議員提出議案 (PDFファイル 411KB)

発議第2号
今津俊昭議員に対する副議長辞職勧告決議
廿日市市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり決議案を提出す
る。
平成21年6月9日
廿日市市議会議長 角 田 俊 司 様
提出者 廿日市市議会議員 堀 田 憲 章
賛成者
田 中 意 次
佐々木 雄 三
細 田 勝 枝
砂 田 麻佐文
登 宏太郎
有 田 一 彦
仁井田 和 之
今津俊昭議員に対する副議長辞職勧告決議(案)
私たち議員は、12万廿日市市民の信託を受けた市民の代表であり、その職
責の重さを十分自覚すると共に、高い倫理観と見識を持ち、法令遵守のもと、
議員活動に努めなくてはならない。
このたび、3月に執行された廿日市市議会議員選挙において、今津俊昭副議
長が公職選挙法違反の疑いで逮捕されるという事実は、廿日市市議会の品位と
名誉を失墜させるものであり、市民に対する信頼を大きく損なうものである。
議員の身分に関する決議は軽々に扱われるべきではない。まして本人が違法
性を否認している現在、議会としても対応は慎重を期すべきである。
しかし、刻々と時が流れ行く中、議会活動は多忙を極めている。その中にあ
って当然のことではあるが副議長の職務は遂行されない状態が続く。円滑な議
会運営を考えると大きな問題であり、早急な対応が必要である。
今、廿日市市民、そして宮島を知る多くの人々が我が廿日市市議会の対応を
注視している中で、廿日市市議会が市民の信頼に応える議会であり続けるため
にも今津俊昭議員は公人として、自らその責任を重く受け止め、けじめをつけ
るべく、市議会副議長の職を辞するよう勧告するものである。
以上決議する。
平成21年6月9日
広島県廿日市市議会
発議第3号
綱紀粛正に関する決議
廿日市市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり決議案を提出す
る。
平成21年6月9日
廿日市市議会議長 角 田 俊 司 様
提出者 廿日市市議会議員 小 泉 敏 信
賛成者
徳 原 光 治
林 薫
岡 本 敏 博
ノノ
植 木 京 子
綱紀粛正に関する決議(案)
新生廿日市市のまちづくりを担う廿日市市議会議員選挙が、合併後初の全市
一選挙区で先に執行された。その選挙において、当市議会副議長が公職選挙法
違反の疑いで逮捕されるに至った。
このことにより、市民の代表機関である市議会の信頼を損なうところとなっ
たことは、まことに遺憾であり、市民各位に対して深くお詫びするとともに、
今後は一層の議会改革を推進し、議会が一丸となって自浄努力を行い信頼回復
に努めることを確認する。
以上決議する。
平成21年6月9日
広島県廿日市市議会
発議第4号
「教育予算を増額し、義務教育費国庫負担制度堅持」
を求める意見書
地方自治法第99条及び会議規則第14条の規定により、別紙のとおり
意見書案を提出する。
平成21年6月23日
廿日市市議会議長 角田 俊司 様
提出者 廿日市市議会議員
徳 原 光 治
賛成者
山 田 武 豊
広 畑 裕一郎
細 田 勝 枝
大 畑 美 紀
丸 山 孝 昭
林 薫
栗 栖 俊 泰
石 原 顕
有 田 一 彦
1
「教育予算を増額し、義務教育費国庫負担制度堅持」を求める意見書(案)
子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤作りにとってきわめ
て重要なことです。
現在、多くの都道府県で、児童生徒の実態に応じ、きめ細やかな対応ができ
るようにするために少人数教育が実施されていますが、保護者や子どもたちか
ら大変有益であるとされています。
しかし、平成18年度より義務教育費国庫負担金の負担割合が2分の1から
3分の1に縮小されたことや、地方交付税削減の影響、厳しい地方財政の状況
などから、自治体において教育予算を確保することが困難となっています。
地方財政が逼迫している中、少人数教育の推進、学校施設、旅費・教材費、
就学援助・奨学金制度など教育条件の自治体間格差が拡がってきています。ま
た、「子どもと向き合う時間の確保」のための施策と文部科学省による「勤務
実態調査」であらわれた極めて厳しい教職員の勤務実態の改善が喫緊の課題と
なっています。
一方、就学援助受給者の増大にあらわれているように、低所得層の拡大・固
定化がすすんでおり、家計の所得の違いが教育格差につながってきています0
自治体の財政力や保護者の家計の違いによって、子どもたちが受ける「教育
水準」に格差があってはなりません。
日本の教育予算は、GDP比に占める教育費の割合や教職負数などにみられ
るようにOECD諸国に比べて脆弱と言わざるを得ません。教育は未来への先
行投資であり、子どもたちがどこに生まれ育ったとして、等しく良質な教育が
受けられる必要があります。
よって、政府におかれましては平成22年度の予算編成にあたり、次の事項
について実施されますよう要望します。
1教育の自治体間格差を生じさせないために、義務教育費国庫負担制度につ
いて国庫負担率を2分の1に復元することを含め制度を堅持すること。
2 学校施設整備費、就学援助・奨学金、学校・通学路の安全対策など、教育
予算の充実のため、地方交付税を含む国の予算を拡充すること。
2
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年6月23日
広 島 県 廿 日 市 市 議 会
意見書提出先
内閣総理大臣 麻 生 太 郎宛
総 務 大 臣 佐 藤 勉宛
財 務 大 臣 与謝野 馨宛
文部科学大臣 塩 谷 立宛
発議第5号
新たな過疎対策法の制定に関する意見書
地方自治法第99条及び会議規則第14条の規定により、別紙のとおり
意見書案を提出する。
平成21年6月23日
廿日市市議会議長 角田 俊司 様
提出者 廿日市市議会議員 徳 原 光 治
賛成者
山 田 武 豊
広 畑 裕一郎
細 田 勝 枝
大 畑 美 紀
丸 山 孝 昭
林 薫
栗 栖 俊 泰
石 原 顕
〃
有 田 一 彦
新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案)
過疎対策については、昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法」制定以来、
3次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過
疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げたところで
ある。
しかしながら、人口減少と高齢化は特に過疎地域において顕著であり、路線
バスなど公共交通機関の廃止、医師及び看護師等の不足、耕作放棄地の増加、
森林の荒廃など生活・生産基盤の弱体化が進むなかで、多くの集落が消滅の危
機に瀕するなど、過疎地域は極めて深刻な状況に直面している。
過疎地域は、我が国の豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であ
り、また、都市に対して、食糧の供給・水資源の供給、自然環境の保全といや
しの場を提供するとともに、森林による地球温暖化の防止に貢献するなどの多
面的・公共的機能を担っている。
現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は平成22年3月末をもって失効す
ることとなるが、過疎地域が果たしている多面的・公共的機能を今後も維持し
ていくためには、引き続き、過疎地域の振興を図り、そこに暮らす人々の生活
を支えていくことが重要である。
過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域とし
て健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安心・安全な
生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実強化さ
せることが必要である。
よって、新たな過疎対策法の制定を強く要望する。なお、新たな過疎対策の
検討に当たっては、市町村の実情を十分考慮のうえ、現行の過疎地域の指定継
続とともに、合併により行政区域の一部区域を過疎地域とみなす「一部地域指
定」となった市町村についても、引き続き所要の措置を講じていただきたい。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年6月23日
6
広 島 県 廿 日 市 市 議 会
意見書提出先
内閣総理大臣
麻 生 太 郎宛
総 務 大 臣
佐 藤 勉宛
財 務 大 臣
与謝野 馨宛
石 破 茂宛
農林水産大臣
国土交通大臣
金 子 一 義宛
発議第6号
地方財政の充実・強化を求める意見書
地方自治法第99条及び会議規則第14条の規定により、別紙のとおり
意見書案を提出する。
平成21年6月23日
廿日市市議会議長 角田 俊司 様
提出者 廿日市市議会議員 徳 原 光 治
賛成者
山 田 武 豊
広 畑 裕一郎
細 田 勝 枝
大 畑 美 紀
丸 山 孝 昭
林 薫
栗 栖 俊 泰
石 原 顕
有 田 一 彦
9
地方財政の充実・強化を求める意見書(案)
世界同時不況に端を発した経済状況は深刻の度を増しており、雇用確保、社
会保障の充実など、地域のセーフティネットとしての地方自治体が果たす役割
はますます重要となっています。
特に、地域経済と雇用対策の活性化が求められる中で、介護・福祉施策の充
実、農林水産業の振興、クリーンエネルギーの開発など、雇用確保と結びつけ
これらの政策分野の充実・強化が求められています。平成21年度予算では、
当面の追加予算措置として「ふるさと雇用対策特別交付金」などの雇用対策交
付金、地方交付税に「地域雇用推進費」などが盛り込まれましたが、これらの
予算規模を地方財政計画・地方交付税措置に継続的に取り入れるなどの大胆な
予算措置が必要です。
このため、平成22年度の地方財政予算全体の規模拡大に向けて、政府に次
の通り対策を求めます。
記
1医療、福祉分野の人材確保をはじめとするセーフティネット対策の充実、
農林水産業の再興、環境対策など、今後増大する財政需要を的確に取り入れ、
平成22年度地方財政計画・地方交付税総額の規模を拡大すること。
2 地方財源の充実・強化を図るため、国・地方の税収配分5:5を実現する
税源移譲など、抜本的な対策を進めること。
3 当面の財政措置として導入された地方交付税(地域雇用推進費)、雇用対
策関連交付金などに相当する規模を一般財源として恒久的に地方財政計画・
地方交付税措置に取り入れ、自治体が安心して雇用対策に取り組めるよう環
境整備を行うこと。
4 景気対策を通じて拡大する公共事業に対して、地方負担を増加させること
のないよう十分な財政措置を講じること。
10
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年6月23日
広 島 県 廿 日 市 市 議 会
意見書提出先
総 務 大 臣
麻 生 太 郎宛
佐 藤 勉宛
財 務 大 臣
与謝野 馨宛
内閣牌植当大臣(脚財柵策担当)
経済産業大臣
与謝野 馨宛
二 階 俊 博宛
内閣官房長官
河 村 建 夫宛
内閣総理大臣
11