項目以外に、少なくとも下記の項目を記載す
ること。
-現状の教育旅行の行先
-教育旅行における目的や、重視するもの
-これまでの経過(行先を変更したタイミング、行先を変更した理由)
-研修旅行(修学旅行とは異なる任意性の高い教育旅行)の実施頻度・内容
・ヒアリング結果を分析し、次年度以降の誘致活動の効果的な戦略や商品化に
向けた提案を行うこと。
(3)その他(1)~(2)の企画及び実施運営に必要な一切の業務
5 納品する成果物
(1)委託業務完了の日から起算して10日を経過した日又は平成29年3月28
日(火)のいずれか早い日までに、業務完了報告書2部(様式任意、A4版・
両面印刷)を提出して完了検査を受けること。
なお、業務完了報告書には次の項目を含まなければならない。
(ア)委託業務の実施内容
(イ)委託業務の成果・事業効果の検証結果
(ウ)委託業務収支決算(計算)書
(エ)委託業務にかかる支出の費目別内訳
(オ)紙媒体以外による活動の場合は、写真等履行状況が確認できるもの
(カ)その他、事業実施の説明に必要と考えられる資料
(2)委託業務の実施により生じた成果物を目録化し、事業実績報告書とともに提
出すること。
(3)提出先は以下のとおりとする。
〒514-8570 三重県津市広明町13番地
みえ観光の産業化推進委員会事務局(三重県雇用経済部観光局観光誘客課内)
6 業務実施上の条件
(1)委託業務の実施にあたって、契約書及び仕様書に定めのない事項や細部の業
務内容については、委員会と協議を重ねながら実施するものとする。
(2)委託期間において、委員会と必要に応じ月1回程度の打ち合わせを実施する。
(3)契約に基づく成果物の所有権は、委員会へ成果物の引き渡しが完了したとき
に、委員会に移転するものとし、成果物の著作権(著作権法第27条及び第
28条に規定する権利を含む)は、成果物の引き渡しをもって委員会に譲渡
されるものとする。
また、著作権は成果物に係る著作者人格権を、将来にわたって一切行使しな
いものとする。
(4)委託業務の全部又は一部を第三者に委託し、又は請け負わせてはならない。
ただし、あらかじめ委員会の承諾を得た場合は、この限りではない。
(5)委託業務に関して知り得た秘密をみだりに他に漏らし、又は委託業務以外の
目的に使用してはならない。委託期間が終了し、又は委託契約が解除された
後においても同様とする。
(6)委託業務を通じて取得した個人情報については、委員会の保有する個人情報
としてみえ観光の産業化推進委員会個人情報保護規程で準用する三重県個人
情報保護条例の適用を受けるものとする。
(7)受託者は、委託業務の履行にあたり、自己の責めに帰すべき理由により委員
会に損害を与えたときは、その損害の責めを負うものとする。
(8)受託者は、委託業務の履行にあたり、受託者の行為が原因で第三者に損害が
生じた場合には、その賠償の責めを負うものとする。
(9)委託料の支払いについて、必要があると認められるときは、事業の実施に要
する経費として、契約金額の8割以内を概算払いにより支払うことができる
ものとする。
(10)委員会が受託者を決定した後、委託契約にあたり、仕様書に定める事項及
び仕様書に定められた事項以外に疑義が生じた場合は、遅滞なく委員会と協
議を行うものとする。
以
上