郵便情報システム統合運用の委託 総合評価基準

郵便情報システム統合運用の委託
総合評価基準
日本郵便株式会社
IT企画部 システム運用室
本総合評価基準は、「郵便情報システム統合運用の委託」仕様書及び提案書作成要領に
基づいて定めたものであり、評価の手続は次のとおりとする。
なお、落札者が提出した提案書の内容は、仕様書等と同様に全て品質確認等の対象とす
る。
1
必須要件
提案書は、以下の要件を全て満たしていなければならない。
これらの項目を1項目でも満たしていないものについては、不合格とし、評価の対象
外とする。
(1) 提案書作成要領の様式及び記述項目を満たしていること。
(2) 仕様書に定める全ての要件を満たしていること。(要件に対して、提案書にただ可
能であるという旨の記載だけあっても、必要な根拠を記載していない場合は不合格と
する。)
2
合格水準
評価観点の重要度及び評価結果に応じて与える評価点の配点基準は、下表のとおりと
し、評価する提案内容及び配点は、「総合評価基準表」のとおりとする。
評価観点の重要度
最重要項目
重要項目
一般項目
A
B
C
優れている
50点
25点
10点
やや優れている
35点
18点
7点
標準である
25点
12点
5点
やや劣っている
12点
6点
2点
0点
0点
0点
相対評価
劣っている
3
合格基準
提案書の内容を「総合評価基準表」に基づき評価し、最高295点までの評価点を与える。
評価点が192点(65%)に満たないものは不合格とする。
4
評価方法
本調達案件では総合評価落札方式による評価方法によって落札者を決定する。
(1) 総合評価の得点は、入札者の入札金額の得点に、当該入札者の性能等の各評価項目
の得点の合計を加えた数値とする。
(2) 入札金額の得点は、入札金額を予定価格で除して得た値を1から減じて得た値に入
札金額に対する得点配分を乗じて得た値とする。
(3) 価格点と技術評価点の配分を1:1の割合にして評価する。
提案書の評価は日本郵便株式会社の複数名(7名)の社員が行い、評価点は評価者
の評価のうち、最高点及び最低点を除いた平均点を用いることとする。(小数点以下
は四捨五入)。
5
その他
提案書については、提案の内容が、仕様書及び本評価基準の要件等に準拠しているこ
とが確認できるよう明確に記載されなければならない。明確性を欠く場合には、採点の
対象としない場合がある。
なお、本調達案件においては提案書の内容についてヒアリングは行わない。
総
1
合
評
価
基
準
表
必須要件
評
価 項
目
評 価 観 点
評 価
合格
提案書作成要領の様式を満たしていること。
様式
又は
不合格
仕様書準拠
合格
仕様書に定める全ての要件を満足する具体
的な提案がなされていること。
又は
不合格
2
必須以外の要件
評価項目
評価観点
現行運用からの引継計画及び実施方法が効率
的かつ具体的に提案されているか。
区分
配点
B
25
A
50
A
50
B
25
B
25
A
50
C
10
B
25
AP 運用業務の作業移管について、移管計画・
実施方法及び作業移管後の改善策がコスト削
減につながる具体的かつ実現可能な提案とな
統合運用の実施方法
っているか。
セキュリティ運用について、実施に向けた計画
及び実施方法及び有用性が具体的かつ実現
可能な提案となっているか。
運用業務の自動化・ツールの導入等の施策が
具体的に提案されており、且つ効果のある内容
となっているか。
要員の配置は適切に計画されているか。また
再委託先含め役割や管理・指揮系統は明確で
あるか。
体制・スキル
メンバの資格・経験及び実績等が役割に応じて
具体的に記載されており、本委託業務を実施す
る上で適切であるか。
メンバに対する役割に応じた研修体制及びスキ
ル管理は適切であるか。
受託期間中の運用業務の更なる品質向上に資
品質向上・効率化
する施策を継続的に実施するための具体的な
提案がされているか。
評価項目
評価観点
区分
配点
C
10
B
25
受託期間中の運用業務の更なる集約及び業務
量の是正に資する施策を継続的に実施するた
めの具体的な提案がされているか。
仕様書の要件のほかに本調達案件業務遂行上、
その他有益な提案
特に有益であると判断できる内容が提案されてい
るか。
合計点
295