議第6号議案 核兵器禁止条約を実現させる姿勢で交渉に参加するよう国

議第6号議案
核兵器禁止条約を実現させる姿勢で交渉に参加するよう国に求め
る意見書について
核 兵 器 禁 止 条 約 を 実 現 さ せ る 姿 勢 で 交 渉 に 参 加 す る よ う 国 に 求 め る 意見
書を別紙のとおり提出するものとする。
平成28年12月13日
提出者
越谷市議会議員
宮
川
雅
之
賛成者
越谷市議会議員
白
川
秀
嗣
越谷市議会議員
辻
浩
司
越谷市議会議員
菊
地
貴
光
越谷市議会議員
山
田
裕
子
越谷市議会議員
山
田
大
助
越谷市議会議員
工
藤
秀
次
核兵器禁止条約を実現させる姿勢で交渉に参加するよう国に求め
る意見書
国 連 総 会 で 軍 縮 問 題 を 担 当 す る 第 1 委 員 会 は 、 1 0 月 2 7 日 、「 核 兵 器
禁止条約について交渉する国連の会議を来年に招集する」とした決議案を、
177カ国中123カ国という圧倒的な賛成多数で採択した。これにより、
核 兵 器 の 禁 止 ・ 廃 絶 に つ な が る よ う な 法 的 拘 束 力 の あ る 条 約 を つ く る ため
の 交 渉 が 行 わ れ る こ と が 確 実 に な っ た 。 こ の 交 渉 は 、 2 0 1 7 年 3 月 、6
~7月に行われる見込みであることも伝えられている。
こ れ ま で 毒 ガ ス や ク ラ ス タ ー 爆 弾 な ど の い わ ゆ る 非 人 道 兵 器 、 大 量 破壊
兵器は、順次禁止され、違法化されてきた。しかし、もっとも非人道的な
兵 器 で あ る と 言 わ れ て い る 核 兵 器 に つ い て は 、 い ま だ に 禁 止 条 約 が 締 結さ
れ て い な い 。 そ の 意 味 で も 、 核 兵 器 を 違 法 化 し て 「 核 兵 器 の な い 世 界 」へ
向けて扉を開く、画期的な決議である。
この決議に対して、被爆者をはじめ、広島・長崎の市長、多くの著名人、
市民団体や宗教団体など多彩な団体・個人が歓迎の声をあげている。
よ っ て 政 府 に お い て は 、 核 兵 器 廃 絶 の た め に あ り と あ ら ゆ る 手 だ て を尽
く す 立 場 か ら 、 国 際 社 会 の 多 数 が 願 う 核 兵 器 禁 止 条 約 を 実 現 さ せ る 姿 勢で
交渉に参加するよう、強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成28年12月20日
埼玉県越谷市議会
《意見書提出先》
内閣総理大臣
外務大臣